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和音、今回はたのしみです

【鹿島 vs C大阪】 ウォーミングアップコラム:永い雌伏の時を経て「勝ちにこだわる」久保田和音
2018年10月30日(火)

2月14日のAFCチャンピオンズリーグ上海申花戦を皮きりに、今季ここまで、鹿島は49試合の公式戦を戦ってきた。リーグ戦30試合、ACL12試合、ルヴァンカップ4試合、天皇杯3試合という過密日程を戦ってきた大岩剛監督は、シーズン当初から「総力戦」という言葉を使い、チーム全体をまとめてきた。その言葉どおり、これほど多くの選手がピッチに立ったシーズンは無いだろう。

シーズンの早い段階で大卒ルーキーの山口一真がデビューを飾り、2年目の小田逸稀や3年目の田中稔也がリーグ戦初先発を経験する。4人いるゴールキーパーはほぼクォン スンテか曽ヶ端準で固定されてきたため、川俣慎一郎と沖悠哉が出場することはなかったが、フィールドプレーヤーはシーズン途中で移籍した金崎夢生やペドロ ジュニオール、植田 直通を含めてもたった一人を除いて全員が試合で起用されてきた。4年目の久保田和音にはなかなか声がかからなかった。

しかし、その久保田に今季初めて大きなチャンスが舞い込もうとしている。セレッソ大阪戦のあと中2日でACL決勝第1戦を迎える鹿島は、大胆なメンバー変更で備えており、久保田にも先発の機会が与えられそうだ。いままで天皇杯やルヴァンカップでの出場経験はあるがリーグ戦に出るのは初めてのこと。久保田は静かに闘志を燃やす。

「僕たちが勝てば勢いづいて次のACLに行ける。全力で勝ちにこだわってやっていきたいと思います」

出番が巡って来ないことは精神的にきつかった。しかし、「それが実力」と自分に言い聞かせる。大岩監督やジーコテクニカルディレクターからは「いつ出番が来るかわからないぞ」と言われて準備を積み重ねてきた。

「去年試合に出たときは“たのしみ”という感覚はなかったんですけど、今回はたのしみです」

普段と変わらない表情を見せた久保田。繊細なボールタッチでゲームメイクを担う。

文:田中滋(鹿島担当)


和音をピックアップするJ's GOALの田中滋氏である。
和音は満を持してのリーグ戦初先発となる。
「僕たちが勝てば勢いづいて次のACLに行ける。全力で勝ちにこだわってやっていきたいと思います」と意気込みを語る。
もっておる実力を気負うことなく発揮すれば良いのだ。
お披露目となったPSM水戸戦にて見せた長短のパスをこの公式戦でも見せてもらおうではないか。
和音のプレイを楽しみにしてスタジアムに向かう。
期待しておる。

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