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CWCコメント

FIFAクラブワールドカップ UAE 2018 3位決定戦
鹿島アントラーズ:大岩 剛
Q.前回の試合では、チャンスで決め切ることができなかった。今回もクロスバーを叩くシュートがあったが、決定力についてどう思っているか?

A.何本(クロスバーに)当たったかは忘れたが、非常にいいチャンスを数多く作ることができた。前回もそうだが、技術とメンタルの部分で「決め切る」というところが不足していた。世界一を争うレベルの高いトーナメントでは、まだまだそれが不足していた。我々が取り組んでいくべき課題だと思っている。

Q.交代直後に失点したが、クォン スンテ選手の負傷がターニングポイントになったのか?

A.GKの件は試合の中で起こり得るアクシデントだと思う。交代直後のCKは、いつも以上の注意を払わなければいけなかったが、そこで失点して流れを持っていかれてしまった。ターニングポイントになってしまったと思う。

Q.今季はアジア王者になった一方で、世界では跳ね返されてしまったが、差を埋めていくためにどういうところを目指して率いていくのか?

A.この大会では、世界のレベルの高さを感じることができた。その中で、自分たちにできることも見えた。来季もおそらく、今季と同様に非常にタイトなスケジュールが待っている。その中でもっとタフになって、目の前の試合で100%を出して、勝ち続けることができるように。技術や戦術ももちろん重要だが、タフさや試合中の駆け引きにおいても、今回の経験を活かしていかなければならない。現時点ではそう思っている。戦術的な洗練もそうだが、アジアを勝ち抜いたうえで、この大会でもトーナメントを勝ち続けることができるタフさという面でも強くならないといけないと感じた。

Q.DFラインで選手を捕まえにくい場面が続いていた。大会を通じて、DFを動かされるところを修正できずにいたように感じているが、どのように考えているか?

A.システム的なギャップやスペースをしっかりと作って進入してくるというところで、それをスピードが速いうえに、ボールコントロールの技術を伴ってやってくる。Jリーグやアジアよりもレベルの高い試合をすることができた中で、自分たちで修正をしながら試合を戦っていくわけだが、それを上回る技術とスピードを体感することになった。しっかりとしたポジション修正や、相手を能動的な守備ができればと思っている。今日の後半はアグレッシブにできたと思っているので、ポイントごとに修正しながらやっていきたい。



【土居 聖真】
相手には穴がなくて、ボールの取りどころがなかった。マークを外されるから、ワンプレーで局面が変わる。センターバックにプレスをかけてもサポートがうまかったりとか、ワンツーで局面を打開されたりとか。全員がMFみたいな感じだった。決定力の差を見せ付けられた。自分のところで決定的なシュートが3本あった。決め切れるかどうかの差だと思う。Jリーグでも決めなければ勝てない試合はたくさんある。守れなければ勝てないというのもある。個人としての力というよりは、チームとしての力の差を感じた。一人が変わったところでは変わらないと思う。チームとしてどれだけ要求していけるかだったり、ミスをミスにしないようにするところだったりとか、そういう要求ができるかどうかだと思う。僕らには勝つチャンスがあったけど、それを自分たちで逃したと思っている。やるべきことをやらなかったということだと思う。

【内田 篤人】
今日に限った話ではないけど、南米と対戦するとやっぱりいいチームが多い。カウンターとゴール前の質はやっぱり違う。チャンスもピンチもあった中で、ゴール前の質は「やっぱり南米だな」と感じた。もちろん、そう言って片付けられる問題ではないけど、勝っていくためには最後の3分の1(のアタッキングサードが大事)だと思う。

【安西 幸輝】
立ち上がりに相手からすごいプレッシャーをかけられた。それに負けないようにどんどん仕掛けていった。もっとできると思っているけど、0-4という差はすごく大きい。個人で打開できたとしても、まだまだ足りないものはたくさんある。自信になったと言えばそうも言えるけど、差を痛感した。もっとやりたかったという思いがある。考えさせられることが多い。もっとやらないといけないと強く思った。質も全部が違うし、フィニッシュの精度もすごく高い。そこをもっと極めないと、上のレベルでは戦えないと思った。

【犬飼 智也】
まずは先制点がターニングポイントだったと思う。自分たちのチャンスで決め切ることができず、先制された後は相手がより気持ちよくプレーしていた。失点がもったいなかった。相手はボールにも激しく来ていたし、くさびが入った後に前へ行くスピードもあった。勢いは強く感じた。

FIFAクラブワールドカップ UAE 2018 3位決定戦 
2018年12月22日(土)22:30KO
ザイード スポーツ シティ スタジアム

[ 大岩 剛監督 ]
--今日もチャンスを決め切れなかった?
何本バーに当たったか忘れましたが、非常に良いチャンスをたくさん作ることができました。これはマドリー戦もそうでしたが、自分たちの技術、メンタル、しっかりと決め切ることが、こういうレベルの高い世界一を争うトーナメントではまだまだ不足していたと、われわれが取り組むべき課題だと感じました。

--GKがケガしたことはターニングポイントになったか?60分にリーベルプレートのゴールが取り消されましたがオフサイドだったと思いますか?
オフサイドの件に関しては映像を見返していないので、ジャッジに何かを言うつもりはありません。

GKの件ですが、ゲームの中では起こり得ることです。その直後のCKは、いつも以上の注意を払わなければいけませんでした。ただ、そこで失点してしまい、相手に流れを持っていかれた。おっしゃるとおり、ターニングポイントではなかったかと感じています。

--今年はアジアチャンピオンになった一方で、この大会でははね返されてしまいました。この差を埋めるために来年はどういうところに取り組んでいきますか?
この大会のことを言うと、非常に世界のレベルの高さを感じることができた、あとは自分たちができることも見えた。そういう中でしっかりと来年は、恐らくですけれども、今年と同じような非常にタイトなスケジュールになっています。そういう中で自分たちがもっともっとタフになる。常に目の前の試合で100%の力を出せる。立ち続けられる。技術、戦術、そういうものも当然重要なんですけれども、タフさであったり、試合中の駆け引きであったり、そういうところまでも自分たちが今回経験したことを生かさないといけないと、現時点ではそう思っています。戦術的な洗練さもそうですけど、自分たちがアジアを勝ち抜いて、勝ち抜く上で、この大会でもしっかりとトーナメントを勝ち続けられるタフさ。そういうものも非常に強くならないといけないと感じました。

FIFAクラブワールドカップ UAE 2018 3位決定戦 
2018年12月22日(土)22:30KO
ザイード スポーツ シティ スタジアム

MF 8
土居 聖真
Shoma DOI

--どういうところが強かったか。
取りどころがない。全員ポゼッションできる。全員ボランチ、トップ下みたいな感じ。JリーグならSBをハメるじゃないですか。そこが逆に今日とかも相手のキーポイントだし、そこで取ろうとしているんだけどかわされるから、やっぱりすごい。そのワンプレーで局面が変わるし。CBに行ってもCBへのサポートがうまかった。CBが出したあとに動いてワンツーをもらって、そのハマっている局面を打開するだとか。全員MFみたいだった。レアル・マドリーもリバープレートも。

--ただ、何度も好機を作った。
決めたかったです。たくさんああいう場面があったけど、ほとんど相手のパスミスを自分でかっさらってという形だった。あれが味方から入ってほしいというのが今年1年間の個人的な振り返り。そうすればもっとチャンスが増える。僕ももっと要求しないとと思ったし、あれで点を取れればラク。今日はそこの決定力の差を見せつけられた。自分のところで決定的なシュートが3本あった。決め切れるか切れないかの差だった。

--60試合目で中2日はキツかったか。
ばかキツかったです。最後は脚が棒だったし。気持ちで走らないといけなかった。勝っていればまた違うんだけど。レアル・マドリーにもボールを持たれていたし、今日もそうだし。それはラクではない。回させているという守備もできなかったし、どっちかというと回されて追いかけていくという形だったし。

DF 39
犬飼 智也
Tomoya INUKAI

--どういうところに差があった?
まずは先制点のところがうまかったですね。自分たちもセットプレーでチャンスがあったので、あそこを決められていればと思う。1点やられてからはより相手が気持ちよくプレーしていた。先制点がもったいなかった。

--相手の勢いは?
ボールにもガッと来ていましたし、クサビが当たったあとに一人、二人が前に行くスピードもあって勢いを感じました。

--守備プランとその結果をどう感じている?
最初はなかなかクサビが奪い切れていなかったので、取りにいくのは難しいなと判断して、ラインを深くしてどっしり構える形にした。修正はできていたと思うんですが、ボールが入ったときの一歩が速くて。戦術というよりも、個人のところでやられてしまった。

DF 2
内田 篤人
Atsuto UCHIDA

--レアル・マドリーとやって今日はリーベルプレートだった。
今日に限った話じゃないけど、南米はカウンターとゴール前の質は違うよね。最後のクオリティーがね。俺らはバーに当てたし、チャンスの数じゃそこまで変わらない。オープンになって、俺ら出なきゃいけないぶん、向こうにもっとチャンスがあったと思うけど、もう少し……。たらればはないけど、決まっていたら。前半にもしね(決まっていたら)、もう少し締まったゲームになっていたかなとは思う。

--レアル・マドリー戦よりも。
レアルのときは、シャルケのときもああいうふうになったんだよ。

--やらせてもらえない感じ?
ああなったらしょうがない。今回はチャンスもありピンチもあり。もちろんゴール前の質という点では南米だからで片づけられるものでもないし。日本が勝つためにはアタッキングサードの精度が大事になる。

「僕一人でチームを動かせる力をつけたい」世界に衝撃与えた19歳、安部裕葵が敗戦を糧に飛躍を誓う
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年12月23日


「自分のためになったかは正直分からない」


今大会の結果について悔しさを露わにした安部。さらなる飛躍に期待したい。(C) Getty Images

 今大会、鹿島の攻撃の一翼を担った19歳は、悔しさを隠さなかった。

 リーベル・プレートとの3位決定戦は、再三の好機を逃し、終わってみれば0-4の完敗。安部裕葵は試合を振り返って、「セットプレーから失点してしまって、そこからゲームコントロールが上手くいかなくなった。逆転するという気持ちで前から行ったが、一人ひとりの個の能力で負けて追加点を取られた」と語った。

 アジア王者として臨んだ今大会、各大陸王者との真剣勝負を、19歳は次のように総括する。
「シンプルに悔しい経験。自分のためになったかは正直分からない。勝って自分のものにいろいろしたかったですけど、たくさん試合に負けてしまって、ちょっと切り替えるのに時間が必要かなと思う」

 そして、この悔しさを糧にさらなる成長を誓う。
「こういう雰囲気は忘れちゃいけないし、やっぱり若い僕がチーム全体になにかを与えないと、集団は上手くいかない。僕自身力が足りなかったですし、もっと僕一人でチーム全体が動くくらいの力を付けたいです」

 敢然と世界に挑み、アグレッシブな仕掛けと鮮烈なゴールで衝撃を与えた一方で、ほろ苦さも味わった。19歳、安部の今後の飛躍に期待したい。

初めてのクラブW杯を終えた内田篤人の想い 「日本に帰ってまたレベルアップしないと」
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年12月23日


0-4の完敗。試合後の内田は敗戦にショックを受けながらも...

 12月22日、鹿島アントラーズはクラブワールドカップの3位決定戦でアルゼンチンのリーベル・プレートと対戦。まざまざと力の差を見せ付けられて0-4で敗れた。

 試合後、鹿島の内田篤人がフラッシュインタビューに応え、「僕たちは中2日、向こうは中3日。多少ゲームプランは持って入ったつもりだったのですが、セットプレーひとつで前半に(得点を)取られてから、プランが少しずつ自分たちに傾いてこなくなった」と内容を総括。体力的なハンデを計算してゲームに入ったものの、相手に与えた先制点が敗戦の要因になったと冷静に分析した。

 これでクラブワールドカップの戦いは幕を閉じた。結果は世界4位だが、何度も世界の猛者を向こうに回してきた内田はまるで満足していない。

「良いチーム(が来て)、良い環境(で戦える)。これだけ大きな大会ですし、この悔しさというか差を自覚して、日本に帰ってまたレベルアップしないといけない」

 改めて、世界との差を知った内田。今大会で味わった悔しさは来季を戦う新たなエネルギーとなり、自身を成長させる糧になったのは確かだ。

「ドバイまで足を運んでくださったサポーターの方もいますし、日本からテレビで応援をしてくださった方もいます。Jリーグを代表して戦ったのですが、こういう結果に終わったのは残念。また、日本のサッカー界のために、鹿島アントラーズのために働きたいと思います」

 ひとつずつ積み上げ、もう一度この舞台に帰ってくるために――。鹿島の背番号2は敗北を受け止め、再び走り出す。

鹿島・大岩監督、世界レベルを痛感「自分たちの修正を上回るスピード、技術を体感した」
サッカーダイジェストWeb編集部
2018年12月23日


「タフさ、試合中の駆け引き、そういうところも活かさなければ」


「自分たちの技術、メンタル、決め切るということが不足していた」と試合後に語った大岩監督。手応えと課題の残る今大会だった。(C) Getty Images

[クラブW杯3位決定戦]鹿島0-4リーベル・プレート/12月22日/ザイード・スポーツシティ・スタジアム

 鹿島の大岩剛監督は、敗戦を冷静な目で振り返った。

「何本バーに当たったか忘れたが、非常にいいチャンスをたくさん作ることができた。これはマドリード戦もそうだったが、自分たちの技術、メンタル、しっかりと決めきることがこういうレベルの高い世界一を争うトーナメントでは、まだまだ不足していた。われわれが取り組むべき課題だ」

 鹿島はセルジーニョや安部裕葵のチャンスメイクから多くの決定機を掴み、土居聖真、安西幸輝、永木亮太らのシュートはクロスバーを直撃。再三ゴールに迫りながら、得点にはあと一歩及ばなかった。

 一方の南米王者は、鹿島GKの代わり端を突いて、セットプレーから抜け目なく先制。後半は前掛かりになる鹿島のディフェンスライン裏を効果的に突いてきた。指揮官は、「(相手は)システム的なギャップを作って進入してくるところを、スピードが速い中でできる、ボールコントロールの技術があった中でできる」と、そのレベルの高さに脱帽する。

 さらに、「Jリーグ、アジアでやっているのとはひと味違ったレベルの高いゲームをすることができた。(鹿島も)修正しながらやるが、それを上回るスピード、技術を体感した」と、日常の戦いの舞台となるJリーグやACLを引き合いに、世界との差を実感したようだ。

「この大会のことを言うと、世界のレベルの高さを感じることができた。自分たちができることも見えた。来年は今年と同じようなタイトな日程。その中でもっともっとタフになる。常に目の前の試合で100%の力を出し、勝ち続けられる技術、戦術も当然だが、タフさ、試合中の駆け引き、そういうところまでも今回経験したことを生かさなければいけない」

 今回のクラブワールドカップをこう総括した大岩監督。今大会で得た学びは、来季のJリーグ、ACLでどのように活かされるのか。アジア王者のさらなる進化が注目される。


「この大会では、世界のレベルの高さを感じることができた」と語る大岩監督である。
テレビからもそれは強く感じさせられた。
チャンスを必ずものにする技術とメンタルは、これまでの相手とは一線を画しておったことは紛れもない事実。
この経験を活かすことがこの指揮官に課せられた課題と言えよう。
そして、聖真は「自分のところで決定的なシュートが3本あった。決め切れるかどうかの差だと思う」と言う。
このしあい、聖真は決定的チャンスを数多く作り出し、ヒーローとなり得る資格を持っておった。
しかしそうならなかったことが無念でならない。
この大会を総じて聖真は非常に良かったと思う。
グアダラハラ戦では2得点に絡み、R・マドリー戦ではゴールを決め、リーベルプレート戦では決定機を作り出した。
鹿島の選手としては聖真の大会だったと思う。
この経験を来季に活かすのだ。
鹿島の背番号8として歴史に名を刻んでいって欲しい。
期待しておる。

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