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仙台戦コメント

「もっともっと攻守において質を上げていけると感じたゲームだった」と手応えを口にする指揮官である。
2列目三人が流動的に動き、相手の守備陣を崩した形になった。
これは想定したものだったのであろう。
聖真・裕葵・白崎に加え最前線の伊藤翔が絡む攻撃は魅惑であった。
今後、更に連携が進めば、素晴らしいハーモニーを奏でるであろう。
また負傷交代した裕葵は「苦しくて苦しくて……」と言いながらも無事を強調する。
これはホッとした。
次戦は問題なくプレイ出来よう。
そして初出場を果たした白崎は、「良さは半分も出せなかったのが正直なところ。もっとやれるという感覚がある」と語る。
この試合のパフォーマンスはまずまずであった。
ジャンピングボレーパスや右サイドでフィジカルを活かして飛び出しキープし裕葵に渡したところなど良いシーンをいくつも演出した。
これから、更に良くなるとすれば大いなる戦力と言えよう。
これからが楽しみである。

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2019明治安田生命J1リーグ 第8節


鹿島アントラーズ:大岩 剛
前節から今節に向けて、非常にいい準備ができたなかでのゲームだった。特に中盤の選手にはいろいろな要望を出したが、前向きにやってくれたことがゲームに出ていた。1-0というスコアだったが、もっともっと攻守において質を上げていけると感じたゲームだった。すぐにACLの試合があるので、しっかり切り替えて臨みたい。

Q. 中盤の選手に要望したことで、具体的にピッチで表現できたことは?

A. ボールを受ける位置、前とのかかわり、攻守の切り替えといったところが非常によくできていた。ただ、得点チャンスを何回か作ったなかで、しっかり決め切ること、ゲームをコントロールすることが必要。自分たちのレベルを上げるためには、もっと質を上げていく必要がある。

Q. 無失点で抑えた守備陣の評価は?

A. クリーンシートで終えたことは非常に評価できる。本人たちも、非常に充実した90分だったと思う。しかし、これは最終ラインだけのことではない。全体がしっかり連動していたからの結果であり、そういうところが評価できるところだと思う。

Q. 白崎選手が移籍後初出場となったが、今後期待するところは?

A. ポテンシャルは非常に高いものを持っていた。しかし、ケガがあって本人ももどかしい時間を過ごしていた。今日の試合を見れば、当然、本人も自信を持っただろうし、今後はチームメートからの信頼も得ていくと思う。チーム力をレベルアップさせていくためには、当然、彼の力が必要。ポジション争いがあるなかで、質の高いチームができていくと思う。引き続き高いパフォーマンスを求めていきたい。



【犬飼 智也】
前節悔しい思いをしたので、やってやろうと思っていた。本当に(失点が)ゼロで終わることができたのはよかった。これからも(失点を)ゼロで終わる試合を増やしていきたい。ゴールを決めることができたのも嬉しいが、何よりも(失点を)ゼロで終われたことがよかった。

【安西 幸輝】
1-0になった瞬間から守備に切り替えて、非常いい勝ち方ができたと思う。(白崎選手との連係面で)少し苦戦すると思っていたが、思っていた以上にうまく崩すことができて、お互いの意図やイメージが共有できたので、次はもっと良くなっていくと思う。湘南戦しか無失点試合がなく、前日にDFの4人で『無失点で抑えよう』と話していたので、それが達成できてよかった。

【小田 逸稀】
前節より長い時間試合に出ることができたので、良かったと思う。今日の試合は、試合慣れのところで、疲れもあり、そこからプレーの質がだんだん下がってきた。試合に慣れていけば、疲れることもなくなってくる。どんどんいろんな経験をしていけば、最後まで行けると思う。

【町田 浩樹】
今シーズン完封した試合が湘南戦しかなかったので、完封できた部分は素直に嬉しい。みんなで常に声を掛け合ってやっていたし、みんな集中してできていた。今日の一試合にとどまらず、これからも続けていかなければいけない。

【白崎 凌兵】
久しぶりの出場だったので、めちゃくちゃ緊張した。自分の良さは半分も出せなかった。周りに助けられたし、チームメイトの頼もしさを感じた。同期の犬飼が決めて勝ててよかった。今後につながるシーンもあったので、イメージを共有して、もっと回数を増やしていきたい。

【伊藤 翔】
ここ数試合、亮太もいいボールを蹴っていたので、なんとか中の選手が決めようと話していた。チームの地力を感じる試合だった。もう1点取れればもう少し楽になったが、0−0で終わりがちな試合のなか、セットプレーで取って勝ててよかった。優勝を目指すなら、どの試合も勝ち点3の価値は高い。

明治安田生命J1リーグ 第8節
2019年4月20日(土)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム

[ 大岩 剛監督 ]
前節から今節に向けての準備が非常によくできたゲームだったのではないかと思います。特に中盤の選手にはいろんな要望を出したんですけど、それを前向きにやってくれたことがゲームに出て、1-0でしたけども、もっともっと自分たちが攻守において質を上げていくというゲームになりました。次のACLがありますので、しっかりと切り替えて次に向かいたいと思います。

--中盤の選手への要望というところで、ピッチの上でうまく表現できたというのはどういうところでしょうか?
ボールを受ける位置であったり、前への関わりであったり、そういうところは非常によくできていた。攻守の切り替えも非常に速くできていました。ただ、前半からチャンスを作った中で、それを決め切るところやゲームをコントロールするところの質を、自分たちのレベルを上げるためにもっともっと上げていくところです。

明治安田生命J1リーグ 第8節
2019年4月20日(土)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム

DF 39
犬飼 智也
Tomoya INUKAI

ずっと(永木)亮太くんと練習してきたので、こういう試合で点を取れて良かったです。自分たちの責任で前節はやられてしまった。今日はゼロで終われた。チームの力になれたかなと思います。得点より完封のほうがうれしいです。ゼロで終われる試合をもっと増やしたいと思います。みんなでやっていくだけなので勝っていきたいです。

--セットプレーでDFが決めることについては?
それは意識してますし、もっと取りたいと思っています。自分たちが取って、自分たちが守れるCBになりたいなと思います。

--自信につながる?
そうですね。継続しないと意味がないのでここからまたやっていきたいと思います。

MF 41
白崎 凌兵
Ryohei SHIRASAKI

合わなくてもいいからどんどん合わせていこうという話を周りの選手、(土居)聖真くんとか安西(幸輝)としていましたし、そういった中で何回か良いシーンができて、その回数を増やしていける自信になった試合ではあるかなと思います。今日の試合の自分のパフォーマンスは到底満足できるものではないですけど、次につながるシーンというのは何回か出たんじゃないかと思います。

20歳安部裕葵が負傷交代も…鹿島、DF犬飼ヘッド弾で仙台下して5位浮上
19/4/20 16:56


負傷交代した鹿島MF安部裕葵

「苦しくて苦しくて…」鹿島MF安部、局部踏まれて途中交代
19/4/20 18:36


途中交代となった鹿島MF安部裕葵

[4.20 J1第8節 鹿島1-0仙台 カシマ]

 試合終了間際の負傷交代にスタジアムは騒然。だが、取材エリアに現れた鹿島アントラーズMF安部裕葵の表情は普段以上に明るかった。

 今季初のフル出場が近づいた後半41分、安部は味方とのパスワークでエリア内に侵入したが、インターセプトを試みた仙台MF梁勇基との接触で負傷。そのままピッチに倒れ込んだ形となり、同44分、担架に運ばれてピッチを後にした。

 鹿島サポーターが陣取るゴール裏の目前だったこともあり、場内は一時ブーイングの嵐。これからリーグ戦とAFCチャンピオンズリーグとの連戦がスタートする上、U-20日本代表の安部は5月下旬にU-20ワールドカップも控えており、ここで離脱となれば大きな痛手となる。

 しかし、安部は無事だった。実は接触の場面で踏まれていたのは局部。「苦しくて苦しくて……」と当時の痛みを冗談交じりに振り返ったが、歩く姿にも問題はなく、今後のプレーに影響することはなさそうだ。

 この日は他の場面でも相手の厳しいマークに苦しんだが、「僕は昔から削られるキャラなので」と意に介さず。後半途中に受けた危険なファウルについても「避けていなかったら足ごと持って行かれていたけど、力の逃がし方も大事」と余裕を見せた。

 もっとも、前半35分には決定的なボレーシュートを外すなど、今季に入ってノーゴールが続いている。「あれは決まりました。すみません。バウンドを合わせるために滑った(スライディングした)けど練習不足です」。矢印を自らに向け、次のチャンスに照準を合わせる。

(取材・文 竹内達也)

これが“鹿島の伝統”…決勝ヘッドの犬飼「自分たちで取って、自分たちで守れるCBに」
19/4/20 19:15


決勝ゴールを決めた鹿島DF犬飼智也

[4.20 J1第8節 鹿島1-0仙台 カシマ]

 鹿島アントラーズDF犬飼智也は後半21分、セットプレーからのヘディングシュートで今季初ゴールを叩き込んだ。「自分たちで取って、自分たちで守れるセンターバックになりたい」。そんな鹿島の伝統を体現した25歳の決勝ゴールで、アジア王者が5位浮上を果たした。

 移籍1年目の昨季は22試合1得点。唯一のゴールは昨年8月24日、J1第24節磐田戦で記録していた。しかし、これは「大伍さんのゴール」と犬飼。左からのコーナーキックをニアサイドでDF西大伍(現神戸)がフリックし、犬飼は最後に胸の辺りで触っただけというものだったからだ。

 今季は開幕節から8試合連続フルタイム出場中。この日はそんな背番号39にビッグチャンスが立て続けに訪れた。まずは後半8分、MF永木亮太の右コーナーキックにニアで反応したが、フリーでのヘッドは枠外。「(ゴールの場面より)あっちのほうが決められたと思う」と振り返るほどの絶好機だった。

 だが、その後悔を晴らすチャンスはやってきた。後半21分、今度は左からのコーナーキックにファーへ飛び込むと、清水ユースの先輩である仙台MF石原崇兆の上から強烈ヘディングシュート。これがネットを揺らし、自身のJ1通算2得点目が入った。試合はそのまま動かずタイムアップ。犬飼のゴールが今季4勝目を導く決勝点となった。

 試合後、殊勲者となったセンターバックは大勢の報道陣に囲まれたが、喜びは控えめだった。強調していたのは「ゼロで終われたことが良かった」という言葉。前節のFC東京戦では前半30分までに3失点の完敗を喫し、「いつもよりリスクマネジメントを意識していた」という中での一戦だったためだ。

 また、ゴールについても「本当はもっと取りたい」と本音を吐露。「鹿島のセンターバックはみんな日本代表だったし、鹿島のセンターバックが日本のセンターバック。自分もそうなりたいし、鹿島のセンターバックはそう見られるので」。鹿島の伝統を継ぐ者として、今季1つ目の得点にも、今季2試合目の完封試合にも、満足するにはまだ早い。

(取材・文 竹内達也)

鹿島MF白崎が移籍後初出場「頼もしさをすごく感じた」
19/4/20 20:48


鹿島アントラーズMF白崎凌兵

[4.20 J1第8節 鹿島1-0仙台 カシマ]

 清水から今季加入した鹿島アントラーズMF白崎凌兵が待望の移籍後初出場を果たした。「良さは半分も出せなかったのが正直なところ。もっとやれるという感覚がある」。満足のいくパフォーマンスはできなかったというが、今後に期待を持てる一戦となったようだ。

「久しぶりだったのでめちゃくちゃ緊張しました」。J1リーグ戦での出場機会は清水時代の昨季最終節以来、約4か月半ぶり。キャンプ中の負傷で出遅れたことで、鹿島加入後はなかなか出番を得られていなかった。

 しかし、アウェー連戦だったAFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループリーグ第3節の慶南FC戦、J1第7節FC東京戦で続けてベンチ入り。出場機会はなかったものの戦力としてチームに加わり続けると、仙台戦ではついに初出場初先発のチャンスを与えられた。

 持ち場は清水時代にも担っていた左サイドハーフ。鹿島に入ってからのトレーニングではボランチを任されることが多く、紅白戦で「監督に『行けるか?』と言われた」という程度の練度ではあったが、持ち前の推進力とコンビネーションプレーで攻撃にアクセントを加えた。

「今日の出来は酷かったけど、チームメートに助けられて、このクラブのメンバーの頼もしさをすごく感じた。みんな久しぶりの公式戦ということで、ボールを集めてくれた選手もいたように感じたし、(清水で)同期の犬飼(DF犬飼智也)のゴールで勝てて、周りに助けられた試合だった」。

 白崎は試合後、自身のパフォーマンスに及第点を与えず。だが、その一方で手応えものぞかせた。「周囲とのコンビネーションは試合で合わせて行こうと話していたし、何回かいいシーンはあった。それを増やせていける自信にはなった」。ようやく1試合。この経験を未来へのマイルストーンとする構えだ。

(取材・文 竹内達也)

鹿島が今季2度目の「ウノゼロ」勝利で5位浮上! 仙台は今季6敗目で降格圏を脱出できず
サッカーダイジェストWeb編集部
2019年04月20日



CKから犬飼が打点の高いジャンプヘッドで決める。

値千金の決勝弾を放った犬飼(39番)。鹿島が勝点を14に伸ばした。写真:滝川敏之

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