注目は伊藤翔
「注目はやはり伊藤 翔だ」と記すJリーグ公式の菊地正典氏によるプレビューである。
昨季までFマリノスに所属した伊藤翔は古巣対戦となる。
お互いに勝手知った相手となろう。
Fマリノスの選手は、「ポストプレイもできて、シュートもバリエーションが多くて、クロスの入り方もうまくて、相手と駆け引きもできる。FWとしてのオールラウンダー」、「何でもできる選手」、「警戒しないといけない選手」と伊藤翔を警戒する。
チームメイトとして頼りにしていた分、敵としては怖い存在と感じておる様子が伝わる。
ここは、それだけ警戒される中でゴールという結果を出して欲しいと願う。
それでこそエースストライカーである。
平成最後の公式戦、伊藤翔のゴールで歓喜に沸きたい。
楽しみな一戦である。

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横浜FMが見せつけたいタイトルへのポテンシャル
見どころを要約すると・・・
・ルヴァンカップでリーグ戦組を複数起用した横浜FM。そこでの勝利の流れを汲みつつ、リーグ戦で再び勢いに乗りたい
・鹿島はACLで敗れ首位陥落。リーグ戦でも波に乗り切れていないだけに、ここで約1カ月ぶりの連勝を遂げたい
・注目は古巣対戦となる伊藤翔。横浜FMにとっては「警戒しないといけない選手」(天野純)でもある
カップ戦を含む3連戦の3試合目。日産スタジアムでは28日に横浜FMvs鹿島が行われる。
横浜FMは24日にJリーグYBCルヴァンカップAグループ第4節・湘南戦を戦い、1-0で勝利した。ルヴァンカップはこれまでリーグ戦から大幅にメンバーを替えて臨んできたが、湘南戦では飯倉 大樹、畠中 槙之輔、天野 純、三好 康児がリーグ前節の札幌戦から継続して先発出場した。天野は試合後、アンジェ ポステコグルー監督から特に説明がなかったとしながら、「札幌戦で良くなかったからルヴァンカップに回された」とうそぶいたが、グループステージ突破のために勝利が必要な状況で結果を求めたと判断するのが妥当だろう。
リーグ戦では明治安田J1第6節で浦和に3-0で快勝してから、前々節・名古屋戦はともに攻撃的なスタイルを出し合った中で1-1の引き分け、札幌戦は立ち上がりの9分で2点を失い、0-3で完敗した。今節の鹿島戦は湘南戦の勝利の流れを汲みつつ、リーグ戦で再び勢いに乗りたい。
湘南戦で左足首を負傷した三好は「明日(試合前日)やってみてからの判断になる」とギリギリまで判断を待つことになりそうだ。また、第5節の鳥栖戦からレギュラーの座を奪ったものの、前々節で右眼窩内側壁骨折を負って前節を欠場した朴 一圭も、全治3週間と診断された2週間後の試合ながら、「監督が決めることだけど、僕自身は出たい」と復帰に意欲を見せている。
鹿島は24日にAFCチャンピオンズリーググループE第4節で韓国の慶南と対戦。浦和ユース所属時代に16歳でトップデビューし、2015年から17年の途中まで福岡でプレーしていた邦本 宜裕にゴールを決められ、0-1で敗戦。勝利していればグループステージ突破が決まっていたが、逆に首位から陥落してしまった。リーグ戦も5位につけてはいるが、ここ5試合で3勝1分1敗。勝利と引き分けまたは敗戦を交互に繰り返しており、約1カ月ぶりに連勝したいはずだ。
注目はやはり伊藤 翔だ。2014年から昨季までの5シーズンを横浜FMでプレーした伊藤は、横浜FMをよく知る立場でもあり、横浜FMによく知られている立場でもある。5年間ともにプレーした喜田 拓也が「ポストプレーもできて、シュートもバリエーションが多くて、クロスの入り方もうまくて、相手と駆け引きもできる。FWとしてのオールラウンダー」と言えば、伊藤と同じ年に横浜FMに加入した天野も「何でもできる選手」と評価する。昨季も横浜FMでプレーしていた選手は伊藤との再会について「楽しみ」と口をそろえるが、「警戒しないといけない選手」(天野)でもある。
伊藤が鹿島に移籍した大きな要因の1つはタイトルを獲るためだった。横浜FM側にとってそれは「悔しいこと」(喜田)だった。もちろん、リーグ戦で14シーズン戴冠から遠ざかっているチームにそのイメージがないのは致し方ない。だが、そのポテンシャルがあることを見せるには、常勝軍団と言われ、毎年優勝争いをしている鹿島は「良い相手」(喜田)でもある。
まだシーズン序盤。この試合で何かが決まるわけではない。しかし互いにとって、“平成最後の明治安田J1”はタイトルを獲得するポテンシャル、気概があることを見せるために重要な試合になりそうだ。
[ 文:菊地 正典 ]
昨季までFマリノスに所属した伊藤翔は古巣対戦となる。
お互いに勝手知った相手となろう。
Fマリノスの選手は、「ポストプレイもできて、シュートもバリエーションが多くて、クロスの入り方もうまくて、相手と駆け引きもできる。FWとしてのオールラウンダー」、「何でもできる選手」、「警戒しないといけない選手」と伊藤翔を警戒する。
チームメイトとして頼りにしていた分、敵としては怖い存在と感じておる様子が伝わる。
ここは、それだけ警戒される中でゴールという結果を出して欲しいと願う。
それでこそエースストライカーである。
平成最後の公式戦、伊藤翔のゴールで歓喜に沸きたい。
楽しみな一戦である。

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横浜FMが見せつけたいタイトルへのポテンシャル
見どころを要約すると・・・
・ルヴァンカップでリーグ戦組を複数起用した横浜FM。そこでの勝利の流れを汲みつつ、リーグ戦で再び勢いに乗りたい
・鹿島はACLで敗れ首位陥落。リーグ戦でも波に乗り切れていないだけに、ここで約1カ月ぶりの連勝を遂げたい
・注目は古巣対戦となる伊藤翔。横浜FMにとっては「警戒しないといけない選手」(天野純)でもある
カップ戦を含む3連戦の3試合目。日産スタジアムでは28日に横浜FMvs鹿島が行われる。
横浜FMは24日にJリーグYBCルヴァンカップAグループ第4節・湘南戦を戦い、1-0で勝利した。ルヴァンカップはこれまでリーグ戦から大幅にメンバーを替えて臨んできたが、湘南戦では飯倉 大樹、畠中 槙之輔、天野 純、三好 康児がリーグ前節の札幌戦から継続して先発出場した。天野は試合後、アンジェ ポステコグルー監督から特に説明がなかったとしながら、「札幌戦で良くなかったからルヴァンカップに回された」とうそぶいたが、グループステージ突破のために勝利が必要な状況で結果を求めたと判断するのが妥当だろう。
リーグ戦では明治安田J1第6節で浦和に3-0で快勝してから、前々節・名古屋戦はともに攻撃的なスタイルを出し合った中で1-1の引き分け、札幌戦は立ち上がりの9分で2点を失い、0-3で完敗した。今節の鹿島戦は湘南戦の勝利の流れを汲みつつ、リーグ戦で再び勢いに乗りたい。
湘南戦で左足首を負傷した三好は「明日(試合前日)やってみてからの判断になる」とギリギリまで判断を待つことになりそうだ。また、第5節の鳥栖戦からレギュラーの座を奪ったものの、前々節で右眼窩内側壁骨折を負って前節を欠場した朴 一圭も、全治3週間と診断された2週間後の試合ながら、「監督が決めることだけど、僕自身は出たい」と復帰に意欲を見せている。
鹿島は24日にAFCチャンピオンズリーググループE第4節で韓国の慶南と対戦。浦和ユース所属時代に16歳でトップデビューし、2015年から17年の途中まで福岡でプレーしていた邦本 宜裕にゴールを決められ、0-1で敗戦。勝利していればグループステージ突破が決まっていたが、逆に首位から陥落してしまった。リーグ戦も5位につけてはいるが、ここ5試合で3勝1分1敗。勝利と引き分けまたは敗戦を交互に繰り返しており、約1カ月ぶりに連勝したいはずだ。
注目はやはり伊藤 翔だ。2014年から昨季までの5シーズンを横浜FMでプレーした伊藤は、横浜FMをよく知る立場でもあり、横浜FMによく知られている立場でもある。5年間ともにプレーした喜田 拓也が「ポストプレーもできて、シュートもバリエーションが多くて、クロスの入り方もうまくて、相手と駆け引きもできる。FWとしてのオールラウンダー」と言えば、伊藤と同じ年に横浜FMに加入した天野も「何でもできる選手」と評価する。昨季も横浜FMでプレーしていた選手は伊藤との再会について「楽しみ」と口をそろえるが、「警戒しないといけない選手」(天野)でもある。
伊藤が鹿島に移籍した大きな要因の1つはタイトルを獲るためだった。横浜FM側にとってそれは「悔しいこと」(喜田)だった。もちろん、リーグ戦で14シーズン戴冠から遠ざかっているチームにそのイメージがないのは致し方ない。だが、そのポテンシャルがあることを見せるには、常勝軍団と言われ、毎年優勝争いをしている鹿島は「良い相手」(喜田)でもある。
まだシーズン序盤。この試合で何かが決まるわけではない。しかし互いにとって、“平成最後の明治安田J1”はタイトルを獲得するポテンシャル、気概があることを見せるために重要な試合になりそうだ。
[ 文:菊地 正典 ]