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いつ脚光が当たっても不思議ではない好選手、それが土居聖真だ

土居聖真について記すSportivaの杉山茂樹氏である。
おすぎの目にも聖真の良さが伝わったようでこれはこれで嬉しい。
「スケール感が増した印象」と評す。
今更、目に付いたからこそ、そういう評価にすることもわかるが、このところの聖真の好調ぶりはスケール感に言い表されても納得のいくものであろう。
Fマリノス戦も鹿島の全ゴールをアシストしており、不運や相手GKのビッグセーブがなければ複数得点しておったであろうことは紛れもない事実である。
まさに攻撃の核である。
もはや潤滑油ではない。
そして、杉山氏は、「土居がいるからこそ、鹿島は高いレベルを保つことができている印象だ」と言い切る。
2016年のCWCより鹿島を深く観始めた杉山氏にとっては、当時からのレギュラーは聖真のみになってしまいこう評するしか無いのではなかろうか。
とはいえ、聖真がおることで鹿島の躍進があることも正しい意見である。
ここからの逆転優勝のための大いなる活躍をしてくれよう。
また、杉山氏は大岩監督についても記す。
当初、監督交代にて抜擢された繋ぎと感じておった様子。
しかしながら、2年の時日が経ち、最多勝ち点、アジア制覇、CWCと国内タイトルベスト4と実績を積み上げた。
素晴らしい成果であろう。
この名将と素晴らしき選手たちで多くのタイトルを得る。
楽しみである。

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主力が抜けても鹿島が強い原動力。
「潤滑油」土居聖真が地味にスゴイ

杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigekiphoto by AFLO


今季はここまで21試合に出場し、4得点の土井聖真(鹿島アントラーズ)

 J1リーグ第22節に横浜F・マリノスを下し、2位に浮上した鹿島アントラーズ。FC東京との勝ち点差(7差)はなかなか詰められずにいるものの、代表級の主力選手(金崎夢生、昌子源、植田直通、西大伍、安西幸輝、鈴木優磨、安部裕葵、金崎夢生ら)が続々と退団していった経緯を踏まえれば、よくやっていると評価することができる。別のチームというと大袈裟だが、短期間で顔ぶれがここまで一変した日本のチームも珍しい。

 まず讃えられるべきは監督だ。一昨季の途中、鹿島はアジアチャンピオンズリーグ(ACL)のベスト16で敗退するや、時の監督、石井正忠氏をあっさりと解任。大岩剛コーチを監督に抜擢した。監督経験のないコーチを内部昇格させたとなれば、それはつなぎ役と考えるのが自然である。Jリーグにあっては指折りの名門チームとあればなおさらだ。ほどなくして、ブラジルから名のある監督を連れてくるのかと思われた。

 それから丸2年以上が経過した。昨季はACLを制し、クラブW杯でもベスト4入りを果たした。大岩監督にもはやつなぎのイメージはない。

 目立つのは、やりくりのうまさだ。手堅い勝利を重ねているように見えるが、出場する選手はその都度、変わっている。石井前監督時代もそうだったが、多くの選手を使おうとする民主的なところが、チーム全体のモチベーションアップにつながっている印象だ。その結果、選手層が厚くなる。主力が退団しても、ダメージを最小限に食い止めることができる。鹿島を語る時、まず取り沙汰されるのはジーコ・スピリットだが、こちらのほうが具体的かつ大きな要素に見える。

 一方で目を引くのは、混沌とするチームの中にあって存在感を発揮する選手だ。守備的MFもSBもこなす永木亮太の多機能に触れたことがあるが、普遍的な存在として、それ以上に特筆しなくてはならない選手は、前方でプレーする土居聖真になる。

 鹿島生え抜きの27歳。先述の横浜FM戦でヒーローの座に輝いたのは、1-1で迎えた後半42分、決勝ゴールをマークした上田綺世(あやせ)だった。若手主体で臨んだコパ・アメリカの日本代表に選ばれた法政大学3年生。卒業する前に鹿島入りした旬のストライカーが見出しを飾ることになった。

 土居はその時、上田に、シュートを打ってくださいと言わんばかりの優しいラストパスを供給していた。三竿健斗から送られた浮き球パスを、その目配りの利いたプレーで上田の前にきれいに落とし、その決勝ゴールをお膳立てしたのだ。


 土居は、開始早々に奪った先制ゴールのシーンでも似たような役回りを演じていた。ゴールを決めたのはセルジーニョだったが、横浜FMのGKパク・イルギュにプレッシャーをかけ、左SBティーラトンのミスを誘ったのは土居だった。その前線からの勤勉な動きと、セルジーニョに送ったショートパスは、セルジーニョのシュートが鮮やかだっただけに見落とされがちだ。

 いずれも、見る人が見れば高評価を下したくなるプレーだが、地味と言えば地味。俗に言う玄人好みのプレーになる。横浜FM戦の土居は、そうした見出しになりにくいプレーを連続させ、相手GKを再三にわたって慌てさせた。後半11分には自らが蹴り込んだゴールが、審議の結果、オフサイドの判定で覆されたのもアンラッキー。しかし、これだけ惜しいプレーを連続させるということは、好調であることの証でもある。

 実際、今季の土居はこれまで以上に調子がよさそうなのだ。スケール感が増した印象だ。

 もともとセンスのよさには定評があった。小器用でシャープ。そして多機能だった。想起するのは2016年の日本で開催されたクラブW杯だ。開催国枠で出場した鹿島は、あれよあれよという間に勝ち進み決勝に進出、レアル・マドリードと対戦した。

 レアルに先制点を許し、鹿島に順当負けのムードが漂いかけていた前半終了間際のプレーだった。土居は左サイドでボールを受けると、カゼミーロを縦に外し、さらにカバーに来た右SBダニエル・カルバハルもかわして、ゴールライン際から、グラウンダーでマイナスに折り返した。

 そのボールを巧みにトラップした柴崎岳が同点ゴールを決めたわけだが、それ以上に光ったのは、世界的な名手を向こうに回し、果敢にも縦に抜いて出た土居のステップワークだった。

 後半にもミドルシュートを決めた柴崎は、その後、スペインに渡り、日本代表選手としても名を成すことになった。柴崎だけではない。冒頭で触れた選手たちが鹿島から次々と卒業していくなかで、土居は鹿島に残ったまま、知る人ぞ知る好選手の枠内に留まっている。

 その胸中はどうなのか。しかし、現在の鹿島で最も貴重な存在であるのは確か。土居がいるからこそ、鹿島は高いレベルを保つことができている印象だ。

 大物風を吹かしているわけではない。与えられたポジションを忠実にこなす。監督にとって使い勝手がいい選手でもある。

 鹿島と言えば4-4-2。使用する布陣は、どういうわけかほとんどこれに限られている。だが、その2トップの一角として出場することが多い土居は、ストライカーという感じではなく、4-2-3-1に落とし込むなら1トップ下、4-4-1-1なら1トップ脇と、微妙な役割を果たしている。そのおかげで鹿島の4-4-2には広がりがあるのだ。

 さらに土居は左右のサイドハーフもこなし、アタッカー陣の潤滑油的な存在になっている。これまではその要素が勝る脇役だった。だが現在は、その要素を保ちながらも、主役としての風格が備わってきている。

 想起するのは、レアル・マドリードの看板選手として活躍したラウル・ゴンサレス(現レアル・マドリード・カスティージャ監督)だ。左利きと右利きの違いはあるが、潤滑油的な役割を果たす姿はそっくりだ。ラウルは高度な協調性を保ちながら、チームに多くのゴールをもたらした。典型的なストライカーではないのに、高い得点感覚を備えていた。

 シュート力。土居の課題はこれだろう。得点力が増せば鬼に金棒。中途半端な海外組より、日本代表の有力候補になるだろう。いつ脚光が当たっても不思議ではない好選手、それが土居聖真だ。

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杉山氏は鹿島のこと好きですよね、2016年のクラブワールドカップ以降、鹿島上げの記事が多い。

ショーマはプレーの波が減ってから素晴らしい選手になった
理由は本人曰くサッカーを楽しむ事らしいが、見てる方としては鹿島を勝たせる気持ちみたいなものが彼の中で燃え滾っている気がする
まさに鹿島の選手といえるだろう

90分最後まで試合の手綱を離すまいとする彼の気合いが鹿島の他の選手にも伝播し、主力が抜けても鹿島は強さをキープ出来ている
ムウや源が抜けた後の鹿島を引っ張る今のショーマは代表に入っても特別な選手として活躍するはず!

潤滑油どころかエンジンですよ

今年のショウマは一味も二味も違う。

昨年のCWCを受けて、一つのプレーで決めきる重要性を悟ったようなコメントがあったと記憶してるけど、もともと良かったものが、更に良い選手になった。

明日の大分戦は勝たせてもらう。

杉山氏の主張には同意できない所も半々ありますが、土居選手を高く評価してるのには全面賛同いたします。
「中途半端な海外組より土居」全くそのとおりだと思います。
「この杉山氏が鹿島を称賛する日が来ようとは」以前原理様が仰っていたのを懐かしく思いだします。

翔さん、セルジ、綺世、レアンドロ、誰とでも組め、彼らの良さを引き出せる聖真こそ、永木や健斗と並んで現チームのコアだと思います。

オシムが好みそうなタイプです。

なんてったってショートケーキのイチゴですからね(笑)
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Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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