広州恒大戦報道
過酷な環境を伝える各紙である。
蒸し風呂のようなピッチにてスコアレスドローという結果を出したチームを讃えたい。
3週間後のホーム・カシマスタジアムは、ほど良い気候となっておろう。
地の利を活かして勝利を掴み取るのだ。
楽しみにしておる。

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鹿島、敵地で善戦スコアレスドロー GKクォン奮闘
[2019年8月28日22時54分]

鹿島対広州恒大 前半、セーブする鹿島・GKクォン・スンテ(共同)
鹿島大岩監督「選手はよくやった」敵地でドロー
[2019年8月28日23時54分]

鹿島大岩監督

広州恒大と引き分け、サポーターにあいさつする三竿(左端)ら鹿島イレブン(共同)
<ACL:広州恒大0-0鹿島>◇準々決勝第1戦◇28日◇広州
敵地に乗り込んだ鹿島アントラーズは広州恒大(中国)に0-0と価値ある引き分けに持ち込んだ。
ヒーローはGKクォン。相手FWとの1対1では至近距離からのシュートをはじき、チームメートの甘いプレーには鬼の形相でゲキを飛ばした。チーム全体としても守備では集中を切らさず、大岩剛監督は「アウェーゴールを取りたかったけど、過酷な状況の中で選手たちはよくやってくれた」と、連戦を感じさせないパフォーマンスをたたえた。
攻めては後半43分にMF白崎のミドルシュートがバーに直撃する惜しい場面もあったが、この日は全体的にシュートを枠に飛ばせなかった。それでも鹿島は広州恒大に敵地で過去2戦2敗、日本勢としても1勝3分け10敗と苦戦してきた。引き分けは悪くない結果だ。アジア連覇へ、9月18日の第2戦に弾みを付けた。
鹿島アウェーで広州恒大と0-0ドロー 連覇弾み
[2019年8月29日7時43分 ]

鹿島対広州恒大 前半、競り合う鹿島MF白崎(右)(共同)

鹿島対広州恒大 前半、セーブする鹿島・GKクォン・スンテ(共同)

鹿島のACL広州恒大戦布陣
<ACL:鹿島0-0広州恒大>◇準々決勝第1戦◇24日◇広州
敵地に乗り込んだ鹿島アントラーズは広州恒大(中国)に0-0と価値ある引き分けに持ち込んだ。
ヒーローはGKクォン・スンテ。相手FWとの1対1では至近距離からのシュートをはじき、チームメートの甘いプレーには鬼の形相でゲキを飛ばした。チーム全体としても守備では集中を切らさず、大岩監督は「アウェーゴールを取りたかったけど、過酷な状況の中で選手たちはよくやってくれた」と、連戦を感じさせないパフォーマンスをたたえた。
攻めては後半43分にMF白崎のミドルシュートがバーに直撃する惜しい場面もあったが、この日は全体的にシュートを枠に飛ばせなかった。それでも鹿島は広州恒大に敵地で過去2戦2敗、日本勢としても1勝3分け10敗と苦戦してきた。引き分けは悪くない結果だ。アジア連覇へ、9月18日の第2戦に弾みを付けた。
鹿島、広州恒大相手に敵地でスコアレスドロー/ACL

ヘディングで競り合う上田(左)。鹿島は敵地戦を上々のドローで終えた(共同)
アジア・チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦(28日、広州恒大0-0鹿島、中国・広州)大会2連覇を目指すJ1鹿島は広州恒大(中国)と0-0で引き分けた。FW伊藤翔(31)を中心に相手ゴールに迫ったが、アウェーゴールを決められなかった。第2戦は9月18日にホームで行われる。
止めどなく汗が噴き出す不快な蒸し暑さに耐え、前回王者の鹿島は集中力を保ってスコアレスドローで終えた。
「非常に過酷な状況の試合で、アウェーゴールを何とか一つ取るつもりだった。0-0だったが選手はよくやった」
大岩監督が振り返った。前半23分、FW伊藤がワンタッチでパスを出し、FWセルジーニョが左足でシュートを放ったが、わずかに枠の右。伊藤に代わって後半21分から出場した日本代表FW上田もシュート2本を放ったが、1点が遠かった。
アウェーゴールこそ奪えなかったが、広州恒大には過去、敵地で2度戦って2敗していることを考えれば悪くない途中経過だ。「ホームに帰ってしっかり勝ち切る準備をしたい」と指揮官。2連覇へと突き進む。

前半、ドリブルで攻め込む鹿島・三竿=広州(共同)

広州恒大と引き分け、サポーターにあいさつする三竿(左端)ら鹿島イレブン=広州(共同)
鹿島 ACL4強へ“苦手”敵地で価値あるドロー 守護神クォン・スンテが好守連発
[ 2019年8月28日 23:13 ]
ACL決勝トーナメント準々決勝第2戦 鹿島0-0広州恒大 ( 2019年8月28日 中国・広州 )

鹿島のGKクォン・スンテ
Photo By スポニチ
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦が28日行われ、鹿島はアウェーで広州恒大(中国)と0―0で引き分けた。韓国代表GKクォン・スンテがピンチで好守を連発するなど活躍。第2戦は9月18日にカシマスタジアムで行われる。
鹿島はケガから復帰したMFレオ・シルバが7月13日の仙台戦以来となるスタメン出場。MF三竿健とともに4-4-2のダブルボランチに入った。一方、広州恒大はスタメンに今夏、3年ぶりに復帰したブラジル出身の中国代表FWエウケソンや元ブラジル代表FWタリスカ、スペイン1部バルセロナなどでも活躍していたブラジル代表MFパウリーニョら“ブラジル人トリオ”そろい踏みで臨んだ。
試合はMFレオ・シルバやMFセルジーニョらが際どいミドルシュートを放つもゴールならず。ホームの大声援を背に勢いに乗る相手の攻撃を受ける展開が続く。すると前半30分、FWタリスカにミドルレンジから振り向きざまのダイレクトボレーを浴び一瞬ヒヤリとするがGKクォン・スンテの正面だったため、ここは守護神が落ち着いてパンチングでセーブ。直後、中国代表FW韋世豪(イ・セゴウ)に裏へ抜け出されGKと1対1のピンチとなるもクォン・スンテがビッグセーブを見せ、0-0のまま後半へ。
GKクォン・スンテは後半も活躍。同22分にはペナルティーエリア内でFWエウケソンと1対1となるも、果敢な飛び出しでシュートを防ぎ無失点。同43分にはMF白崎が右足でミドルシュートを狙うも惜しくもクロスバーに当たりゴールならず。貴重なアウェーゴールは奪うことができなかったが、過去1度も勝利したことがない“苦手”の敵地で引き分け、ホームで行われる第2戦へ臨むことになった。
鹿島 猛暑も集中切らさず完封、第2戦へFW伊藤「攻撃陣が応えたい」
[ 2019年8月29日 00:32 ]
ACL決勝トーナメント準々決勝第2戦 鹿島0-0広州恒大 ( 2019年8月28日 中国・広州 )

<鹿島―広州恒大>前半、セーブする鹿島・GK権純泰(右)
Photo By 共同
連覇を狙う鹿島は、ACL準々決勝第1戦のアウェー広州恒大(中国)戦に0―0で引き分けた。好セーブを連発したGK權純泰(クォンスンテ、34)を中心に全体でしぶとく守り切り、過去決勝トーナメントで日本勢に全勝してきた相手を完封した。
立ち見の観客も多く、真っ赤に染まった完全アウェーのスタジアム。耳をつんざくような大ブーイングを何度も受けながら、鹿島が奮闘した。気温は35度。座っているだけで汗がしたたるような気候で、給水タイムもなかった。「今までで1番キツかった」と振り返ったMF三竿は、その中での完封を「チームとして一体感がまた出てくると思う」と振り返った。
広州恒大は現在国内リーグ首位で、23試合で54得点と屈指の得点力を誇る。この日、鹿島は倍の枠内シュート6本を放たれながら、集中力を切らさなかった。
4強入りを懸けたホームの第2戦は9月18日に行われる。勝てば無条件で4強入りが決定。FW伊藤は「GKを含め、ディフェンス陣が頑張ってくれた。第2戦では攻撃陣が応えたい」と力を込めた。
鹿島、広州恒大に敵地0―0ドロー 頭脳的堅守で4強前進
[ 2019年8月29日 05:30 ]
ACL 準々決勝第1戦 鹿島0―0広州恒大 ( 2019年8月28日 広州天河 )

前半、シュートを放つ鹿島・セルジーニョ(共同)
Photo By 共同
連覇を狙う鹿島は、第1戦のアウェー広州恒大(中国)戦に0―0で引き分けた。GK権純泰(クォンスンテ、34)を中心にしぶとく守り切り、過去決勝トーナメントで日本勢に全勝してきた相手を完封した。4強入りを懸けたホームの第2戦は9月18日に行われる。
完全アウェーの敵地で引き分け、第2戦に向けて最低限の結果を残した。気温35度、まとわりつくような湿気。MF三竿が「今までで一番キツかった」と話す気候の中で、ゴールを割らせなかった。
相手は中国国内リーグ首位の強豪。23試合でリーグ最多54得点と、元バルセロナのMFパウリーニョらを中心に屈指の攻撃力を誇る。枠内シュートはチームの倍の6本を放たれたが、完封。好セーブを連発したGK権純泰は「無失点でアウェーの試合を終えられて少し満足している」と振り返った。
一方で攻撃陣は不発だった。体力を消耗してオープンなスペースが生まれた後半は、この日が21歳の誕生日だったFW上田が途中出場。MF土居のスルーパスに抜け出してゴールに迫ったが、GKのセーブに阻まれた。
4強入りを懸けた第2戦は来月18日に行われる。中国勢とのホームでの対戦は9勝1分けと無敗を誇る。「GK含めディフェンス陣が頑張ってくれた。第2戦では攻撃陣が応えたい」とFW伊藤。本拠で下し、連覇へ突き進む。
▼鹿島大岩監督 アウェーゴールを一つ取りたかったが、この過酷な状況で選手はよくやってくれた。
【鹿島】気温33度、湿度91%の酷暑耐え0―0で第2戦へ 昨季決勝Tホーム戦は全勝
2019年8月29日 6時0分スポーツ報知

後半、ゴール前に攻め込む鹿島・上田(左)(共同)
◆アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)▽準々決勝第1戦 広州恒大0―0鹿島(28日・広州天河体育中心体育場)
【広州(中国)28日=岡島智哉】大会連覇を狙う鹿島は、敵地で広州恒大(中国)と0―0で引き分けた。アウェーゴールを奪うことはできなかったが、気温33度の酷暑の中で相手の強力な攻撃をしのぎ、9月18日にカシマスタジアムで行われる第2戦に望みをつないだ。
蒸し風呂のような暑さの中、鹿島は第2戦に弾みをつけるドローで試合を終えた。現地時間午後8時のキックオフながら、気温33度で湿度91%と、広州恒大の担当記者が「今年1番の暑さ」と嘆く酷暑の環境。アウェーゴールこそ奪えなかったが、大岩剛監督(47)は「非常に過酷な状況だった。0―0は悪くない」とドローに手応えを示した。
バルセロナでもプレーしたブラジル代表MFパウリーニョを中心とした相手の猛攻を受けたが、GK権が好セーブを連発するなど最後の最後を締めた。後半は交代1枚目にFW上田を投入しアウェーゴールを奪いにいったが、暑さで選手の足が止まり始めると、守備的なDF永木、MF名古の投入でリスクを最小限に抑え、無失点でホームでの90分につなげることを徹底した。
優勝した昨季は決勝トーナメント(T)のアウェーで1勝2分け1敗だったが、ホームでは4戦全勝。MF三竿は「ホームには絶対的な自信がある」と言い切り、FW伊藤は「GKを含めて守備陣が頑張ってくれた。第2戦は攻撃陣が結果を出す」と力を込めた。日本勢がいまだ決勝Tで勝利したことのない中国の猛者を得意のホームで沈め、アジア連覇への道を切り開く。
サッカー鹿島が広州恒大とドローACL準々決勝第1戦

広州恒大と引き分け、引き揚げる土居(手前)ら鹿島イレブン=広州(共同)
【広州共同】サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は28日、広州でホームアンドアウェー方式の準々決勝第1戦が行われ、大会2連覇を狙う鹿島は広州恒大(中国)と0-0で引き分けた。ホームでの第2戦は9月18日に行われる。
互角の攻防が続き、鹿島は白崎やセルジーニョがゴールに迫ったものの得点できなかった。守備では集中力を切らさず、GK権純泰の好守もあって無失点でしのいだ。
蒸し風呂のようなピッチにてスコアレスドローという結果を出したチームを讃えたい。
3週間後のホーム・カシマスタジアムは、ほど良い気候となっておろう。
地の利を活かして勝利を掴み取るのだ。
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鹿島、敵地で善戦スコアレスドロー GKクォン奮闘
[2019年8月28日22時54分]

鹿島対広州恒大 前半、セーブする鹿島・GKクォン・スンテ(共同)
鹿島大岩監督「選手はよくやった」敵地でドロー
[2019年8月28日23時54分]

鹿島大岩監督

広州恒大と引き分け、サポーターにあいさつする三竿(左端)ら鹿島イレブン(共同)
<ACL:広州恒大0-0鹿島>◇準々決勝第1戦◇28日◇広州
敵地に乗り込んだ鹿島アントラーズは広州恒大(中国)に0-0と価値ある引き分けに持ち込んだ。
ヒーローはGKクォン。相手FWとの1対1では至近距離からのシュートをはじき、チームメートの甘いプレーには鬼の形相でゲキを飛ばした。チーム全体としても守備では集中を切らさず、大岩剛監督は「アウェーゴールを取りたかったけど、過酷な状況の中で選手たちはよくやってくれた」と、連戦を感じさせないパフォーマンスをたたえた。
攻めては後半43分にMF白崎のミドルシュートがバーに直撃する惜しい場面もあったが、この日は全体的にシュートを枠に飛ばせなかった。それでも鹿島は広州恒大に敵地で過去2戦2敗、日本勢としても1勝3分け10敗と苦戦してきた。引き分けは悪くない結果だ。アジア連覇へ、9月18日の第2戦に弾みを付けた。
鹿島アウェーで広州恒大と0-0ドロー 連覇弾み
[2019年8月29日7時43分 ]

鹿島対広州恒大 前半、競り合う鹿島MF白崎(右)(共同)

鹿島対広州恒大 前半、セーブする鹿島・GKクォン・スンテ(共同)

鹿島のACL広州恒大戦布陣
<ACL:鹿島0-0広州恒大>◇準々決勝第1戦◇24日◇広州
敵地に乗り込んだ鹿島アントラーズは広州恒大(中国)に0-0と価値ある引き分けに持ち込んだ。
ヒーローはGKクォン・スンテ。相手FWとの1対1では至近距離からのシュートをはじき、チームメートの甘いプレーには鬼の形相でゲキを飛ばした。チーム全体としても守備では集中を切らさず、大岩監督は「アウェーゴールを取りたかったけど、過酷な状況の中で選手たちはよくやってくれた」と、連戦を感じさせないパフォーマンスをたたえた。
攻めては後半43分にMF白崎のミドルシュートがバーに直撃する惜しい場面もあったが、この日は全体的にシュートを枠に飛ばせなかった。それでも鹿島は広州恒大に敵地で過去2戦2敗、日本勢としても1勝3分け10敗と苦戦してきた。引き分けは悪くない結果だ。アジア連覇へ、9月18日の第2戦に弾みを付けた。
鹿島、広州恒大相手に敵地でスコアレスドロー/ACL

ヘディングで競り合う上田(左)。鹿島は敵地戦を上々のドローで終えた(共同)
アジア・チャンピオンズリーグ準々決勝第1戦(28日、広州恒大0-0鹿島、中国・広州)大会2連覇を目指すJ1鹿島は広州恒大(中国)と0-0で引き分けた。FW伊藤翔(31)を中心に相手ゴールに迫ったが、アウェーゴールを決められなかった。第2戦は9月18日にホームで行われる。
止めどなく汗が噴き出す不快な蒸し暑さに耐え、前回王者の鹿島は集中力を保ってスコアレスドローで終えた。
「非常に過酷な状況の試合で、アウェーゴールを何とか一つ取るつもりだった。0-0だったが選手はよくやった」
大岩監督が振り返った。前半23分、FW伊藤がワンタッチでパスを出し、FWセルジーニョが左足でシュートを放ったが、わずかに枠の右。伊藤に代わって後半21分から出場した日本代表FW上田もシュート2本を放ったが、1点が遠かった。
アウェーゴールこそ奪えなかったが、広州恒大には過去、敵地で2度戦って2敗していることを考えれば悪くない途中経過だ。「ホームに帰ってしっかり勝ち切る準備をしたい」と指揮官。2連覇へと突き進む。

前半、ドリブルで攻め込む鹿島・三竿=広州(共同)

広州恒大と引き分け、サポーターにあいさつする三竿(左端)ら鹿島イレブン=広州(共同)
鹿島 ACL4強へ“苦手”敵地で価値あるドロー 守護神クォン・スンテが好守連発
[ 2019年8月28日 23:13 ]
ACL決勝トーナメント準々決勝第2戦 鹿島0-0広州恒大 ( 2019年8月28日 中国・広州 )

鹿島のGKクォン・スンテ
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アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝第1戦が28日行われ、鹿島はアウェーで広州恒大(中国)と0―0で引き分けた。韓国代表GKクォン・スンテがピンチで好守を連発するなど活躍。第2戦は9月18日にカシマスタジアムで行われる。
鹿島はケガから復帰したMFレオ・シルバが7月13日の仙台戦以来となるスタメン出場。MF三竿健とともに4-4-2のダブルボランチに入った。一方、広州恒大はスタメンに今夏、3年ぶりに復帰したブラジル出身の中国代表FWエウケソンや元ブラジル代表FWタリスカ、スペイン1部バルセロナなどでも活躍していたブラジル代表MFパウリーニョら“ブラジル人トリオ”そろい踏みで臨んだ。
試合はMFレオ・シルバやMFセルジーニョらが際どいミドルシュートを放つもゴールならず。ホームの大声援を背に勢いに乗る相手の攻撃を受ける展開が続く。すると前半30分、FWタリスカにミドルレンジから振り向きざまのダイレクトボレーを浴び一瞬ヒヤリとするがGKクォン・スンテの正面だったため、ここは守護神が落ち着いてパンチングでセーブ。直後、中国代表FW韋世豪(イ・セゴウ)に裏へ抜け出されGKと1対1のピンチとなるもクォン・スンテがビッグセーブを見せ、0-0のまま後半へ。
GKクォン・スンテは後半も活躍。同22分にはペナルティーエリア内でFWエウケソンと1対1となるも、果敢な飛び出しでシュートを防ぎ無失点。同43分にはMF白崎が右足でミドルシュートを狙うも惜しくもクロスバーに当たりゴールならず。貴重なアウェーゴールは奪うことができなかったが、過去1度も勝利したことがない“苦手”の敵地で引き分け、ホームで行われる第2戦へ臨むことになった。
鹿島 猛暑も集中切らさず完封、第2戦へFW伊藤「攻撃陣が応えたい」
[ 2019年8月29日 00:32 ]
ACL決勝トーナメント準々決勝第2戦 鹿島0-0広州恒大 ( 2019年8月28日 中国・広州 )

<鹿島―広州恒大>前半、セーブする鹿島・GK権純泰(右)
Photo By 共同
連覇を狙う鹿島は、ACL準々決勝第1戦のアウェー広州恒大(中国)戦に0―0で引き分けた。好セーブを連発したGK權純泰(クォンスンテ、34)を中心に全体でしぶとく守り切り、過去決勝トーナメントで日本勢に全勝してきた相手を完封した。
立ち見の観客も多く、真っ赤に染まった完全アウェーのスタジアム。耳をつんざくような大ブーイングを何度も受けながら、鹿島が奮闘した。気温は35度。座っているだけで汗がしたたるような気候で、給水タイムもなかった。「今までで1番キツかった」と振り返ったMF三竿は、その中での完封を「チームとして一体感がまた出てくると思う」と振り返った。
広州恒大は現在国内リーグ首位で、23試合で54得点と屈指の得点力を誇る。この日、鹿島は倍の枠内シュート6本を放たれながら、集中力を切らさなかった。
4強入りを懸けたホームの第2戦は9月18日に行われる。勝てば無条件で4強入りが決定。FW伊藤は「GKを含め、ディフェンス陣が頑張ってくれた。第2戦では攻撃陣が応えたい」と力を込めた。
鹿島、広州恒大に敵地0―0ドロー 頭脳的堅守で4強前進
[ 2019年8月29日 05:30 ]
ACL 準々決勝第1戦 鹿島0―0広州恒大 ( 2019年8月28日 広州天河 )

前半、シュートを放つ鹿島・セルジーニョ(共同)
Photo By 共同
連覇を狙う鹿島は、第1戦のアウェー広州恒大(中国)戦に0―0で引き分けた。GK権純泰(クォンスンテ、34)を中心にしぶとく守り切り、過去決勝トーナメントで日本勢に全勝してきた相手を完封した。4強入りを懸けたホームの第2戦は9月18日に行われる。
完全アウェーの敵地で引き分け、第2戦に向けて最低限の結果を残した。気温35度、まとわりつくような湿気。MF三竿が「今までで一番キツかった」と話す気候の中で、ゴールを割らせなかった。
相手は中国国内リーグ首位の強豪。23試合でリーグ最多54得点と、元バルセロナのMFパウリーニョらを中心に屈指の攻撃力を誇る。枠内シュートはチームの倍の6本を放たれたが、完封。好セーブを連発したGK権純泰は「無失点でアウェーの試合を終えられて少し満足している」と振り返った。
一方で攻撃陣は不発だった。体力を消耗してオープンなスペースが生まれた後半は、この日が21歳の誕生日だったFW上田が途中出場。MF土居のスルーパスに抜け出してゴールに迫ったが、GKのセーブに阻まれた。
4強入りを懸けた第2戦は来月18日に行われる。中国勢とのホームでの対戦は9勝1分けと無敗を誇る。「GK含めディフェンス陣が頑張ってくれた。第2戦では攻撃陣が応えたい」とFW伊藤。本拠で下し、連覇へ突き進む。
▼鹿島大岩監督 アウェーゴールを一つ取りたかったが、この過酷な状況で選手はよくやってくれた。
【鹿島】気温33度、湿度91%の酷暑耐え0―0で第2戦へ 昨季決勝Tホーム戦は全勝
2019年8月29日 6時0分スポーツ報知

後半、ゴール前に攻め込む鹿島・上田(左)(共同)
◆アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)▽準々決勝第1戦 広州恒大0―0鹿島(28日・広州天河体育中心体育場)
【広州(中国)28日=岡島智哉】大会連覇を狙う鹿島は、敵地で広州恒大(中国)と0―0で引き分けた。アウェーゴールを奪うことはできなかったが、気温33度の酷暑の中で相手の強力な攻撃をしのぎ、9月18日にカシマスタジアムで行われる第2戦に望みをつないだ。
蒸し風呂のような暑さの中、鹿島は第2戦に弾みをつけるドローで試合を終えた。現地時間午後8時のキックオフながら、気温33度で湿度91%と、広州恒大の担当記者が「今年1番の暑さ」と嘆く酷暑の環境。アウェーゴールこそ奪えなかったが、大岩剛監督(47)は「非常に過酷な状況だった。0―0は悪くない」とドローに手応えを示した。
バルセロナでもプレーしたブラジル代表MFパウリーニョを中心とした相手の猛攻を受けたが、GK権が好セーブを連発するなど最後の最後を締めた。後半は交代1枚目にFW上田を投入しアウェーゴールを奪いにいったが、暑さで選手の足が止まり始めると、守備的なDF永木、MF名古の投入でリスクを最小限に抑え、無失点でホームでの90分につなげることを徹底した。
優勝した昨季は決勝トーナメント(T)のアウェーで1勝2分け1敗だったが、ホームでは4戦全勝。MF三竿は「ホームには絶対的な自信がある」と言い切り、FW伊藤は「GKを含めて守備陣が頑張ってくれた。第2戦は攻撃陣が結果を出す」と力を込めた。日本勢がいまだ決勝Tで勝利したことのない中国の猛者を得意のホームで沈め、アジア連覇への道を切り開く。
サッカー鹿島が広州恒大とドローACL準々決勝第1戦

広州恒大と引き分け、引き揚げる土居(手前)ら鹿島イレブン=広州(共同)
【広州共同】サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は28日、広州でホームアンドアウェー方式の準々決勝第1戦が行われ、大会2連覇を狙う鹿島は広州恒大(中国)と0-0で引き分けた。ホームでの第2戦は9月18日に行われる。
互角の攻防が続き、鹿島は白崎やセルジーニョがゴールに迫ったものの得点できなかった。守備では集中力を切らさず、GK権純泰の好守もあって無失点でしのいだ。