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ヤス、多機能型アタッカーとして開眼

清水戦の遠藤康について記すSportivaの杉山茂樹氏である。
システム論者のおすぎにとってこのヤスの起用法は美味しいネタと言えよう。
パクッと喰いついておる。
我らとても、このヤスのFW起用は驚きであり、さらにこれほどの結果を出してくれたことで、今後の過密日程に明るい話題となった。
収められ、飛び出せて、ゴールも奪う。
この清水戦では理想的なプレイをしてくれた。
頼もしいアタッカーであった。
ヤスのFW開眼によって、選手層は一気に分厚くなった。
シーズン後半戦、全てのタイトルを目指すため尽力してくれよう。
期待しておる。

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「右の専門家」鹿島・遠藤康が、
多機能型プレーヤーとして開眼した

杉山茂樹●文 text by Sugiyama Shigekiphoto by KYODO

 J1リーグ第25節。鹿島アントラーズが清水エスパルスに0-4で大勝したアウェー戦で、マン・オブ・ザ・マッチ級の活躍を演じたのは、2ゴールを挙げ、2点目となるPK獲得にも貢献した上田綺世(あやせ)だった。

 法政大学卒業後に入団するはずだったが、その予定を、この夏、2年前倒して鹿島入り。第16節の浦和レッズ戦(7月31日)でデビューを飾ると、第22節(8月10日)の横浜F・マリノス戦では初ゴールを決めた。

 清水戦は初スタメンだった。上田に幸いしたのは自軍の過密日程だ。鹿島がアジアチャンピオンズリーグ(ACL)準々決勝で、広州恒大(中国)とアウェーで戦ったのはその4日前(8月28日)。大岩剛監督はこの清水戦に、広州恒大戦のスタメンから三竿健斗、セルジーニョ、犬飼智也、そしてGKのクォン・スンテを除く7人を入れ替えて臨んだ。上田のスタメン出場は、替えがきかない選手以外、すべて入れ替えようとしたそのベンチワークの産物だった。

 だがそのスタメンには、上田以上に気になる選手の名前があった。スタメン出場は実に開幕戦の大分トリニータ戦以来となる遠藤康である。交代出場も浦和戦(7月31日)以来。久々に見る姿だった。しかしそれ以上に驚かされたのがポジションだった。


清水エスパルス戦で先制ゴールを決めた遠藤康(鹿島アントラーズ)

 遠藤と言えば、右のサイドハーフ(SH)と相場は決まっていた。資料をひもとけば、右SH以外でのスタメン出場は2012年シーズンまで遡る。右のスペシャリスト。右サイドで左利きの特性を長年にわたり活かしてきた。

 しかし、2012年をピークに出場時間は少しずつ減少。今季は清水戦前まで、わずか168分間の出場に止まっていた。現在31歳。来季以降、鹿島でプレーすることができるか、危ぶまれ始めていた。

 鹿島の布陣は例によって4-4-2。実際は4-2-3-1に見える場合も、どういうわけかチームはそれを4-4-2と言い続ける。この清水戦もしかり。4-2-3-1と言いたくなる4-4-2だった。その1トップは上田。そして遠藤は右SHではなく、微妙なポジションで構えるもうひとりのアタッカーとして出場した。

 1トップ下、あるいは1トップ脇。いすれにせよ真ん中でプレーをする遠藤を過去に見た記憶はない。ところが、多少無理がある窮余の一策かと思いきや、前半15分、さっそくその成果が現れる。見る側の認識を新たにさせるシーンに遭遇することになった。

 右サイドで、こちらも久々に先発に復帰した右サイドバック(SB)伊東幸敏が、清水の左SH西澤健太のドリブルを止めると、素早くセルジーニョにフィードした。その時、前線で反応したのは上田ではなく遠藤だった。オフサイドラインをかいくぐるように動きだし、セルジーニョのパスを受けると、自慢の左足にボールをセット。インフロントでがら空きのゴールにふわりとしたボールを蹴り込んだ。新境地を開拓したかのようなゴールだった。

 何かが衰えたという感じはしない。力量的にはまだ十分足りている。出場時間を減らしていた原因は、右SHしかできない点のみだと言える。

 通常、そこでスタメンを張るのはレアンドロだ。しかし常時ではない。左でプレーする場合もある。セルジーニョが右SHに入る場合もあるが、彼は真ん中でもプレーする。土居聖真、バルセロナに移籍した安部裕葵は、右も左も真ん中もこなす。ひとつのポジションしかやらないのは遠藤と、今シーズンに清水から移籍してきた白崎凌兵ぐらいのものだ。

 言うならば遠藤は、メンバー交代の幅が広がりにくい、監督にとって使い勝手が悪い選手だった。その出場機会が減少する理由は、右SHしかできないその非多機能性に原因があった。

 とはいえ、遠藤は鹿島一筋できた選手だ。右SHしかできないその非多機能性は、鹿島で培われたものだ。使い勝手の悪い選手だと言われれば、自分をそのように育てたのはクラブではないかと、反論したくもなるはずだ。この日の1トップ下(脇)での出場が、は、監督のアイデアなのだとすれば、遠藤は歴代の監督に対して、「もう少し早く試してほしかった」という気持ちもあるのではないか。

 それはともかく、鹿島が4点目を奪ったのは後半のロスタイムだった。三竿が自軍深くからレアンドロにフィードすると、遠藤は左サイドに開いて走った。そしてその鼻先にパスが出ると、カウンターのチャンスは一気に拡大した。

 なんとか帰陣した清水のバックは2人。上田はその背後を走っていた。ゴールが決まるか否かは、遠藤の左足センタリングの正確性にかかっていた。

 遠藤がここで見せたプレーは左SH的であり、左ウイング的だった。つまり遠藤は可能性をさらに広げるプレーを見せたことになる。

 左利きの選手が左を務めることは、かつては当たり前の話だった。ところが、ある時から、左は右利き、右は左利きの割合が増えることになった。SBが攻撃に参加する頻度が高くなったこと、言い換えればサイドアタッカーが両サイド各2枚になったことと、それは深い関係にある。攻撃参加したSBに縦突破を任せ、SHは主にカットインを狙う。遠藤も縦より内に入るプレーの方が多く見られた。

 左利きが左に回ると、選択肢はシュートよりクロス、センタリングが中心になる。

 その時、遠藤には中央の様子を十分にうかがう余裕があった。上田の頭に狙いを定め、ボールを置きにいくようなタッチで蹴った。上田の2点目となるヘディングシュートが決まった瞬間だ。讃えられるべきはどちらかと言えば、上田のヘディングというより、正確無比な遠藤のキックになる。ゴルフにたとえれば、ピンの根元にストンと落ちるアプローチショットのようだった。

 真ん中、そして左でも可能性のあるプレーを披露した遠藤。上田の加入も心強いが、遠藤の選択肢が増えたことも、鹿島にとってはそれに並ぶ朗報ではないか。シーズン終盤に向け、鹿島の選手層はこれでまたひとつ厚くなった。

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年と経験を重ね熟練の技で魅了してた頃の左利きのデル・ピエロの様でした。清水戦のヤスは。次も頼みます。

トップ下、セカンドトップは適正ポジションですよ。
コダニーロですから。

ダニーロの高さはないけど、裏への抜け出し、お尻を上手につかうプレイがあります。

No title

システム論者のおすぎ・・・ 笑えました。

昨シーズン、遠藤は試合途中からボランチに入っていたこともあるような
この記事で言われるほどポジションに固執してないと思う

ツッコミ所満載ですが、一言でいうと、
にわかが自分の物差しだけで解説者風を
吹かせているだけですね。

もう一つ突っ込むなら白崎もボランチで器用する事があるって事ですかね笑

鹿島のアタッカーでポジションが固定されてるのなんて、純CFの翔さんぐらいですけどね笑

白崎はオールラウンダーだよおすぎ

遠藤は守備のタスクが減ってかなり自由に動けるようになったな

半分読むまでに、おすぎが書いていると分かりましたね。

ヤスもう31なんですね。PSM水戸戦の超ロングシュートやACL全北戦の逆転ゴール、一気に頭角を現したあの時からもう9年。
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Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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