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セレッソ戦報道

鹿島が首位に立ったことを大きく報じる各紙である。
これは大きなニュースである。
最後の最後で涙を飲んだ2017年以来の首位となる。
そしてこのセレッソ戦に勝つことは容易ではなかった。
先発を予定しておった小泉慶が体調不良にて当日欠場が決まり、急遽、白崎凌兵をボランチに下げ中村充孝を左サイドに起用することとなったとのこと。
逆にこれが功を奏し、アツが先制点に繋がるCKを取っておる。
また、前半は再三柿谷にチャンスを作られたが、ピッチ上で修正し、後半には交代に追い込んでおる。
チームの修正力も光る。
結果だけを見れば、試合開始早々にセットプレイで先制し、単に守っただけのように見える。
しかしながら、その裏には、このようにサッカーならではのドラマが詰まっておるのである。
この事実上の優勝決定戦を制し、タイトルに大きく前進した。
更に気を引き締め、一つ一つ勝利を積み重ねていきたい。
一丸である。

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鹿島が首位浮上、C大阪5連勝止まる/C-鹿28節
[2019年10月6日17時3分]


C大阪対鹿島 前半、鹿島DF犬飼(左から2人目)はヘディングシュートを決め仲間の祝福を受ける(撮影・上山淳一)


C大阪対鹿島 前半、鹿島DF犬飼(左から2人目)はヘディングシュートを決める(撮影・上山淳一)


鹿島17年11月以来の首位 クラブ力で3冠へ前進
[2019年10月6日18時57分]


C大阪対鹿島 前半、先制ゴール決めた鹿島DF犬飼(中央左)はイレブンの祝福を受ける(撮影・上山淳一)


C大阪対鹿島 鹿島DF犬飼(右)は自ら決めた1点を守りきりC大阪を破り笑顔を見せる(撮影・上山淳一)


C大阪対鹿島 前半、鹿島の大岩監督は選手に指示を送る(撮影・上山淳一)


<明治安田生命J1:C大阪0-1鹿島>◇第28節◇6日◇ヤンマー

鹿島アントラーズがアウェーのセレッソ大阪戦に1-0で競り勝ち、今季初の首位に立った。前半6分にCKからDF犬飼智也(26)が頭で先制。

圧倒的に攻め込んだのはC大阪だが、鹿島が組織立った守備で1点を守りきった。過密日程でMF三竿健斗(23)ら主力にケガ人が続出する中、17年11月以来の首位に浮上。7戦無敗としルヴァン杯、天皇杯を含めた今季3冠へ前進した。東京は2位に転落。

   ◇   ◇   ◇

鹿島がついに東京から首位を奪い取った。前半6分にDF犬飼が挙げた先制点を守り抜く、渋く、らしい勝利。大岩監督は「目的の勝ち点3を取るをしっかりできた。ボールを支配される時間は長かったが、CBを中心に相手の良さを消して0に抑えたのは評価したい」と冷静に振り返った。

圧倒的に攻められた。DFラインの裏をとられ、何度もひやりの場面があった。しかし、ゴールは割らせない。シュート数は5-9でも結果は1-0。攻守に奮闘した犬飼は、4月20日仙台戦以来の今季2点目にも「90分近く1点を守る時間。チーム全体で我慢した結果だと思う」。先制点をアシストしたU-22日本代表DFの町田も「最初から簡単なゲームとは思っていなかった。一丸で勝てたのがよかった」と言った。

崩れない強さを見せつけた。中盤に負傷、離脱者が続出の緊急事態。三竿、レオシルバに加え、C大阪戦に出場予定だった小泉も体調不良で急きょ回避。それでも出場した中村が、きっちり代役を果たすのが常勝の伝統に培われた「クラブ力」。指揮官は「試合がたくさんあるから、それぞれの選手が準備している」。犬飼も「勝つためにみんなで助け合い、苦しいゲームをものにできたのは自信になる」と胸を張った。

2季ぶりの首位浮上。2年前は最終節で川崎Fに逆転された苦い思いがある。MF土居は「首位に立ったんで、ここからは自分たち次第。勝ち続ければ追いつけない。3つとりにいく意思統一はできている。1つも落としたくない」。ルヴァン杯は4強、天皇杯は8強に残る。3季ぶりのJ1制覇だけではなく、00年度以来となる3冠の夢が広がった。【実藤健一】

鹿島奪首!犬飼Vヘッドでリーグ7戦負けなし、勝ち点最大9差ひっくり返した

前半に先制ゴールを決めた犬飼(右から2人目)。チームを首位に導いた。手前はC大阪の柿谷(撮影・林俊志)

 明治安田J1第28節最終日(6日、ヤンマースタジアム長居ほか)鹿島がC大阪を1-0で下し、勝ち点55として今季初めて首位に立った。前半6分にDF犬飼智也(26)が挙げたゴールを守り切った。7戦負けなしで、2位に落ちたFC東京とは2差。C大阪は連勝が5で止まった。浦和は清水に2-1で逆転勝ちし、9試合ぶりの勝利を挙げた。

 守り抜いた90分。試合終了の笛が響くと、敵地に鹿島サポーターの歓声がこだました。約1年10カ月ぶりの単独首位。先制点をあげたDF犬飼が声を弾ませた。

 「苦しい時間がずっと続いていたけど、全員で助け合って守り切ることができた」


C大阪に勝利し、喜ぶ鹿島イレブン=ヤンマー

 前半6分。左CKを遠いサイドのDF町田が折り返し、犬飼が頭で決めた。4月の仙台戦以来2ゴール目。堅守のC大阪は前半に喫した失点が今季2試合だけで、「いい時間に取れた」と白い歯をのぞかせた。

 シュートわずか5本、ボール支配率は32%にとどまったが、CKが前後半で計12本を数えた相手の猛攻を焦らず最終ラインではね返した。完封試合は今季J1最多タイとなる12度目。レオシルバ、三竿と守備的MFにけが人が相次ぐ中で勝負強さを発揮した。

 「アクシデントで人は替わるが、チーム全員で、出ている選手が勝つためにプレーするのが鹿島」と犬飼。リーグ戦は7戦負けなし(5勝2分け)。4月に最大9あったFC東京との勝ち点差をひっくり返した。

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は準々決勝で敗退したが、リーグ戦、ルヴァン杯、天皇杯の国内3タイトルを狙う。キャプテンマークを付けたMF永木は「首位に立ったら、あとは自分たち次第。『3つ取る』とみんなの意思は統一できている」と自信を深めた。 (邨田直人)


後半、担架に乗って退場する鹿島・セルジーニョ=ヤンマースタジアム長居(撮影・林俊志)


手をつないでサポーターに挨拶をする鹿島イレブン=ヤンマースタジアム長居(撮影・林俊志)


前半、先制ゴールを決めた鹿島・犬飼(右端)=ヤンマースタジアム長居(撮影・林俊志)


鹿島ついに初奪首!最大勝ち点9点差から猛追 犬飼“虎の子”V弾「次につながった」
[ 2019年10月7日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ第28節 鹿島1-0C大阪 ( 2019年10月6日 ヤンマー )


決勝点を決めた鹿島・犬飼はサポーターに向けガッツポーズ(撮影・後藤 大輝)
Photo By スポニチ


 常勝軍団がついに首位に立った。鹿島は敵地でC大阪を1―0で撃破。攻め込まれる時間が多かったが、前半6分にCKからDF犬飼智也(26)が頭で決めた虎の子の1点を、粘り強い守備で守り切った。前節はFC東京の試合前日に「暫定」で首位に立ったが、今回は最大「9」まで開いた勝ち点差を「正式」に上回り、3季ぶりのVを視界に捉えた。
 ベンチは総立ちだった。左腿裏を痛めて担架で退いたMFセルジーニョまで、前のめりに立っていた。首位奪取を告げる終了の笛。チーム一体となった歓喜の輪が生まれた。得点は前半6分、左CKをDF町田が頭で折り返したボールを、DF犬飼が頭で決めた1点だけ。「苦しいゲームを全員でものにできたので次につながった。チームのために犠牲になるプレーがみんなできている」と犬飼はうなずいた。

 試合直前にアクシデントが襲った。先発予定で大阪入りしたボランチの小泉が体調不良で欠場。急きょ左MFの白崎が回り、左MFに中村が入った。白崎がボランチで先発するのは初。即興力が試された。クラブの“お家芸”とも言えるピッチでの対応力。CKから先制した7分後の前半13分に一端が垣間見えた。縦パスから裏に抜けた相手MF柿谷に決定機をつくられると、MF永木、DF伊東、FW伊藤らが集結。柿谷へのマークの付き方をその場で変えた。

 ハーフタイムにはさらにマークを修正。後半13分で柿谷を交代に追い込むと、大半の時間を攻め込まれながら後半はシュート1本に抑え込んだ。伊藤の言葉を借りれば「楽しく守備ができていた」。クラブW杯で2位に入った16年のようなしたたかさが生まれ始めている。

 今季初の首位。だが、犬飼は「今、首位にいるかとか、2位にいるかとかは関係ない。(シーズンが)終わって上にいることが、このチームの使命」と強調した。前回首位だった17年は最終節で2位に陥落。その翌年に鹿島に加入したセンターバックの言葉に、受け継がれてきた伝統が宿っていた。

【鹿島】ついに首位浮上!一瞬の“隙”見逃さず対話を繰り返し伝統の勝負強さ体現
2019年10月7日 6時5分スポーツ報知


前半6分、鹿島・犬飼智也(中央奥)がヘディングで先制のゴールを決め、イレブンと喜ぶ(カメラ・渡辺 了文)

◆明治安田生命J1リーグ第28節 C大阪0―1鹿島(6日・ヤンマー)

 鹿島は5連勝中のC大阪を1―0で下し、第8節から首位を守ってきたF東京を抜いて単独首位に浮上した。劣勢の展開ながらもDF犬飼智也(26)が挙げたゴールを守り切り、国内3冠制覇に前進した。

 *  *  *

 鹿島がついに首位に躍り出た。前半6分、CKを町田が中央へ折り返す。待っていたのは犬飼。頭でゴールに流し込み、虎の子の1点となる決勝点を奪った。その後は防戦一方。それでも5連勝中のC大阪の猛攻をしのぎ、犬飼は「苦しい時間帯がほとんどだったけど、チーム全員で我慢できた結果」と胸を張った。我慢の展開でセットプレーから奪った1点を守り切り、クラブ伝統の勝負強さを体現する勝利をつかんだ。

 昨季限りで欧州へ移籍したDF昌子源には、あるポリシーがあった。「サポーターの応援が止まったタイミングはチャンス」。声が通りやすい状況で、いかに声を掛け合い修正を図れるか。1―0の後半42分、押せ押せムードのC大阪ゴール裏が約8秒間、静寂した。センターバックの犬飼とブエノがすかさず声を掛け合い、残り時間を耐え抜く意思を統一した。

 前半には相手選手がピッチで治療している間、4人の選手が輪を作った。日本語ができるブエノが永木と伊東の言葉を訳し、セルジーニョにプレスのかけ方を指示。ベンチと逆サイドのため通訳の助けを得られない状況で、偶発的に生まれた場で決壊寸前だった右サイドを修正した。CKの場面では伊藤が身ぶり手ぶりを交え、プレー中は対局にいるため話す機会が少ない犬飼にここぞとばかりに助言を送る場面も。犬飼は「自分だけじゃなく、みんな声が出ていた」と勝因を振り返った。一瞬の“隙”を見逃さず、勝利へ、優勝へ近づくための手段を遂行するのが鹿島の伝統だ。

 追われる立場として、残り6試合を戦う。大岩剛監督(47)は「目の前の試合を勝ち切る意識でここまで来たし、試合後に選手にも伝えた」とうなずいた。V奪還へ大きな自信を得る一勝を手にした。(岡島 智哉)

鹿島が今季初の首位浮上!堅守キラリ1-0で制す MF永木は3冠に意欲

 前半、ゴールを決め祝福される鹿島・犬飼(右から2人目)

 「明治安田生命J1、C大阪0-1鹿島」(6日、ヤンマースタジアム長居)

 鹿島がC大阪を1-0で下し、勝ち点55として今季初めて首位に立った。7戦負けなしで、2位に落ちたFC東京とは2差。C大阪は連勝が5で止まった。川崎は湘南に5-0で大勝し、勝ち点47で4位に浮上。浦和は清水に2-1で逆転勝ちし、9試合ぶり勝利で10位に上がった。

 鹿島が28試合目でついに今季初の首位に立った。前半6分、MF永木の蹴ったCKはファーサイドへ。待ち構えた身長190センチのDF町田がC大阪DF丸橋に難なく競り勝ちゴール前に折り返すと、DF犬飼が頭で押し込んだ。ミスマッチを巧みに突いたセットプレーで早々に先制した。

 試合を通じて劣勢に立たされたが、ロスタイムも含めた90分近くを手堅い守備で守り抜いた。殊勲の犬飼は「難しい試合をモノにする姿勢を示せた」。永木も「最後まで踏ん張れた」と胸を張った。

 無類の勝負強さで“定位置”に座ったが、犬飼は「順位は関係ない。終わった時に一番上にいるのが使命」と足元を見据えた。9日にはルヴァン杯準決勝の川崎戦を控える。3冠の可能性を残しており、永木は「3つ取りたい」と言い切った。20冠を誇る常勝軍団が勝利に飽くことはない。

鹿島、首位奪取 3冠めざし意思統一
2019/10/6 23:08

この試合、唯一の得点は開始6分のCKから。キッカーの永木がファーサイドまで振ったボールを町田が頭で折り返し、犬飼が中で詰めた。ゴール前をゾーンで固めた相手の守りをうまく揺さぶった格好だが、ここから鹿島は防戦一方に追い込まれる。


前半、先制ゴールを決める鹿島の犬飼(手前左から2人目)=時事

5連勝中のC大阪は柿谷が好調で、あの手この手を繰り出した。ボランチの三竿とレオシルバをケガで欠く鹿島は前半だけで8本のシュートを打たれた。が、ボールを相手に持たれることが常態化している鹿島は妙な耐性を備えている。

前線で守備に奔走した伊藤が語る。「攻められてもネガティブな感情を持って守っている選手が一人もいなかった」。打撃を受けながらマークを受け渡すタイミングなどもろもろ修正を施すと、後半は見切りができたようにシュート1本に鎮めることができた。

第8節からFC東京が守ってきた首位をついに手にした。「ここからは自分たち次第。勝ち続ければ追いつかれることはないわけで。3つのタイトル(リーグ、ルヴァン杯、天皇杯)を取りに行くことで意思統一もできている」と永木。

目の前に大きな目標があるから、アジア連覇を逃した痛手に目を向けないで済んでいる。

(武智幸徳)

J1鹿島、首位浮上 C大阪に1-0
明治安田J1第28節最終日(6日・ヤンマースタジアム長居ほか=3試合)鹿島はC大阪を1-0で下し、今季初めて首位に浮上した。通算成績は16勝7分け5敗、勝ち点55で、2位FC東京と勝ち点差は2。公式戦の不敗を13に伸ばした。

鹿島は前半6分、左CKを町田が頭で折り返し、犬飼がヘディングシュートを決めて先制した。後半は防戦一方だったが、ゴール前で守備陣が踏ん張り、失点を許さなかった。

■鹿島・大岩監督 無失点は評価

ボールを支配される時間が長かったが、センターバックを中心に相手の良さを消すことができていた。0(失点)で終えることができたことは評価している。

■鹿島・伊東

(前半13分のピンチ後)同サイドの選手と話してマークやポジションを確認し、徹底してからは大きく崩されることがなかった。

■鹿島・町田

相手がどう(攻めて)来たら自分たちがどう行くのかが、前半通じて徐々にできていった。

■鹿島・犬飼

(決勝点は)町田がしっかりと競り勝ってくれたので、いい所に入れた。守備では助け合えていた。

▽ヤンマー(観衆23,001人)
C大阪 14勝10敗4分け(46) 0-1 鹿島 16勝5敗7分け(55)
0-1
0-0

▽得点経過 C 鹿
前6分【鹿】 0-1犬飼

ついに首位奪取。誰が出ても勝つ
鹿島の強さを象徴するふたつのプレー

渡辺達也●文 text by Watanabe Tatsuyaphoto by KYODO

 J1リーグ第28節。5連勝と好調なセレッソ大阪が鹿島アントラーズをホームに迎えた。前日、首位のFC東京はサガン鳥栖に敗れたため、C大阪は勝てば優勝戦線に名乗りを上げる絶好のチャンス。そして鹿島にとっては引き分け以上で今季、初めて首位に立つという大一番だった。

 C大阪は前節のガンバ大阪戦と同じメンバー。一方の鹿島は、ケガ人が続出するなか、ついに攻守の要であるレオ・シルバも故障で欠き、白崎凌兵が今季初めてボランチとして出場した。

 試合は序盤に動いた。前半6分、鹿島が左コーナーキックを獲得。永木亮太のファーサイドへのボールを、町田浩樹がヘディングで折り返し、犬飼智也がヘッドで飛び込み先制に成功する。


セレッソ大阪戦の前半6分、犬飼智也が先制ゴールを決めた鹿島アントラーズ

 だが、その後はホームのC大阪がソウザを中心に鹿島ゴールに襲いかかる。前半13分、左サイドでソウザのスルーパスに抜け出した柿谷曜一朗が決定的なシュートを放つが、鹿島のGKクォン・スンテに阻まれる。17分にも右コーナーキックを、ブルーノ・メンデスがニアで頭を合わせるが、わずかにゴール左にそれた。27分にも、右サイドで水沼宏太からブルーノ・メンデスとつなぎ、最後はゴール前でフリーだった奥埜博亮がヘディングでシュートをするが、ボールはゴールの左に。前半終了間際にも木本恭生、ソウザのヘディングシュートをクォン・スンテがセーブ。前半は鹿島1点リードで折り返す。

 後半に入ると、鹿島はC大阪の生命線でもあるサイド攻撃を抑えにかかり、決定機を作らせない。逆にカウンターで追加点を狙った。

 C大阪は柿谷に代え高さと強さがある鈴木孝司、さらに奥埜に代えてドリブラー高木俊幸を投入して勝負に出るが、鹿島の牙城を崩すまでには至らない。鹿島は後半17分、セルジーニョのケガで、経験豊富な遠藤康を投入。さらに中村充孝に代えて名古新太郎をボランチに入れ、白崎を本来の2列目に上げる。最後は伊藤翔に代えて上田綺世を入れ、1点を守り切った。

 鹿島は28試合目にして、ついに首位に立った。

 今夏、鈴木優磨(シント・トロイデン)、安部裕葵(バルセロナB)、安西幸輝(ポルティモネンセ)と3人の選手が欧州に移籍。さらに、ここにきてレオ・シルバ、三竿健斗もケガで離脱。駒不足になってもおかしくないところだが、たとえばセンターバックの町田を左サイドバックに起用し、それがしっかり機能する。この試合でもボランチとして初先発の白崎が機能、攻守の要として永木がチームの中心となっていた。誰が出ても同じサッカーができる。それが強いチームの証であり、鹿島の伝統でもある。

 その象徴ともいえるプレーがふたつあった。ひとつは後半42分、浮き球を足で処理しようとした相手選手に、名古が勇気を持って頭から突っ込み、ファウルをもらいマイボールにしたシーン。もうひとつはアディショナル・タイムの92分、上田の落としたボールに体を入れて、相手のファウルを誘った白崎のプレーだ。

 かつて、鹿島の黄金時代を支えた選手たちが、ジーコやレオナルドに口を酸っぱくして言われた言葉がある。

「どんなにリードしていても勝手なプレーはするな。場所、点差、時間帯を考え、チームのためにベストのプレーを選択しろ」

 その伝統は清水エスパルスから移籍して1年目の白崎、順天堂大から加入して2年目の名古にも浸透していた。

 ACL敗退後、「三冠を狙う」と宣言した鹿島。日本代表のW杯アジア2次予選があるためリーグ戦は中断するが、鹿島は9日、13日とルヴァン杯準決勝の川崎フロンターレ戦を控えている。ケガ人続出、ハードスケジュールと、三冠への道のりは簡単ではない。これから鹿島がどんな結果を出すのか注目したい。

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誰が出ても鹿島!
堅実に勝つ!
首位の慢心はなし!
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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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