主力復帰で万全の鹿島、四度目の浦和戦へ
「いずれの試合でも鹿島を古巣とする興梠がカギを握る活躍」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
今季、過去三度あった対戦全てに於いて浦和の興梠慎三には苦汁を舐めさせられておる。
全くもって憎き“敵”と言って良かろう。
鹿島にて育ったが故、鹿島の弱点をも知っておる様子。
このFWを抑え込んでこそのこの試合と言えよう。
ブエノとチョン・スンヒョンのコンビにて完封を目指す。
助っ人二人の高い能力が発揮されるとき。
楽しみな一戦である。

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王者返り咲きへ突き進めるか。主力復帰で万全の鹿島、四度目の浦和戦へ
見どころを要約すると・・・
・両者は今季四度目の対戦。戦績は鹿島の1勝2分だが、興梠慎三には毎回活躍を見せられている
・浦和は厳しい連戦の最中で選手起用がどうなるか。一方の鹿島はケガ人が復帰している
・鹿島は今季、リーグ戦での中2日が一度だけあった。湘南の積極性に苦しんだ経験を生かしたい
明治安田J1もいよいよ第30節を迎える。シーズンも佳境に入り、1試合の重みが増していく中、首位に立つ鹿島は、9位・浦和をホームに迎える。勝ち続ければ3年ぶりのリーグチャンピオンに返り咲く鹿島にとっては倒さなければならない相手だ。
両者は今季ここまで三度の対戦を終えている。J1第16節での対戦は1-1の引き分け。伊藤 翔のゴールで鹿島が先制したものの、土壇場で興梠 慎三が同点弾を決める展開となった。その後はJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝で対戦。第1戦は鹿島が前半だけで3得点と圧倒的なリードを奪ったものの、後半途中に興梠が投入されたことを機に浦和が逆襲。2点を返し、あと一歩まで追いすがった。第2戦は浦和が二度のリードを奪ったものの、いずれも鹿島が追いつく展開で2-2のドロー。3試合を終え、鹿島の1勝2分という結果に終わっている。いずれの試合でも鹿島を古巣とする興梠がカギを握る活躍を見せており、ホームの鹿島にすれば彼をどう抑えるかが大きなポイントと言えそうだ。
しかし、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝まで進出した浦和は厳しい連戦の最中にある。火曜日には前倒して行われたJ1第31節・広島戦をアウェイで戦ったばかり。中2日でアウェイ2連戦を戦わなければならず、選手の起用には慎重を期す必要がありそうだ。このあともアルヒラルとのACL決勝第1戦まで中3日、中4日と連戦が控えている。昨季は鹿島も同じような過密日程に見舞われたが、大槻 毅監督は大事な4連戦の戦い方に頭を悩ませていることだろう。
一方の鹿島は、試合から離れていた主力が相次いで復帰。三竿 健斗、レオ シルバ、セルジーニョ、伊藤、ブエノといった面々が、浦和戦を見据えたトレーニングに1週間取り組むことができた。公式戦では6試合連続で複数得点が取れていない苦しい状態が続いていただけに、シーズン終盤に向けて勢いを盛り返す態勢が整った。
今季のリーグ戦の中で、鹿島は一度だけ中2日の連戦を経験している。7月31日にスライドした第16節の浦和戦を戦ったあと、8月3日に第21節・湘南戦を戦い、終了間際に勝ち越しを許して2-3で敗れた。「前半からアグレッシブに来た」(三竿)という湘南のプレッシングの強さに悩まされ主導権を握られた。その経験を生かす絶好の機会だろう。
とはいえ、浦和も気持ちよくサウジアラビアに向かうためにも、勝つことで勢いをつけたいところ。普段、出場機会を得られない選手の活躍があれば、なおさらチームは活気づく。目線を少し先に置いたとき、互いにとって非常に重要な一戦となりそうだ。
[ 文:田中 滋 ]
今季、過去三度あった対戦全てに於いて浦和の興梠慎三には苦汁を舐めさせられておる。
全くもって憎き“敵”と言って良かろう。
鹿島にて育ったが故、鹿島の弱点をも知っておる様子。
このFWを抑え込んでこそのこの試合と言えよう。
ブエノとチョン・スンヒョンのコンビにて完封を目指す。
助っ人二人の高い能力が発揮されるとき。
楽しみな一戦である。

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王者返り咲きへ突き進めるか。主力復帰で万全の鹿島、四度目の浦和戦へ
見どころを要約すると・・・
・両者は今季四度目の対戦。戦績は鹿島の1勝2分だが、興梠慎三には毎回活躍を見せられている
・浦和は厳しい連戦の最中で選手起用がどうなるか。一方の鹿島はケガ人が復帰している
・鹿島は今季、リーグ戦での中2日が一度だけあった。湘南の積極性に苦しんだ経験を生かしたい
明治安田J1もいよいよ第30節を迎える。シーズンも佳境に入り、1試合の重みが増していく中、首位に立つ鹿島は、9位・浦和をホームに迎える。勝ち続ければ3年ぶりのリーグチャンピオンに返り咲く鹿島にとっては倒さなければならない相手だ。
両者は今季ここまで三度の対戦を終えている。J1第16節での対戦は1-1の引き分け。伊藤 翔のゴールで鹿島が先制したものの、土壇場で興梠 慎三が同点弾を決める展開となった。その後はJリーグYBCルヴァンカップ準々決勝で対戦。第1戦は鹿島が前半だけで3得点と圧倒的なリードを奪ったものの、後半途中に興梠が投入されたことを機に浦和が逆襲。2点を返し、あと一歩まで追いすがった。第2戦は浦和が二度のリードを奪ったものの、いずれも鹿島が追いつく展開で2-2のドロー。3試合を終え、鹿島の1勝2分という結果に終わっている。いずれの試合でも鹿島を古巣とする興梠がカギを握る活躍を見せており、ホームの鹿島にすれば彼をどう抑えるかが大きなポイントと言えそうだ。
しかし、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で決勝まで進出した浦和は厳しい連戦の最中にある。火曜日には前倒して行われたJ1第31節・広島戦をアウェイで戦ったばかり。中2日でアウェイ2連戦を戦わなければならず、選手の起用には慎重を期す必要がありそうだ。このあともアルヒラルとのACL決勝第1戦まで中3日、中4日と連戦が控えている。昨季は鹿島も同じような過密日程に見舞われたが、大槻 毅監督は大事な4連戦の戦い方に頭を悩ませていることだろう。
一方の鹿島は、試合から離れていた主力が相次いで復帰。三竿 健斗、レオ シルバ、セルジーニョ、伊藤、ブエノといった面々が、浦和戦を見据えたトレーニングに1週間取り組むことができた。公式戦では6試合連続で複数得点が取れていない苦しい状態が続いていただけに、シーズン終盤に向けて勢いを盛り返す態勢が整った。
今季のリーグ戦の中で、鹿島は一度だけ中2日の連戦を経験している。7月31日にスライドした第16節の浦和戦を戦ったあと、8月3日に第21節・湘南戦を戦い、終了間際に勝ち越しを許して2-3で敗れた。「前半からアグレッシブに来た」(三竿)という湘南のプレッシングの強さに悩まされ主導権を握られた。その経験を生かす絶好の機会だろう。
とはいえ、浦和も気持ちよくサウジアラビアに向かうためにも、勝つことで勢いをつけたいところ。普段、出場機会を得られない選手の活躍があれば、なおさらチームは活気づく。目線を少し先に置いたとき、互いにとって非常に重要な一戦となりそうだ。
[ 文:田中 滋 ]
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ヤツ
興梠のヤツは、金で浦和に行ったようなもんだからな。
"移籍組"優遇で、新卒とかユースあがりは、ほとんど出れないクラブだしな。
ヤツはなにがなんでも潰さんといかんヤツだ。
"移籍組"優遇で、新卒とかユースあがりは、ほとんど出れないクラブだしな。
ヤツはなにがなんでも潰さんといかんヤツだ。
No title
浦和がACL決勝優先で主力温存の可能性が十分にありますが、慎三とファブリシオには出場してもらいたいですね。
ラインブレイクして抜け出した慎三を、ブエノがスライディングで削って止めるなんて最高です。
ラインブレイクして抜け出した慎三を、ブエノがスライディングで削って止めるなんて最高です。
興梠は凄い。スモーキングブギ(笑)なのに浦和の主力を長年勤めてる。不思議だ。