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白崎凌兵、残り5試合勝てればどんなサッカーでもいい

白崎凌兵にインタビューを行ったGOAL.comの池田氏である。
優勝争いの真っ只中の今の気持ちを伝えてくれる。
シラは今季移籍し、ここまで清水では得られなかった経験をしておる。
そしてまだ何も勝ち得ておらぬこともよくわかっておる。
「もう理想を追う時期ではない。現実を見る時期です」という言葉にそれが集約されておる。
残り5節を泥臭くも戦い、最後に共に笑おうではないか。
信頼しておる。

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鹿島・白崎凌兵の決意。「まずは結果。残り5試合勝てればどんなサッカーでもいい」
池田博一



 鹿島アントラーズMF白崎凌兵。ここまでリーグ戦20試合に出場し、5得点(第29節終了時点)。左サイドハーフを主戦場としながら、バランスの取れたプレーでチームに欠かせない選手となっている。今季の鹿島は苦戦した時期もあったが、残り5試合を残した段階で得失点差で首位に立つ。今季、清水エスパルスから鹿島に加入し、自身初ともいえる優勝争いの中にいる白崎に今の気持ちを聞いた。(聞き手・写真:池田博一)

■現実的に我慢することも必要



――リーグ戦も終盤に差し掛かり現在首位。まずはプレーするうえで一番重要視しているところを教えてください。

 この状況で優勝を狙える位置にいます。そういう意味では理想より現実的に我慢するところも必要で、そういうところは意識しています。我慢してやらなきゃいけない試合はこれからも増えてきますし、一番は勝ち点3を取ることですから。

 ただ、そういった中でも思い切ってやることも必要です。そこの使い分けというか。ワンプレーでのチャレンジが成功して勝つ可能性もあれば、ヘタな失い方をして勝ち点を落とす可能性もある。ただ後者だけになるよりは、もうちょっと積極的にやっていくことでさらに勝ちを手繰り寄せられるかもしれないですし。

――開幕当初は試合に出場できませんでしたが、今は先発を続けています。少し抽象的ですが、「鹿島のサッカー」をどう捉えていますか?

 うーん…「こうやって次にこうやって」といった決め事といったものはないので。もちろん守備に関しての約束事はありますが、攻撃に関してはある程度自由にやらせてもらっています。だから、自分たちに責任がある。アイデアを出したり、コミュニケーションを密にとって練習からやっていかなくてはいけない。それがうまくいっているときは、すごく良い結果が出ていますね。

 ただ、噛み合わないときはそのままズルズルいってしまうこともある。そういった中でもスタッフや監督に言われて動くのではなく、「自分たちが判断してどうするべきか」をもっと話し合う必要があると思います。良いチームというのは早く気付いて、それを修正できるチームだと思うんです。「なんだかうまくいかないな」ということはみんな感じている。では、「どこが」うまくいっていないのかを感じ取って修正する。その力がもっと付いてきたら、もっと良くなると思います。

――話し合いをしたことによって改善された印象に残るシーンや試合はありますか?

 具体的には覚えていないのですが、(三竿)健斗が出ていたときはよく話をしていました。(今はケガで)離脱しているから、もっとやらなきゃいけないと思います。もちろん自分も含めてしっかり引っ張っていくという意識をみんなが持ってやることが大事。思っているだけではなく、口にしないと。11人でやるスポーツなので。

■山雅戦はうまくいかなかった



――白崎選手のプレーはポジショニングの良さに特徴があると思います。

 前になかなかボールが入らない状況で、自分も含めてみんなが下がってきてしまい、前に人が足りなくなった試合がありました。そこはみんなで話して距離感や立ち位置を変えることで解決される問題だったと思います。例えば松本山雅戦(第29節・1-1/9分に先制される)の前半もそうで、そこを修正できなかった。ハーフタイムにみんなで話して、後半修正できましたが。

 これからより痺れる試合になってきますから、緊迫感や重みという部分でいつも通りのプレーをするのも難しくなってくるはずです。そういった時に、やはりお互いのコミュニケーションや信頼感は大事になってくると思います。

――優勝争いをする中で、「鹿島の勝負強さ」を感じますか? 昨季までは外から見ていて、今は中にいて印象の違いはありますか?

 どうでしょう…。まだ何も勝ち獲っていないので、まだちょっと判断するのは難しいかな。

――では質問を変えて。リーグ戦を少し振り返ると、まずは首位・FC東京と勝ち点4差で迎えた直接対決(第26節・2-0)を制したことも今につながっていると思います。そういう大一番を前にしての変化はありましたか?

 すごく変わった雰囲気はありませんでした。やはり優勝経験のある選手がいて、最後に1位に立つことの意味を分かってる人が多いですから。ここで落としたら最後という感じでもなかったですし。大事な試合だということはみんな言わなくても分かっているので。普通に、いつも通り、毎試合が大事。その一つだと思います。

――白崎選手はその試合で負傷して交代しましたが、結果として首位に勝利しました。

 セットプレーからブエノが前半に点を取りましたが、前半はほとんどピンチがなかったんじゃないかな。でも、後半に入って攻め込まれた。運もあったし、相手のミスにも助けられた。なんとか凌いでセルジ(セルジーニョ)のゴールで試合を決めた。客観的に見たら前半はウチのゲームで、後半はもう東京のゲームだった。課題ももちろんあって1点決められていたらどちらに転んでもおかしくなかった。ただそこで失点せずに2点目を奪えたことが大きかったと思います。

――そういう意味では、最初に話していたように、少し悪い展開でみんなで焦れずに我慢する時間を作ったことも一つのポイントとしてあるのでは?

 東京戦の後半にしても、もう少しうまくやれた部分は間違いなくありました。だから「しっかり我慢して」が確実にできた試合だったか? と言われるとそうでもない。僕が言っているのは、うまくいっていない時に割り切ったプレーをして相手の裏を取って、ゴールに行きたいけどゴールに行くのではなく、押し込んだところでボールを回す。そういった我慢です。クロスをとりあえず上げて終わるのか、もう一つ奥につないで相手を押し込むのかという判断だったり。

 それが山雅戦は悪かった。特に前半。クロスを上げます、弾かれて相手のシャドーに拾われてガーっと運ばれる。そんなシーンが何回もあった。相手はブロックを組んで、ヘディングが強みのチームなのに。でも、ウチはターゲットが(上田)綺世しかいない。じゃあどうするのか? というところでもっと押し込んで、揺さぶりをかけて…それが後半はできた。そういう「我慢」はやっぱり必要だと思うんですよね。

――松本戦の前のセレッソ大阪戦(第28節・1-0)ではボランチで初めて先発しました。

 正直、セレッソの動かし方がうまくてハマらなかったので大変でしたね。前からのチェイスもほぼほぼハマっていなかった。そこで全部ズレるから、常に相手が前向きでボールを持って、仕掛けてくる状況で。ただ、あの前半はみんなで我慢した試合でした。やられそうなところで最後は体を張って。開始直後に先制点を取れていたのは大きいですね。東京戦にしてもそうで、セットプレーで点が取れて、気持ち的にもだいぶ余裕を持てた。

――前半、前がハメ切れなかった。どういう対応をしようとしたんですか?

 ずっと持たれるのは避けたかったので、自分でハメに行きたかった。でも、ポジションがボランチだったので、変に飛び出したらスペースを空けてしまう。後ろと、(ボランチの相方の永木)亮太くんと話しながらプレーしていました。ボールを握れる展開だったら、もっと自分の良さが出たとは思います。

■今までのサッカー人生でなかったこと



――白崎選手にとっては初ともいえる優勝争いに身を置いての実感を教えてください。

 一番は、自力で何とでもなるというところです。そのチャンスを自分たちは持っている。ただ、(3位の)横浜も勢いはある。ここ最近の成績で言えば、マリノスはかなりいいですから。東京も前回勝ちました。

 勝ち点差も勢いも全然まだこの5試合で変わると思います。だからやはり一試合一試合ですよね。自分たちがやるべきことをやる。やりたいことじゃなくやるべきことをやること。だから変な話、残り5試合いくらボールを相手に持たれようが、全部勝てればいいんです。見ている人が「つまんないサッカー」と思おうが、勝てればいいんです。ただ、勝つためには点が必要で、点を取るためにはリスクも掛けなきゃいけない。そういうところは大事になってくると考えています。

――つまらないサッカーでも勝てればいい。とにかく勝てればいい。そういう考えは今までのサッカー人生でありました?

 なかったですよね。なかったですが、もちろん、つまらなくてもいいとかうまくいかなくてもいいと思っているわけじゃないです、それは。最初に言いましたが、もう理想を追う時期ではない。現実を見る時期です。これが、シーズンの入りだったら、もっとコミュニケーションを成熟させようとか、もっといいサッカーをしようとか考えるかもしれないですけど。

 残り5試合で首位にいて、優勝を自分たちで何とかできる位置にいる。今さら綺麗なサッカーをやろうなんて多分誰も思わないです。今までのことは分からないですけど、別に綺麗にやってきたチームでもないと思いますし。今年に関しても、綺麗でいいサッカーをしてきた訳じゃなくて、何とか必死に「3」ポイントを取ってきた試合もある。そういったものがさらに必要になってくる時期だと感じます。結果が一番ですよね。

――では来たる第30節の相手、浦和をどう見ていらっしゃいますか?

 基本的に対戦相手どうこうで考えないタイプなんですが、あえて言うと、FWに良い選手がいて、今年の対戦でもそこでやられてしまっています。あと(相手)ウイングバックとのミスマッチが起こる。でも、浦和とやったどの試合も後半は自分たちがチャンスを多く作っているんです。後半になると相手が動けなくなってくるイメージがあるんですよね。そこはやはり3バックの脇に走ることはすごく重要。ボールを奪った後のそこへのランニングを相手はすごく嫌がっている。ただ、絶対楽な試合にはならないと思います。

――最後に、残り5節意気込みをお聞かせください。

 自分は今年移籍してきて、いろんな思いがあって、そういった中で今多くの試合に出させてもらっています。多くの人に支えられて優勝を狙える位置にいることは、すごく幸せなことです。後悔のないように自分たちのベストを出して、しっかりタイトルを獲りたいですね。そのために、自分のやれることをしっかりやります。サポーターの方々には、それを最後まで後押ししてほしいと思います。

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シーズン終盤でいつも満男が言っていたように、残り全て勝つ! という決意が鹿島全員に無いと優勝は無理。
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我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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