2019年Jリーグ通信簿 鹿島アントラーズ
フットボールチャンネル編集部による2019年シーズンの評価である。
「『勝たなければならない試合で勝つことが出来ない』という状況が今季の鹿島を物語っている」と評す。
勝ちきれなかった試合の多さをこのシーズンの象徴としておる。
また、「とは言え、負傷者の多さと主力の移籍などという問題があったのも事実」とも記す。
特に安西と優磨の穴を埋めきれなかったシーズンであったように感じる。
そして、采配に対して非常に低い評価を与えておるが、移籍と怪我人を考慮すれば、逆に采配にてこの順位を維持出来たとも考えられる。
フットボールチャンネルの無記名記事は無責任であることが多いので、ネット上の声のような評価になることも致し方がない。
大岩監督の退任が決まり、来季よりブラジル人監督になると噂されておる。
戦力の補強も大きく噂されておる。
来季はオールAを取るような通信簿を貰おうではないか。
楽しみにしておる。

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鹿島アントラーズ、最低評価は采配か。常勝軍団の宿命背負うも、影を潜めた勝者のメンタリティー【2019年Jリーグ通信簿】
今シーズンのJ1リーグも全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを過ごしたのだろうか。今回は常勝軍団、鹿島アントラーズの今季を振り返る。(文:編集部)
2019年12月25日(Wed)10時00分配信
シリーズ:2019年Jリーグ通信簿
text by 編集部 photo Getty Images
影を潜めた常勝軍団

鹿島アントラーズ【写真:Getty Images】
昨季のアジア王者は今季のリーグ戦で3位に終わった。常勝軍団として満足出来るシーズンではない。リーグ戦は開幕3試合で1勝1分1敗と昨シーズン同様、スタートダッシュに失敗。特に開幕戦は昇格組の大分トリニータを相手にホームで1-2とまさかの敗戦を喫した。
しかしそれ以降は徐々に調子を上げるも、「常勝軍団」という使命を背負っていることを考えれば物足りないと言っていいだろう。第5節のジュビロ磐田戦は引き分けに終わり、第13節のサガン鳥栖戦では0-1で敗戦。第21節の湘南ベルマーレ戦も2-3で敗北をしている。
それでも第30節終了時点で首位に立ち、タイトル獲得へ向けて大きく前進をしたが、ラスト4試合で1勝1分2敗とブレーキがかかってしまった。このような「勝たなければならない試合で勝つことが出来ない」という状況が今季の鹿島を物語っていると言ってもいいだろう。
そして何よりも今シーズンの鹿島は勝ち切れない試合が多かった。引き分けに終わった試合が「9」となっており、首位の横浜F・マリノスと比べると5試合も多い。黒星の数こそリーグ2番目に少ない「7」だが、3位でシーズンを終えたのはやはり引き分けの多さにあると言える。「勝者のメンタリティー」というものが影を潜めた。
今季の鹿島は攻撃面でうまく噛み合っておらず、ボール運びに苦労をする場面が多かった。そのためFW陣が得点を決めることが出来ず、二桁得点を決めた選手がセルジーニョしかいない。得点源として期待された伊藤翔は7ゴールに終わった。そのような状況の中でも、リーグ総得点「54」という数字を残すことが出来たのは流石と言わざるを得ない。チーム全員で得点を決めたというシーズンになった。
とは言え、負傷者の多さと主力の移籍などという問題があったのも事実。特に怪我人が非常に多く、安定したメンバーで試合に臨むことが出来なかった。また7月に鈴木優磨、安倍裕葵、安西幸輝らがこぞって抜けたことも大きな痛手であっただろう。
そして次世代の日本代表を背負うことになるであろう2選手の存在も忘れてはならない。シーズン途中の加入となった上田綺世は途中出場がメインの中、4ゴールを挙げたが鈴木と安倍の穴を埋める活躍までは出来なかった。それでもまずまずのアピールとなったのではないだろうか。
一方レンタル移籍で加入をした相馬勇紀は1ゴールに終わった。クラブでインパクトを残すことは出来なかったが、E-1選手権・韓国大会では活躍を見せてくれた。来年は東京五輪が開催されるが、飛躍の一年にすることが出来るだろうか。
鹿島の2019シーズン通信簿

鹿島アントラーズの2019シーズンの基本フォーメーション
攻撃力:B
守備力:B
采配:D
人事:C
安定感:C
昨季の得点数は「50」、失点数が「39」であったが、今季の得点数は「54」、失点数が「30」とどちらも良い数字を残している。それでも昨季と同じ順位では意味を成さないのがこのチームの宿命とも言える。
もし怪我人が少なく、安定したメンバーで試合に臨むことが出来たら…と考えてしまいたくなるシーズンであったが、それも許されない。大岩監督の退任が決まり来季に向けて再スタートを切ることになるが、まずは天皇杯のタイトルを獲得することがマストとなる。来季に向けての弾みとなるだろうか。
【了】
「『勝たなければならない試合で勝つことが出来ない』という状況が今季の鹿島を物語っている」と評す。
勝ちきれなかった試合の多さをこのシーズンの象徴としておる。
また、「とは言え、負傷者の多さと主力の移籍などという問題があったのも事実」とも記す。
特に安西と優磨の穴を埋めきれなかったシーズンであったように感じる。
そして、采配に対して非常に低い評価を与えておるが、移籍と怪我人を考慮すれば、逆に采配にてこの順位を維持出来たとも考えられる。
フットボールチャンネルの無記名記事は無責任であることが多いので、ネット上の声のような評価になることも致し方がない。
大岩監督の退任が決まり、来季よりブラジル人監督になると噂されておる。
戦力の補強も大きく噂されておる。
来季はオールAを取るような通信簿を貰おうではないか。
楽しみにしておる。

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鹿島アントラーズ、最低評価は采配か。常勝軍団の宿命背負うも、影を潜めた勝者のメンタリティー【2019年Jリーグ通信簿】
今シーズンのJ1リーグも全日程が終了した。この1年を振り返り、各クラブはどのようなシーズンを過ごしたのだろうか。今回は常勝軍団、鹿島アントラーズの今季を振り返る。(文:編集部)
2019年12月25日(Wed)10時00分配信
シリーズ:2019年Jリーグ通信簿
text by 編集部 photo Getty Images
影を潜めた常勝軍団

鹿島アントラーズ【写真:Getty Images】
昨季のアジア王者は今季のリーグ戦で3位に終わった。常勝軍団として満足出来るシーズンではない。リーグ戦は開幕3試合で1勝1分1敗と昨シーズン同様、スタートダッシュに失敗。特に開幕戦は昇格組の大分トリニータを相手にホームで1-2とまさかの敗戦を喫した。
しかしそれ以降は徐々に調子を上げるも、「常勝軍団」という使命を背負っていることを考えれば物足りないと言っていいだろう。第5節のジュビロ磐田戦は引き分けに終わり、第13節のサガン鳥栖戦では0-1で敗戦。第21節の湘南ベルマーレ戦も2-3で敗北をしている。
それでも第30節終了時点で首位に立ち、タイトル獲得へ向けて大きく前進をしたが、ラスト4試合で1勝1分2敗とブレーキがかかってしまった。このような「勝たなければならない試合で勝つことが出来ない」という状況が今季の鹿島を物語っていると言ってもいいだろう。
そして何よりも今シーズンの鹿島は勝ち切れない試合が多かった。引き分けに終わった試合が「9」となっており、首位の横浜F・マリノスと比べると5試合も多い。黒星の数こそリーグ2番目に少ない「7」だが、3位でシーズンを終えたのはやはり引き分けの多さにあると言える。「勝者のメンタリティー」というものが影を潜めた。
今季の鹿島は攻撃面でうまく噛み合っておらず、ボール運びに苦労をする場面が多かった。そのためFW陣が得点を決めることが出来ず、二桁得点を決めた選手がセルジーニョしかいない。得点源として期待された伊藤翔は7ゴールに終わった。そのような状況の中でも、リーグ総得点「54」という数字を残すことが出来たのは流石と言わざるを得ない。チーム全員で得点を決めたというシーズンになった。
とは言え、負傷者の多さと主力の移籍などという問題があったのも事実。特に怪我人が非常に多く、安定したメンバーで試合に臨むことが出来なかった。また7月に鈴木優磨、安倍裕葵、安西幸輝らがこぞって抜けたことも大きな痛手であっただろう。
そして次世代の日本代表を背負うことになるであろう2選手の存在も忘れてはならない。シーズン途中の加入となった上田綺世は途中出場がメインの中、4ゴールを挙げたが鈴木と安倍の穴を埋める活躍までは出来なかった。それでもまずまずのアピールとなったのではないだろうか。
一方レンタル移籍で加入をした相馬勇紀は1ゴールに終わった。クラブでインパクトを残すことは出来なかったが、E-1選手権・韓国大会では活躍を見せてくれた。来年は東京五輪が開催されるが、飛躍の一年にすることが出来るだろうか。
鹿島の2019シーズン通信簿

鹿島アントラーズの2019シーズンの基本フォーメーション
攻撃力:B
守備力:B
采配:D
人事:C
安定感:C
昨季の得点数は「50」、失点数が「39」であったが、今季の得点数は「54」、失点数が「30」とどちらも良い数字を残している。それでも昨季と同じ順位では意味を成さないのがこのチームの宿命とも言える。
もし怪我人が少なく、安定したメンバーで試合に臨むことが出来たら…と考えてしまいたくなるシーズンであったが、それも許されない。大岩監督の退任が決まり来季に向けて再スタートを切ることになるが、まずは天皇杯のタイトルを獲得することがマストとなる。来季に向けての弾みとなるだろうか。
【了】
コメントの投稿
今年は特に采配と人事が評価されていたと思うんですけどね。
他サポの人たちも「鹿島だから崩壊しない。さすが鹿島」って絶賛していましたから。
もちろんタイトルを3つ逃した悔しさ、勝ちきれなかった歯痒さはあるのですが…
他サポの人たちも「鹿島だから崩壊しない。さすが鹿島」って絶賛していましたから。
もちろんタイトルを3つ逃した悔しさ、勝ちきれなかった歯痒さはあるのですが…
移籍や離脱の多い中での過密スケジュール、3年間すべて上位成績で終えたことは評価すべきと思ってます。鹿島指揮官ゆえに責任をとって辞任することになりましたが、他クラブなら間違いなく契約延長を打診されるはずです。戦術で批判されることが多かったかもしれませんが、戦う気持ちの強さと選手の信頼度では誰にも負けない監督であったと私は思います。他の場所でたくさんの経験を積んで、再び鹿島で一緒に戦ってもらいたい、第二次大岩アントラーズを心待ちにしております。
安部の漢字間違えてるし、なんなんでしょうねー