鹿島、シーズン初戦は何がなんでも勝たなければいけない試合を戦う
「オーストラリアは欧州と同じ秋春制が採用されているため、すでにシーズンも半ば。始動したばかりの鹿島とはまったく違う状態だろう」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
このあたりがアジアを戦う状況と言えよう。
コンディションの違いはいつものことである。
鹿島としては、この難関を勝ち抜いてこそとなる。
今季最初の公式戦、負ければ敗退の一発勝負である。
気持ちを込めて声援を送りたい。
重要な一戦である。

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元日決勝から1カ月弱。新体制・鹿島、勝利必須の初戦
元日の天皇杯決勝に敗れた鹿島は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)本戦への出場権を懸けたプレーオフに回ることになった。1月1日に昨季最後の試合を終えたばかりのチームは、体や頭を休ませる休暇もそこそこに、28日のプレーオフに照準を合わせて再始動しなければならなかった。
ただ、今季よりチームを率いることになったザーゴ新監督は「理想のチームを作るための時間はありません」としながら、10日から宮崎へ移動してキャンプを行い、そこで見せた選手たちの姿勢を高く評価。「練習の中で見せる意欲、伝えたことをできるだけトライして成功させようという意欲は、素晴らしいものがあります」と称えた。監督やコーチングスタッフが刷新され、11人の新戦力が加わったチームは意欲にあふれている。
28日の対戦相手は、バリ・ユナイテッド(インドネシア)を5-0で下して勝ち上がってきたオーストラリアのメルボルンVだ。昨季、本田 圭佑がプレーしたことでも知られる、オーストラリアを代表するチームの1つである。
昨季、パース・グローリー、シドニーFCに次いでリーグ戦で3位となったメルボルンVは、ACL予選2回戦から参戦し、バリ・ユナイテッドを一蹴した。しかし、大幅にメンバーが入れ替わった今季は苦戦続き。リーグ戦の成績は4勝3分8敗の8位(11チーム中)に沈んでいる。メンバーの中には昨夏に浦和から完全移籍したアンドリュー ナバウトがおり、また昨季のACLでは広島と同組でグループステージを戦った。Jリーグをよく知るチームとも言えるだろう。
鹿島は昨季もACLプレーオフがシーズン初戦だった。今回と同じくオーストラリアのニューカッスル・ジェッツと対戦し、最終的には4-1で勝利。ただ、18分に伊藤 翔のゴールで先制したが、その6分後にすぐさま同点弾を返されている。オーストラリアは欧州と同じ秋春制が採用されているため、すでにシーズンも半ば。始動したばかりの鹿島とはまったく違う状態だろう。とはいえ、いまが夏のオーストラリアは20℃を超える気温に恵まれる中、試合当日の県立カシマサッカースタジアムは冷え込むことが予想される。気象面ではホームで戦えるアドバンテージがあるだろう。
23日の新体制発表会見で、ザーゴ監督は次のように意気込みを語っている。
「僕自身はここに来た喜びを味わうより、すぐに仕事をしっかりしたい気持ちでいました。理想の進出の仕方ではないですけど、大事なプレーオフの試合があります。それを突破しなければ1つのタイトルを失います。まず結果を出してグループステージに参加できればと思います」
新たに生まれ変わろうとする鹿島。シーズン初戦は何がなんでも勝たなければいけない試合を戦う。
[ 文:田中 滋 ]
このあたりがアジアを戦う状況と言えよう。
コンディションの違いはいつものことである。
鹿島としては、この難関を勝ち抜いてこそとなる。
今季最初の公式戦、負ければ敗退の一発勝負である。
気持ちを込めて声援を送りたい。
重要な一戦である。

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元日決勝から1カ月弱。新体制・鹿島、勝利必須の初戦
元日の天皇杯決勝に敗れた鹿島は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)本戦への出場権を懸けたプレーオフに回ることになった。1月1日に昨季最後の試合を終えたばかりのチームは、体や頭を休ませる休暇もそこそこに、28日のプレーオフに照準を合わせて再始動しなければならなかった。
ただ、今季よりチームを率いることになったザーゴ新監督は「理想のチームを作るための時間はありません」としながら、10日から宮崎へ移動してキャンプを行い、そこで見せた選手たちの姿勢を高く評価。「練習の中で見せる意欲、伝えたことをできるだけトライして成功させようという意欲は、素晴らしいものがあります」と称えた。監督やコーチングスタッフが刷新され、11人の新戦力が加わったチームは意欲にあふれている。
28日の対戦相手は、バリ・ユナイテッド(インドネシア)を5-0で下して勝ち上がってきたオーストラリアのメルボルンVだ。昨季、本田 圭佑がプレーしたことでも知られる、オーストラリアを代表するチームの1つである。
昨季、パース・グローリー、シドニーFCに次いでリーグ戦で3位となったメルボルンVは、ACL予選2回戦から参戦し、バリ・ユナイテッドを一蹴した。しかし、大幅にメンバーが入れ替わった今季は苦戦続き。リーグ戦の成績は4勝3分8敗の8位(11チーム中)に沈んでいる。メンバーの中には昨夏に浦和から完全移籍したアンドリュー ナバウトがおり、また昨季のACLでは広島と同組でグループステージを戦った。Jリーグをよく知るチームとも言えるだろう。
鹿島は昨季もACLプレーオフがシーズン初戦だった。今回と同じくオーストラリアのニューカッスル・ジェッツと対戦し、最終的には4-1で勝利。ただ、18分に伊藤 翔のゴールで先制したが、その6分後にすぐさま同点弾を返されている。オーストラリアは欧州と同じ秋春制が採用されているため、すでにシーズンも半ば。始動したばかりの鹿島とはまったく違う状態だろう。とはいえ、いまが夏のオーストラリアは20℃を超える気温に恵まれる中、試合当日の県立カシマサッカースタジアムは冷え込むことが予想される。気象面ではホームで戦えるアドバンテージがあるだろう。
23日の新体制発表会見で、ザーゴ監督は次のように意気込みを語っている。
「僕自身はここに来た喜びを味わうより、すぐに仕事をしっかりしたい気持ちでいました。理想の進出の仕方ではないですけど、大事なプレーオフの試合があります。それを突破しなければ1つのタイトルを失います。まず結果を出してグループステージに参加できればと思います」
新たに生まれ変わろうとする鹿島。シーズン初戦は何がなんでも勝たなければいけない試合を戦う。
[ 文:田中 滋 ]
コメントの投稿
準備期間が極めて短い中での試合になりますが、メルボルンVもシドニーFCに0-3と大敗した後での中3日で日本の試合。お互い別の意味でコンディションの悪い状態です。
寒いのは相手の動きを鈍らせてくれるでしょうけど、怪我が怖いですね。
とにかくザーゴ監督と新加入選手たちがどんなサッカーをやるのかその片鱗は見えるはず。
結果はもちろん中身にも注目して見たいです。
寒いのは相手の動きを鈍らせてくれるでしょうけど、怪我が怖いですね。
とにかくザーゴ監督と新加入選手たちがどんなサッカーをやるのかその片鱗は見えるはず。
結果はもちろん中身にも注目して見たいです。