ガンバ・昌子、選手ファーストじゃなかった
欧州からのJリーグ復帰について口を開いたガンバの昌子源である。
トゥールーズのメディカルに不信感を持ったとのこと。
欧州であれば全ての面でJリーグよりも環境が上と考えるのは稚拙であったことがよく分かる。
また、仏リーグ1は三ヶ月プレイ出来ないと給与が支払われないという規定があったとのこと。
これは、リーグの規定とはいえ厳しいものである。
しかしながら、それは移籍時に分かっておったはず、今更泣き言をいうところではなかろう。
怪我のリスク、長期の離脱はサッカー選手が持つリスクの一つである。
いずれにせよ、負傷し、長期離脱を強いられたことで、欧州にてプレイ出来ぬ事となり、高額の移籍金を支払えるクラブに移籍したということが伝わってきた。
Jリーグカンファレンスにて水沼氏にユニフォームの色を問われた際に、「僕も鹿島に育ててもらって鹿島から海外に出て、鹿島に帰るものだとずっと思ってたんです」と応じておったが、それが叶わぬ状況となったことには残念であった。
”タイミング”という言葉になってしまったが、これも縁である。
強烈な敵が立ちはだかってくる。
この日本屈指のCBを倒してこそ、鹿島がタイトルを獲れることとなる。
対戦が楽しみである。

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「選手ファーストじゃなかった」「3か月休むと給料が…」G大阪・昌子源が語った日本復帰の真相
江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
2020年02月14日
開幕戦の出場については…

ジュニアユース以来、久々にG大阪のユニホームを身に纏った昌子。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
2月3日に正式発表された昌子源の日本復帰は、ファンに衝撃を与えた。
復帰先が鹿島アントラーズではなく、ジュニアユース時代を過ごした“もうひとつの古巣”ガンバ大阪だったこともそうだが、まだ27歳で日本に帰還するには早すぎるタイミングだったからだ。
2月14日に行なわれたJリーグのキックオフカンファレンスに登場した昌子は、1年半でトゥールーズを退団した理由について、「選手ファーストじゃなかった」と切り出し、こう続けた。
「足首の怪我が長引いていた。最初の診断ではこんなにかかるはずじゃなかったのに、4か月もかかった。いまでこそカズさん(三浦知良)やヤットさん(遠藤保仁)みたいに長く現役を続けている方もいますが、選手寿命は平均的に短い。例えば、35歳までどれだけ100パーセントできるかと考えたら、メディカルスタッフとの関係はとても大事。だけど、トゥールーズとは合わなかった」
2019-20シーズンはその足首の怪我に悩まされ、1試合しかも45分しかプレーできなかった。
「『骨と靭帯には異常がないからプレーしろ』と言われたけど、痛みがあった。『日本で診察したい』と言ったら始めは『ノー』と言われた。何とか了解を得て、日本で診てもらったら、違う診断だった。詳しくは言えないですけど、それをクラブに伝えたときの返答にも違和感を持った」
その後、日本で治療したいと訴えたところ、許可が下りなかったという。
「治るというイメージが見えなかった。トンネルの出口が見えない感じ。トゥールーズのことを悪く言うわけではないですけど、実質的に診断ミスみたいな感じだったので……」
「自分のことを一番に考えてくれていない」
そう感じたことが、退団を決意したいちばんの決め手となった。
欧州内での移籍も視野に入れ、他のクラブでプレーしたことがある選手に連絡して情報を集めたが、「移籍したところで、そこのメディカルスタッフが良いかどうかはわからなかった。完治するまで待つという選択肢もあったけど、それまでの時間が無駄だと思った」
さらに、リーグ・アンには3か月プレーしていないと給料が支払われないという規定があったという。
「僕も家族がいるので、いつ復帰できるかわからないなかで、無給というのは正直厳しかったですね」
こうして、日本へ復帰することを決断した昌子。コンディションが気掛かりだが、横浜F・マリノスとの開幕戦については、「まだ1週間あるし、プロである以上そこを目指してやっている」とし、出場に含みを持たせた。
フランスでの経験を経た日本代表DFが、久々のJの舞台でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。大いに注目だ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
トゥールーズのメディカルに不信感を持ったとのこと。
欧州であれば全ての面でJリーグよりも環境が上と考えるのは稚拙であったことがよく分かる。
また、仏リーグ1は三ヶ月プレイ出来ないと給与が支払われないという規定があったとのこと。
これは、リーグの規定とはいえ厳しいものである。
しかしながら、それは移籍時に分かっておったはず、今更泣き言をいうところではなかろう。
怪我のリスク、長期の離脱はサッカー選手が持つリスクの一つである。
いずれにせよ、負傷し、長期離脱を強いられたことで、欧州にてプレイ出来ぬ事となり、高額の移籍金を支払えるクラブに移籍したということが伝わってきた。
Jリーグカンファレンスにて水沼氏にユニフォームの色を問われた際に、「僕も鹿島に育ててもらって鹿島から海外に出て、鹿島に帰るものだとずっと思ってたんです」と応じておったが、それが叶わぬ状況となったことには残念であった。
”タイミング”という言葉になってしまったが、これも縁である。
強烈な敵が立ちはだかってくる。
この日本屈指のCBを倒してこそ、鹿島がタイトルを獲れることとなる。
対戦が楽しみである。

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「選手ファーストじゃなかった」「3か月休むと給料が…」G大阪・昌子源が語った日本復帰の真相
江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)
2020年02月14日
開幕戦の出場については…

ジュニアユース以来、久々にG大阪のユニホームを身に纏った昌子。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
2月3日に正式発表された昌子源の日本復帰は、ファンに衝撃を与えた。
復帰先が鹿島アントラーズではなく、ジュニアユース時代を過ごした“もうひとつの古巣”ガンバ大阪だったこともそうだが、まだ27歳で日本に帰還するには早すぎるタイミングだったからだ。
2月14日に行なわれたJリーグのキックオフカンファレンスに登場した昌子は、1年半でトゥールーズを退団した理由について、「選手ファーストじゃなかった」と切り出し、こう続けた。
「足首の怪我が長引いていた。最初の診断ではこんなにかかるはずじゃなかったのに、4か月もかかった。いまでこそカズさん(三浦知良)やヤットさん(遠藤保仁)みたいに長く現役を続けている方もいますが、選手寿命は平均的に短い。例えば、35歳までどれだけ100パーセントできるかと考えたら、メディカルスタッフとの関係はとても大事。だけど、トゥールーズとは合わなかった」
2019-20シーズンはその足首の怪我に悩まされ、1試合しかも45分しかプレーできなかった。
「『骨と靭帯には異常がないからプレーしろ』と言われたけど、痛みがあった。『日本で診察したい』と言ったら始めは『ノー』と言われた。何とか了解を得て、日本で診てもらったら、違う診断だった。詳しくは言えないですけど、それをクラブに伝えたときの返答にも違和感を持った」
その後、日本で治療したいと訴えたところ、許可が下りなかったという。
「治るというイメージが見えなかった。トンネルの出口が見えない感じ。トゥールーズのことを悪く言うわけではないですけど、実質的に診断ミスみたいな感じだったので……」
「自分のことを一番に考えてくれていない」
そう感じたことが、退団を決意したいちばんの決め手となった。
欧州内での移籍も視野に入れ、他のクラブでプレーしたことがある選手に連絡して情報を集めたが、「移籍したところで、そこのメディカルスタッフが良いかどうかはわからなかった。完治するまで待つという選択肢もあったけど、それまでの時間が無駄だと思った」
さらに、リーグ・アンには3か月プレーしていないと給料が支払われないという規定があったという。
「僕も家族がいるので、いつ復帰できるかわからないなかで、無給というのは正直厳しかったですね」
こうして、日本へ復帰することを決断した昌子。コンディションが気掛かりだが、横浜F・マリノスとの開幕戦については、「まだ1週間あるし、プロである以上そこを目指してやっている」とし、出場に含みを持たせた。
フランスでの経験を経た日本代表DFが、久々のJの舞台でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか。大いに注目だ。
取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
コメントの投稿
No title
海外に限らず次の移籍があるならちゃんと調べてから契約しましょうね。=>源ちゃん、イバさん
地元G大阪と5年契約だから移籍はないかな。
地元G大阪と5年契約だから移籍はないかな。
まだまだ甘かったのかなー
若いから仕方ないね
ガンバと鹿島でリーグを盛り上がられように切磋琢磨してほしい
若いから仕方ないね
ガンバと鹿島でリーグを盛り上がられように切磋琢磨してほしい
就活する時は就活先をよく調べるのは当たり前。今時高校生だってやっていること。考えが甘過ぎる。井の中の蛙大海を知る。鹿島が井の中の蛙に負けるわけにはいかない。行け鹿島イレブン!!
幼稚ね(笑)気に入らないと直ぐ転職する最近の若者と同じだわ。世の中石の上(海外)にも3年ですわ。日本に逃げ帰ってきたことに変わりはないわよ。情けない男ね。鹿島が負けるわけないわ。
しばらくは海外から逃げ帰ったかのような声もあるかもしれません。プレーで黙らして欲しい。応援してます!
もちろん、パナスタでの試合ではケチョンケチョンにしてやりましょう!
もちろん、パナスタでの試合ではケチョンケチョンにしてやりましょう!
No title
昔は、海外いった鹿島選手は鹿島に戻るのが当たり前だと思ってたけど、もうそれが当たり前じゃなくなる事をサポも覚悟しないといけないんだなあぁと。
まさか昌子を敵と見る日が来ようとはね。仕方ないのかもしれないが。
まさか昌子を敵と見る日が来ようとはね。仕方ないのかもしれないが。
-リーグアンでプレーしている川島選手、酒井選手と話はしたか
昌子 リーグのことは話していない。どういう物を持っていけばいいか、向こうで困ったことは、と聞いたら、川島選手から「気持ち」しか来なかったので、「分かりました。強い気持ちを持って行きます」と。本当は歯ブラシとかそういうのが欲しかったんですけど。私生活で、と僕はちゃんと言ったので。
移籍時のコメント読み返すと切なくなりますね…。
残念ながらガンバでは優勝は無理です。鹿島がボコボコにしますからね。
昌子 リーグのことは話していない。どういう物を持っていけばいいか、向こうで困ったことは、と聞いたら、川島選手から「気持ち」しか来なかったので、「分かりました。強い気持ちを持って行きます」と。本当は歯ブラシとかそういうのが欲しかったんですけど。私生活で、と僕はちゃんと言ったので。
移籍時のコメント読み返すと切なくなりますね…。
残念ながらガンバでは優勝は無理です。鹿島がボコボコにしますからね。
何やってんだよイバ。怪我したら一定期間給料出ない契約はよくある。ドイツなんかも確かそう。
ただほとんどの場合、選手は高めの保険に入ってベース給は貰うみたいなリスクヘッジはしてるらしい。
いくら縁があったとしても、選手人生考えると経験の浅い代理人を雇うのも考えもんだな。昌子レベルならもっとバリバリのプロに見てもらえただろうに。
ただほとんどの場合、選手は高めの保険に入ってベース給は貰うみたいなリスクヘッジはしてるらしい。
いくら縁があったとしても、選手人生考えると経験の浅い代理人を雇うのも考えもんだな。昌子レベルならもっとバリバリのプロに見てもらえただろうに。
ちなみに海外生活の大半をケガで棒にふってガンバに戻ってきた井手口の代理人も新井場。
あとオイペンからセレッソに移籍した豊川も。
新井場よ、地元クラブしか恩恵受けないような仕事ばかりだと、この先信用なくすぞ。
あとオイペンからセレッソに移籍した豊川も。
新井場よ、地元クラブしか恩恵受けないような仕事ばかりだと、この先信用なくすぞ。