fc2ブログ

英国人記者が選ぶJリーグベストイレブン

自身が見てきた選手からJリーグ・ベストイレブンを選出したフットボールチャンネルのショーン・キャロル氏である。
「強烈な活躍が私にとって特に印象的だった選手たちである」と銘打つ。
その11人の中にクォン・スンテと柴崎岳の二人が入っておる。
ショーン・キャロル氏にはACL決勝とCWC決勝という大舞台での二人の記憶が大きかった様子。
二人とも鹿島に於いてとても大きなインパクトを与えた選手であることは紛れもない事実である。
これからも多くの印象的な選手と共にタイトルを争っていきたい。
楽しみである。

にほんブログ村 サッカーブログへ
にほんブログ村


鹿島アントラーズ ブログランキングへ

日本在住11年の英国人記者が選ぶ、Jリーグベストイレブン。11年間で最高の11人とは?【英国人の視点】
イングランド出身のショーン・キャロル氏は2009年に来日して以来、日本代表やJリーグの取材を続けてきた。今回、ショーン氏が実際に見てきた2009年から2019年に活躍した選手の中から、独自の視点で11人を選出してもらった。(文:ショーン・キャロル)

2020年04月19日(Sun)10時00分配信
text by ショーン・キャロル photo Getty Images


英国人記者が見たベストイレブン


【写真:Getty Images】

 現在進行中の新型コロナウイルス感染爆発により、依然として世界中が苦難と不安に沈んでいる。未来は不確定であり、これから何が起こるかの予想も難しい状況の中、過去を振り返ることに時間を使う人々も多い。

 サッカーファンも例外ではなく、最近1ヶ月間は過去の出来事の記憶をたぐる「プレイバック」や「今日は何の日」といったコンテンツに溢れていた。

 ノスタルジーの波の中で、私も回顧の時間を過ごしてみることにした。Jリーグを追いかけてきた約10年間を思い出し(先延ばしにし続けてきた、マッチプログラムやメンバー表が積み上がった部屋の片付けも兼ねつつ)、2009年から2019年までに見てきた選手たちの中からベストイレブンを選出した。

 必ずしも、この期間中のJリーグにおける客観的な「ベスト」プレーヤーたちというわけではない。4-2-3-1のシステムで選んだ11人は、ある1シーズンまたは2シーズン続けての強烈な活躍が私にとって特に印象的だった選手たちである。

 再び生のサッカーを観ることができる日がいつ来るのかは分からない。今はひとまずこれまでのスター選手を思い出してみることにしよう。

●GK クォン・スンテ(鹿島アントラーズ、2018年)

 堅固な4バックとその後ろに控えるクォンの存在が基盤となり、アントラーズは2018年についにAFCチャンピオンズリーグ優勝のトロフィーをコレクションに加えることに成功した。

 アザディ・スタジアムでペルセポリスとの決勝2ndレグを取材した際にはゴールのすぐ裏から試合を観戦するよう要請されたが、そのおかげで彼が守備陣にもたらした冷静さと落ち着きを間近で目にすることができた。世界で最も威圧的な雰囲気となるスタジアムでのタイトル獲得だった。


初優勝に貢献した両SB

●右SB 酒井宏樹(柏レイソル、2011年)

 レイソルが2011年にJ1復帰を果たした当初から、酒井は本物だと感じられた。攻守両面にスピードとパワーを発揮することに加え、質の高いクロスもファイナルサードで相手チームの脅威に。シーズン開始時点でまだ20歳という若さだったが、積極性と攻撃参加への意欲を如何なく発揮し、レイソルがJ2優勝の翌年にJ1タイトルも獲得という偉業を成し遂げる上で欠かせない存在となった。

●CB 田中マルクス闘莉王(名古屋グランパス、2010年)

 後味の悪さを残して浦和レッズを後にした闘莉王は、ドラガン・ストイコビッチ率いるグランパスの守備陣の中心に収まった。ボールを奪い合う前から相手選手を威圧するかのような存在感を持ち、この年の夏に中澤佑二と組んでワールドカップでも輝いた彼を突破できるFWはほとんどいなかった。その力は攻撃面でも大きな脅威となり、6回にわたってゴールネットを揺らして名古屋の栄冠を助けた。

●CB 角田誠(ベガルタ仙台、2011-12年)

 実際には守備的MFでプレーしていたため、ここに入れるのは少しズルいかもしれないが、角田はベガルタが過ごした最も厳しく最も成功した時期のスピリットを体現した存在だった。誰もが自分のチームにいてほしいと思い、対戦したくはないと思うタイプの選手だ(この2シーズンで12回の警告も受けている)。

 最終的にベガルタは惜しくもタイトルには手が届かなかったとはいえ、決して諦めない角田は全力を尽くして東北を勇気付けていた。

●左SB 橋本和(柏レイソル、2011年)

 ネルシーニョ監督がまさに好むタイプの選手である橋本は、J1優勝を飾ったレイソルの影のヒーローだった。必死に走り続け、果敢なチャレンジを繰り出し、必要があれば攻撃面で普段と違うプレーにも迷わずトライする。左サイドでの彼のプレーは逆サイドの酒井宏樹と完璧に補完し合っていた。

 タイトルのかかった試合で見せ場も迎えた。シーズン唯一の得点は、タイトルのかかった最終節の浦和とのアウェイゲーム。3-1の勝利の決勝点となる2点目だった。

中盤を支配する2人のボランチ


【写真:Getty Images】

●セントラルMF 中村憲剛(川崎フロンターレ、2017年)

 川崎フロンターレのレジェンドでありJリーグ史上に残る偉大な選手の一人。抜群のビジョンやピンポイントパス、常に自然体で落ち着いてプレーできる力を持つだけでなく、あらゆる層のファンや選手たちを一致団結させる能力にも非凡なものがある。ひとつのクラブにキャリアを捧げてきた彼の才能には誰もが異口同音に賛辞を送る。

 2017年には冷静な戦いを続け、永遠のシルバーコレクターだったフロンターレ初のリーグタイトル獲得を助けた。日本屈指の技巧派の能力が存分に発揮された1年だった。

●セントラルMF 柴崎岳(鹿島アントラーズ、2016年)

 柴崎も極上のボール処理能力に恵まれた選手の一人であり、周囲の動きが常にスローモーションで見えているかのように感じられた。中盤で自分のペースを失うことなくプレーし、2016年にはアントラーズのJ1優勝・天皇杯優勝の2冠を助けた。そしてもちろん、レアル・マドリードとの“あの”試合。世界トップクラスの相手と互角に渡り合える真の力を証明した一戦だった。


無双するアタッカー陣

●右ウイング レアンドロ・ドミンゲス(柏レイソル、2011年)

 2011年の彼はほぼ無敵だった。ピッチ上を闊歩し尊大さすら感じさせるこのブラジル人のプレースタイルは、レイソルが単に優れたチームからチャンピオンチームへ脱皮するために必要だったプラスアルファを加えた。その尖ったプレーが日立台の熱狂的な観客に火を付ける起爆剤となることも多かった。好戦的で創造的、そして周囲の動きを感じ取る鋭敏な感覚を持ち、いつパスを通すべきか、あるいはネットを撃ち抜くべきかを熟知していた。

●攻撃的MF 柿谷曜一朗(セレッソ大阪、2013年)

 2013年の柿谷はまさに力の絶頂期にあり、見ていて楽しかった。セレッソ攻撃陣が生み出すあらゆる好プレーの中心には柿谷がいた。自信に満ち溢れており、ボールを持って走る時には芝の上を滑っていくかのようにスムーズに感じられた。ファイナルサードでは特にその自信が結果に繋がり、このシーズンの年間最優秀ゴールも含めた21得点を叩き出した。

●左ウイング 武藤嘉紀(FC東京、2015年)

 Jリーグでプレーしたのは1年半だけではあったが、2015年の武藤のパフォーマンスは際立っていた。Jリーグにおいて、デビュー時点ですでにこのリーグのレベルを越えている日本人選手の出現を目にした数少ない例のひとつだった。

 そしておそらくそれ以上に重要なのは、彼自身がそれを理解していたことだ。ピッチ外ではあくまで礼儀正しいがピッチ上では傲慢さを感じさせる。FC東京での毎週末の彼のパフォーマンスを観るのは本当に胸が高ぶる楽しみだった。

●CF 佐藤寿人(サンフレッチェ広島、2012-13年)

 完成されたストライカー。紫時代の佐藤のプレーはまさに眼福だった。驚異的な集中力とイマジネーション、そしてどんな場所からでもゴールを奪う力を兼ね備えた11番は、サンフレッチェがリーグ連覇を達成した2年間の全試合に出場して39ゴールを挙げた。

 爆発的なスピードで裏へ抜け出して巧みなフィニッシュを決める形であれ、マーカーを振り切って絶妙なタイミングと位置取りで至近距離から押し込む形であれ、突然強烈なミドルを叩き込む形であれ、彼が触れたボールは全てネットに収まるかのように思えた。

フォーメーション


ショーン・キャロル氏が選ぶJリーグベストイレブン

▽GK
クォン・スンテ

▽DF
酒井宏樹
田中マルクス闘莉王
角田誠
橋本和

▽MF
中村憲剛
柴崎岳
レアンドロ・ドミンゲス
柿谷曜一朗
武藤嘉紀

▽FW
佐藤寿人

(文:ショーン・キャロル)

【了】

コメントの投稿

非公開コメント

印象深い選手たち、という事ですね!
2011レイソルのサントス戦までの快進撃は強く記憶に残ってます
リーグを獲られた時も素直にやられたーと思いました

ケミストリーが構築されていてCWCは他クラブながら見ていてワクワクしましたね
そしてネイマールを相手に華々しく散るのはズルいです(笑)
全てを出し切った清涼感のある負け姿を出来るのが羨ましかったです


個人的に怖かった選手は柿谷・宇佐美・三好です
2013年、大迫と柿谷の2人で日本代表FWの歴史を変えると思いました

宇佐美と柿谷は輝きを取り戻しているので代表への再選出を密かに期待しています
プロフィール

Fundamentalism

Author:Fundamentalism
鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

カレンダー
04 | 2024/05 | 06
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
ブログ内検索
RSSフィード
リンク