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報知新聞・内田キャップ、鹿島にこの空気がある限り強さを発揮できると確信している

鹿島アントラーズについて記す報知新聞の内田キャップである。
長らく鹿島番を務めただけあって深くこのクラブについて伝えてくれる。
2001年の優勝にも、2007年の優勝にも、2016年のCWC準優勝にも鹿島ならではのエピソードがあった。
それを目の当たりに見てきた内田キャップは、鹿島に対して解く綱クラブという目を持っておろう。
それだけの力のあるクラブなのである。
内田キャップは今季、再び鹿島担当になった様子。
素晴らしい慧眼で良い記事を書いていって貰いたい。
その為にも良い内容の試合を続けていくことである。
新制鹿島に注目である。

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【鹿島】20冠の原動力は、経理担当から掃除のおばちゃんまで浸透“鹿島の空気”
2020年6月17日 8時0分スポーツ報知


01年磐田とのCS第2戦で延長前半10分に鹿島・小笠原がFKを決める


07年、逆転優勝を決め喜ぶ鹿島イレブン


16年クラブW杯決勝でRマドリードのC・ロナウド(右)と競り合う鹿島・昌子


J1再開カード


鹿島の予想スタメン


 新型コロナウイルスの影響で中断していたJリーグは、J1が7月4日、J2が27日に再開、J3が27日に開幕する。J1、2の中断は約4か月という前例のない長さ。今後は過密日程が待ち受けるなど選手の負担は大きくなることが予想される。コロナ禍をどう克服するのか、チーム力が問われるシーズン。スポーツ報知のサッカー担当記者が、J1・18クラブの秘めた底力を読み解く。第1回は鹿島。

 聞いたこちらが恥ずかしくなり、思わず目をそらしたことをよく覚えている。19年前のこと。2001年のチャンピオンシップ(CS)磐田戦を控え、平時ですら歯を見せることをためらう鹿島のクラブハウスは、雑談すら許さない張り詰めた空気が流れていた。記者室の横で練習を視察するジーコ氏からも「集中して練習を見たい」と会話自粛の願いを受けた。

 私が小学生の頃にJリーグが開幕した。テレビで見るJリーガーは茶髪で華やかに見える一方、丸刈りで野球をやっていた身からするとチャラチャラしたように映った。鹿島の空気は、想像していなかった。30代半ばの用具担当は言った。

 「チームを勝たせるためにはどうしたらいいか。経理担当から掃除のおばちゃんまでが思っているからこの空気なんだよ」

全身鳥肌立った 大学野球の選手から記者になったばかり。勝つのは選手であり、勝たせるのは監督。試合に関わらない人が、どうして勝たせられるのか。きれいごとに聞こえた。何も分かっていなかった。

 CS第1戦。鹿島は退場者を出し、1点を追う展開になった。敵地で強敵。どこをどう切っても敗色濃厚の面しか見えなかったが、CKから秋田豊が頭で同点弾を叩き込み、初戦を終えた。初めてサッカーを見て震えた。第2戦で延長戦の末にMF小笠原満男がFKでVゴールを決め、連覇を成し遂げた。全身に鳥肌が立つのが分かった。

 07年の33節浦和戦は、引き分け以下で浦和の優勝が決まる一戦だった。鹿島は敵地で退場者2人を出しながら、MF本山雅志を左サイドバックに配する好采配で勝利。続く最終節の清水戦に勝利し、大逆転優勝を飾った。経理担当が「いつも通り。それがチームのミーティングで出た話で、優勝は口にしない。いつも通り、やるべきことをやる」と言っていた。

 16年のクラブW杯決勝、Rマドリード戦では「欧州王者だから」と相手を見上げる者は、誰もいなかった。秋田は終盤の劇的な勝利が多い理由を「カシマには神がいる」と言ったことがある。複数のオファーの中から鹿島を選んだDF内田篤人も「鹿島だけ違った空気だった」と言った。

 20冠を積み上げ、神を呼び、特別な空気を生んでいるのは「勝たせるために」の思いにほかならない。コロナ禍に見舞われようとも、鹿島にこの空気がある限り、強さを発揮できると確信している。(サッカー担当キャップ、鹿島担当・内田 知宏)

 ◆鹿島アントラーズ 1947年、住友金属工業(株)蹴球同好会として創部。元ブラジル代表のジーコ氏を招いて強化を図り、93年のJリーグ創設から参加した。J1優勝8回、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)優勝6回、天皇杯優勝5回はいずれも最多。アジア・チャンピオンズリーグを合わせた主要4大会で20冠。チームカラーはディープレッド。ホームタウンは茨城・鹿嶋市など5市。本拠地はカシマスタジアム(収容3万8669人)。

01年磐田とのCS第2戦で延長前半10分に鹿島・小笠原がFKを決める
07年、逆転優勝を決め喜ぶ鹿島イレブン
16年クラブW杯決勝でRマドリードのC・ロナウド(右)と競り合う鹿島・昌子

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No title

他サポです。他サポからするとうらやましい布陣ですね。個人的には永木や白崎、遠藤が出た方が怖い感じですけどねぇ。例え誰か離脱しても戦力ダウンしないメンツがそろっているのがすごいです。
遠藤も内田も山本も奈良も他ならスタメンレベルですよ。

欧州で会った日本人と「こっちの人間は神を信じているから強い」という話題で盛り上がりました。
ズバリ内田記者は「日本で言えばそれがアントラーズ」だと言いたいのでしょう。

それはサポの私でも感じます。
何よりタイトルの数が物語ってますね(笑

ベンチの布陣が気になります。
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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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