大岩前監督、ギリギリの局面での勝敗は細かい部分で分かれる
アウェイでの戦い方について語る大岩前監督である。
名古屋時代のカシマスタジアムでの思い出と、鹿島に移籍してからのホームとしてのカシマスタジアムについて挙げ、カシマスタジアムのホームとしての雰囲気を伝える。
これを作っておるのは紛れもなく鹿島サポーターである。
それは誇りに思って良かろう。
しばらく、無観客試合、5000人以下が続き、この雰囲気を作れぬこととなる。
チームにはそれを考慮した上で勝利して欲しい。
また、大岩前監督はアウェイでの戦いについて、「いつも以上にアグレッシブにいく姿勢を監督自ら出さなくてはいけないと思っていた。前半開始のホイッスルが鳴った瞬間から、そういう姿勢を相手に植え付けるように意識していた。選手自らがアグレッシブな姿勢を見せるよう持っていかないと。ギリギリの局面での勝敗は細かい部分で分かれるから」と述べる。
選手のメンタルを高めることこそが大事となろう。
それは、端から見ても出来ておった。
それも含めて監督の難しさがよくわかる。
2年半、よく戦っておったと思う。
大岩前監督を引き継いだザーゴ監督はどのようにメンタルを引き出していくのであろうか。
今後の戦いに注目である。

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名古屋グランパスOBの大岩剛さんが解説 アウェーの難しさと攻略の極意とは…
2020年6月17日 10時54分

鹿島前監督の大岩さん
J1リーグが7月4日に再開され、名古屋グランパスは清水戦(アイスタ)に臨む。グランパスは今季開幕節までアウェー16戦連続未勝利(ワースト3位タイ)と苦戦しており、攻略が鍵を握る。リーグ元年から今季開幕節までアウェーチームは勝利37%、引き分け17%、敗戦46%とやや不利な傾向だが、そもそもアウェーはなぜ戦いにくく、どう臨むべきなのか。グランパスOBで鹿島前監督の大岩剛さん(47)に聞いた。
独特な雰囲気、不慣れな芝生、ホームとは異なるピッチと観客席の距離感…。大岩さんはいずれもアウェーの厳しさと認める。一例としてグランパス時代に難所だったカシマスタジアムを挙げ、サポーターが生み出す雰囲気や戦績に言及した。
「戦績が悪かったし、サポーターがつくり出す雰囲気に嫌な印象を抱いていた。負けや大敗が積み重なると、嫌だなとなっていった。ブーイングはアウェーチームの攻撃時にやったり、レフェリーに対してやったり。ジャッジがぶれる可能性が無きにしもあらず、ですから。逆にそういう雰囲気をつくり出したら、ホームチームにとっては思惑通りなんです」
大岩さんがグランパスに所属した1995~2000年前期、カシマスタジアムでのリーグ戦は無得点試合3度を含む4戦全敗。大岩さん自身、独特な雰囲気に慣れる感覚はなかった。グランパスの同所でのリーグ戦初勝利は08年8月、16度目の挑戦でのことだった。
03年に鹿島へ移籍し、カシマスタジアムがホームとなってからは強みに感じた。「雰囲気を相手が嫌がっていると、手に取るように分かることもあった。サポーターが厳しい目で見ているというか、どんなことをしてでもアウェーチームにプレッシャーをかけていた」。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で国外戦を経験したことでも、ホームの優位性を認識するようになった。
優勝を狙う上では、アウェー戦でも勝ち点の確保が欠かせない。では、指揮官時代には、どう攻略したのだろうか。
「いつも以上にアグレッシブにいく姿勢を監督自ら出さなくてはいけないと思っていた。前半開始のホイッスルが鳴った瞬間から、そういう姿勢を相手に植え付けるように意識していた。選手自らがアグレッシブな姿勢を見せるよう持っていかないと。ギリギリの局面での勝敗は細かい部分で分かれるから」
参考としたのは、鹿島時代に指導を受けたオリベイラ監督らブラジル出身の指揮官たちだ。「表現すること、喜怒哀楽を表に出すことを求める。そうして一緒になっていくこともある。独特の持っていき方があって勉強になった」。選手時代の学びを、監督として生かしていた。
名古屋時代のカシマスタジアムでの思い出と、鹿島に移籍してからのホームとしてのカシマスタジアムについて挙げ、カシマスタジアムのホームとしての雰囲気を伝える。
これを作っておるのは紛れもなく鹿島サポーターである。
それは誇りに思って良かろう。
しばらく、無観客試合、5000人以下が続き、この雰囲気を作れぬこととなる。
チームにはそれを考慮した上で勝利して欲しい。
また、大岩前監督はアウェイでの戦いについて、「いつも以上にアグレッシブにいく姿勢を監督自ら出さなくてはいけないと思っていた。前半開始のホイッスルが鳴った瞬間から、そういう姿勢を相手に植え付けるように意識していた。選手自らがアグレッシブな姿勢を見せるよう持っていかないと。ギリギリの局面での勝敗は細かい部分で分かれるから」と述べる。
選手のメンタルを高めることこそが大事となろう。
それは、端から見ても出来ておった。
それも含めて監督の難しさがよくわかる。
2年半、よく戦っておったと思う。
大岩前監督を引き継いだザーゴ監督はどのようにメンタルを引き出していくのであろうか。
今後の戦いに注目である。

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名古屋グランパスOBの大岩剛さんが解説 アウェーの難しさと攻略の極意とは…
2020年6月17日 10時54分

鹿島前監督の大岩さん
J1リーグが7月4日に再開され、名古屋グランパスは清水戦(アイスタ)に臨む。グランパスは今季開幕節までアウェー16戦連続未勝利(ワースト3位タイ)と苦戦しており、攻略が鍵を握る。リーグ元年から今季開幕節までアウェーチームは勝利37%、引き分け17%、敗戦46%とやや不利な傾向だが、そもそもアウェーはなぜ戦いにくく、どう臨むべきなのか。グランパスOBで鹿島前監督の大岩剛さん(47)に聞いた。
独特な雰囲気、不慣れな芝生、ホームとは異なるピッチと観客席の距離感…。大岩さんはいずれもアウェーの厳しさと認める。一例としてグランパス時代に難所だったカシマスタジアムを挙げ、サポーターが生み出す雰囲気や戦績に言及した。
「戦績が悪かったし、サポーターがつくり出す雰囲気に嫌な印象を抱いていた。負けや大敗が積み重なると、嫌だなとなっていった。ブーイングはアウェーチームの攻撃時にやったり、レフェリーに対してやったり。ジャッジがぶれる可能性が無きにしもあらず、ですから。逆にそういう雰囲気をつくり出したら、ホームチームにとっては思惑通りなんです」
大岩さんがグランパスに所属した1995~2000年前期、カシマスタジアムでのリーグ戦は無得点試合3度を含む4戦全敗。大岩さん自身、独特な雰囲気に慣れる感覚はなかった。グランパスの同所でのリーグ戦初勝利は08年8月、16度目の挑戦でのことだった。
03年に鹿島へ移籍し、カシマスタジアムがホームとなってからは強みに感じた。「雰囲気を相手が嫌がっていると、手に取るように分かることもあった。サポーターが厳しい目で見ているというか、どんなことをしてでもアウェーチームにプレッシャーをかけていた」。アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で国外戦を経験したことでも、ホームの優位性を認識するようになった。
優勝を狙う上では、アウェー戦でも勝ち点の確保が欠かせない。では、指揮官時代には、どう攻略したのだろうか。
「いつも以上にアグレッシブにいく姿勢を監督自ら出さなくてはいけないと思っていた。前半開始のホイッスルが鳴った瞬間から、そういう姿勢を相手に植え付けるように意識していた。選手自らがアグレッシブな姿勢を見せるよう持っていかないと。ギリギリの局面での勝敗は細かい部分で分かれるから」
参考としたのは、鹿島時代に指導を受けたオリベイラ監督らブラジル出身の指揮官たちだ。「表現すること、喜怒哀楽を表に出すことを求める。そうして一緒になっていくこともある。独特の持っていき方があって勉強になった」。選手時代の学びを、監督として生かしていた。
コメントの投稿
大岩さんほど敵としても見方としても鹿島に関わった人はそういません
貴重な意見が聞けましたね
大岩さんの次の仕事が気になるのですが、アントラーズを3年弱率いたという経歴は他クラブとしては手を出しづらいんですかね?笑
どうなるか楽しみです
貴重な意見が聞けましたね
大岩さんの次の仕事が気になるのですが、アントラーズを3年弱率いたという経歴は他クラブとしては手を出しづらいんですかね?笑
どうなるか楽しみです