名古新太郎、頭を使うように言われています
オンライン取材に応じた名古新太郎である。
「ザーゴ監督のサッカーは頭を使います。ボールをしっかり握る部分、そして攻撃のときのリスク管理について特に言われています。選手同士でも話し合いながらやっていきたいと思います」、「新潟戦はものすごい雨でサッカーにならくて、でもやろうとしている形は少しずつ試合の中で出てきていると思います。いままでやってきたことを再確認する部分、あとは最後の崩しの部分、リスク管理をもっと詰めていって精度を上げることをこの2週間でやっていければなと思います」とザーゴ・サッカーについて語る。
特に“リスク管理”の片鱗は公式戦3試合でも朧気ながら見えておった。
変なカウンターは受けてなかったように思う。
これまでの失点は、セットプレイにて集中力が切れた場合とボランチが狙われたシーンに集約されておるのではなかろうか。
このあたりは修正が比較的容易であろう。
“リスク管理”については6月20日に迫った町田との練習試合にて確認したい。
注目である。

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【鹿島】期待の2年目MF名古新太郎が、川崎F撃破へ心と体を整える
2020-06-18
サッカーマガジン編集部
6月18日にオンライン取材に応じたのは、2年目に勝負をかける若きMF名古新太郎。日々のトレーニングや2試合のトレーニングマッチを踏まえ、7月4日の川崎フロンターレ戦を見据えて心と体を整えている。

上写真=練習を重ねることでコンディションを上げていく(写真◎鹿島アントラーズ)
いろいろな人に感謝して
7月4日のJ1再開まで残りおよそ2週間。さらにそこからの連戦も加味して逆算し、戦う知力と体力を取り戻すトレーニングに励んでいる。鹿島の2年目MF名古新太郎ももちろんその一人だ。
「これまでの人生でこんなにサッカーができない時間はありませんでした。選手にとって苦しい時間でしたが、もちろん自分たちだけではなく社会的に見て本当に苦しい状況の中で、サッカーをまたできることでいろいろな人に感謝して、幸せを感じています」。そんな真摯な思いで戦いの時を待ちわびている。
体の部分では、まずは2週間後にフォーカスしているようだ。「グループトレーニングから始まり、全員でのトレーニングに移ったはじめは体づくりから入りました。コンディションも上がってきているので、あと2週間でしっかり上げていきたいですね」
とはいえ、ブランク明けだからこその難しさも感じないわけにはいかない。「もちろん、自粛期間は家でできるトレーニングをしていましたが、より実戦的な、試合や練習に入っていく中で、ただ走るのと強度の高い運動の繰り返しでは違います。そこは練習の中でしか上げていくしかないと感じました」
リスク管理の重要性
同時進行で、戦術的な部分も急ピッチで組み合わせていく必要がある。「ザーゴ監督のサッカーは頭を使います。ボールをしっかり握る部分、そして攻撃のときのリスク管理について特に言われています。選手同士でも話し合いながらやっていきたいと思います」
徹底したリスク管理は、いわば常勝鹿島のお家芸。プロ2年目の若手であってもその点をおろそかにしないのがアントラーズイズムだ。それを実戦の場で確認したのが、6月14日のアルビレックス新潟との練習試合、そして今後の連戦を見据えて中3日で設定された17日のユースとの練習試合だった。
「しばらく試合できていなかった中で、僕だけではないと思いますけど、いろんな選手が試合勘の部分でちょっと難しかったかな。練習試合がまだ何試合かあると思うので、詰めていければと思っています」
「新潟戦はものすごい雨でサッカーにならくて、でもやろうとしている形は少しずつ試合の中で出てきていると思います。いままでやってきたことを再確認する部分、あとは最後の崩しの部分、リスク管理をもっと詰めていって精度を上げることをこの2週間でやっていければなと思います」
どうやら、過度な焦りも気負いもなさそうだ。
再開初戦は強豪・川崎フロンターレ。「もちろん力のあるチームだと思いますし、初戦に勝つことにフォーカスしながらトレーニングしています。まずはそこをしっかり勝てるようにしたいですね。フロンターレは特徴のあるチーム。しっかり監督、選手と話し合って初戦に向かいたいと思います」
関門突破へ、心と体を整えていく。

終始、冷静な口調が印象的(写真◎鹿島アントラーズ)
鹿島の寄付プロジェクト3300万円を突破。名古新太郎は「試合に勝って恩返しをしたい」
サカノワスタッフ2020年6月18日

オンラインでの取材に応じた鹿島の名古新太郎。(C)KASHIMA ANTLERS
ザーゴ流ボランチは運動量が要求されるとともに、「頭を使うように言われています」。
鹿島アントラーズのMF名古新太郎が6月18日の練習後、オンラインによる取材に応じて、ザーゴ監督に求められるボランチの役割、7月4日のJ1リーグ再開の川崎フロンターレ戦に向けて、そしてクラブが開始したクラウドファンディングへの協力に対する感謝の思いなどを語った。
名古はまずザーゴ監督のもとでのボランチの役割について、次のように語る。
「攻守においてすごく運動量も大切ですし、頭を使うことを常に言われています。できるだけボールを握る時間を長くして、攻撃時のリスク管理のところも言われているので、選手同士で話し合いながらやって詰めています」
13日にアルビレックス新潟、16日には鹿島アントラーズユースとの練習試合を行い、チームとしての確認も進めている。「新潟戦はめちゃくちゃ大雨でサッカーになりませんでしたが、やろうとしている形は少しずつ出てきています。(リーグ再開に向けて)今までの再確認と最後の崩しのところ、リスク管理のところをもっと詰めて、あと2週間、精度を上げていければと思います」と、名古は意欲を示した。
何より2年目を迎える24歳は「これだけ長い時間、サッカーができなかったことはなく、選手にとっては苦しい時間ではあったと思います。ただ自分たちだけではなく、社会的にみんな苦しいなか、もう一度サッカーが再開できる喜びに感謝していますし、より幸せを感じています」と語る。
クラブは16日から「鹿島アントラーズクラウドファンディングプロジェクト」をスタート。鹿島のホームタウンである鹿嶋市の協力のもとで寄付を募り、寄付金は鹿嶋市「ふるさと納税」の対象となる。そのうえで、ホームタウンを構成する潮来市、神栖市、行方市、鉾田市からも賛同をいただき、支援してくれた方にはクラブから金額に応じた御礼(リターン)を予定している。7月31日まで受け付けている。1億円が目標額で、3300万円を突破した。
名古はその期待に応えたいと強調する。
「選手だけが苦しかったわけではないなか、協力し、期待してもらっていることに対し、試合に勝って恩返しすることが一番だと思います。まず再開初戦にしっかり勝って、いい知らせを皆さんにできればと思います」
鹿島は再開後、7月4日にアウェーでの川崎フロンターレ戦、8日にホームでの北海道コンサドーレ札幌戦をリモートマッチ(無観客試合)で臨む。その後、観客動員が一部認められる予定(詳細未定)の12日にアウェー浦和レッズ戦、18日にホームで横浜F・マリノス戦が組まれている。

トレーニングを行う鹿島の名古新太郎。(C)KASHIMA ANTLERS
[取材・文:塚越始]
鹿島名古「試合に勝って恩返し」寄付3000万突破
[2020年6月18日13時24分]

オンライン取材に応じる鹿島MF名古新太郎 (C)KASHIMA ANTLERS

練習中の鹿島MF名古新太郎(C)KASHIMA ANTLERS
鹿島アントラーズのMF名古新太郎(24)が18日、オンライン取材に応じた。クラブが16日に開始したクラウドファンディングの寄付総額が、開始2日足らずで3000万円を突破するなど反響を呼んでいる。
「選手たちだけが苦しかったわけじゃない。その中で協力してもらい、期待してもらっている。試合に勝って恩返しすることが一番だと思うので、まずは初戦をしっかりと勝って、いい知らせをみなさんにできれば」と、支えてくれるサポーターに勝利を誓った。
13日にアルビレックス新潟と、17日には鹿島ユースと練習試合を行い、20日には町田ゼルビアとの練習試合を控える。リーグ再開後の過密日程を想定したスケジュールに「しばらく試合ができておらず、いろんな選手、試合勘の部分では難しいところもあったと思う。再開まで2週間なので、これからの練習試合で詰めていければ」と向き合った。
鹿島 ふるさと納税3000万円突破 MF名古「試合に勝って恩返しする」
[ 2020年6月19日 05:30 ]
鹿島は鹿嶋市と協力して16日に開始したふるさと納税型のクラウドファンディングが早くも3000万円を突破した。
練習後にオンライン取材に応じたMF名古は「協力してもらい、期待してもらっている。試合に勝って恩返しすることが一番だと思うので、まず初戦に勝ちたい」とサポーターの支援に感謝し、川崎Fとの再開初戦をにらんだ。川崎Fには静岡学園高―順大の後輩にあたるU―23日本代表FW旗手が在籍しているだけに、「自粛期間中も連絡を取り合った。怜央(旗手)もそうだと思うが、自分も対戦が楽しみ」とマッチアップを期待した。
「ザーゴ監督のサッカーは頭を使います。ボールをしっかり握る部分、そして攻撃のときのリスク管理について特に言われています。選手同士でも話し合いながらやっていきたいと思います」、「新潟戦はものすごい雨でサッカーにならくて、でもやろうとしている形は少しずつ試合の中で出てきていると思います。いままでやってきたことを再確認する部分、あとは最後の崩しの部分、リスク管理をもっと詰めていって精度を上げることをこの2週間でやっていければなと思います」とザーゴ・サッカーについて語る。
特に“リスク管理”の片鱗は公式戦3試合でも朧気ながら見えておった。
変なカウンターは受けてなかったように思う。
これまでの失点は、セットプレイにて集中力が切れた場合とボランチが狙われたシーンに集約されておるのではなかろうか。
このあたりは修正が比較的容易であろう。
“リスク管理”については6月20日に迫った町田との練習試合にて確認したい。
注目である。

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【鹿島】期待の2年目MF名古新太郎が、川崎F撃破へ心と体を整える
2020-06-18
サッカーマガジン編集部
6月18日にオンライン取材に応じたのは、2年目に勝負をかける若きMF名古新太郎。日々のトレーニングや2試合のトレーニングマッチを踏まえ、7月4日の川崎フロンターレ戦を見据えて心と体を整えている。

上写真=練習を重ねることでコンディションを上げていく(写真◎鹿島アントラーズ)
いろいろな人に感謝して
7月4日のJ1再開まで残りおよそ2週間。さらにそこからの連戦も加味して逆算し、戦う知力と体力を取り戻すトレーニングに励んでいる。鹿島の2年目MF名古新太郎ももちろんその一人だ。
「これまでの人生でこんなにサッカーができない時間はありませんでした。選手にとって苦しい時間でしたが、もちろん自分たちだけではなく社会的に見て本当に苦しい状況の中で、サッカーをまたできることでいろいろな人に感謝して、幸せを感じています」。そんな真摯な思いで戦いの時を待ちわびている。
体の部分では、まずは2週間後にフォーカスしているようだ。「グループトレーニングから始まり、全員でのトレーニングに移ったはじめは体づくりから入りました。コンディションも上がってきているので、あと2週間でしっかり上げていきたいですね」
とはいえ、ブランク明けだからこその難しさも感じないわけにはいかない。「もちろん、自粛期間は家でできるトレーニングをしていましたが、より実戦的な、試合や練習に入っていく中で、ただ走るのと強度の高い運動の繰り返しでは違います。そこは練習の中でしか上げていくしかないと感じました」
リスク管理の重要性
同時進行で、戦術的な部分も急ピッチで組み合わせていく必要がある。「ザーゴ監督のサッカーは頭を使います。ボールをしっかり握る部分、そして攻撃のときのリスク管理について特に言われています。選手同士でも話し合いながらやっていきたいと思います」
徹底したリスク管理は、いわば常勝鹿島のお家芸。プロ2年目の若手であってもその点をおろそかにしないのがアントラーズイズムだ。それを実戦の場で確認したのが、6月14日のアルビレックス新潟との練習試合、そして今後の連戦を見据えて中3日で設定された17日のユースとの練習試合だった。
「しばらく試合できていなかった中で、僕だけではないと思いますけど、いろんな選手が試合勘の部分でちょっと難しかったかな。練習試合がまだ何試合かあると思うので、詰めていければと思っています」
「新潟戦はものすごい雨でサッカーにならくて、でもやろうとしている形は少しずつ試合の中で出てきていると思います。いままでやってきたことを再確認する部分、あとは最後の崩しの部分、リスク管理をもっと詰めていって精度を上げることをこの2週間でやっていければなと思います」
どうやら、過度な焦りも気負いもなさそうだ。
再開初戦は強豪・川崎フロンターレ。「もちろん力のあるチームだと思いますし、初戦に勝つことにフォーカスしながらトレーニングしています。まずはそこをしっかり勝てるようにしたいですね。フロンターレは特徴のあるチーム。しっかり監督、選手と話し合って初戦に向かいたいと思います」
関門突破へ、心と体を整えていく。

終始、冷静な口調が印象的(写真◎鹿島アントラーズ)
鹿島の寄付プロジェクト3300万円を突破。名古新太郎は「試合に勝って恩返しをしたい」
サカノワスタッフ2020年6月18日

オンラインでの取材に応じた鹿島の名古新太郎。(C)KASHIMA ANTLERS
ザーゴ流ボランチは運動量が要求されるとともに、「頭を使うように言われています」。
鹿島アントラーズのMF名古新太郎が6月18日の練習後、オンラインによる取材に応じて、ザーゴ監督に求められるボランチの役割、7月4日のJ1リーグ再開の川崎フロンターレ戦に向けて、そしてクラブが開始したクラウドファンディングへの協力に対する感謝の思いなどを語った。
名古はまずザーゴ監督のもとでのボランチの役割について、次のように語る。
「攻守においてすごく運動量も大切ですし、頭を使うことを常に言われています。できるだけボールを握る時間を長くして、攻撃時のリスク管理のところも言われているので、選手同士で話し合いながらやって詰めています」
13日にアルビレックス新潟、16日には鹿島アントラーズユースとの練習試合を行い、チームとしての確認も進めている。「新潟戦はめちゃくちゃ大雨でサッカーになりませんでしたが、やろうとしている形は少しずつ出てきています。(リーグ再開に向けて)今までの再確認と最後の崩しのところ、リスク管理のところをもっと詰めて、あと2週間、精度を上げていければと思います」と、名古は意欲を示した。
何より2年目を迎える24歳は「これだけ長い時間、サッカーができなかったことはなく、選手にとっては苦しい時間ではあったと思います。ただ自分たちだけではなく、社会的にみんな苦しいなか、もう一度サッカーが再開できる喜びに感謝していますし、より幸せを感じています」と語る。
クラブは16日から「鹿島アントラーズクラウドファンディングプロジェクト」をスタート。鹿島のホームタウンである鹿嶋市の協力のもとで寄付を募り、寄付金は鹿嶋市「ふるさと納税」の対象となる。そのうえで、ホームタウンを構成する潮来市、神栖市、行方市、鉾田市からも賛同をいただき、支援してくれた方にはクラブから金額に応じた御礼(リターン)を予定している。7月31日まで受け付けている。1億円が目標額で、3300万円を突破した。
名古はその期待に応えたいと強調する。
「選手だけが苦しかったわけではないなか、協力し、期待してもらっていることに対し、試合に勝って恩返しすることが一番だと思います。まず再開初戦にしっかり勝って、いい知らせを皆さんにできればと思います」
鹿島は再開後、7月4日にアウェーでの川崎フロンターレ戦、8日にホームでの北海道コンサドーレ札幌戦をリモートマッチ(無観客試合)で臨む。その後、観客動員が一部認められる予定(詳細未定)の12日にアウェー浦和レッズ戦、18日にホームで横浜F・マリノス戦が組まれている。

トレーニングを行う鹿島の名古新太郎。(C)KASHIMA ANTLERS
[取材・文:塚越始]
鹿島名古「試合に勝って恩返し」寄付3000万突破
[2020年6月18日13時24分]

オンライン取材に応じる鹿島MF名古新太郎 (C)KASHIMA ANTLERS

練習中の鹿島MF名古新太郎(C)KASHIMA ANTLERS
鹿島アントラーズのMF名古新太郎(24)が18日、オンライン取材に応じた。クラブが16日に開始したクラウドファンディングの寄付総額が、開始2日足らずで3000万円を突破するなど反響を呼んでいる。
「選手たちだけが苦しかったわけじゃない。その中で協力してもらい、期待してもらっている。試合に勝って恩返しすることが一番だと思うので、まずは初戦をしっかりと勝って、いい知らせをみなさんにできれば」と、支えてくれるサポーターに勝利を誓った。
13日にアルビレックス新潟と、17日には鹿島ユースと練習試合を行い、20日には町田ゼルビアとの練習試合を控える。リーグ再開後の過密日程を想定したスケジュールに「しばらく試合ができておらず、いろんな選手、試合勘の部分では難しいところもあったと思う。再開まで2週間なので、これからの練習試合で詰めていければ」と向き合った。
鹿島 ふるさと納税3000万円突破 MF名古「試合に勝って恩返しする」
[ 2020年6月19日 05:30 ]
鹿島は鹿嶋市と協力して16日に開始したふるさと納税型のクラウドファンディングが早くも3000万円を突破した。
練習後にオンライン取材に応じたMF名古は「協力してもらい、期待してもらっている。試合に勝って恩返しすることが一番だと思うので、まず初戦に勝ちたい」とサポーターの支援に感謝し、川崎Fとの再開初戦をにらんだ。川崎Fには静岡学園高―順大の後輩にあたるU―23日本代表FW旗手が在籍しているだけに、「自粛期間中も連絡を取り合った。怜央(旗手)もそうだと思うが、自分も対戦が楽しみ」とマッチアップを期待した。