荒木遼太郎、結果を出していきたい
オンライン取材に応じた荒木遼太郎である。
「相手の間でボールを受けるのは、自分がけっこう得意としているプレイのひとつ」と自身のプレイスタイルについて語った。
荒木はボールの受け方の巧さと、そこからの運びに特徴があるように思う。
非常にワクワクさせられる選手である。
そして「上手く顔を出して、ボールを受けて、そこからゴールへ結びつける仕掛けが、まだ自分としてはあんまりできていないと思うので。再開までに、短い間ですけど、練習試合とかでやっていければいいかなと思っています」と自己分析を行っておる、
まだまだと反省しきりの様子。
確かに公式戦にて結果に結びついておらぬことからも、そう自身を責めることもあろう。
しかしながら、才能の片鱗は魅せられておる。
再開後は光り輝いてくれるのではなかろうか。
また同世代のプレイヤーについては、「同期の松村、唯月にはまず負けたくない。他チームでも、西川(潤=セレッソ大阪)や武田(英寿=浦和レッズ)と同じ世代の選手には、絶対に負けたくない気持ちがあります」と強くライバル心を燃やす。
ともに意識し合い成長してくれよう。
そして、同い年の久保くんに関しては、「自分と久保選手の現状では、今、遠い位置にいます。ただ必ずその立ち位置に向かっていきたい。久保選手の情報はチェックしているので、そこまで行けるように頑張っていきたいです」と畏敬の念を口にする。
久保くんは少々異質な存在であることは、観ているだけでも伝わってくる。
その彼を追い、そして並び称される存在となっていくのだ。
期待しておる。

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【鹿島】好調ルーキー荒木遼太郎の決意「まず1点」。久保建英や高卒1年目組の存在は…
サカノワスタッフ2020年6月25日

町田との練習試合に臨んだ荒木遼太郎。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
チーム内の松村優太、染野唯月、さらにC大阪の西川潤、浦和の武田英寿には「絶対に負けたくない」。
J1リーグ鹿島アントラーズの高卒ルーキー荒木遼太郎が6月25日、オンラインによる取材に応じて、現在のコンディションとともに7月4日のリーグ再開に向けての抱負を語った。
先日のFC町田ゼルビアとのトレーニングマッチでは、荒木の突破が起点となり、そこから土居聖真に展開。土居のクロス性のシュートがオウンゴールを生んだ。さらに、前週のアルビレックス新潟との練習試合でもゴールを決めるなど、得点が欠乏するチームの中で、攻撃面のインパクトを残してきた。
荒木は「もっと良いコンディションでできるように心掛けています。(チームとして)ボールの動かし方を徹底的にやっているところがあるので、再開したあとはパスを回していけるサッカーができると思っています。相手の間(スペース)でボールを受けるプレーは得意としている一つ。そこからゴールに結びつける仕掛けを、練習試合でも出していきたいです」と、意欲を示す。
東福岡高卒のドリブラーである荒木だが、チーム内の松村優太(←静岡学園高)、染野唯月(←尚志高)と同じ高卒1年目の選手たちとはポジション的にもライバルになる。その争いについて、「同期の松村、唯月にはまず負けたくない。他チームでも、西川(潤=セレッソ大阪)や武田(英寿=浦和レッズ)と同じ世代の選手には、絶対に負けたくない気持ちがあります」と闘争心を燃やす。一方、同学年であるレアル・マドリードからRCDマジョルカにレンタル移籍中の久保建英については、「自分と久保選手の現状では、今、遠い位置にいます。ただ必ずその立ち位置に向かっていきたい。久保選手の情報はチェックしているので、そこまで行けるように頑張っていきたいです」と話した。
これまでプレシーズンマッチやトレーニングマッチで、鹿島の希望の星と言える活躍を見せてきた。それだけに、7月4日の川崎フロンターレとのリーグ再開戦では「ゴール」が期待される。
「公式戦でのゴールはまだゼロ。チームとしてもです。ゴールを決めて、結果を出していきたいです」
荒木の初ゴールが飛び出すか? 鹿島の突破口を切り開くのは、この肝の据わった18歳のアタッカーかもしれない。

練習に臨む鹿島の荒木遼太郎。(C)KASHIMA ANTLERS

オンラインの取材に臨んだ鹿島の荒木遼太郎。(C)KASHIMA ANTLERS

鹿島の荒木遼太郎。(C)KASHIMA ANTLERS
[取材・文:塚越始]
【鹿島】期待のルーキー荒木遼太郎の“得意とするプレー”が攻撃に勢いを生む
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年06月25日
再開後は、「ゴールを決めて、結果を出していきたい」

広島との開幕戦の寸評は「スキルフルで、小気味のいいプレーで、攻撃を活性化」。再開後のさらなる活躍に期待がかかる。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
先日のFC町田ゼルビアとのトレーニングマッチでのワンシーン。自陣から縦パスを入れようとしたボランチが、相手に寄せられてやり直す。再び、キープしたボランチが前を向いて、今度は正確なパスを入れる。これを受けた荒木遼太郎は前を向くと、勢いを持ってドリブルを仕掛けて、惜しいシーンを演出した。
相手のギャップを上手く突いたポジショニングで味方からのパスを引き出し、攻撃を加速させる。こうしたシーンが増えれば、チームとしてのゴールの可能性もより高まるはず。6月25日の練習後、オンライン取材を受けた高卒ルーキーの荒木は、「相手の間でボールを受けるのは、自分がけっこう得意としているプレーのひとつ」と自信をのぞかせた。
今後は、その得意とするプレーをいかに決定的なシーンにつなげられるか。味方がキープしている時、フリーになるポジショニングは随所に見られる。焦点は、そこでパスが入った時に、どれだけ効果的な崩しを見せられるか。
「上手く顔を出して、ボールを受けて、そこからゴールへ結びつける仕掛けが、まだ自分としてはあんまりできていないと思うので。再開までに、短い間ですけど、練習試合とかでやっていければいいかなと思っています」
名古屋とのルヴァンカップ初戦、広島とのリーグ開幕戦はいずれも途中出場でピッチに立ち、いくつかの好プレーを披露した。ポテンシャルはすでに証明済み。再開後は、「ゴールを決めて、結果を出していきたい」とさらなる活躍を期す。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
「相手の間でボールを受けるのは、自分がけっこう得意としているプレイのひとつ」と自身のプレイスタイルについて語った。
荒木はボールの受け方の巧さと、そこからの運びに特徴があるように思う。
非常にワクワクさせられる選手である。
そして「上手く顔を出して、ボールを受けて、そこからゴールへ結びつける仕掛けが、まだ自分としてはあんまりできていないと思うので。再開までに、短い間ですけど、練習試合とかでやっていければいいかなと思っています」と自己分析を行っておる、
まだまだと反省しきりの様子。
確かに公式戦にて結果に結びついておらぬことからも、そう自身を責めることもあろう。
しかしながら、才能の片鱗は魅せられておる。
再開後は光り輝いてくれるのではなかろうか。
また同世代のプレイヤーについては、「同期の松村、唯月にはまず負けたくない。他チームでも、西川(潤=セレッソ大阪)や武田(英寿=浦和レッズ)と同じ世代の選手には、絶対に負けたくない気持ちがあります」と強くライバル心を燃やす。
ともに意識し合い成長してくれよう。
そして、同い年の久保くんに関しては、「自分と久保選手の現状では、今、遠い位置にいます。ただ必ずその立ち位置に向かっていきたい。久保選手の情報はチェックしているので、そこまで行けるように頑張っていきたいです」と畏敬の念を口にする。
久保くんは少々異質な存在であることは、観ているだけでも伝わってくる。
その彼を追い、そして並び称される存在となっていくのだ。
期待しておる。

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【鹿島】好調ルーキー荒木遼太郎の決意「まず1点」。久保建英や高卒1年目組の存在は…
サカノワスタッフ2020年6月25日

町田との練習試合に臨んだ荒木遼太郎。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
チーム内の松村優太、染野唯月、さらにC大阪の西川潤、浦和の武田英寿には「絶対に負けたくない」。
J1リーグ鹿島アントラーズの高卒ルーキー荒木遼太郎が6月25日、オンラインによる取材に応じて、現在のコンディションとともに7月4日のリーグ再開に向けての抱負を語った。
先日のFC町田ゼルビアとのトレーニングマッチでは、荒木の突破が起点となり、そこから土居聖真に展開。土居のクロス性のシュートがオウンゴールを生んだ。さらに、前週のアルビレックス新潟との練習試合でもゴールを決めるなど、得点が欠乏するチームの中で、攻撃面のインパクトを残してきた。
荒木は「もっと良いコンディションでできるように心掛けています。(チームとして)ボールの動かし方を徹底的にやっているところがあるので、再開したあとはパスを回していけるサッカーができると思っています。相手の間(スペース)でボールを受けるプレーは得意としている一つ。そこからゴールに結びつける仕掛けを、練習試合でも出していきたいです」と、意欲を示す。
東福岡高卒のドリブラーである荒木だが、チーム内の松村優太(←静岡学園高)、染野唯月(←尚志高)と同じ高卒1年目の選手たちとはポジション的にもライバルになる。その争いについて、「同期の松村、唯月にはまず負けたくない。他チームでも、西川(潤=セレッソ大阪)や武田(英寿=浦和レッズ)と同じ世代の選手には、絶対に負けたくない気持ちがあります」と闘争心を燃やす。一方、同学年であるレアル・マドリードからRCDマジョルカにレンタル移籍中の久保建英については、「自分と久保選手の現状では、今、遠い位置にいます。ただ必ずその立ち位置に向かっていきたい。久保選手の情報はチェックしているので、そこまで行けるように頑張っていきたいです」と話した。
これまでプレシーズンマッチやトレーニングマッチで、鹿島の希望の星と言える活躍を見せてきた。それだけに、7月4日の川崎フロンターレとのリーグ再開戦では「ゴール」が期待される。
「公式戦でのゴールはまだゼロ。チームとしてもです。ゴールを決めて、結果を出していきたいです」
荒木の初ゴールが飛び出すか? 鹿島の突破口を切り開くのは、この肝の据わった18歳のアタッカーかもしれない。

練習に臨む鹿島の荒木遼太郎。(C)KASHIMA ANTLERS

オンラインの取材に臨んだ鹿島の荒木遼太郎。(C)KASHIMA ANTLERS

鹿島の荒木遼太郎。(C)KASHIMA ANTLERS
[取材・文:塚越始]
【鹿島】期待のルーキー荒木遼太郎の“得意とするプレー”が攻撃に勢いを生む
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年06月25日
再開後は、「ゴールを決めて、結果を出していきたい」

広島との開幕戦の寸評は「スキルフルで、小気味のいいプレーで、攻撃を活性化」。再開後のさらなる活躍に期待がかかる。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
先日のFC町田ゼルビアとのトレーニングマッチでのワンシーン。自陣から縦パスを入れようとしたボランチが、相手に寄せられてやり直す。再び、キープしたボランチが前を向いて、今度は正確なパスを入れる。これを受けた荒木遼太郎は前を向くと、勢いを持ってドリブルを仕掛けて、惜しいシーンを演出した。
相手のギャップを上手く突いたポジショニングで味方からのパスを引き出し、攻撃を加速させる。こうしたシーンが増えれば、チームとしてのゴールの可能性もより高まるはず。6月25日の練習後、オンライン取材を受けた高卒ルーキーの荒木は、「相手の間でボールを受けるのは、自分がけっこう得意としているプレーのひとつ」と自信をのぞかせた。
今後は、その得意とするプレーをいかに決定的なシーンにつなげられるか。味方がキープしている時、フリーになるポジショニングは随所に見られる。焦点は、そこでパスが入った時に、どれだけ効果的な崩しを見せられるか。
「上手く顔を出して、ボールを受けて、そこからゴールへ結びつける仕掛けが、まだ自分としてはあんまりできていないと思うので。再開までに、短い間ですけど、練習試合とかでやっていければいいかなと思っています」
名古屋とのルヴァンカップ初戦、広島とのリーグ開幕戦はいずれも途中出場でピッチに立ち、いくつかの好プレーを披露した。ポテンシャルはすでに証明済み。再開後は、「ゴールを決めて、結果を出していきたい」とさらなる活躍を期す。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
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荒木の本領はチームを動かすプレーですが海外を目指すなら数字も必要ですね。
ヒロキのプレーを何年かかけて追ってたバルサは数字よりその内容で評価してくれましたが、そうでなければ岳のように中々移籍が出来ないのも事実です。
ヒロキのプレーを何年かかけて追ってたバルサは数字よりその内容で評価してくれましたが、そうでなければ岳のように中々移籍が出来ないのも事実です。