曽ケ端準、一人ひとりが全試合に出るんだという気持ちが大事に
オンライン取材に応じた曽ケ端準である。
大ベテランらしい重みのある言葉が並ぶ。
その中で、「そのなかでも結果を残していく。その両方を求める難しさはありますけど。うーん……、全員の力で一つひとつやっていく、それは変わりなくっていうところだと思いますけど、実際、(中断前は)公式戦3連敗と結果が出ていないわけですから。そこはみんなが危機感を持ってやっていくだけだと思いますけど、難しいですね」というチーム構築の難しさについては特に含蓄を感じさせる。
この危機感をポジティブにとらえ、チームの刷新が進むと考えたい。
いよいよ来週末には公式戦が再開される。
楽しみである。

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【鹿島】曽ヶ端準が語る再開の川崎F戦「いつも難しい試合になる」
2020-06-26
サッカーマガジン編集部
鹿島アントラーズは26日、オンラインで取材に応じ、GK曽ヶ端準が登場。現在のコンディションとチーム状況、再開初戦の川崎フロンターレ戦について、在籍23年目のシーズンを戦う守護神が語った。

上写真=次第にコンディションは上向いていると曽ヶ端は語った(写真◎鹿島アントラーズ)
優勝するためにやるのは変わらない
現在のコンディションは上向き。徐々に気持ちも高まっている。リーグ再開は8日後の7月4日。目指すところに、一切のブレはない。
「やっぱり優勝するためにやるのは変わらないですし、今季は本当に全員の力が必要になると思っていますが、それでも一人ひとりが全部の試合に自分が出るんだいう気持ちがすごく大事なると思う。僕自身もそういう気持ちをもって、全部の試合でいい準備ができるようにやっていきたいと思います」
再開後の過密日程について問われたときのコメントだ。最善の準備をして最良のゲームを。イレギュラーなシーズンにこれから臨むプロ23年目の選手の姿勢は、これまでと何ら変わりはない。
リーグの中断期間も、ポジティブな思いをもって過ごしたという。
「監督が代わって自分たちがやることをゲームで表現するために、なかなか時間がなかった。公式戦で勝てていない状況だったので(中断を)プラスにとらえて、チームのやることを整理しました。いまは練習試合であったり、練習の中で出せていると思います」
開幕時よりもザーゴ監督の戦術は確実に浸透している。
「もちろんまだうまくいかないことも、僕自身も含めてありますけど、その中で積極的にみんながやろうとしている。どんどんやっていくことでいい場面も増えてきているので、今度はそれを公式戦の中で、プレッシャーのある中でどれだけできるかが求められると思う」
次なる公式戦は、再開初戦。相手は川崎フロンターレ。
「フロンターレとのアウェーは難しい試合ばかりですし、実際に勝率じたいもそんなによくない。再開初戦がフロンターレということで、さらに難しさはあると思います。チームとして向こうは監督も代わっていないですし、メンバーも見ても若い選手数多く出てきている。チームとしてのコンセプトもしっかりしているので、戦い方としては今回も難しくなると思います。でも、その中でも勝ちを求めて、チームとしてやろうとしていることを続けながら、結果を求めて戦っていければ」
いきなり難敵との試合だが、逆に言えばチームとして積み上げてきたことを確かめる機会にもなる。「再開からしばらく難敵との対戦が続くが」との質問に、プロ23年目の守護神はきっぱり言い切った。
「Jリーグ自体はどことやっても難しい試合ばかりですし、どこと対戦だったら大丈夫というのはないですから」
そんな厳しいJリーグで最もタイトルを手にしたきたのが鹿島アントラーズであり、曽ヶ端準である。
【鹿島】プロ23年目のGK曽ヶ端準が語る総力戦でも大切にすべき心構え「一人ひとりが全試合に出るんだという気持ちが大事に」
サカノワスタッフ2020年6月26日

町田との練習試合に臨んだ鹿島の曽ヶ端準。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今年41歳、「そのための準備をしていく」と意気込みを語る。
J1リーグ鹿島アントラーズの今年41歳を迎えるチーム最年長、GK曽ヶ端準が6月26日、オンラインでのメディア取材に応じて、プロ23年目に懸ける意気込みを語った。
曽ヶ端は現在の状態について、「全体練習が始まってから徐々に良くなってきています。気温のところで、涼しくなったり、暑くなったりで、コンディションの面で疲れも出てくるかと思いますが、今はすごく良いです」と手応えを語った。
そのうえでプロキャリア23年目の目標として、「優勝するためにやるシーズンであることは変わりません」と語ったうえで、曽ヶ端自身、全試合に出場するための準備をすると強調した。
「(再開後は)連戦で全員の力が必要になりますが、それでも、一人ひとりが全部の試合に出るんだという気持ちがすごく大事になると思います。僕自身もそういう気持ちをもって、全ての試合に出られる準備をしていきたいです」
新型コロナウイルスの影響による中断期間、チームから与えられたメニューをこなしながら、自転車を購入して、子供とともに近所をサイクリングして気分転換をかねながら体を動かしたりもしてきたという。
「ここまで年がいくと、一度休むと戻すのが大変です(苦笑)。そのなかで自分自身でできる範囲で体を動かして、コンディションは落としすぎないように意識してやってきました」
いよいよ7月4日は川崎フロンターレとのアウェーゲームで再開する。まずは無観客によるリモートマッチでの開催となる。
「僕自身も経験していないので何とも言えないところはありますが、指示の声が通るのはプラスだと思います。お客さんが入っているのを含めて試合だと思いますから、そこに辿り着けるように、僕たちも気を付けながら生活をしないといけない。いろいろな方たちの協力があってこの試合を迎えられたので、ここからステップを踏んでいけるように、一方でゲームになれば厳しく、勝ちを求めてみんなで戦っていきたいと思います」
1998年から鹿島で蓄積してきた経験。曽ヶ端がしっかりとリーグ再開に照準を合わせ、調子を上げてきた。

オンラインでの取材に応じた鹿島の曽ヶ端準。(C)SAKANOWA
[取材・文:塚越始]
【鹿島】「難しいですね」。プロ23年目の守護神・曽ケ端準の重く響いた一言
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年06月26日
チームの着実な進化に好感触も
今は産みの苦しみを味わっている状況かもしれないが、曽ケ端は「良い場面が増えてきている」とチームの着実な進化も実感している。写真:徳原隆元
ズシリと重く響く一言だった。
「難しいですね」
プロ生活23年目、鹿島一筋。これまでチームの様々な浮き沈みを経験してきたからこそ、曽ケ端準のその言葉には説得力がある。
6月26日の練習後、オンライン取材に応じた守護神に、リーグ再開後、巻き返しを図るうえでチームとして何が重要になるかを訊いた。「チームとしてやろうとしていることを、やり続けることも大事」と応じた曽ケ端は、さらにこう続けた。
「そのなかでも結果を残していく。その両方を求める難しさはありますけど。うーん……、全員の力で一つひとつやっていく、それは変わりなくっていうところだと思いますけど、実際、(中断前は)公式戦3連敗と結果が出ていないわけですから。そこはみんなが危機感を持ってやっていくだけだと思いますけど、難しいですね」
ザーゴ新監督の下、ビルドアップを重視した新戦術に取り組んでいる。その完成度を高めるとともに、結果も手にしなければならない。それが簡単なミッションではないことを、曽ケ端は重々承知しているのだろう。
それでも、チームの着実な進化に好感触を得ているのも事実だ。
「練習試合の中でも、僕自身も含めて、上手くいかないこともありますけど、積極的にみんな、チームがやろうとしていることを続けてやっています。良い場面が増えてきているので、そこを今度は公式戦のプレッシャーがかかったなかで、どれだけできるか」
今はまだ、産みの苦しみを味わっている状況かもしれないが、そこを脱した時、かつての憎らしいほどに強いアントラーズを取り戻せるはずだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島曽ヶ端40歳の本音「1回休んだら戻すのが…」
[2020年6月26日21時16分]

取材に応じる鹿島GK曽ケ端準(C)KASHIMA ANTLERS
プロ23年目40歳の鹿島アントラーズGK曽ケ端準がベテランの本音を漏らした。
活動自粛期間を振り返り「ここまで年がいくと、1回休んだら戻すのが大変。できる範囲で体を動かしながら、コンディション落としすぎないようにしていた」と明かした。Jリーグ統一PCR検査ではこの日、全選手の陰性も分かり「いろんな人の協力があり、この状態にたどり着いている。注意しながら生活して、勝ちを求めて戦いたい」と意気込んだ。
J1鹿島のベテランGK曽ヶ端「優勝する」
J1鹿島の元日本代表GK曽ヶ端準(40)が26日、鹿嶋市内での全体練習後にオンライン取材に応じ、7月4日のリーグ戦再開へ意気込んだ。
プロ23年目の大ベテランは、コロナ禍で異例ずくめのシーズンにも「V(優勝)するためにやるシーズンということは変わらない」と冷静。自身初という無観客試合には「指示する声は通りそうだけど、お客さんも含めての試合なんで…」と複雑な心境を吐露した。
再開初戦はアウェー川崎戦。攻撃に破壊力があり若手も育っている強豪で、難しい試合になりそうだが「その中でも勝ちを目指したい」と前を向いた。
鹿島・40歳GK曽ケ端 独自調整で万全「全試合でいい準備を」
[ 2020年6月27日 05:30 ]

全体練習後にオンライン取材に応じた鹿島のGK曽ヶ端(クラブ提供)
Photo By 提供写真
鹿島のGK曽ケ端が独自のコンディション調整法を明かした。
プロ23年目、チーム最年長の40歳。「ここまで年がいくと、休んだらコンディションを戻すのが大変」と苦笑いするが、自粛期間はチームから提示されたトレーニングメニューをこなしたほか、新たに購入した自転車で自宅付近をサイクリングし、運動機会の確保に努めたという。来週に迫ったリーグ再開を見据え「連戦になるので全員の力が必要になる。僕自身も全試合でいい準備をしていく」と力を込めた。
大ベテランらしい重みのある言葉が並ぶ。
その中で、「そのなかでも結果を残していく。その両方を求める難しさはありますけど。うーん……、全員の力で一つひとつやっていく、それは変わりなくっていうところだと思いますけど、実際、(中断前は)公式戦3連敗と結果が出ていないわけですから。そこはみんなが危機感を持ってやっていくだけだと思いますけど、難しいですね」というチーム構築の難しさについては特に含蓄を感じさせる。
この危機感をポジティブにとらえ、チームの刷新が進むと考えたい。
いよいよ来週末には公式戦が再開される。
楽しみである。

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【鹿島】曽ヶ端準が語る再開の川崎F戦「いつも難しい試合になる」
2020-06-26
サッカーマガジン編集部
鹿島アントラーズは26日、オンラインで取材に応じ、GK曽ヶ端準が登場。現在のコンディションとチーム状況、再開初戦の川崎フロンターレ戦について、在籍23年目のシーズンを戦う守護神が語った。

上写真=次第にコンディションは上向いていると曽ヶ端は語った(写真◎鹿島アントラーズ)
優勝するためにやるのは変わらない
現在のコンディションは上向き。徐々に気持ちも高まっている。リーグ再開は8日後の7月4日。目指すところに、一切のブレはない。
「やっぱり優勝するためにやるのは変わらないですし、今季は本当に全員の力が必要になると思っていますが、それでも一人ひとりが全部の試合に自分が出るんだいう気持ちがすごく大事なると思う。僕自身もそういう気持ちをもって、全部の試合でいい準備ができるようにやっていきたいと思います」
再開後の過密日程について問われたときのコメントだ。最善の準備をして最良のゲームを。イレギュラーなシーズンにこれから臨むプロ23年目の選手の姿勢は、これまでと何ら変わりはない。
リーグの中断期間も、ポジティブな思いをもって過ごしたという。
「監督が代わって自分たちがやることをゲームで表現するために、なかなか時間がなかった。公式戦で勝てていない状況だったので(中断を)プラスにとらえて、チームのやることを整理しました。いまは練習試合であったり、練習の中で出せていると思います」
開幕時よりもザーゴ監督の戦術は確実に浸透している。
「もちろんまだうまくいかないことも、僕自身も含めてありますけど、その中で積極的にみんながやろうとしている。どんどんやっていくことでいい場面も増えてきているので、今度はそれを公式戦の中で、プレッシャーのある中でどれだけできるかが求められると思う」
次なる公式戦は、再開初戦。相手は川崎フロンターレ。
「フロンターレとのアウェーは難しい試合ばかりですし、実際に勝率じたいもそんなによくない。再開初戦がフロンターレということで、さらに難しさはあると思います。チームとして向こうは監督も代わっていないですし、メンバーも見ても若い選手数多く出てきている。チームとしてのコンセプトもしっかりしているので、戦い方としては今回も難しくなると思います。でも、その中でも勝ちを求めて、チームとしてやろうとしていることを続けながら、結果を求めて戦っていければ」
いきなり難敵との試合だが、逆に言えばチームとして積み上げてきたことを確かめる機会にもなる。「再開からしばらく難敵との対戦が続くが」との質問に、プロ23年目の守護神はきっぱり言い切った。
「Jリーグ自体はどことやっても難しい試合ばかりですし、どこと対戦だったら大丈夫というのはないですから」
そんな厳しいJリーグで最もタイトルを手にしたきたのが鹿島アントラーズであり、曽ヶ端準である。
【鹿島】プロ23年目のGK曽ヶ端準が語る総力戦でも大切にすべき心構え「一人ひとりが全試合に出るんだという気持ちが大事に」
サカノワスタッフ2020年6月26日

町田との練習試合に臨んだ鹿島の曽ヶ端準。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今年41歳、「そのための準備をしていく」と意気込みを語る。
J1リーグ鹿島アントラーズの今年41歳を迎えるチーム最年長、GK曽ヶ端準が6月26日、オンラインでのメディア取材に応じて、プロ23年目に懸ける意気込みを語った。
曽ヶ端は現在の状態について、「全体練習が始まってから徐々に良くなってきています。気温のところで、涼しくなったり、暑くなったりで、コンディションの面で疲れも出てくるかと思いますが、今はすごく良いです」と手応えを語った。
そのうえでプロキャリア23年目の目標として、「優勝するためにやるシーズンであることは変わりません」と語ったうえで、曽ヶ端自身、全試合に出場するための準備をすると強調した。
「(再開後は)連戦で全員の力が必要になりますが、それでも、一人ひとりが全部の試合に出るんだという気持ちがすごく大事になると思います。僕自身もそういう気持ちをもって、全ての試合に出られる準備をしていきたいです」
新型コロナウイルスの影響による中断期間、チームから与えられたメニューをこなしながら、自転車を購入して、子供とともに近所をサイクリングして気分転換をかねながら体を動かしたりもしてきたという。
「ここまで年がいくと、一度休むと戻すのが大変です(苦笑)。そのなかで自分自身でできる範囲で体を動かして、コンディションは落としすぎないように意識してやってきました」
いよいよ7月4日は川崎フロンターレとのアウェーゲームで再開する。まずは無観客によるリモートマッチでの開催となる。
「僕自身も経験していないので何とも言えないところはありますが、指示の声が通るのはプラスだと思います。お客さんが入っているのを含めて試合だと思いますから、そこに辿り着けるように、僕たちも気を付けながら生活をしないといけない。いろいろな方たちの協力があってこの試合を迎えられたので、ここからステップを踏んでいけるように、一方でゲームになれば厳しく、勝ちを求めてみんなで戦っていきたいと思います」
1998年から鹿島で蓄積してきた経験。曽ヶ端がしっかりとリーグ再開に照準を合わせ、調子を上げてきた。

オンラインでの取材に応じた鹿島の曽ヶ端準。(C)SAKANOWA
[取材・文:塚越始]
【鹿島】「難しいですね」。プロ23年目の守護神・曽ケ端準の重く響いた一言
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年06月26日
チームの着実な進化に好感触も
今は産みの苦しみを味わっている状況かもしれないが、曽ケ端は「良い場面が増えてきている」とチームの着実な進化も実感している。写真:徳原隆元
ズシリと重く響く一言だった。
「難しいですね」
プロ生活23年目、鹿島一筋。これまでチームの様々な浮き沈みを経験してきたからこそ、曽ケ端準のその言葉には説得力がある。
6月26日の練習後、オンライン取材に応じた守護神に、リーグ再開後、巻き返しを図るうえでチームとして何が重要になるかを訊いた。「チームとしてやろうとしていることを、やり続けることも大事」と応じた曽ケ端は、さらにこう続けた。
「そのなかでも結果を残していく。その両方を求める難しさはありますけど。うーん……、全員の力で一つひとつやっていく、それは変わりなくっていうところだと思いますけど、実際、(中断前は)公式戦3連敗と結果が出ていないわけですから。そこはみんなが危機感を持ってやっていくだけだと思いますけど、難しいですね」
ザーゴ新監督の下、ビルドアップを重視した新戦術に取り組んでいる。その完成度を高めるとともに、結果も手にしなければならない。それが簡単なミッションではないことを、曽ケ端は重々承知しているのだろう。
それでも、チームの着実な進化に好感触を得ているのも事実だ。
「練習試合の中でも、僕自身も含めて、上手くいかないこともありますけど、積極的にみんな、チームがやろうとしていることを続けてやっています。良い場面が増えてきているので、そこを今度は公式戦のプレッシャーがかかったなかで、どれだけできるか」
今はまだ、産みの苦しみを味わっている状況かもしれないが、そこを脱した時、かつての憎らしいほどに強いアントラーズを取り戻せるはずだ。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島曽ヶ端40歳の本音「1回休んだら戻すのが…」
[2020年6月26日21時16分]

取材に応じる鹿島GK曽ケ端準(C)KASHIMA ANTLERS
プロ23年目40歳の鹿島アントラーズGK曽ケ端準がベテランの本音を漏らした。
活動自粛期間を振り返り「ここまで年がいくと、1回休んだら戻すのが大変。できる範囲で体を動かしながら、コンディション落としすぎないようにしていた」と明かした。Jリーグ統一PCR検査ではこの日、全選手の陰性も分かり「いろんな人の協力があり、この状態にたどり着いている。注意しながら生活して、勝ちを求めて戦いたい」と意気込んだ。
J1鹿島のベテランGK曽ヶ端「優勝する」
J1鹿島の元日本代表GK曽ヶ端準(40)が26日、鹿嶋市内での全体練習後にオンライン取材に応じ、7月4日のリーグ戦再開へ意気込んだ。
プロ23年目の大ベテランは、コロナ禍で異例ずくめのシーズンにも「V(優勝)するためにやるシーズンということは変わらない」と冷静。自身初という無観客試合には「指示する声は通りそうだけど、お客さんも含めての試合なんで…」と複雑な心境を吐露した。
再開初戦はアウェー川崎戦。攻撃に破壊力があり若手も育っている強豪で、難しい試合になりそうだが「その中でも勝ちを目指したい」と前を向いた。
鹿島・40歳GK曽ケ端 独自調整で万全「全試合でいい準備を」
[ 2020年6月27日 05:30 ]

全体練習後にオンライン取材に応じた鹿島のGK曽ヶ端(クラブ提供)
Photo By 提供写真
鹿島のGK曽ケ端が独自のコンディション調整法を明かした。
プロ23年目、チーム最年長の40歳。「ここまで年がいくと、休んだらコンディションを戻すのが大変」と苦笑いするが、自粛期間はチームから提示されたトレーニングメニューをこなしたほか、新たに購入した自転車で自宅付近をサイクリングし、運動機会の確保に努めたという。来週に迫ったリーグ再開を見据え「連戦になるので全員の力が必要になる。僕自身も全試合でいい準備をしていく」と力を込めた。