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サッカーダイジェスト 柏戦寸評

サッカーダイジェストの志水記者による柏戦の寸評である。
逆転勝ちも2失点したことでばらつきのある評価となった。
その中で、三竿健斗と土居聖真に非常に高い評点が付けられた。
三竿は同点となるミドルを決め、決勝点のアシストも記録した。
チームに勝利をもたらす頼もしいキャプテンであった。
ボランチにこの攻撃力が備われば鬼に金棒と言って良かろう。
聖真は2ゴールでMOMも与えられておる。
同点弾のボレーは永戸の速いクロスに合わせたゴラッソ。
聖真の特徴が欲でタゴールと言えよう。
逆転弾は三竿のクロスにヘディング。
あの時間帯にあのポジションに入り込んだ聖真の嗅覚が呼んだもの。
素晴らしい。
これだけの逆転劇を演じる個の強さが光った。
相手のゴールも個の力だっただけに、サッカーの原点であったようにも思う。
このような試合を傘チキったことは大きい。
ここから巻き返しである。

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【J1採点&寸評】柏2-3鹿島|土壇場2ゴールの土居がMOM! 同じく最高評価の「7.5」は…
志水麗鑑(サッカーダイジェスト)
2020年08月30日

鹿島――三竿が見事なミドルシュートを決める


【警告】柏=高橋峻(27分、45+5分)、ヒシャルジソン(33分)、戸嶋(73分) 鹿島=和泉(32分)
【退場】柏=高橋峻(45+5分) 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】土居聖真(鹿島)


【チーム採点・寸評】
鹿島 6.5
数的優位のなかで2失点は反省材料だが、1ゴール・1アシストの三竿、2得点の土居の活躍で逆転。個の力が光り、またチームとしても土壇場での意地が垣間見えた会心の勝利だ。

【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 5.5
確かにオルンガのシュートも素晴らしかったが、同じ角度から同じコースに2点も決められたのは悔やまれる。

DF
37 小泉 慶 6(61分OUT)
古巣対戦で、球際の激しい気迫のこもったプレーが際立っていた。

39 犬飼智也 5.5
57分、三原へのチャージが永戸と被り、そこから失点。CBらしく指示も必要だったか。

33 関川郁万 5.5
57分にはオルンガに競り負け、セカンドボールへの反応も遅れて失点した。

14 永戸勝也 6
自身のサイドから2失点も、71分にはクロスで同点弾の起点に。89分にも土居のゴールをアシストした。

MF
4 レオ・シルバ 6(61分 OUT)
セカンドボールを精力的に拾い、正確なフィードを織り交ぜた攻撃の組み立ても光った。

20 三竿健斗 7.5
71分、ペナルティエリア手前でクリアボールを拾い、ゴール左に見事なミドルシュートを突き刺す。パスで崩しきれないなか、貴重な同点弾だった。後半アディショナルタイムには、正確なクロスで土居の逆転弾をアシスト。MOMの土居と同等レベルの活躍だったと言える勝利の立役者だ。

鹿島――途中出場の土居がチームを救う2得点


土居がクロスに合わせて2ゴールを決めた。写真:徳原隆元

MF
7 ファン・アラーノ 5.5(54分OUT)
29分にはペナルティエリア手前でトラップミスしてチャンスをフイに。その他の時間帯でも、相手の激しいプレッシングに苦しんでいた印象だった。

11 和泉竜司 6(79分OUT)
29分には鋭いボール奪取からチャンスメイク。後半途中から右SBでプレーしてユーティリティ性を発揮した。

FW
19 染野唯月 6(54分OUT)
技術が高く、身体の使い方も上手い。前線でよくボールを収めていた。

9 エヴェラウド 5.5
味方との連係から何度かゴールに迫ったものの、最後はシュートブロックされるケースが目立った。

交代出場
MF
26 荒木遼太郎 6(54分IN)
得点やアシストはできなかったが、守備に奔走しつつ、随所に高度なテクニックを魅せた。

MAN OF THE MATCH
MF
8 土居聖真 7.5(54分IN)
89分には、左サイドからのクロスを天才的なアウトサイドタッチで合わせて同点弾を決める。そして後半アディショナルタイムには、今度は右サイドからのクロスを頭で合わせて逆転ゴール!! 途中出場から、短い出場時間でチームを救う2得点を奪ったため、MOMに選んだ。

FW
36 上田綺世 6(61分IN)
巧みな動き出しからロングボールを収める。ゴールにはならずも、鋭い反転シュートも見せた。

MF
25 遠藤 康 5.5(61分IN)
アイデアあるスルーパスも狙ったものの、チャンスにはつながらなかった。

MF
6 永木亮太 ―(79分IN)
正確なクロスを数回入れたが、決定機にはならなかった。

監督
ザーゴ 6.5
途中出場の土居が2ゴールを決め、見事に交代策が的中。積極的な采配が功を奏した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)

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健斗が昨日みたいに得点に積極的に絡められるようになれば、鹿島史上最強の日本人ボランチかも。
守備陣も個人的には及第点かと。1失点目は微妙ですが、2失点目は素直に相手が上手かった。
前半だけならオルンガを封殺したワンちゃんがMOMです。

高橋峻希選手は確かにアフターで入りましたが、2枚目のイエローは厳しいかなと思いました。
全体的に審判がゲームをコントロールできてなかった印象です。

No title

篤人の引退試合で同点ゴールを決めて、涙した犬飼。
篤人からキャプテンマークを受け継いだ健斗。
篤人の引退試合の前、寮の風呂場で篤人の横で涙した聖真。
そして、たった半年しか一緒にいないのに会見で涙したザーゴ…。

いずれも中2日連続アウェイという鹿島だけに課せられた日程を
それぞれの持ち場で勝利への強い想いで勝ち切ってくれた。

篤人はチームに本当に大きなものを残していってくれたんだね…

No title

どんな状況でも100%の力が出せなければ
ピッチに立つ資格がないという鹿島スピリットが
よく出た過密日程下の試合でした。
本当にウッチーが残してくれたものは大きい。

No title

ひとつはオフサイドといえど2失点で、ワンちゃんの評価が低いのかな。

副審さん、オフサイドの基準を知っていますか。足だけでなく手を除く身体も含みます。
足の位置だけ見れば微妙ですけど、オルンガの身体は完全にオフサイド位置ですよ。

それにしてもオルンガはJリーグ規格外。エムボマやフッキのレベルですよ。

対戦できたのはワンちゃん、関川にプラスです。
でもブエノとのガチンコみたかったな。
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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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