セレッソ戦報道
沖とエヴェラウドが報じられる。
オンライン会見に出席の二人から記事を起こすことは当然の流れであろう。
沖は二つのビッグセーブがあり、デビュー以来不敗を続ける若き守護神ということでもっとスポットを当たるべき存在と言えよう。
ニッカンスポーツによると「取材対応も丁寧で、まじめな性格」とのこと。
このあたり、ユース時代に当時の熊谷監督に人間性を整えられたことに寄るものと思われる。
この性格がセービングにも表れる。
この調子を維持していって貰いたい。
また、報知新聞の内田キャップは、エヴェラウド獲得秘話を伝える。
鹿島の助っ人補強について、「5年ほど前から、ブラジル人脈から送られてくる情報だけではなく、強化部スタッフを南米に派遣し、直接視察を始めた」とのこと。
獲得網が強化されたことがよくわかる。
そのエヴェラウドは、「2人の子供を思い、教育環境が充実している」として日本に移籍してきたとのこと。
これは重要なことであろう。
安全で教育レベルの高い場に子息を預けることは親として非常に重要なファクターである。
エヴェラウドは、この環境に満足しておるのではなかろうか。
それがこのゴール量産にも繋がっておるように思う。
長く日本で活躍してくれよう。
信頼出来る助っ人である。

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鹿島6連勝、C大阪は勝ち越せず/C-鹿17節
[2020年9月19日20時56分]

C大阪対鹿島 後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島FWエヴェラウド(右から2人目)ら(共同)

C大阪―鹿島 前半、先制ゴールを決める鹿島・ファンアラーノ(左)(共同)

C大阪に勝利しタッチを交わす鹿島イレブン(共同)

鹿島に敗れ肩を落とすC大阪イレブン(共同)
「鹿島の新守護神」沖、ビッグセーブで不敗神話継続
[2020年9月19日21時58分]
<明治安田生命J1:C大阪1-2鹿島>◇第17節◇19日◇ヤンマー
鹿島アントラーズの新守護神、GK沖悠哉(21)が苦しい時間帯にビッグセーブを連発し、チームを救った。
1-1で前半を折り返し、後半開始1分にFWエヴェラウドのゴールで勝ち越しに成功。前線から激しいプレッシャーをかけて敵陣で奪いきる消耗の激しいスタイルで、後半15分過ぎからは攻め込まれる時間帯が増えたが、沖は後半26分にDFマテイヨニッチのヘディングを、同27分にはMFデサバトのミドルシュートを立て続けにセーブ。最後尾からプレーでチームを鼓舞した。
取材対応も丁寧で、まじめな性格。当該シーンについて質問された沖は、「(ヘディングにつながったFKの前に)中のマークに厳しく付くことは事前に要求できたと思う。シュートストップはコースが甘かったため。反応できたのは良かったけど、改善の余地はまだある」と、おごることなく真っ先に反省の弁を述べた。
開幕4連敗から不調が続いた鹿島のザーゴ監督は、41歳曽ケ端、36歳クォン、U-19代表候補の山田と、所属するGKを全員リーグ戦で起用してきた。激しいポジション争いを勝ち抜いて正GKの座を奪い、出場した試合は7勝1分けと“不敗神話”も続く沖は、「不敗神話は気にしていない。(GK陣は)日頃の練習から手を抜くことはない。先輩がやっているから自分ももっとやらないといけないと思う。先輩をリスペクトしつつ、責任をもって試合に臨めている」と、最後まで謙虚な姿勢を忘れなかった。
鹿島エヴェラウドV弾、元祖・ロナウドの名言を懐古
[2020年9月19日22時1分]
<明治安田生命J1:C大阪1-2鹿島>◇第17節◇19日◇ヤンマー
鹿島アントラーズFWエヴェラウド(29)は、1-1の後半開始1分にこぼれ球に反応して今季第11号を決めた。フィジカルとジャンプ力を生かした圧倒的な空中戦の強さに加えて、冷静かつ正確なシュートも持ち味。16試合16得点で得点ランク首位を独走する柏FWオルンガを猛追している。
得点は、DF永戸からのロングボールをエヴェラウドが一度頭で落とし、これを受けたMF和泉のシュートが相手GKに弾かれたところを、冷静に詰めて浮き球で決めたもの。試合後エヴェラウドは「試合中のことはあんまり覚えていない。さっき映像を確認した」と話し、「(元ブラジル代表の)ロナウドが『FWにとってこぼれ球が最も得点を奪える方法だ』と言っていたのを思い出しながら映像を見ていた」と、90年代から00年代にかけて活躍した母国の英雄、元祖・ロナウドの名言を懐古した。
昨季のチーム内得点王はMFセルジーニョで12点。それを超えるだけでなく、08年に21得点したFWマルキーニョス以来、鹿島の選手として12年ぶりの1シーズン20得点越えもありそうだ。
鹿島、4年ぶり6連勝!敵地でC大阪の7連勝阻止、GK沖“不敗神話”守った

相手の猛攻を好セーブでしのいだ沖(右)。鹿島を6連勝に導いた=ヤンマースタジアム長居(撮影・甘利慈)
明治安田J1第17節第1日(19日、C大阪1-2鹿島、ヤンマー)政府によるイベント入場制限が緩和され、これまでの観客上限5000人を撤廃して開催された。鹿島は2位のC大阪を破り、6連勝。GK沖悠哉(21)の好セーブが光った。
好調なチーム同士の対決は、鹿島に軍配が上がった。21歳のGK沖が好セーブを連発。4年ぶりの6連勝に導いた。
「反応できたことはよかった。ただシュートコースも甘かったし、セットプレーのマークの要求をもっと厳しくしてもよかった」
2-1の後半26分。C大阪にFKを与えたが、相手DFマテイヨニッチのへディングシュートを両手ではじき出すと、続けてMFデサバトの強烈なミドルシュートを左へ横っ飛びして阻止した。今節から観客上限5000人が撤廃され、敵地・ヤンマースタジアム長居には6連勝中で2位と勢いに乗る相手サポーター6836人が集結したが、歓声は次第にため息に変わった。
「上位に食らいつくためにも、勝たないといけない試合だった」とザーゴ監督は“新守護神”に目を細めた。沖は8月8日の鳥栖戦にJ1デビューを果たすと、2-0で完封勝利。同23日のG大阪戦からは韓国代表の権純泰、41歳の曽ヶ端に代わって先発に固定され、184センチの長身と反応の鋭さで6連勝の立役者に。ここまで7勝1分けと“不敗神話”を継続している。
「それ(不敗)は気にならない。先輩をリスペクトしつつ、責任を持って試合に挑んでいる」と沖は表情を引き締める。開幕から4連敗し、一時は最下位に低迷したチームが完全に勢いを取り戻した。猛アピールを続ける東京五輪世代のGKが大躍進をリードする。(宇賀神隆)
沖 悠哉(おき・ゆうや)
1999(平成11)年8月22日生まれ、21歳。茨城県出身。鹿島の下部組織を経て、2018年にトップチーム昇格。各年代別の日本代表に選出。東京五輪世代の代表招集はなし。今季J1出場8試合。通算も同じ。184センチ、82キロ。ポジションはGK。
鹿島、連勝中対決2発で制し4年ぶり6連勝 ザーゴ監督「トップ3に入るくらい内容のいい試合」
[ 2020年9月20日 05:30 ]
明治安田生命J1第17節 鹿島2-1C大阪 ( 2020年9月19日 ヤンマー )

後半、ゴールを決め、イレブンと喜びを分かち合うエヴェラウド (左から6人目)
Photo By スポニチ
鹿島が4年ぶりのリーグ6連勝を達成した。攻守の切り替えの早さが際立ち、敵陣でのボール奪取から前半32分にMFファン・アラーノ、後半1分にFWエヴェラウドが得点した。対C大阪戦は6連勝となり、アウェーゲームに限れば11年以降負けなしが続く。
ザーゴ監督は「今季のリーグ戦でトップ3に入るくらい内容のいい試合だった。サッカーファンであればぜひ見てほしい試合だ」と上機嫌だった。
【鹿島】エベラウド3戦連発で6連勝「FWは“ごっつぁんゴール”決めて点重ねる」
2020年9月20日 6時0分スポーツ報知

鹿島のリーグ戦6連勝

後半、オーバーヘッドでシュートを狙う鹿島・エベラウド(中)(カメラ・岩崎 龍一)
◆明治安田生命J1リーグ第17節 C大阪1―2鹿島(19日・ヤンマー)
連勝中で勢いに乗るチーム同士の激突は、鹿島がC大阪を2―1で下し、6連勝を飾った。前半32分にMFファンアラーノ(24)が先制点を挙げ、同点とされた後半1分にはFWエベラウド(29)が3試合連続得点となる勝ち越し点を決め、逃げ切った。この日から観客数上限を収容50%(1万7000人以上の会場は30%程度から段階的に緩和)とした運用が開始。名古屋―神戸戦には唯一の1万人超えとなる1万1854人が駆けつけ、名古屋が2―1で勝利した。
鹿島がいよいよ上位争いに加わった。1―1で迎えた後半1分、シュートのこぼれ球をエベラウドが右足で押し込んだ。4年ぶりの6連勝に導く3戦連発の勝ち越し弾。ブラジル出身の助っ人は「昔、(元ブラジル代表)ロナウドが言っていた。FWはこぼれ球、日本語で言う“ごっつぁんゴール”を決めることができれば得点を重ねることができる、と。それを思い出した」と通訳を通じて、振り返った。
2人の子供を思い、教育環境が充実している日本を仕事場に選んでから8か月。出場17試合で11得点を積み重ね、得点ランクでは16点のFWオルンガ(柏)に次ぐ2位につける。決定力以外に「(チームにとっての)最大の武器はFWが守備できるか、できないかだから、相手と競り合うのは苦じゃない。逆に楽しい」と明かす献身性が、より存在価値を高める。
鹿島が追い求めた助っ人像だ。「日本人を生かしながら、点を取れるFW」という方針で補強をしてきたが、ゴールを量産するFWは欧州行きを選ぶか、自負心が強いかどちらか。限られた予算で2つの要望を満たすことは至難だった。そこで5年ほど前から、ブラジル人脈から送られてくる情報だけではなく、強化部スタッフを南米に派遣し、直接視察を始めた。

入場制限が緩和されて行われたC大阪―鹿島戦入場制限が緩和されて行われたC大阪―鹿島戦
ACL優勝に大きく貢献したFWセルジーニョや今はF東京で活躍するレアンドロも視察からリストに入ってきた。そしてエベラウドは守備に走り、周りも生かし、さらに決定力を持つ。ようやく巡り合えた恋人といえる。クラブ史上2人目の得点王への期待も高まるが、エベラウドは「点を取ることはうれしいけど、連勝を継続することが大事」と話す。再建を目指す鹿島に大黒柱が建てられた。(内田 知宏)
デビュー8戦負けなし 鹿島の沖悠哉「難しいゲーム勝ててうれしい」 好セーブ連発で貢献
2020年9月19日 22時19分
◇19日 J1第17節 C大阪1―2鹿島(ヤンマースタジアム長居)
鹿島に4年ぶりの6連勝をもたらした立役者の1人がGK沖悠哉(21)。2―1の後半26、27分と相手のセットプレーから強烈なシュートを浴びるも好セーブで防ぐなど逃げ切りがちに貢献し「難しいゲームに勝ててうれしい」と初々しく笑った。
下部組織育ちの3年目。フィード力を買われ、第9節・鳥栖戦(先月8日)でJ1デビューを飾ると、この日を含め出場した8試合で負け知らずの7勝1分け。「GKで試合に出られるのは1人だけ。練習でも手を抜かない(大先輩の)曽ケ端さんらの姿を見て刺激を受け『自分もやらないと』と思うし、出られない人の分まで責任を持って試合に臨んでいる」という21歳が鹿島の9月反攻を支えている。
「強い鹿島」、4年ぶり6連勝 攻守でC大阪のみ込む―Jリーグ
2020年09月19日21時52分

後半、決勝ゴールを決め、喜ぶ鹿島のエベラウド=19日、ヤンマー
開幕から4連敗と最悪のスタートを切ったが、今の鹿島に迷いや戸惑いはない。ザーゴ監督の戦術が浸透し、自信を深めるチームは絶好調のC大阪をものみ込んだ。指揮官の言葉は力強かった。「非常に高いレベルのサッカーを表現した」
攻守で迫力があった。特に高い位置からのプレス。前線や中盤で相手のボール保持者に2、3人がかりで襲い掛かり、圧力をかける。後ろから組み立てるC大阪に球際で競り勝って、いい形にさせず、流れをつかんだ。
ボールを奪えば、縦パスでの速い仕掛けあり、サイドから崩してのクロスありと、引き出しが多かった。リーグ屈指の堅守を誇るC大阪から先手を取り、2ゴール。決勝ゴールのエベラウドは「やるべきことを、やり続けている(結果)」と胸を張った。
歯車がかみ合い、優勝した2016年以来4年ぶりの6連勝。開幕当初、最下位だった順位も徐々に上げていき、ACL圏内が視界に入る。「サッカーファンに見てほしい、見応えのある内容だった」と監督。観客数の上限が緩和されて6836人が入った試合で、敵地のサポーターに「強い鹿島」を示した。
《明治安田J1》第17節 鹿島6連勝 C大阪に2-1

C大阪-鹿島 後半1分、エベラウド(左から2人目)が勝ち越しゴールを決め喜び合う鹿島イレブン=ヤンマースタジアム長居、吉田雅宏撮影
明治安田J1第17節第1日の鹿島は19日、大阪府のヤンマースタジアム長居で暫定2位のC大阪と対戦し、2-1で競り勝ち、4年ぶりの6連勝を収めた。鹿島の今季通算成績は9勝3分け6敗、勝ち点30で、順位は同5位のまま。
鹿島は前半32分、ファンアラーノがゴール前のこぼれ球に詰めて先制。同36分に同点とされたが、後半1分、和泉のシュートのこぼれ球にエベラウドが詰めて勝ち越した。その後は守備を固めて逃げ切った。
鹿島の次節は23日、カシマスタジアムで湘南と対戦する。
▽ヤンマー(観衆6,836人)
C大阪 12勝3敗3分け(39) 1-2 鹿島 9勝6敗3分け(30)
1-1
0-1
オンライン会見に出席の二人から記事を起こすことは当然の流れであろう。
沖は二つのビッグセーブがあり、デビュー以来不敗を続ける若き守護神ということでもっとスポットを当たるべき存在と言えよう。
ニッカンスポーツによると「取材対応も丁寧で、まじめな性格」とのこと。
このあたり、ユース時代に当時の熊谷監督に人間性を整えられたことに寄るものと思われる。
この性格がセービングにも表れる。
この調子を維持していって貰いたい。
また、報知新聞の内田キャップは、エヴェラウド獲得秘話を伝える。
鹿島の助っ人補強について、「5年ほど前から、ブラジル人脈から送られてくる情報だけではなく、強化部スタッフを南米に派遣し、直接視察を始めた」とのこと。
獲得網が強化されたことがよくわかる。
そのエヴェラウドは、「2人の子供を思い、教育環境が充実している」として日本に移籍してきたとのこと。
これは重要なことであろう。
安全で教育レベルの高い場に子息を預けることは親として非常に重要なファクターである。
エヴェラウドは、この環境に満足しておるのではなかろうか。
それがこのゴール量産にも繋がっておるように思う。
長く日本で活躍してくれよう。
信頼出来る助っ人である。

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鹿島6連勝、C大阪は勝ち越せず/C-鹿17節
[2020年9月19日20時56分]

C大阪対鹿島 後半、ゴールを決め喜ぶ鹿島FWエヴェラウド(右から2人目)ら(共同)

C大阪―鹿島 前半、先制ゴールを決める鹿島・ファンアラーノ(左)(共同)

C大阪に勝利しタッチを交わす鹿島イレブン(共同)

鹿島に敗れ肩を落とすC大阪イレブン(共同)
「鹿島の新守護神」沖、ビッグセーブで不敗神話継続
[2020年9月19日21時58分]
<明治安田生命J1:C大阪1-2鹿島>◇第17節◇19日◇ヤンマー
鹿島アントラーズの新守護神、GK沖悠哉(21)が苦しい時間帯にビッグセーブを連発し、チームを救った。
1-1で前半を折り返し、後半開始1分にFWエヴェラウドのゴールで勝ち越しに成功。前線から激しいプレッシャーをかけて敵陣で奪いきる消耗の激しいスタイルで、後半15分過ぎからは攻め込まれる時間帯が増えたが、沖は後半26分にDFマテイヨニッチのヘディングを、同27分にはMFデサバトのミドルシュートを立て続けにセーブ。最後尾からプレーでチームを鼓舞した。
取材対応も丁寧で、まじめな性格。当該シーンについて質問された沖は、「(ヘディングにつながったFKの前に)中のマークに厳しく付くことは事前に要求できたと思う。シュートストップはコースが甘かったため。反応できたのは良かったけど、改善の余地はまだある」と、おごることなく真っ先に反省の弁を述べた。
開幕4連敗から不調が続いた鹿島のザーゴ監督は、41歳曽ケ端、36歳クォン、U-19代表候補の山田と、所属するGKを全員リーグ戦で起用してきた。激しいポジション争いを勝ち抜いて正GKの座を奪い、出場した試合は7勝1分けと“不敗神話”も続く沖は、「不敗神話は気にしていない。(GK陣は)日頃の練習から手を抜くことはない。先輩がやっているから自分ももっとやらないといけないと思う。先輩をリスペクトしつつ、責任をもって試合に臨めている」と、最後まで謙虚な姿勢を忘れなかった。
鹿島エヴェラウドV弾、元祖・ロナウドの名言を懐古
[2020年9月19日22時1分]
<明治安田生命J1:C大阪1-2鹿島>◇第17節◇19日◇ヤンマー
鹿島アントラーズFWエヴェラウド(29)は、1-1の後半開始1分にこぼれ球に反応して今季第11号を決めた。フィジカルとジャンプ力を生かした圧倒的な空中戦の強さに加えて、冷静かつ正確なシュートも持ち味。16試合16得点で得点ランク首位を独走する柏FWオルンガを猛追している。
得点は、DF永戸からのロングボールをエヴェラウドが一度頭で落とし、これを受けたMF和泉のシュートが相手GKに弾かれたところを、冷静に詰めて浮き球で決めたもの。試合後エヴェラウドは「試合中のことはあんまり覚えていない。さっき映像を確認した」と話し、「(元ブラジル代表の)ロナウドが『FWにとってこぼれ球が最も得点を奪える方法だ』と言っていたのを思い出しながら映像を見ていた」と、90年代から00年代にかけて活躍した母国の英雄、元祖・ロナウドの名言を懐古した。
昨季のチーム内得点王はMFセルジーニョで12点。それを超えるだけでなく、08年に21得点したFWマルキーニョス以来、鹿島の選手として12年ぶりの1シーズン20得点越えもありそうだ。
鹿島、4年ぶり6連勝!敵地でC大阪の7連勝阻止、GK沖“不敗神話”守った

相手の猛攻を好セーブでしのいだ沖(右)。鹿島を6連勝に導いた=ヤンマースタジアム長居(撮影・甘利慈)
明治安田J1第17節第1日(19日、C大阪1-2鹿島、ヤンマー)政府によるイベント入場制限が緩和され、これまでの観客上限5000人を撤廃して開催された。鹿島は2位のC大阪を破り、6連勝。GK沖悠哉(21)の好セーブが光った。
好調なチーム同士の対決は、鹿島に軍配が上がった。21歳のGK沖が好セーブを連発。4年ぶりの6連勝に導いた。
「反応できたことはよかった。ただシュートコースも甘かったし、セットプレーのマークの要求をもっと厳しくしてもよかった」
2-1の後半26分。C大阪にFKを与えたが、相手DFマテイヨニッチのへディングシュートを両手ではじき出すと、続けてMFデサバトの強烈なミドルシュートを左へ横っ飛びして阻止した。今節から観客上限5000人が撤廃され、敵地・ヤンマースタジアム長居には6連勝中で2位と勢いに乗る相手サポーター6836人が集結したが、歓声は次第にため息に変わった。
「上位に食らいつくためにも、勝たないといけない試合だった」とザーゴ監督は“新守護神”に目を細めた。沖は8月8日の鳥栖戦にJ1デビューを果たすと、2-0で完封勝利。同23日のG大阪戦からは韓国代表の権純泰、41歳の曽ヶ端に代わって先発に固定され、184センチの長身と反応の鋭さで6連勝の立役者に。ここまで7勝1分けと“不敗神話”を継続している。
「それ(不敗)は気にならない。先輩をリスペクトしつつ、責任を持って試合に挑んでいる」と沖は表情を引き締める。開幕から4連敗し、一時は最下位に低迷したチームが完全に勢いを取り戻した。猛アピールを続ける東京五輪世代のGKが大躍進をリードする。(宇賀神隆)
沖 悠哉(おき・ゆうや)
1999(平成11)年8月22日生まれ、21歳。茨城県出身。鹿島の下部組織を経て、2018年にトップチーム昇格。各年代別の日本代表に選出。東京五輪世代の代表招集はなし。今季J1出場8試合。通算も同じ。184センチ、82キロ。ポジションはGK。
鹿島、連勝中対決2発で制し4年ぶり6連勝 ザーゴ監督「トップ3に入るくらい内容のいい試合」
[ 2020年9月20日 05:30 ]
明治安田生命J1第17節 鹿島2-1C大阪 ( 2020年9月19日 ヤンマー )

後半、ゴールを決め、イレブンと喜びを分かち合うエヴェラウド (左から6人目)
Photo By スポニチ
鹿島が4年ぶりのリーグ6連勝を達成した。攻守の切り替えの早さが際立ち、敵陣でのボール奪取から前半32分にMFファン・アラーノ、後半1分にFWエヴェラウドが得点した。対C大阪戦は6連勝となり、アウェーゲームに限れば11年以降負けなしが続く。
ザーゴ監督は「今季のリーグ戦でトップ3に入るくらい内容のいい試合だった。サッカーファンであればぜひ見てほしい試合だ」と上機嫌だった。
【鹿島】エベラウド3戦連発で6連勝「FWは“ごっつぁんゴール”決めて点重ねる」
2020年9月20日 6時0分スポーツ報知

鹿島のリーグ戦6連勝

後半、オーバーヘッドでシュートを狙う鹿島・エベラウド(中)(カメラ・岩崎 龍一)
◆明治安田生命J1リーグ第17節 C大阪1―2鹿島(19日・ヤンマー)
連勝中で勢いに乗るチーム同士の激突は、鹿島がC大阪を2―1で下し、6連勝を飾った。前半32分にMFファンアラーノ(24)が先制点を挙げ、同点とされた後半1分にはFWエベラウド(29)が3試合連続得点となる勝ち越し点を決め、逃げ切った。この日から観客数上限を収容50%(1万7000人以上の会場は30%程度から段階的に緩和)とした運用が開始。名古屋―神戸戦には唯一の1万人超えとなる1万1854人が駆けつけ、名古屋が2―1で勝利した。
鹿島がいよいよ上位争いに加わった。1―1で迎えた後半1分、シュートのこぼれ球をエベラウドが右足で押し込んだ。4年ぶりの6連勝に導く3戦連発の勝ち越し弾。ブラジル出身の助っ人は「昔、(元ブラジル代表)ロナウドが言っていた。FWはこぼれ球、日本語で言う“ごっつぁんゴール”を決めることができれば得点を重ねることができる、と。それを思い出した」と通訳を通じて、振り返った。
2人の子供を思い、教育環境が充実している日本を仕事場に選んでから8か月。出場17試合で11得点を積み重ね、得点ランクでは16点のFWオルンガ(柏)に次ぐ2位につける。決定力以外に「(チームにとっての)最大の武器はFWが守備できるか、できないかだから、相手と競り合うのは苦じゃない。逆に楽しい」と明かす献身性が、より存在価値を高める。
鹿島が追い求めた助っ人像だ。「日本人を生かしながら、点を取れるFW」という方針で補強をしてきたが、ゴールを量産するFWは欧州行きを選ぶか、自負心が強いかどちらか。限られた予算で2つの要望を満たすことは至難だった。そこで5年ほど前から、ブラジル人脈から送られてくる情報だけではなく、強化部スタッフを南米に派遣し、直接視察を始めた。

入場制限が緩和されて行われたC大阪―鹿島戦入場制限が緩和されて行われたC大阪―鹿島戦
ACL優勝に大きく貢献したFWセルジーニョや今はF東京で活躍するレアンドロも視察からリストに入ってきた。そしてエベラウドは守備に走り、周りも生かし、さらに決定力を持つ。ようやく巡り合えた恋人といえる。クラブ史上2人目の得点王への期待も高まるが、エベラウドは「点を取ることはうれしいけど、連勝を継続することが大事」と話す。再建を目指す鹿島に大黒柱が建てられた。(内田 知宏)
デビュー8戦負けなし 鹿島の沖悠哉「難しいゲーム勝ててうれしい」 好セーブ連発で貢献
2020年9月19日 22時19分
◇19日 J1第17節 C大阪1―2鹿島(ヤンマースタジアム長居)
鹿島に4年ぶりの6連勝をもたらした立役者の1人がGK沖悠哉(21)。2―1の後半26、27分と相手のセットプレーから強烈なシュートを浴びるも好セーブで防ぐなど逃げ切りがちに貢献し「難しいゲームに勝ててうれしい」と初々しく笑った。
下部組織育ちの3年目。フィード力を買われ、第9節・鳥栖戦(先月8日)でJ1デビューを飾ると、この日を含め出場した8試合で負け知らずの7勝1分け。「GKで試合に出られるのは1人だけ。練習でも手を抜かない(大先輩の)曽ケ端さんらの姿を見て刺激を受け『自分もやらないと』と思うし、出られない人の分まで責任を持って試合に臨んでいる」という21歳が鹿島の9月反攻を支えている。
「強い鹿島」、4年ぶり6連勝 攻守でC大阪のみ込む―Jリーグ
2020年09月19日21時52分

後半、決勝ゴールを決め、喜ぶ鹿島のエベラウド=19日、ヤンマー
開幕から4連敗と最悪のスタートを切ったが、今の鹿島に迷いや戸惑いはない。ザーゴ監督の戦術が浸透し、自信を深めるチームは絶好調のC大阪をものみ込んだ。指揮官の言葉は力強かった。「非常に高いレベルのサッカーを表現した」
攻守で迫力があった。特に高い位置からのプレス。前線や中盤で相手のボール保持者に2、3人がかりで襲い掛かり、圧力をかける。後ろから組み立てるC大阪に球際で競り勝って、いい形にさせず、流れをつかんだ。
ボールを奪えば、縦パスでの速い仕掛けあり、サイドから崩してのクロスありと、引き出しが多かった。リーグ屈指の堅守を誇るC大阪から先手を取り、2ゴール。決勝ゴールのエベラウドは「やるべきことを、やり続けている(結果)」と胸を張った。
歯車がかみ合い、優勝した2016年以来4年ぶりの6連勝。開幕当初、最下位だった順位も徐々に上げていき、ACL圏内が視界に入る。「サッカーファンに見てほしい、見応えのある内容だった」と監督。観客数の上限が緩和されて6836人が入った試合で、敵地のサポーターに「強い鹿島」を示した。
《明治安田J1》第17節 鹿島6連勝 C大阪に2-1

C大阪-鹿島 後半1分、エベラウド(左から2人目)が勝ち越しゴールを決め喜び合う鹿島イレブン=ヤンマースタジアム長居、吉田雅宏撮影
明治安田J1第17節第1日の鹿島は19日、大阪府のヤンマースタジアム長居で暫定2位のC大阪と対戦し、2-1で競り勝ち、4年ぶりの6連勝を収めた。鹿島の今季通算成績は9勝3分け6敗、勝ち点30で、順位は同5位のまま。
鹿島は前半32分、ファンアラーノがゴール前のこぼれ球に詰めて先制。同36分に同点とされたが、後半1分、和泉のシュートのこぼれ球にエベラウドが詰めて勝ち越した。その後は守備を固めて逃げ切った。
鹿島の次節は23日、カシマスタジアムで湘南と対戦する。
▽ヤンマー(観衆6,836人)
C大阪 12勝3敗3分け(39) 1-2 鹿島 9勝6敗3分け(30)
1-1
0-1
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熊谷がトップのコーチになった理由とは、ザーゴの戦術を学んだ後にユース監督復帰というシナリオか?恐ろしいクラブだ。
ことエヴェラウドに関しては、選手として脂が乗る時期に鹿島にて活躍続けて欲しい。何ならお子様を都内のインターナショナルスクール通って都内から通いでも良いので(汗