サッカーダイジェスト セレッソ戦寸評
サッカーダイジェストWeb編集部によるセレッソ戦の寸評である。
勝利に全員に高評価が与えられた。
これだけ強度の高い試合では、一人でもパフォーマンスが劣ることとなろうものならば敗戦に向かうことがよくわかる。
素晴らしい試合であった。
その中で、沖、レオ・シルバ、エヴェラウドに特に高い評点が与えられておる。
ビッグセーブと精度の高いフィードで貢献した沖は未だ無敗。
勝ち点を持っておるGKと言えるのではなかろうか。
レオ・シルバには「繋ぎ、守備、ゲームメークと圧倒的な働き。後半アディショナルタイムにはハンドのような疑惑の判定もあったが…」と寸評が与えられた。
確かに圧倒的パフォーマンスを魅せてくれた。
まさに助っ人と言い切れる。
ハンドに関しては、PKを取られても致し方のないところ。
そうなっておれば、このような評価にはならなかったことも事実である。
エヴェラウドにはMOMが与えられておる。
決勝点のゴールも素晴らしいが、その起点である永戸のアバウトなロングボールに競り勝ったことから、この得点が生まれた。
プレビューにあったように空中戦が大事であった。
制空権を得たことが、この試合を決したと思う。
終盤に町田浩樹を投入したことでも、この試合に於ける高さをザーゴ監督が重要視したことが伝わってくる。
また、セレッソ側の寸評であるが、CBの瀬古についてかなりの高評価が与えられた。
これには納得が行かぬところ。
好プレイがいくらあろうとも、感情にまかせて相手を蹴ってしまっては無に帰する。
そこはサッカーメディアとしての良心として持っておらねばならぬところ。
ここのジャッジがイエローカードであったことに疑問を投げかけるべきであろう。
ファールのキックではなく、倒れた三竿に対して蹴ったことは、大きな懲罰の対象とすべきである。
セレッソは前節の都倉の悪質なGKへのキックが1試合の出場停止に収まっており、処分に対しておかしなところが重なっておる。
こういうところに切り込めぬのであれば、メディアとしての立場がなかろう。
瀬古の行為は「荒いプレイ」の範疇ではなく“暴力”であった。
若い選手を成長させる意味でも、大きく取り上げるべきである。

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【J1採点&寸評】C大阪1-2鹿島|MOMは3戦連発、勝負強さを見せつけたエース! 6連勝の鹿島は軒並み高評価に
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年09月20日
鹿島――連動したプレス、寄せの速さで主導権を握る

【警告】C大阪=瀬古(86分) 鹿島=三竿(39分)
【退場】C大阪=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】エヴェラウド(鹿島)
【チーム採点・寸評】
鹿島 7
ほぼ全員が高評価となったように、2位につけるC大阪を上回るハイパフォーマンスを披露し、6連勝を達成した。連動したプレスや寄せの速さなどで序盤から主導権を握り、敵地でゲームを支配。後半途中から押し込まれながらも踏ん張り、強さを見せつけた。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 7
72分、73分とビッグセーブを連発するなど6連勝に大きく貢献。出場した試合は7勝1分けと無敗の21歳。
DF
37 小泉 慶 6.5
寄せの速さや身体の強さを発揮し、片山らのオーバーラップにもうまく対応。1対1で譲らなかった。
39 犬飼智也 6.5
効果的な縦パスなどでビルドアップに貢献。相手のFW陣にも終盤までほぼ仕事をさせなかった。
33 関川郁万 6.5
失点した場面では奥埜のパスを防ぎきれなかったが、それ以外では対人の強さを何度も発揮。
14 永戸勝也 6.5
アバウトなパスながら決勝点の起点に。マッチアップした坂元のドリブルに冷静な対応。
MF
7 ファン・アラーノ 6.5(79分OUT)
こぼれ球に反応して先制点をゲット。幅広い動きで巧みにボールを引き出して攻撃陣を牽引。
20 三竿健斗 6
レオ・シルバほど動きは目立たなかったものの、中央の守りを締めて最少失点に止めた。
鹿島――90分を通じてC大阪の脅威となったエヴェラウド
MF
4 レオ・シルバ 7(90+5分OUT)
繋ぎ、守備、ゲームメークと圧倒的な働き。後半アディショナルタイムにはハンドのような疑惑の判定もあったが…。
11 和泉竜司 6.5(90+5分OUT)
ゴールはなかったものの、結果的には自身が放った2つのシュートがいずれも得点に直結。
FW
8 土居聖真 6(79分OUT)
32分は和泉に鋭い横パスをつけて先制点を演出。シュート0本でも気の利いた働きで勝利に貢献。
MAN OF THE MATCH
9 エヴェラウド 7(90+1分OUT)
90分間を通して相手の脅威に。高さやキープ力だけでなく、こぼれ球を見逃さず3戦連発で決勝点をマーク。MOMに選出。
交代出場
DF
28 町田浩樹 6(79分IN)
投入と同時にシステムが変更され、3バックの一角に。押し込まれる展開となったが、高さが武器に。
26 荒木遼太郎 -(79分IN)
相手へのプレスや裏抜け、そして推進力など質の高いプレーは効果的だった。
FW
36 上田綺世 -(90+1分IN)
後半アディショナルタイムに投入され、前線のプレス役などを担った。
MF
6 永木亮太 -(90+5分IN)
出場時間は少なかったが、相手のロングボールなどに対して中央を締める働き。
MF
25 遠藤 康 -(90+5分IN)
試合終了間際にピッチへ。老獪なキープ力を見せるなど、リードを守り切った。
監督
ザーゴ 6.5
後半途中のシステム変更ははまらなかったが、2位のC大阪を上回る試合運びで大きな1勝。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
15 瀬古歩夢 6
86分の警告そして、後半アディショナルタイムなど荒いプレーも見られたが、鋭い縦パスを入れ攻撃の起点に。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
勝利に全員に高評価が与えられた。
これだけ強度の高い試合では、一人でもパフォーマンスが劣ることとなろうものならば敗戦に向かうことがよくわかる。
素晴らしい試合であった。
その中で、沖、レオ・シルバ、エヴェラウドに特に高い評点が与えられておる。
ビッグセーブと精度の高いフィードで貢献した沖は未だ無敗。
勝ち点を持っておるGKと言えるのではなかろうか。
レオ・シルバには「繋ぎ、守備、ゲームメークと圧倒的な働き。後半アディショナルタイムにはハンドのような疑惑の判定もあったが…」と寸評が与えられた。
確かに圧倒的パフォーマンスを魅せてくれた。
まさに助っ人と言い切れる。
ハンドに関しては、PKを取られても致し方のないところ。
そうなっておれば、このような評価にはならなかったことも事実である。
エヴェラウドにはMOMが与えられておる。
決勝点のゴールも素晴らしいが、その起点である永戸のアバウトなロングボールに競り勝ったことから、この得点が生まれた。
プレビューにあったように空中戦が大事であった。
制空権を得たことが、この試合を決したと思う。
終盤に町田浩樹を投入したことでも、この試合に於ける高さをザーゴ監督が重要視したことが伝わってくる。
また、セレッソ側の寸評であるが、CBの瀬古についてかなりの高評価が与えられた。
これには納得が行かぬところ。
好プレイがいくらあろうとも、感情にまかせて相手を蹴ってしまっては無に帰する。
そこはサッカーメディアとしての良心として持っておらねばならぬところ。
ここのジャッジがイエローカードであったことに疑問を投げかけるべきであろう。
ファールのキックではなく、倒れた三竿に対して蹴ったことは、大きな懲罰の対象とすべきである。
セレッソは前節の都倉の悪質なGKへのキックが1試合の出場停止に収まっており、処分に対しておかしなところが重なっておる。
こういうところに切り込めぬのであれば、メディアとしての立場がなかろう。
瀬古の行為は「荒いプレイ」の範疇ではなく“暴力”であった。
若い選手を成長させる意味でも、大きく取り上げるべきである。

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【J1採点&寸評】C大阪1-2鹿島|MOMは3戦連発、勝負強さを見せつけたエース! 6連勝の鹿島は軒並み高評価に
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年09月20日
鹿島――連動したプレス、寄せの速さで主導権を握る

【警告】C大阪=瀬古(86分) 鹿島=三竿(39分)
【退場】C大阪=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】エヴェラウド(鹿島)
【チーム採点・寸評】
鹿島 7
ほぼ全員が高評価となったように、2位につけるC大阪を上回るハイパフォーマンスを披露し、6連勝を達成した。連動したプレスや寄せの速さなどで序盤から主導権を握り、敵地でゲームを支配。後半途中から押し込まれながらも踏ん張り、強さを見せつけた。
【鹿島|採点・寸評】
GK
31 沖 悠哉 7
72分、73分とビッグセーブを連発するなど6連勝に大きく貢献。出場した試合は7勝1分けと無敗の21歳。
DF
37 小泉 慶 6.5
寄せの速さや身体の強さを発揮し、片山らのオーバーラップにもうまく対応。1対1で譲らなかった。
39 犬飼智也 6.5
効果的な縦パスなどでビルドアップに貢献。相手のFW陣にも終盤までほぼ仕事をさせなかった。
33 関川郁万 6.5
失点した場面では奥埜のパスを防ぎきれなかったが、それ以外では対人の強さを何度も発揮。
14 永戸勝也 6.5
アバウトなパスながら決勝点の起点に。マッチアップした坂元のドリブルに冷静な対応。
MF
7 ファン・アラーノ 6.5(79分OUT)
こぼれ球に反応して先制点をゲット。幅広い動きで巧みにボールを引き出して攻撃陣を牽引。
20 三竿健斗 6
レオ・シルバほど動きは目立たなかったものの、中央の守りを締めて最少失点に止めた。
鹿島――90分を通じてC大阪の脅威となったエヴェラウド
MF
4 レオ・シルバ 7(90+5分OUT)
繋ぎ、守備、ゲームメークと圧倒的な働き。後半アディショナルタイムにはハンドのような疑惑の判定もあったが…。
11 和泉竜司 6.5(90+5分OUT)
ゴールはなかったものの、結果的には自身が放った2つのシュートがいずれも得点に直結。
FW
8 土居聖真 6(79分OUT)
32分は和泉に鋭い横パスをつけて先制点を演出。シュート0本でも気の利いた働きで勝利に貢献。
MAN OF THE MATCH
9 エヴェラウド 7(90+1分OUT)
90分間を通して相手の脅威に。高さやキープ力だけでなく、こぼれ球を見逃さず3戦連発で決勝点をマーク。MOMに選出。
交代出場
DF
28 町田浩樹 6(79分IN)
投入と同時にシステムが変更され、3バックの一角に。押し込まれる展開となったが、高さが武器に。
26 荒木遼太郎 -(79分IN)
相手へのプレスや裏抜け、そして推進力など質の高いプレーは効果的だった。
FW
36 上田綺世 -(90+1分IN)
後半アディショナルタイムに投入され、前線のプレス役などを担った。
MF
6 永木亮太 -(90+5分IN)
出場時間は少なかったが、相手のロングボールなどに対して中央を締める働き。
MF
25 遠藤 康 -(90+5分IN)
試合終了間際にピッチへ。老獪なキープ力を見せるなど、リードを守り切った。
監督
ザーゴ 6.5
後半途中のシステム変更ははまらなかったが、2位のC大阪を上回る試合運びで大きな1勝。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
15 瀬古歩夢 6
86分の警告そして、後半アディショナルタイムなど荒いプレーも見られたが、鋭い縦パスを入れ攻撃の起点に。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
コメントの投稿
ルヴァンで松村が仕掛けて一発レッドを受けたが、その後の振る舞いに違いが現れている。
気が立っているのかもしれないが、神戸戦のあのプレーの後の試合だっただけに、瀬戸の三竿への腹キックは一発レッドが妥当だった。非常に危険で悪質なプレー。
気が立っているのかもしれないが、神戸戦のあのプレーの後の試合だっただけに、瀬戸の三竿への腹キックは一発レッドが妥当だった。非常に危険で悪質なプレー。
蹴るは投げるわ、それまでの好ゲームを台無しにするラフプレー。
清武や柿谷はプレーも態度も流石でした。
清武や柿谷はプレーも態度も流石でした。
レオのハンド疑惑のシーンですが、確かに当たったシーンだけ切り取ればPKを取られても致し方無いです。
ただ、ヨニッチが頭部付近のボールを足で振り上げている為、あそこでハイキックで鹿島の間接FKで再開すればなんて事ないジャッジだったのになと思います。
ただ、ヨニッチが頭部付近のボールを足で振り上げている為、あそこでハイキックで鹿島の間接FKで再開すればなんて事ないジャッジだったのになと思います。
No title
アラーノの先制ゴール、ちゃんと見ていてくれてよかった。
今年は例年以上に不利な誤審が多いから、入ったのが見えても心配でした。
今年は例年以上に不利な誤審が多いから、入ったのが見えても心配でした。
レオシルバはハンドではありません。
まず相手がレオの顔の高さまで足を上げました。(ここでハイキックを取られないのが既におかしい)
レオは顔を守る為に上げた腕を上げざるを得なかった。
結果として顔を守る為の腕にボールが当たっただけで、これがハンドなら蹴り足から顔を守るなと言うのでしょうか?
ハイキックを繰り出した相手選手が生み出したシチュエーションなのでノーハンドは自業自得です。
文句を言う連中は何も見えていないと自己紹介してるようなものです。
レッドカードを出し惜しみしてくれた松尾主審に意見するなんてセレッソサポ様は良いご身分ですね。
報知の岡島評は審判団に忖度しないから記事にして貰えなくなったんですかね?
楔を打つ人がいないと間違ってる人の声が大きくなり続けるのでどうにかして欲しいです。
(サカダイさんも良い記事書いてますよ。ちゃんと途中出場の選手の仕事内容に言及してくれるのは嬉しいポイントですよね。)
まず相手がレオの顔の高さまで足を上げました。(ここでハイキックを取られないのが既におかしい)
レオは顔を守る為に上げた腕を上げざるを得なかった。
結果として顔を守る為の腕にボールが当たっただけで、これがハンドなら蹴り足から顔を守るなと言うのでしょうか?
ハイキックを繰り出した相手選手が生み出したシチュエーションなのでノーハンドは自業自得です。
文句を言う連中は何も見えていないと自己紹介してるようなものです。
レッドカードを出し惜しみしてくれた松尾主審に意見するなんてセレッソサポ様は良いご身分ですね。
報知の岡島評は審判団に忖度しないから記事にして貰えなくなったんですかね?
楔を打つ人がいないと間違ってる人の声が大きくなり続けるのでどうにかして欲しいです。
(サカダイさんも良い記事書いてますよ。ちゃんと途中出場の選手の仕事内容に言及してくれるのは嬉しいポイントですよね。)
瀬古は年代別代表に選出されたエリート選手でしたが、あのラフプレーは代表にもプロにも値しない選手ですね。
信じられないし、がっかりした。
鹿島は悪質な時間稼ぎはしない。
プロなら冷静に対応するべきだ。
信じられないし、がっかりした。
鹿島は悪質な時間稼ぎはしない。
プロなら冷静に対応するべきだ。
No title
瀬戸のプレイはレッドで良かったと思います。
あんな行為をしても許されるとは思わせてはいけない。
レオはハンドでしょう。VARが無いとは言え、あれを見逃すのはいかがなものか・・・
しかし、鹿島にとってもセルフジャッジで動きの止まったセレッソにしっかり止め刺さなければいけない。
あんな行為をしても許されるとは思わせてはいけない。
レオはハンドでしょう。VARが無いとは言え、あれを見逃すのはいかがなものか・・・
しかし、鹿島にとってもセルフジャッジで動きの止まったセレッソにしっかり止め刺さなければいけない。
ハイキックの場面は距離的にもヨニッチにボールの優先権があるので、ハイキックでの反則には当たらないと思います。
No title
レオのハンドのシーンは、
・ヨニッチに優先権があったとしてレオのハンド判定 →PK
・相手競技者に影響を与えるデンジャラスプレー判定 →鹿島の間接FK
のどっちとも取れると思う。
この試合におけるデンジャラスプレーのジャッジ基準によるんじゃないかしら。
あと瀬古はレッドで。
・ヨニッチに優先権があったとしてレオのハンド判定 →PK
・相手競技者に影響を与えるデンジャラスプレー判定 →鹿島の間接FK
のどっちとも取れると思う。
この試合におけるデンジャラスプレーのジャッジ基準によるんじゃないかしら。
あと瀬古はレッドで。
またグレーゾーンですか…。
松尾さん、蹴り上げた脚に対して咄嗟に出た防衛反応としてスルーしたのかな。
逆にハンドを取られていたらレオ擁護の方が強そうなのでナイス判断でしたね。
松尾さん、蹴り上げた脚に対して咄嗟に出た防衛反応としてスルーしたのかな。
逆にハンドを取られていたらレオ擁護の方が強そうなのでナイス判断でしたね。
三竿のイエローもチョットおかしいですね。
三竿は接触を避ける為に脚を出すのを辞めてるので、脚の接触はしていません。
例え接触していてファウルだとしても、イエローは無いのでは無いかと思います。
三竿は接触を避ける為に脚を出すのを辞めてるので、脚の接触はしていません。
例え接触していてファウルだとしても、イエローは無いのでは無いかと思います。