6連勝中の鹿島、上位進出のため目の前の試合に全力を尽くす
「三竿 健斗が出場停止ということもあり、連戦を戦う監督の用兵にも注目」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
過密日程に加え、キャプテンを担う三竿の出場停止となれば、メンバーを入れ替えること必至と言えよう。
思い起こすと、2ヶ月前のアウェイでの対戦時も三竿はベンチに温存され、レオ・シルバと永木のコンビで挑んだ。
今回も同様の起用になるのではなかろうか。
その試合ではセットプレイにて失点し、守り切られて敗戦を喫した。
特に上記のコンビに問題があったわけではない。
綺世の負傷交代がなければ、異なった結果に至ったと考えられる。
今回の対戦では、負傷なく戦いたい。
そして、7連勝を目指すのだ。
注目の一戦である。

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6連勝中の鹿島。上位進出のため、目の前の試合に全力を尽くす
湘南が苦しんでいる。前々節のG大阪戦は1-0で勝利したものの、前節は3バックを採用した清水に0-3で完敗。なかなか勝星を重ねられずにいる。G大阪戦以前、最後に公式戦で勝利を挙げたのは明治安田J1第6節。そのときの対戦相手が鹿島だった。
試合は鹿島が上田 綺世のシュートなどで湘南ゴールに迫ったものの、65分に右CKから石原 直樹が詰め、湘南が逃げ切った。第6節終了時点では15位だった湘南だが、その後の6連敗も影響し、最下位の18位に低迷して浮上することができていない。なんとかきっかけをつかみたいところだろう。
対照的にそこから順位を上げてきたのが鹿島だ。湘南に敗れた際は17位となっていたが、そこからジワジワと順位を上げていく。前節は2位のC大阪に2-1で競り勝ち、4年ぶりの6連勝を記録した。順位も5位まで上昇し、AFCチャンピオンズリーグ出場権を得られる3位以内を射程に収める。
C大阪戦の前、ザーゴ監督は次のように話していた。
「再開したときには下の順位にいたので、一つひとつやっていこうということでクリアしてきた。いま目指さなければいけないのは3位以内を狙える位置に食い込むことで、もし食い込めばその上の3位だったり、2位だったり、最終的にはタイトル争いに持っていくことができる。あんまり先のことを考え過ぎても良くない。だから、まず今週末はセレッソに勝つことを目標に掲げてしっかり実行する」
一つひとつ、目の前の試合に全力を尽くしてきた結果が、監督の言うとおり形を成してきた。6連勝に満足する様子もなく、これから先も一つひとつ勝利を積み重ねていくつもりだろう。特に敵陣でボールを奪い返し、素早く攻撃に移ってゴールを重ねる戦い方が板についてきた。その形で前々節は清水から2得点、前節はC大阪からも2得点と着実にチャンスをゴールに結びつけている。湘南にしてみれば、鹿島の厳しいプレスをどうかいくぐるかが重要になるだろう。
湘南からすると前節の清水戦は相手のロングボールに悩まされ、こぼれ球を拾うことができなかった。「今日のゲームに関して言うと、球際のところで相手に持っていかれてしまうことがあったと思うので、そういうところをもう1回見直さないといけない」と浮嶋 敏監督も厳しい表情を見せる。準備期間の短い中で、うまくチームを立て直したい。
両チームのリーグ戦対戦成績は、鹿島のホームゲームだと6勝1敗と鹿島が大きく勝ち越している。直近の3シーズンはいずれも鹿島が勝利を挙げており、湘南にとっては鬼門とも言えるだろう。さらに今節から中3日で鹿島は大分、湘南は川崎Fとの対戦が控えている。鹿島は三竿 健斗が出場停止ということもあり、連戦を戦う監督の用兵にも注目だ。
[ 文:田中 滋 ]
過密日程に加え、キャプテンを担う三竿の出場停止となれば、メンバーを入れ替えること必至と言えよう。
思い起こすと、2ヶ月前のアウェイでの対戦時も三竿はベンチに温存され、レオ・シルバと永木のコンビで挑んだ。
今回も同様の起用になるのではなかろうか。
その試合ではセットプレイにて失点し、守り切られて敗戦を喫した。
特に上記のコンビに問題があったわけではない。
綺世の負傷交代がなければ、異なった結果に至ったと考えられる。
今回の対戦では、負傷なく戦いたい。
そして、7連勝を目指すのだ。
注目の一戦である。

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6連勝中の鹿島。上位進出のため、目の前の試合に全力を尽くす
湘南が苦しんでいる。前々節のG大阪戦は1-0で勝利したものの、前節は3バックを採用した清水に0-3で完敗。なかなか勝星を重ねられずにいる。G大阪戦以前、最後に公式戦で勝利を挙げたのは明治安田J1第6節。そのときの対戦相手が鹿島だった。
試合は鹿島が上田 綺世のシュートなどで湘南ゴールに迫ったものの、65分に右CKから石原 直樹が詰め、湘南が逃げ切った。第6節終了時点では15位だった湘南だが、その後の6連敗も影響し、最下位の18位に低迷して浮上することができていない。なんとかきっかけをつかみたいところだろう。
対照的にそこから順位を上げてきたのが鹿島だ。湘南に敗れた際は17位となっていたが、そこからジワジワと順位を上げていく。前節は2位のC大阪に2-1で競り勝ち、4年ぶりの6連勝を記録した。順位も5位まで上昇し、AFCチャンピオンズリーグ出場権を得られる3位以内を射程に収める。
C大阪戦の前、ザーゴ監督は次のように話していた。
「再開したときには下の順位にいたので、一つひとつやっていこうということでクリアしてきた。いま目指さなければいけないのは3位以内を狙える位置に食い込むことで、もし食い込めばその上の3位だったり、2位だったり、最終的にはタイトル争いに持っていくことができる。あんまり先のことを考え過ぎても良くない。だから、まず今週末はセレッソに勝つことを目標に掲げてしっかり実行する」
一つひとつ、目の前の試合に全力を尽くしてきた結果が、監督の言うとおり形を成してきた。6連勝に満足する様子もなく、これから先も一つひとつ勝利を積み重ねていくつもりだろう。特に敵陣でボールを奪い返し、素早く攻撃に移ってゴールを重ねる戦い方が板についてきた。その形で前々節は清水から2得点、前節はC大阪からも2得点と着実にチャンスをゴールに結びつけている。湘南にしてみれば、鹿島の厳しいプレスをどうかいくぐるかが重要になるだろう。
湘南からすると前節の清水戦は相手のロングボールに悩まされ、こぼれ球を拾うことができなかった。「今日のゲームに関して言うと、球際のところで相手に持っていかれてしまうことがあったと思うので、そういうところをもう1回見直さないといけない」と浮嶋 敏監督も厳しい表情を見せる。準備期間の短い中で、うまくチームを立て直したい。
両チームのリーグ戦対戦成績は、鹿島のホームゲームだと6勝1敗と鹿島が大きく勝ち越している。直近の3シーズンはいずれも鹿島が勝利を挙げており、湘南にとっては鬼門とも言えるだろう。さらに今節から中3日で鹿島は大分、湘南は川崎Fとの対戦が控えている。鹿島は三竿 健斗が出場停止ということもあり、連戦を戦う監督の用兵にも注目だ。
[ 文:田中 滋 ]