レオ・シルバ、学習しながら次の試合に挑めている
湘南戦に向けたオンライン取材に応じたレオ・シルバである。
「(結果を出せなかった)シーズン当初に比べたら、かなり“変わったチーム”になっていると思いますし、やるべきことをみんなが整理しながら、ピッチの中で表現している。学習しながら、次の試合、また次の試合に挑んでいます」とチームの変化を口にする。
シーズン序盤の不調がウソのようにチームは絶好調を維持しておる。
それについて、「シーズン当初は、自分たちらしからぬ試合だったり、結果でしたけど、誰ひとりあきらめていなかった。微妙なズレをみんなで合わせていったところで、“鹿島らしく”なってきたと言ってもらえれば嬉しい」と述べる。
“鹿島らしい”とは言い得て妙である。
それを助っ人の口から聞けることもまた嬉しい。
この好調の背景にはレオ・シルバのパフォーマンス向上が挙げられる。
得点を積み重ねるエヴェラウドや堅守を支える犬飼や沖にスポットが当たりがちであるが、中盤を制圧するレオ・シルバの存在が際立っておる。
レオ・シルバのコンディションが上がり、ボールをキープし、相手を剥がすことでチームを大幅に助けておる。
先日のセレッソ戦の先制点もレオ・シルバのボール奪取が起点となっておる。
また、石井監督・大岩監督時代には観られなかったヘディングの競り合いがある。
このメンタルの向上はザーゴ監督の指導の賜物と言って良かろう。
中盤の底にレオ・シルバあり。
これからも活躍を期待しておる。

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【鹿島】レオ・シルバが感じる自信の深まり「今は誰が出ても変わらない」
2020-09-22
サッカーマガジン編集部
鹿島アントラーズのMFレオ・シルバが7連勝がかかる湘南ベルマーレ戦を前にオンラインで取材に応じた。同試合では三竿健斗が出場停止となるが、今、チームには勝利を重ねて深めてきた揺るがない自信があるという。

上写真=取材陣からの質問に真摯に答えるレオ・シルバ(写真◎鹿島アントラーズ)
7連勝? 我々は気にしていません
前節、リーグ戦で2位につける好調セレッソ大阪をアウェーで破り、6連勝を達成した。レオ・シルバはその6試合で4試合に先発し、2試合に途中出場。勝利に貢献している。
とりわけ目を引くのが攻撃から守備に転じた際のプレーだ。チームがボールを奪って再び攻撃に出る中で大きな存在感を示した。三竿健斗とのドイスボランチはまさにチームの心臓部であり、ボール奪取はもとより、攻撃ルートを選択する上でも大きな役割を果たしている。
だが次節(23日)、その相棒である三竿が累積警告により出場できない。レオ・シルバにはいつも以上の働きが求められるが、本人はそんな見方を否定する。
「アントラーズは選手層が厚いので誰が出てもそれほど変わることはないと思います。キャプテンがいないということにはなりますが、キャプテンマークを巻く選手が違っても選手にはお互いに信頼関係があります」
チームメイトに対する信頼は厚い。シーズン序盤の不調を脱し、現在のチーム状態がすこぶる良好であることも発言からうかがえる。
「まず優先されるのはチームの勝利です。勝利を重ねることによって、チームの自信が深まり、個人としても自信が増しています。チームがやるべきことを、作り出していることが、自然に出る、そんな状況になっている。個人的にもいい形で試合に臨めているかなと思います」
次節の湘南戦で11年ぶりの7連勝がかかるが、レオ・シルバが意識するのは記録よりも勝利だ。
「メディアの皆さんは7連勝は気になるところでしょうが、我々としては、何も気にしていません。一番重要なのは、勝利を手にして、それが結果的に、それをメディアで取り上げられたらいいと思います。記録を塗り替えるのはいいことだと思いますが」
シーズン序盤、なかなか勝利をつかめない時期からそのスタンスは一貫している。慌てず騒がず自分がなすべきことを全力でやり抜く。現在のパフォーマンスはそんな信念があればこそか。レオ・シルバは明日(23日)の湘南戦も泰然自若で臨む。

湘南戦に向けてトレーニングに励むレオ・シルバ(写真◎鹿島アントラーズ)
【鹿島】C大阪をねじ伏せた「自然な現象」が、本来のあるべき姿を証明してみせた
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年09月21日
「もっともっと詰めていかなければいけない」(L・シルバ)

前節のC大阪戦に勝利し怒涛の6連勝を達成。本来の試合巧者ぶりで難敵をねじ伏せた。(C)J.LEAGUE PHOTOS
2-1の勝利で6連勝を達成した前節のC大阪戦、秀逸だったのは1点リードで迎えた終盤の戦いぶりだ。
丁寧にパスをつないで、上手く相手をいなしながら時計の針を進めていく。良い形で敵陣にボールを運べても、無理に3点目を狙いに行かず、リスクを冒さずにポゼッションする。アディショナルタイムには失点してもおかしくない決定的なピンチはあったとはいえ、しっかりと逃げ切ってみせた。
9月21日のオンライン取材に応じたレオ・シルバにその巧みなゲームマネジメントについて訊けば、「自然な現象だと思います」と応じ、チームの変化を次のように語った。
「(結果を出せなかった)シーズン当初に比べたら、かなり“変わったチーム”になっていると思いますし、やるべきことをみんなが整理しながら、ピッチの中で表現している。学習しながら、次の試合、また次の試合に挑んでいます」
リードを得ていれば、それを確実に勝利へと結びつける。試合巧者として、本来のあるべき姿を取り戻しつつあるように見える。
「シーズン当初は、自分たちらしからぬ試合だったり、結果でしたけど、誰ひとりあきらめていなかった。微妙なズレをみんなで合わせていったところで、“鹿島らしく”なってきたと言ってもらえれば嬉しい」
もちろん、攻守の両局面で絶大な存在感を示す中盤のキーマンは現状に満足しているわけではなく、「もっともっと詰めていかなければいけないところがある」と気を引き締め、さらなる高みを目指す。
11年ぶりの7連勝がかかる次節のホーム湘南戦でも、鹿島らしい勝ちっぷりで勝点を積み上げてほしい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島レオ・シルバ「かなり変わった」7連勝へ自信
[2020年9月21日19時47分]
11年ぶりの7連勝をかけた湘南戦(23日、カシマ)に向けて、鹿島アントラーズの攻守の要MFレオ・シルバは「メディアは7連勝が気になるだろうが、我々はそんなこと気にしていない。重要なのはいい試合をして、結果的に勝利を手にすること」と雑音を振り払った。
湘南には7月の対戦で敗れているが「(鹿島は)シーズン当初に比べてかなり変わったチームになっている。学習しながら次の試合に挑めている」と自信を口にした。
「(結果を出せなかった)シーズン当初に比べたら、かなり“変わったチーム”になっていると思いますし、やるべきことをみんなが整理しながら、ピッチの中で表現している。学習しながら、次の試合、また次の試合に挑んでいます」とチームの変化を口にする。
シーズン序盤の不調がウソのようにチームは絶好調を維持しておる。
それについて、「シーズン当初は、自分たちらしからぬ試合だったり、結果でしたけど、誰ひとりあきらめていなかった。微妙なズレをみんなで合わせていったところで、“鹿島らしく”なってきたと言ってもらえれば嬉しい」と述べる。
“鹿島らしい”とは言い得て妙である。
それを助っ人の口から聞けることもまた嬉しい。
この好調の背景にはレオ・シルバのパフォーマンス向上が挙げられる。
得点を積み重ねるエヴェラウドや堅守を支える犬飼や沖にスポットが当たりがちであるが、中盤を制圧するレオ・シルバの存在が際立っておる。
レオ・シルバのコンディションが上がり、ボールをキープし、相手を剥がすことでチームを大幅に助けておる。
先日のセレッソ戦の先制点もレオ・シルバのボール奪取が起点となっておる。
また、石井監督・大岩監督時代には観られなかったヘディングの競り合いがある。
このメンタルの向上はザーゴ監督の指導の賜物と言って良かろう。
中盤の底にレオ・シルバあり。
これからも活躍を期待しておる。

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【鹿島】レオ・シルバが感じる自信の深まり「今は誰が出ても変わらない」
2020-09-22
サッカーマガジン編集部
鹿島アントラーズのMFレオ・シルバが7連勝がかかる湘南ベルマーレ戦を前にオンラインで取材に応じた。同試合では三竿健斗が出場停止となるが、今、チームには勝利を重ねて深めてきた揺るがない自信があるという。

上写真=取材陣からの質問に真摯に答えるレオ・シルバ(写真◎鹿島アントラーズ)
7連勝? 我々は気にしていません
前節、リーグ戦で2位につける好調セレッソ大阪をアウェーで破り、6連勝を達成した。レオ・シルバはその6試合で4試合に先発し、2試合に途中出場。勝利に貢献している。
とりわけ目を引くのが攻撃から守備に転じた際のプレーだ。チームがボールを奪って再び攻撃に出る中で大きな存在感を示した。三竿健斗とのドイスボランチはまさにチームの心臓部であり、ボール奪取はもとより、攻撃ルートを選択する上でも大きな役割を果たしている。
だが次節(23日)、その相棒である三竿が累積警告により出場できない。レオ・シルバにはいつも以上の働きが求められるが、本人はそんな見方を否定する。
「アントラーズは選手層が厚いので誰が出てもそれほど変わることはないと思います。キャプテンがいないということにはなりますが、キャプテンマークを巻く選手が違っても選手にはお互いに信頼関係があります」
チームメイトに対する信頼は厚い。シーズン序盤の不調を脱し、現在のチーム状態がすこぶる良好であることも発言からうかがえる。
「まず優先されるのはチームの勝利です。勝利を重ねることによって、チームの自信が深まり、個人としても自信が増しています。チームがやるべきことを、作り出していることが、自然に出る、そんな状況になっている。個人的にもいい形で試合に臨めているかなと思います」
次節の湘南戦で11年ぶりの7連勝がかかるが、レオ・シルバが意識するのは記録よりも勝利だ。
「メディアの皆さんは7連勝は気になるところでしょうが、我々としては、何も気にしていません。一番重要なのは、勝利を手にして、それが結果的に、それをメディアで取り上げられたらいいと思います。記録を塗り替えるのはいいことだと思いますが」
シーズン序盤、なかなか勝利をつかめない時期からそのスタンスは一貫している。慌てず騒がず自分がなすべきことを全力でやり抜く。現在のパフォーマンスはそんな信念があればこそか。レオ・シルバは明日(23日)の湘南戦も泰然自若で臨む。

湘南戦に向けてトレーニングに励むレオ・シルバ(写真◎鹿島アントラーズ)
【鹿島】C大阪をねじ伏せた「自然な現象」が、本来のあるべき姿を証明してみせた
広島由寛(サッカーダイジェスト)
2020年09月21日
「もっともっと詰めていかなければいけない」(L・シルバ)

前節のC大阪戦に勝利し怒涛の6連勝を達成。本来の試合巧者ぶりで難敵をねじ伏せた。(C)J.LEAGUE PHOTOS
2-1の勝利で6連勝を達成した前節のC大阪戦、秀逸だったのは1点リードで迎えた終盤の戦いぶりだ。
丁寧にパスをつないで、上手く相手をいなしながら時計の針を進めていく。良い形で敵陣にボールを運べても、無理に3点目を狙いに行かず、リスクを冒さずにポゼッションする。アディショナルタイムには失点してもおかしくない決定的なピンチはあったとはいえ、しっかりと逃げ切ってみせた。
9月21日のオンライン取材に応じたレオ・シルバにその巧みなゲームマネジメントについて訊けば、「自然な現象だと思います」と応じ、チームの変化を次のように語った。
「(結果を出せなかった)シーズン当初に比べたら、かなり“変わったチーム”になっていると思いますし、やるべきことをみんなが整理しながら、ピッチの中で表現している。学習しながら、次の試合、また次の試合に挑んでいます」
リードを得ていれば、それを確実に勝利へと結びつける。試合巧者として、本来のあるべき姿を取り戻しつつあるように見える。
「シーズン当初は、自分たちらしからぬ試合だったり、結果でしたけど、誰ひとりあきらめていなかった。微妙なズレをみんなで合わせていったところで、“鹿島らしく”なってきたと言ってもらえれば嬉しい」
もちろん、攻守の両局面で絶大な存在感を示す中盤のキーマンは現状に満足しているわけではなく、「もっともっと詰めていかなければいけないところがある」と気を引き締め、さらなる高みを目指す。
11年ぶりの7連勝がかかる次節のホーム湘南戦でも、鹿島らしい勝ちっぷりで勝点を積み上げてほしい。
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)
鹿島レオ・シルバ「かなり変わった」7連勝へ自信
[2020年9月21日19時47分]
11年ぶりの7連勝をかけた湘南戦(23日、カシマ)に向けて、鹿島アントラーズの攻守の要MFレオ・シルバは「メディアは7連勝が気になるだろうが、我々はそんなこと気にしていない。重要なのはいい試合をして、結果的に勝利を手にすること」と雑音を振り払った。
湘南には7月の対戦で敗れているが「(鹿島は)シーズン当初に比べてかなり変わったチームになっている。学習しながら次の試合に挑めている」と自信を口にした。