レオ・シルバのハンドはなぜ見逃されたのか
セレッソ戦でのレオ・シルバのハンドを取り上げるサカノワ編集グループである。
DAZNのコンテンツである、Jリーグジャッジリプレイでの解説を伝える。
廣嶋S級審判インストラクターによるとハンドを見逃した理由を二つ挙げておる。
この二つは特に腑に落ちるものではなく、単に他のことが気になったため正しいジャッジが出来なかったというだけであり、「議論にすらならぬジャッジ」と言いきっておった。
そもそもこのミスジャッジを取り上げる必要があったのか疑問に残るところ。
サッカーという球技はミスがつきもの。
それはジャッジにも当てはまる。
ただ、それをきちんと解説することがこのコンテンツに求められておるのであるが、そうはなっておらぬところが非常に気になる。
せっかくの場であるだけに“サッカーには誤審がつきもの、それも含めての楽しみ方を伝える”という方針にして欲しいところ。
切実な願いである。

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【C大阪1-2鹿島】レオ・シルバのハンドはなぜ見逃されたのか?審判インストラクターが見解を示す
サカノワスタッフ2020年9月22日
適切な位置にいた主審が、フォーカスしていたのは2点――。
[J1 17節] C大阪 1-2 鹿島/2020年9月19日/ヤンマースタジアム長居
J1リーグ鹿島アントラーズが2-1でセレッソ大阪に勝利を収めた試合の後半アディショナルタイム、C大阪の片山瑛一のロングスローから鹿島ゴール前で競り合った際、VTRで確認すると、マテイ・ヨニッチがボレーで合わせようとしたボールを、鹿島のレオ・シルバが振り上げた腕で触れてしまっているシーンがあった。
C大阪の選手たちはハンドのファウルだと猛アピールしたものの、松尾一主審はそのまま流してプレー続行。一転、カウンターから抜け出したレオ・シルバがGKキム・ジンヒョンと1対1になるビッグチャンスを作り出した(ボールコントロールを誤り、ボールをカットされる)。
その後もインプレーが続いたため、C大阪の選手たちは試合終了後に松尾主審に抗議をしたが、もちろん判定は覆らなかった。
逆サイドのゴール裏からのカメラが、このシーンをはっきりと捉えていた。むしろ、なぜ、百戦錬磨のレオ・シルバがここでボールの方向へ“手を出す”選択をしたのか少し驚かされもする。ゴールに直結する場面で、不自然に肩より高い位置まで上げた腕にボールが当たっていて、明らかにハンドのファウルの対象である。
『DAZN』の人気コンテンツ「Jリーグジャッジリプレイ」で、このシーンが取り上げられ、松尾主審は適切な位置でプレーをチェックしていたものの、なぜ、この反則を見逃してしまったのか。日本サッカー協会(JFA)のS級審判インストラクターの廣嶋禎数氏が「私自身がこの映像を見て、思ったことは2点あります」と、詳しく解説した。
「一つはレオ・シルバ選手が(振り上げた右足の)足裏を見せています。まず、そこの(ヨニッチとの)コンタクトがあるのかどうか。足裏のコンタクトがあれば、そのファウルを取らなければいけません(実際はコンタクトはなかった)。行き方として、非常に危ない。ただ距離が空いていたので、相手選手(ヨニッチ)のプレーに影響していないと言えました」
コンタクトのファウルがないことをチェックした直後、ハンドが起きたわけだが――。
「そこ(足裏のコンタクトの有無)も見つつ、次に流れたボールの争点を見ようとします。(ヨニッチが)直接シュートに行くことがなくなり、次のプレーに目を移すと(両チームの選手の競り合いが起きている)、ハンドの瞬間がボヤけてしまう。そういったことが起きたのではないかと思いました」
ゴール前の混戦では、主審はボールの動きに加え、そういった危険を感知しコンタクトがないかどうかにもフォーカスしている。そうしたなかで次々と新たなバトル(争点)と展開を迎えたため、想定外すぎたハンドには気付けなかったということだ。
とはいえ2位C大阪は6連勝を続け、首位の川崎フロンターレを猛追していた。“VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がいれば……”と悔やんでも悔やみ切れないシーンになってしまったのは事実だ。今後への影響も気になる。
同コンテンツではこの他、北海度コンサドーレ札幌対ガンバ大阪戦での荒野拓馬の腕にボールが当たったのはハンドだったか? 湘南ベルマーレ対清水エスパルス戦でのジュニオール・デュトラのゴールシーンがなぜファウルで取り消されたのか? 浦和レッズ対川崎の興梠慎三のオフサイド判定は間違っていた? など、いずれも興味深いシーンが取り上げられている。
[文:サカノワ編集グループ]
DAZNのコンテンツである、Jリーグジャッジリプレイでの解説を伝える。
廣嶋S級審判インストラクターによるとハンドを見逃した理由を二つ挙げておる。
この二つは特に腑に落ちるものではなく、単に他のことが気になったため正しいジャッジが出来なかったというだけであり、「議論にすらならぬジャッジ」と言いきっておった。
そもそもこのミスジャッジを取り上げる必要があったのか疑問に残るところ。
サッカーという球技はミスがつきもの。
それはジャッジにも当てはまる。
ただ、それをきちんと解説することがこのコンテンツに求められておるのであるが、そうはなっておらぬところが非常に気になる。
せっかくの場であるだけに“サッカーには誤審がつきもの、それも含めての楽しみ方を伝える”という方針にして欲しいところ。
切実な願いである。

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【C大阪1-2鹿島】レオ・シルバのハンドはなぜ見逃されたのか?審判インストラクターが見解を示す
サカノワスタッフ2020年9月22日
適切な位置にいた主審が、フォーカスしていたのは2点――。
[J1 17節] C大阪 1-2 鹿島/2020年9月19日/ヤンマースタジアム長居
J1リーグ鹿島アントラーズが2-1でセレッソ大阪に勝利を収めた試合の後半アディショナルタイム、C大阪の片山瑛一のロングスローから鹿島ゴール前で競り合った際、VTRで確認すると、マテイ・ヨニッチがボレーで合わせようとしたボールを、鹿島のレオ・シルバが振り上げた腕で触れてしまっているシーンがあった。
C大阪の選手たちはハンドのファウルだと猛アピールしたものの、松尾一主審はそのまま流してプレー続行。一転、カウンターから抜け出したレオ・シルバがGKキム・ジンヒョンと1対1になるビッグチャンスを作り出した(ボールコントロールを誤り、ボールをカットされる)。
その後もインプレーが続いたため、C大阪の選手たちは試合終了後に松尾主審に抗議をしたが、もちろん判定は覆らなかった。
逆サイドのゴール裏からのカメラが、このシーンをはっきりと捉えていた。むしろ、なぜ、百戦錬磨のレオ・シルバがここでボールの方向へ“手を出す”選択をしたのか少し驚かされもする。ゴールに直結する場面で、不自然に肩より高い位置まで上げた腕にボールが当たっていて、明らかにハンドのファウルの対象である。
『DAZN』の人気コンテンツ「Jリーグジャッジリプレイ」で、このシーンが取り上げられ、松尾主審は適切な位置でプレーをチェックしていたものの、なぜ、この反則を見逃してしまったのか。日本サッカー協会(JFA)のS級審判インストラクターの廣嶋禎数氏が「私自身がこの映像を見て、思ったことは2点あります」と、詳しく解説した。
「一つはレオ・シルバ選手が(振り上げた右足の)足裏を見せています。まず、そこの(ヨニッチとの)コンタクトがあるのかどうか。足裏のコンタクトがあれば、そのファウルを取らなければいけません(実際はコンタクトはなかった)。行き方として、非常に危ない。ただ距離が空いていたので、相手選手(ヨニッチ)のプレーに影響していないと言えました」
コンタクトのファウルがないことをチェックした直後、ハンドが起きたわけだが――。
「そこ(足裏のコンタクトの有無)も見つつ、次に流れたボールの争点を見ようとします。(ヨニッチが)直接シュートに行くことがなくなり、次のプレーに目を移すと(両チームの選手の競り合いが起きている)、ハンドの瞬間がボヤけてしまう。そういったことが起きたのではないかと思いました」
ゴール前の混戦では、主審はボールの動きに加え、そういった危険を感知しコンタクトがないかどうかにもフォーカスしている。そうしたなかで次々と新たなバトル(争点)と展開を迎えたため、想定外すぎたハンドには気付けなかったということだ。
とはいえ2位C大阪は6連勝を続け、首位の川崎フロンターレを猛追していた。“VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がいれば……”と悔やんでも悔やみ切れないシーンになってしまったのは事実だ。今後への影響も気になる。
同コンテンツではこの他、北海度コンサドーレ札幌対ガンバ大阪戦での荒野拓馬の腕にボールが当たったのはハンドだったか? 湘南ベルマーレ対清水エスパルス戦でのジュニオール・デュトラのゴールシーンがなぜファウルで取り消されたのか? 浦和レッズ対川崎の興梠慎三のオフサイド判定は間違っていた? など、いずれも興味深いシーンが取り上げられている。
[文:サカノワ編集グループ]
コメントの投稿
審判を擁護するための番組ですから
瀬戸の三竿二度蹴りは議論の余地があったのかな?レオの飛び出しの時のチャージは新ルールの適用でーとか言ってましたが。
クソコンテンツ
ジャッジリプレイは存在価値なし。
見ないけど、その内容が記事になるから
本当に迷惑な番組です。
継続してる限りダゾーンが嫌いになるし、解約してやろか!ってよく思う。
即刻打ち切りにして欲しい。
もっと、契約者がサッカーを楽しめるコンテンツを増やさないと
ダゾーン離れにつながると思います。
見ないけど、その内容が記事になるから
本当に迷惑な番組です。
継続してる限りダゾーンが嫌いになるし、解約してやろか!ってよく思う。
即刻打ち切りにして欲しい。
もっと、契約者がサッカーを楽しめるコンテンツを増やさないと
ダゾーン離れにつながると思います。
あーぁ
呆れてモノも言えないです。
議論して欲しいのはあのレオが抜け出した時瀬古が1人倒しているところですね。
たしかに新ルール適用となるので、アドバンテージの場合は反則は一つ格下げになります。ただカードが出なかった、ってことはレフリーはあれをDOGSO(レッド相応)ではなくSPA(イエロー相当)とジャッジしたということ。ちょっと解説して欲しいが、目まぐるしい展開で松尾さん忘れちゃってただけな気がする…
たしかに新ルール適用となるので、アドバンテージの場合は反則は一つ格下げになります。ただカードが出なかった、ってことはレフリーはあれをDOGSO(レッド相応)ではなくSPA(イエロー相当)とジャッジしたということ。ちょっと解説して欲しいが、目まぐるしい展開で松尾さん忘れちゃってただけな気がする…