鹿島、大敗直後の落とせない浦和戦
「今までのメンバーで戦うと予想される」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
濃厚接触者であった5人が練習に復帰したが、隔離期間にて落ちたコンディションを考慮するとこの浦和戦では起用は見送られるであろう。
苦しい戦いが続く。
そして鹿島はミッドウィークに試合があった事に対して浦和はなく休養十分である。
更に、鹿島はACL圏という大きな目標があり勝利を目指す事目標に対して浦和は監督解任のという事もあり勝つ必要はない。
浦和はゴール前を固めた戦術を採るであろう。
こうなると難しい試合になるのがサッカーの常である。
先制点を決めきれるかどうかがカギとなる。
強力なエヴェラウドと上田綺世の活躍が期待される。
シーズン終盤の重要な試合。
必勝である。

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3位以内を狙う鹿島、大敗直後の落とせない浦和戦
川崎Fの史上最速での優勝は決まったが、上位争いはまだまだ熾烈を極めている。3位以内に入れば来季のAFCチャンピオンズリーグへの出場権が手にできるだけに、複数のチームが最後まで気を抜けない戦いを繰り広げることになる。鹿島もその中の1チームだ。31試合を終えて勝点52の5位につけており、3位の名古屋とは勝点3差。消化試合数は違うものの、今節の結果次第では勝点で並ぶこともできる。前節、柏相手に今季最多の4失点と大敗しただけに、なんとかして勝点3をつかみたい。
新型コロナウイルス感染症の影響で6人の選手がチームを離れていた鹿島に、続々と選手が戻ってきている。濃厚接触があった日にちから2週間は隔離が必要なため、まず26日に町田 浩樹が、そして27日に関川 郁万、杉岡 大暉、荒木 遼太郎、山田 大樹の4人が復帰(特別指定選手の常本 佳吾は今季終了まで明治大学に戻る)。永戸 勝也はもう少し時間がかかるようだが、ケガ人も合わせると10人がいない状況でのトレーニングはいかにも寂しかった。残り3試合に向けて再び活気に満ちた練習になることが期待できそうだ。ただ、コンディションを考えると彼らがいきなり試合に出ることは考えにくいだろう。今節までは、今までのメンバーで戦うと予想される。このところ中盤をダイヤモンド型にした[4-3-1-2]で臨んでいるが、前節で大敗したこともあり、どういう布陣で臨むのかも注目される。
対戦相手の浦和は、13勝6分11敗で9位につけている。25日には大槻 毅監督の今季限りでの契約満了が発表され、こちらも是が非でも勝ちたい気持ちでいることだろう。ここ5試合は1勝2分2敗と良い結果が出ていないだけに、残り4試合を良い形で終わりたいはずだ。前節は槙野 智章のゴールで先制したもののG大阪に逆転負けを喫した。敗戦後、大槻監督は「チャンスがなかったとは思わないし、背後を取った場面も複数回あったのでゴールを決めたかった」と悔しがっていた。チャンスをきっちりゴールに結びつけられるかどうかがカギとなりそうだ。
過去のリーグ戦対戦成績は鹿島が31勝10分18敗と優勢だ。昨季はJリーグYBCルヴァンカップを含めて鹿島が2勝2分と負けなしだったが、今季は明治安田J1第4節で対戦し、山中 亮輔のFKから最後はエヴェルトンが押し込み、浦和が1-0で勝利している。この時期、鹿島はセットプレーに不安を抱えており、毎試合のようにセットプレーから失点していた。いまはその問題も解消されているが、気になるのは公式記録に残ったシュート数がお互いに4本ずつと、試合自体は白熱する場面が少なかったこと。今回は、両者の思惑もあるだけに熱いゲームに期待したい。
[ 文:田中 滋 ]
濃厚接触者であった5人が練習に復帰したが、隔離期間にて落ちたコンディションを考慮するとこの浦和戦では起用は見送られるであろう。
苦しい戦いが続く。
そして鹿島はミッドウィークに試合があった事に対して浦和はなく休養十分である。
更に、鹿島はACL圏という大きな目標があり勝利を目指す事目標に対して浦和は監督解任のという事もあり勝つ必要はない。
浦和はゴール前を固めた戦術を採るであろう。
こうなると難しい試合になるのがサッカーの常である。
先制点を決めきれるかどうかがカギとなる。
強力なエヴェラウドと上田綺世の活躍が期待される。
シーズン終盤の重要な試合。
必勝である。

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3位以内を狙う鹿島、大敗直後の落とせない浦和戦
川崎Fの史上最速での優勝は決まったが、上位争いはまだまだ熾烈を極めている。3位以内に入れば来季のAFCチャンピオンズリーグへの出場権が手にできるだけに、複数のチームが最後まで気を抜けない戦いを繰り広げることになる。鹿島もその中の1チームだ。31試合を終えて勝点52の5位につけており、3位の名古屋とは勝点3差。消化試合数は違うものの、今節の結果次第では勝点で並ぶこともできる。前節、柏相手に今季最多の4失点と大敗しただけに、なんとかして勝点3をつかみたい。
新型コロナウイルス感染症の影響で6人の選手がチームを離れていた鹿島に、続々と選手が戻ってきている。濃厚接触があった日にちから2週間は隔離が必要なため、まず26日に町田 浩樹が、そして27日に関川 郁万、杉岡 大暉、荒木 遼太郎、山田 大樹の4人が復帰(特別指定選手の常本 佳吾は今季終了まで明治大学に戻る)。永戸 勝也はもう少し時間がかかるようだが、ケガ人も合わせると10人がいない状況でのトレーニングはいかにも寂しかった。残り3試合に向けて再び活気に満ちた練習になることが期待できそうだ。ただ、コンディションを考えると彼らがいきなり試合に出ることは考えにくいだろう。今節までは、今までのメンバーで戦うと予想される。このところ中盤をダイヤモンド型にした[4-3-1-2]で臨んでいるが、前節で大敗したこともあり、どういう布陣で臨むのかも注目される。
対戦相手の浦和は、13勝6分11敗で9位につけている。25日には大槻 毅監督の今季限りでの契約満了が発表され、こちらも是が非でも勝ちたい気持ちでいることだろう。ここ5試合は1勝2分2敗と良い結果が出ていないだけに、残り4試合を良い形で終わりたいはずだ。前節は槙野 智章のゴールで先制したもののG大阪に逆転負けを喫した。敗戦後、大槻監督は「チャンスがなかったとは思わないし、背後を取った場面も複数回あったのでゴールを決めたかった」と悔しがっていた。チャンスをきっちりゴールに結びつけられるかどうかがカギとなりそうだ。
過去のリーグ戦対戦成績は鹿島が31勝10分18敗と優勢だ。昨季はJリーグYBCルヴァンカップを含めて鹿島が2勝2分と負けなしだったが、今季は明治安田J1第4節で対戦し、山中 亮輔のFKから最後はエヴェルトンが押し込み、浦和が1-0で勝利している。この時期、鹿島はセットプレーに不安を抱えており、毎試合のようにセットプレーから失点していた。いまはその問題も解消されているが、気になるのは公式記録に残ったシュート数がお互いに4本ずつと、試合自体は白熱する場面が少なかったこと。今回は、両者の思惑もあるだけに熱いゲームに期待したい。
[ 文:田中 滋 ]