浦和戦コメント
「やるべきことができて、内容と結果が伴う試合になった」試合を振り返る指揮官である。
4-0という大勝、それ以上に決めきれなかったシーンを含めてチャンスの数を数多作り続けたこのゲームに手応えを感じておる様子。
このような試合を毎回イメージしておる事がよくわかる。
来季は更にこのような試合で勝ちきって行こうではないか。
そして、攻撃力を牽引した上田綺世は、「エヴェがカットインしてくるという予測をし、相手と駆け引きするなかでうまく先にボールを触ることができた」と先制点を解説する。
"自分の武器"と綺世自身が語るDFラインとの駆け引きは、上から観ていて常に感じさせる。
そしてエヴェラウドとの連携が深まっておる事がよくわかる。
綺世は多くのチャンスに絡むストライカーである。
また、緊急出場の町田浩樹は、「試合の入り方や前半にうまく体が動かない場面が多少はあった」とコンディションの難しさを口にする。
CKで足がもう一歩届かずゴール未遂となったのはこうした背景があった訳である。
とはいえ、よくやってくれたと感謝したい。
離脱者が戻り、大勝・クリーンシートと素晴らしい結果が伴った。
残り二つ連勝して今季を終えたい。
楽しみである。

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2020明治安田生命J1リーグ 第30節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
3連戦で、疲労感があるなかでの試合だった。そのなかでも強度やスピードを落とさず、数多くのチャンスを作ってしっかりと点を決めることができた。やるべきことができて、内容と結果が伴う試合になったと思う。
Q.前節はホームのアドバンテージを使えていないと話していたが、今節でできていた要因は?
A.自然と浦和戦になると選手自身に気持ちが入る。それは浦和も同じ。ただ、今日の試合で見せた注意力やハートの部分も含めて、これを毎試合やらないといけない。今シーズンはまだ残り2試合あり、なおかつホームでの戦い。今日と同じような試合をしないといけない。これはアウェイでもやらないといけないが、まずはホームでのアドバンテージを生かしていかない。残り2試合でも、全員が今日と同じような強度だったり、チームのために献身的にプレーをできるようにしないといけないし、その働きかけをしていきたい。これは来シーズンでも、ホームのアドバンテージをもっともっと出していかないといけないと思っている。
【上田 綺世】
(1点目は)まず自分の武器をぶつけてみようという考えがあった。エヴェがカットインしてくるという予測をし、相手と駆け引きするなかでうまく先にボールを触ることができた。(2点目は)ファンが持ったときに相手DFの背後へ抜けようと思ったが、前半から抜け出した時に相手のDFラインが下がっていると分かっていたので、あえてその場で止まってみた。ファーストタッチが少し詰まってイメージ通りではなかったが、相手との間合いが遠かったので、うまくシュートまでいけた。ホームでなかなか勝てていなかったので、自分のゴールもそうだが、浦和を相手に勝てたのが個人的にはうれしかった。継続してさらにパフォーマンスを上げていきたい。
【町田 浩樹】
チームに合流してからの日数が少なかったが、よりパワーアップして戻ろうと取り組んでいた。しっかり試合に入って勝利することができた。最後に出場してから約3週間あったので、試合の入り方や前半にうまく体が動かない場面が多少はあったが、やっているうちに試合に馴染むことができた。先制点を取ることができ、自分たちがやるべきことがはっきりした。攻撃陣があれだけ点を取ってくれたので、DFとしてはうまくやれた。ただ、前半もセットプレーなどでピンチがあったので、未然に防がないといけない。浦和戦ということで、たくさんのサポーターが入ってくれた。浦和だから負けたくないという気持ちがあったし、ここ数試合はホームで勝てていなかったので、勝利することができてよかった。
明治安田生命J1リーグ 第30節
2020年11月29日(日)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム
[ ザーゴ監督 ]
3連戦ということで多少疲労感がある中での試合だったので、その中でも強度やスピードを落とさずやれたこと、一番数多くのチャンスを作って、しっかり点を決めることができた。内容と結果が伴った試合になったのではないかと思います。
--試合を支配できた要因は?
自然に、ダービーになると選手たち自身も気持ちが入ります。それは当然相手もそうです。今日見せた集中力、注意力、ハートの部分を、それを毎試合やらないといけない。今季はあと2試合のリーグ戦を残しているし、ましてやホームであると。
この2試合で今日と同じようなことをしなければならず、さらに言えばホームだけでなくアウェイも同じようにしないといけない。ただ、ホームで勝っていかないと、アドバンテージを手にしたところで生かしていかないとタイトルというのはなかなか難しくなる。
その部分で、あと2試合で全員が今日と同じような強度や闘争心、チームのために献身的にやるということをできなければならないし、その働きかけをしていきたい。それは来季に向けて、ホームアドバンテージというものをもっともっと生かさないといけないと思います。
明治安田生命J1リーグ 第30節
2020年11月29日(日)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム
FW 36
上田 綺世
Ayase UEDA
--1点目について。
まだディフェンスラインの選手の特徴も分からなかったので、毎試合そうなんですけど、まずは自分の武器をぶつけてみようという考えがあった。エヴェ(エヴェラウド)がカットインしてくるだろうっていうある程度の予測の中で、ディフェンスラインとうまく駆け引きができたので、頭1個ぶんですけど、先に触れたのかなと思います。
--2点目について。
ファン(アラーノ)がボールを持ったときに背後に抜けようかと思ったんですけど、前半から動き出していたので、僕自身が。ディフェンスラインが下がり気味だなというのは分かっていたので、あえて止まってみました。ちょっとファーストタッチが詰まってイメージどおりではなかったですけど、逆にファーストタッチが詰まったぶん、相手との間合いも遠かったので、うまくシュートまでいけました。
--浦和戦ということで意識したことは?
僕はそこまで意識していないですけど、僕も小さい頃から育成組織にいましたし、浦和とどういう関係なのかもちろん理解した上でプレーしていました。特に浦和だから何、どうしようというのはなかったです。ただ、負けちゃいけない試合なのは毎試合同じなので、そこだけは負けないように戦っていました。
DF 28
町田 浩樹
Koki MACHIDA
--コンディション面は?
もちろん、合流してからの日数は短かったんですけど、2週間の間によりパワーアップしてやろうと思って取り組んだので、しっかり試合に入って、勝利できたことは良かったと思います。
--離脱していた2週間はどういう調整を進めたのでしょうか?
本当に、最初のうちは1人で動くことしかできなくて、もちろんボールも使えず、ただ走るだけ。1週間ちょっとしてからグループでやって合流、という感じです。
--試合勘で感じる部分はありましたか?
もちろん最後に出たのがマリノス戦なので、約3週くらいは空いている。多少のゲームの入り方だったり、前半もうまく体が動かなかったりというのはもちろんありましたけど、ただ試合をやっていくうちにしっかり馴染むようになりましたし、攻撃の選手があれだけたくさん点を取ってくれたので、ディフェンスとしてはラクに試合を進められたかなと思います。
--10月31日の名古屋戦以来の県立カシマサッカースタジアムでの試合でしたが?
浦和戦ということでたくさんのサポーターも入ってくれましたし、もちろん浦和が相手だから負けたくないという気持ちはありました。ただ、ここ数試合、ホームで勝てていなかったので、ホームでサポーターに勝利を届けたいという気持ちは強くあった。勝てて良かったと思います。
鹿島FW上田綺世がヘッド&ミドルで鮮やか2発!! 指揮官退任発表の浦和は4失点完敗

FW上田綺世が2ゴール
監督退任発表の浦和、4発撃ち込まれ完敗… 鹿島は上田綺世が鮮烈2ゴール、エヴェ今季17点目!
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年11月29日
終盤にレオ・シルバがダメ押し

頭と右足で2ゴールを叩き出した上田(36番)。鹿島の勝利に大きく貢献した。(C) SOCCER DIGEST
4-0という大勝、それ以上に決めきれなかったシーンを含めてチャンスの数を数多作り続けたこのゲームに手応えを感じておる様子。
このような試合を毎回イメージしておる事がよくわかる。
来季は更にこのような試合で勝ちきって行こうではないか。
そして、攻撃力を牽引した上田綺世は、「エヴェがカットインしてくるという予測をし、相手と駆け引きするなかでうまく先にボールを触ることができた」と先制点を解説する。
"自分の武器"と綺世自身が語るDFラインとの駆け引きは、上から観ていて常に感じさせる。
そしてエヴェラウドとの連携が深まっておる事がよくわかる。
綺世は多くのチャンスに絡むストライカーである。
また、緊急出場の町田浩樹は、「試合の入り方や前半にうまく体が動かない場面が多少はあった」とコンディションの難しさを口にする。
CKで足がもう一歩届かずゴール未遂となったのはこうした背景があった訳である。
とはいえ、よくやってくれたと感謝したい。
離脱者が戻り、大勝・クリーンシートと素晴らしい結果が伴った。
残り二つ連勝して今季を終えたい。
楽しみである。

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2020明治安田生命J1リーグ 第30節
鹿島アントラーズ:ザーゴ
3連戦で、疲労感があるなかでの試合だった。そのなかでも強度やスピードを落とさず、数多くのチャンスを作ってしっかりと点を決めることができた。やるべきことができて、内容と結果が伴う試合になったと思う。
Q.前節はホームのアドバンテージを使えていないと話していたが、今節でできていた要因は?
A.自然と浦和戦になると選手自身に気持ちが入る。それは浦和も同じ。ただ、今日の試合で見せた注意力やハートの部分も含めて、これを毎試合やらないといけない。今シーズンはまだ残り2試合あり、なおかつホームでの戦い。今日と同じような試合をしないといけない。これはアウェイでもやらないといけないが、まずはホームでのアドバンテージを生かしていかない。残り2試合でも、全員が今日と同じような強度だったり、チームのために献身的にプレーをできるようにしないといけないし、その働きかけをしていきたい。これは来シーズンでも、ホームのアドバンテージをもっともっと出していかないといけないと思っている。
【上田 綺世】
(1点目は)まず自分の武器をぶつけてみようという考えがあった。エヴェがカットインしてくるという予測をし、相手と駆け引きするなかでうまく先にボールを触ることができた。(2点目は)ファンが持ったときに相手DFの背後へ抜けようと思ったが、前半から抜け出した時に相手のDFラインが下がっていると分かっていたので、あえてその場で止まってみた。ファーストタッチが少し詰まってイメージ通りではなかったが、相手との間合いが遠かったので、うまくシュートまでいけた。ホームでなかなか勝てていなかったので、自分のゴールもそうだが、浦和を相手に勝てたのが個人的にはうれしかった。継続してさらにパフォーマンスを上げていきたい。
【町田 浩樹】
チームに合流してからの日数が少なかったが、よりパワーアップして戻ろうと取り組んでいた。しっかり試合に入って勝利することができた。最後に出場してから約3週間あったので、試合の入り方や前半にうまく体が動かない場面が多少はあったが、やっているうちに試合に馴染むことができた。先制点を取ることができ、自分たちがやるべきことがはっきりした。攻撃陣があれだけ点を取ってくれたので、DFとしてはうまくやれた。ただ、前半もセットプレーなどでピンチがあったので、未然に防がないといけない。浦和戦ということで、たくさんのサポーターが入ってくれた。浦和だから負けたくないという気持ちがあったし、ここ数試合はホームで勝てていなかったので、勝利することができてよかった。
明治安田生命J1リーグ 第30節
2020年11月29日(日)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム
[ ザーゴ監督 ]
3連戦ということで多少疲労感がある中での試合だったので、その中でも強度やスピードを落とさずやれたこと、一番数多くのチャンスを作って、しっかり点を決めることができた。内容と結果が伴った試合になったのではないかと思います。
--試合を支配できた要因は?
自然に、ダービーになると選手たち自身も気持ちが入ります。それは当然相手もそうです。今日見せた集中力、注意力、ハートの部分を、それを毎試合やらないといけない。今季はあと2試合のリーグ戦を残しているし、ましてやホームであると。
この2試合で今日と同じようなことをしなければならず、さらに言えばホームだけでなくアウェイも同じようにしないといけない。ただ、ホームで勝っていかないと、アドバンテージを手にしたところで生かしていかないとタイトルというのはなかなか難しくなる。
その部分で、あと2試合で全員が今日と同じような強度や闘争心、チームのために献身的にやるということをできなければならないし、その働きかけをしていきたい。それは来季に向けて、ホームアドバンテージというものをもっともっと生かさないといけないと思います。
明治安田生命J1リーグ 第30節
2020年11月29日(日)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム
FW 36
上田 綺世
Ayase UEDA
--1点目について。
まだディフェンスラインの選手の特徴も分からなかったので、毎試合そうなんですけど、まずは自分の武器をぶつけてみようという考えがあった。エヴェ(エヴェラウド)がカットインしてくるだろうっていうある程度の予測の中で、ディフェンスラインとうまく駆け引きができたので、頭1個ぶんですけど、先に触れたのかなと思います。
--2点目について。
ファン(アラーノ)がボールを持ったときに背後に抜けようかと思ったんですけど、前半から動き出していたので、僕自身が。ディフェンスラインが下がり気味だなというのは分かっていたので、あえて止まってみました。ちょっとファーストタッチが詰まってイメージどおりではなかったですけど、逆にファーストタッチが詰まったぶん、相手との間合いも遠かったので、うまくシュートまでいけました。
--浦和戦ということで意識したことは?
僕はそこまで意識していないですけど、僕も小さい頃から育成組織にいましたし、浦和とどういう関係なのかもちろん理解した上でプレーしていました。特に浦和だから何、どうしようというのはなかったです。ただ、負けちゃいけない試合なのは毎試合同じなので、そこだけは負けないように戦っていました。
DF 28
町田 浩樹
Koki MACHIDA
--コンディション面は?
もちろん、合流してからの日数は短かったんですけど、2週間の間によりパワーアップしてやろうと思って取り組んだので、しっかり試合に入って、勝利できたことは良かったと思います。
--離脱していた2週間はどういう調整を進めたのでしょうか?
本当に、最初のうちは1人で動くことしかできなくて、もちろんボールも使えず、ただ走るだけ。1週間ちょっとしてからグループでやって合流、という感じです。
--試合勘で感じる部分はありましたか?
もちろん最後に出たのがマリノス戦なので、約3週くらいは空いている。多少のゲームの入り方だったり、前半もうまく体が動かなかったりというのはもちろんありましたけど、ただ試合をやっていくうちにしっかり馴染むようになりましたし、攻撃の選手があれだけたくさん点を取ってくれたので、ディフェンスとしてはラクに試合を進められたかなと思います。
--10月31日の名古屋戦以来の県立カシマサッカースタジアムでの試合でしたが?
浦和戦ということでたくさんのサポーターも入ってくれましたし、もちろん浦和が相手だから負けたくないという気持ちはありました。ただ、ここ数試合、ホームで勝てていなかったので、ホームでサポーターに勝利を届けたいという気持ちは強くあった。勝てて良かったと思います。
鹿島FW上田綺世がヘッド&ミドルで鮮やか2発!! 指揮官退任発表の浦和は4失点完敗

FW上田綺世が2ゴール
監督退任発表の浦和、4発撃ち込まれ完敗… 鹿島は上田綺世が鮮烈2ゴール、エヴェ今季17点目!
サッカーダイジェストWeb編集部
2020年11月29日
終盤にレオ・シルバがダメ押し

頭と右足で2ゴールを叩き出した上田(36番)。鹿島の勝利に大きく貢献した。(C) SOCCER DIGEST