2020年を振り返って
2020年を振り返りたい。
・天皇杯決勝戦
まずは昨季の最終戦、そして大岩監督のラスト采配となった神戸との試合から新年がスタートした。
結果は残念なモノであった。
準決勝戦での聖真の負傷が響いたことは言うまでもない。
大岩監督は常に怪我人を抱え、彼がイメージするサッカーが出来たようには思えなかった。
これは、2016年シーズンのツケと2017年1月のタイでの親善試合がずっと尾を引いておったと考えておる。
あそこで無理なスケジュールが組まれたことで、石井監督が率いた前半は調子が安定せずACLも落とした。
あとを継いだ大岩監督もよく戦い最多勝ち点は稼いだが、得失点差で涙を呑んだ。
2018年シーズンはPSMにてレアンドロが長期離脱という大怪我をして、準備が足りなくなってしまった。
2019年シーズンもセルジーニョがセレッソ戦にて負傷離脱すると、復帰後もパフォーマンスが上がらずタイトルを逃すこととなってしまった。
そしてこの天皇杯決勝であった。
この年、2020年シーズンを暗示していたのやも知れぬ。
・新加入選手
エヴェラウド、ファン・アラーノ、永戸勝也、杉岡大暉、奈良竜樹、広瀬陸斗、和泉竜司が移籍してきた。
奈良こそ出場機会が少なかったが、概ねポジションを得て躍動してくれた。
補強は成功だったと言える。
新卒の、荒木遼太郎、松村優太、染野唯月、山田大樹はそれぞれ出場機会を得て結果を出した。
未来への投資も成功しておる。
・新型コロナ以前
シーズンイン後にセルジーニョが中国移籍し、U-23日本代表のメンバーは大会に出場と、監督が替わったところでメンバーが揃わぬ状況にて、天皇杯決勝戦からわずか27日後の1月28日にACL POを戦い、不運な失点にて敗退した。
悪条件が重なりすぎたと言えよう。
ルヴァン杯GS、リーグ戦開幕戦と零封負けとなった。
試合開始早々にビッグチャンスを作るも決まらず、不運な失点で敗戦という、同じような形であった。
個人的には2012年のジョルジーニョ体制と重ね合わせたイメージになっておった。
いずれ上向くという手応えは感じておったことも事実である。
また、この時点では、ルヴァン杯のGSは2敗しても2位抜けで問題のないレギュレーションであったため楽観しておった。
・公式戦中断
新型コロナウイルスの影響にて中断期間に入った。
当初は2週間程度と高をくくっておったが、結果的に4ヶ月の長期にわたって中断し、コンディションを整えるだけで精一杯の状況であったように思う。
・リーグ再開後
3連敗を喫し、公式戦は6連敗となった。
勝てぬ鹿島が報じられ、不安に思う民も多かったと思う。
ただ、川崎戦は誤審のオフサイドゴールで調子を崩したことも理由に挙げられる。
このあたりも運が悪かったのではなかろうか。
・ルヴァン杯、天皇杯
過密日程のためルヴァン杯のGSは大きく日程を削られ、1敗が大きくのしかかり、敗退の憂き目を見た。
しかしながら、荒木、染野、松村が結果を残し、若手の底上げに繋がった。
天皇杯は予選がリーグ戦となる変更となり、出場すら叶わずに終えた。
終盤の勢いを思うと、元日に試合が出来なかったことを無念に思う。
・リーグ戦
Fマリノス戦にて初勝利後は、秋口の大分戦・ガンバ戦での連敗があるだけで、安定し戦いをした。
特に篤人の引退後から始まった7連勝は過密日程をものともしない今季の鹿島を象徴するモノであった。
結果的には5位というアジアに手の届かぬ順位となったが、三竿が試合直前で出場回避した名古屋戦や山本脩斗がアップ中に怪我をしたセレッソ戦、永戸の新型コロナウイルス陽性反応のあった川崎戦など、不慮の事故があった試合で星を落としたように思う。
過密日程でも攻撃的サッカーにて勝利を掴んだことは間違いない。
・退団選手
篤人が夏に引退し、曽ケ端もシーズン終了後にユニフォームを脱ぐ決意をした。
山本脩斗が湘南に、伊東幸敏がJEFに移籍した。
名古が湘南にレンタル。
もう少し出て行く選手がおるやも知れぬ。
しかしながら、主軸は残り、バックアップも十分な状況となっておる。
来季への影響は少なかろう。
・来季に向けて
ボランチの助っ人補強が破談になった報以外には補強の噂は漏れ聞こえてこぬ。
今季の陣容からも来季に向けては、レオ・シルバの後継者以外には必要としないと思われる。
そして新卒として、大卒3名、高卒2名、ユースから1名が加入してくる。
大卒の常本佳吾くん、林尚輝くん、早川友基くんは即戦力に数えられておることが明確にわかる。
高卒の須藤直輝くん、小川優介くんとユースの舩橋佑くんはU-18日本代表候補に名を連ねる有望株である。
ザーゴ監督は、若い選手を起用することに躊躇がない指導者である、今季の新人のように早くから出場機会を与えられるのではなかろうか。
エヴェラウドを残留させることが出来れば、リーグを狙うに十分な陣容である。
今季の後半に見せた攻撃的なサッカーで国内を席巻すると予想する。
楽しい一年になるであろう。
良いお年を。
・天皇杯決勝戦
まずは昨季の最終戦、そして大岩監督のラスト采配となった神戸との試合から新年がスタートした。
結果は残念なモノであった。
準決勝戦での聖真の負傷が響いたことは言うまでもない。
大岩監督は常に怪我人を抱え、彼がイメージするサッカーが出来たようには思えなかった。
これは、2016年シーズンのツケと2017年1月のタイでの親善試合がずっと尾を引いておったと考えておる。
あそこで無理なスケジュールが組まれたことで、石井監督が率いた前半は調子が安定せずACLも落とした。
あとを継いだ大岩監督もよく戦い最多勝ち点は稼いだが、得失点差で涙を呑んだ。
2018年シーズンはPSMにてレアンドロが長期離脱という大怪我をして、準備が足りなくなってしまった。
2019年シーズンもセルジーニョがセレッソ戦にて負傷離脱すると、復帰後もパフォーマンスが上がらずタイトルを逃すこととなってしまった。
そしてこの天皇杯決勝であった。
この年、2020年シーズンを暗示していたのやも知れぬ。
・新加入選手
エヴェラウド、ファン・アラーノ、永戸勝也、杉岡大暉、奈良竜樹、広瀬陸斗、和泉竜司が移籍してきた。
奈良こそ出場機会が少なかったが、概ねポジションを得て躍動してくれた。
補強は成功だったと言える。
新卒の、荒木遼太郎、松村優太、染野唯月、山田大樹はそれぞれ出場機会を得て結果を出した。
未来への投資も成功しておる。
・新型コロナ以前
シーズンイン後にセルジーニョが中国移籍し、U-23日本代表のメンバーは大会に出場と、監督が替わったところでメンバーが揃わぬ状況にて、天皇杯決勝戦からわずか27日後の1月28日にACL POを戦い、不運な失点にて敗退した。
悪条件が重なりすぎたと言えよう。
ルヴァン杯GS、リーグ戦開幕戦と零封負けとなった。
試合開始早々にビッグチャンスを作るも決まらず、不運な失点で敗戦という、同じような形であった。
個人的には2012年のジョルジーニョ体制と重ね合わせたイメージになっておった。
いずれ上向くという手応えは感じておったことも事実である。
また、この時点では、ルヴァン杯のGSは2敗しても2位抜けで問題のないレギュレーションであったため楽観しておった。
・公式戦中断
新型コロナウイルスの影響にて中断期間に入った。
当初は2週間程度と高をくくっておったが、結果的に4ヶ月の長期にわたって中断し、コンディションを整えるだけで精一杯の状況であったように思う。
・リーグ再開後
3連敗を喫し、公式戦は6連敗となった。
勝てぬ鹿島が報じられ、不安に思う民も多かったと思う。
ただ、川崎戦は誤審のオフサイドゴールで調子を崩したことも理由に挙げられる。
このあたりも運が悪かったのではなかろうか。
・ルヴァン杯、天皇杯
過密日程のためルヴァン杯のGSは大きく日程を削られ、1敗が大きくのしかかり、敗退の憂き目を見た。
しかしながら、荒木、染野、松村が結果を残し、若手の底上げに繋がった。
天皇杯は予選がリーグ戦となる変更となり、出場すら叶わずに終えた。
終盤の勢いを思うと、元日に試合が出来なかったことを無念に思う。
・リーグ戦
Fマリノス戦にて初勝利後は、秋口の大分戦・ガンバ戦での連敗があるだけで、安定し戦いをした。
特に篤人の引退後から始まった7連勝は過密日程をものともしない今季の鹿島を象徴するモノであった。
結果的には5位というアジアに手の届かぬ順位となったが、三竿が試合直前で出場回避した名古屋戦や山本脩斗がアップ中に怪我をしたセレッソ戦、永戸の新型コロナウイルス陽性反応のあった川崎戦など、不慮の事故があった試合で星を落としたように思う。
過密日程でも攻撃的サッカーにて勝利を掴んだことは間違いない。
・退団選手
篤人が夏に引退し、曽ケ端もシーズン終了後にユニフォームを脱ぐ決意をした。
山本脩斗が湘南に、伊東幸敏がJEFに移籍した。
名古が湘南にレンタル。
もう少し出て行く選手がおるやも知れぬ。
しかしながら、主軸は残り、バックアップも十分な状況となっておる。
来季への影響は少なかろう。
・来季に向けて
ボランチの助っ人補強が破談になった報以外には補強の噂は漏れ聞こえてこぬ。
今季の陣容からも来季に向けては、レオ・シルバの後継者以外には必要としないと思われる。
そして新卒として、大卒3名、高卒2名、ユースから1名が加入してくる。
大卒の常本佳吾くん、林尚輝くん、早川友基くんは即戦力に数えられておることが明確にわかる。
高卒の須藤直輝くん、小川優介くんとユースの舩橋佑くんはU-18日本代表候補に名を連ねる有望株である。
ザーゴ監督は、若い選手を起用することに躊躇がない指導者である、今季の新人のように早くから出場機会を与えられるのではなかろうか。
エヴェラウドを残留させることが出来れば、リーグを狙うに十分な陣容である。
今季の後半に見せた攻撃的なサッカーで国内を席巻すると予想する。
楽しい一年になるであろう。
良いお年を。
コメントの投稿
原理さん
今年も色々な情報ありがとうございました
今年も色々な情報ありがとうございました
今年もありがとうございました
原理主義様、今年もたくさんの情報をアップしていただき、誠にありがとうございました。
想像もしていなかった新型コロナウイルスにより世界中がたいへん厳しい生活を現在も強いられておりますが、原理主義様から我ら鹿サポが生きる活力となる情報、コメントを届けていただき、心より感謝申し上げます。
チームはザーゴ監督のもと、変革期を乗り越え、完成間近と感じます。
ここ数年、怪我人や主軸がチームを離れ、勝負所で勝ち切れない試合もありましたが、来年もアントラーズ勝利のために、現場第一で参戦します。(声で選手を後押しできないのが辛いですが...)
とにかく今は、エヴェラウドの残留と新型コロナの終息を願いつつ、来年は鹿ファミリー全員が笑顔になりますように...。
原理主義様におかれましては、多々ご苦労があると思いますが、お身体ご自愛いただき、引き続き、よろしくお願いいたします。
想像もしていなかった新型コロナウイルスにより世界中がたいへん厳しい生活を現在も強いられておりますが、原理主義様から我ら鹿サポが生きる活力となる情報、コメントを届けていただき、心より感謝申し上げます。
チームはザーゴ監督のもと、変革期を乗り越え、完成間近と感じます。
ここ数年、怪我人や主軸がチームを離れ、勝負所で勝ち切れない試合もありましたが、来年もアントラーズ勝利のために、現場第一で参戦します。(声で選手を後押しできないのが辛いですが...)
とにかく今は、エヴェラウドの残留と新型コロナの終息を願いつつ、来年は鹿ファミリー全員が笑顔になりますように...。
原理主義様におかれましては、多々ご苦労があると思いますが、お身体ご自愛いただき、引き続き、よろしくお願いいたします。
今年も一年間、お世話になりました。良いお年を。また来年も楽しみにしております。
今年一年お疲れ様でした。来年も宜しくお願いします。
毎日更新ありがとうございます。
今は綺世とエヴェありきの戦術なので何が起きても不思議ではなく、来年はチームとしての強さの安定化が求められますね。
今年と一緒で基礎工事の一年になると思います。
毎日更新ありがとうございます。
今は綺世とエヴェありきの戦術なので何が起きても不思議ではなく、来年はチームとしての強さの安定化が求められますね。
今年と一緒で基礎工事の一年になると思います。
原理主義さま、本年もありがとうございました。日に3-5回もチェックするサイトです。来年こそリーグタイトルをと期待しています。
エヴェラウドの件も気になりますが、先程大迫日本復帰かとのニュースもありました。ブラジルもドイツもコロナ禍で移籍金は死活問題のようで、まだまだ動きがある事でしょう。ピトゥカの件も期待しており、来年、どういうメンバーになっても応援したいです。(昌子だけは戻って来て欲しいですが)
エヴェラウドの件も気になりますが、先程大迫日本復帰かとのニュースもありました。ブラジルもドイツもコロナ禍で移籍金は死活問題のようで、まだまだ動きがある事でしょう。ピトゥカの件も期待しており、来年、どういうメンバーになっても応援したいです。(昌子だけは戻って来て欲しいですが)
今年もありがとうございました
原理主義さん、今年もありがとうございました!
この一年も、原理主義さんのサイトを見ない日はありませんでした。
来年こそは、アントラーズがタイトルを取り、原理主義さんと喜べる日が来ることを願うばかりです。
来年もよろしくお願いいたします!
この一年も、原理主義さんのサイトを見ない日はありませんでした。
来年こそは、アントラーズがタイトルを取り、原理主義さんと喜べる日が来ることを願うばかりです。
来年もよろしくお願いいたします!
今年も一年、毎日拝見させて頂きました。
大変な時期ですが、お身体ご自愛下さい。新年もまた沢山の情報を掲載して頂けること、楽しみにしております。
大変な時期ですが、お身体ご自愛下さい。新年もまた沢山の情報を掲載して頂けること、楽しみにしております。