鹿島アントラーズFC、新体制事業発表
2021シーズンの新体制事業発表会見の模様を伝える各紙である。
まず小泉社長は「2ケタ億以上の収入の減収がある」と厳しい状況を口にしながらも、この30周年に向けて記念事業を大々的に打ち上げることを明言する。
勝負の年と銘打っておることが伝わってくる。
そしてジーコの「これからも決して哲学を変えてはいけないということです」という言葉が胸に染みこんでくる。
「99.9999%不可能」を可能とさせた奇蹟のクラブを更に盛り上げていきたい。
今年は記念すべき年、重要である。

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鹿島が創設30周年の節目に大型事業実施へ! 昨夏から長編ドキュメンタリーも撮影中
鹿島アントラーズは26日、2021シーズンの新体制事業発表会見をオンラインで行った。創設30周年という節目の年。スローガンには「進化」「深化」の意味を込めた『Football Dream-しんか-』を掲げ、ドキュメンタリー映像の製作など大型事業にも乗り出した。
多くのチームが新加入選手のお披露目として行っている「新体制発表」(2月中旬実施予定)とは異なり、ピッチ外の事業に的を絞った「新体制事業発表」。鹿島ならではのオンライン会見には、小泉文明社長一人が登壇した。
冒頭では「Jリーグに加盟できる可能性は、ほとんどゼロ。99.9999%不可能だ」と称された30年前からの歴史をたどる記念ムービーが公開され、創設30周年の記念日である21年10月1日に向けて行うさまざまな記念事業が紹介された。
さらに長編のドキュメンタリー映像製作という目玉企画も発表。すでに昨年夏から映像チームによる撮影が始まっているといい、コンセプトなどは創立記念日に向けて発表される予定となっている。小泉社長は「クラブの歴史と、将来をつなげるようなドキュメンタリーにしたい」と意気込みを述べた。
そのほか、鹿の角をモチーフとした30周年記念ロゴ、クラブ史上初のネイティブアプリの開発、記念企画チケット、ブランドとのコラボを含めた限定グッズ発売、ホームゲームごとの背番号をテーマにした通年企画など、多くの事業が行われる予定。選手たちがピッチ内でタイトル奪還を目指す一方、ピッチ外でも勝負の一年となりそうだ。
クラブ創設時からピッチ内外でクラブを支えてきたテクニカルディレクターのジーコ氏も特設サイトでコメントを発表している。
「鹿島アントラーズの創設30周年に立ち合えるということは、創設に関わった一人として、非常に感謝していますし、誇りに思います。発足当時、私はアントラーズに合った必要なものを探し、選手として培った経験などを伝え、勝者の哲学を植え付けてきました。その哲学をクラブとして確立し、継続して取り組んできたからこそ、ここまでの実績を残せるクラブになったのだと思います。私が願うことは、これからも決して哲学を変えてはいけないということです。アントラーズに関わる全員が一つの目標に対して取り組み、選手、クラブ、サポーターが一致団結して戦うこと。皆さんとともにアニバーサリーを素晴らしいものとし、一体感をもって戦いましょう。鹿島アントラーズ、30歳おめでとう」
【鹿島】新体制事業発表会見を実施。創設30周年を迎える2021年は、ピッチ内外での“しんか”で期待に応える一年に
サッカーダイジェスト編集部
2021年01月26日
「この地域が先進的な街であるような取り組みをやっていきたい」(小泉社長)

30周年の今季、ピッチ内では「タイトルを獲るのは必須の条件」と小泉社長は意気込む。(C)KASHIMA ANTLERS
J1の鹿島アントラーズは1月26日、新シーズンに向けた新体制事業発表会見をオンラインで実施した。
冒頭で小泉文明代表取締役社長は、クラブスローガンを発表。創設30周年を迎える2021年は、「Football Dream-しんか-」を掲げ、フットボール、ビジネスの両面での“進化”と“深化”を目指す。
アニバーサリーイヤーとなる今季は様々な記念事業を展開し、クラブ史上初のドキュメンタリー映像の制作、伝統の背番号をテーマとした通年企画、記念グッズやチケットの販売ほか、未来に向けた新たなプロジェクトを随時発表していく予定だ。
事業方針としては、パートナーとの協業実績を広く発信するクラブ公式noteの運用開始、鹿嶋市内の小学校での実践的なプログラミング教室の実施、クラブ史上初となるネイティブアプリのローンチ、New Normal時代のデジタルサービスの提供、アントラーズビジネスカレッジやDX化のコンサル事業の推進などが明らかにされた。
アントラーズのこれまでの歴史を踏まえ、小泉社長は「地域のシンボルとして、生活の中に根差した30周年」と語る。そして次の30年を見据えて、「様々な地域の課題に対して、私たちが持っているアセットの中で応えられるものは、積極的に応えていきたい」と意気込む。
「サッカーチームが本当の意味で、Jリーグが掲げているように、地域のハブとして、より新しい未来のライフスタイルが提供できるようなことができてくるんじゃいか。クラブのパートナー企業の方々の知識やノウハウ、技術を使いながら、この地域が先進的な街であるような取り組みをやっていきたい」
ピッチ内に関しては、「監督がザーゴに代わり、フットボールもかなり新しい変化をした一年」と昨季を振り返る。タイトルを獲得できなかったことに悔しさを滲ませるが、「良いフットボールに進んできたのは間違いない」と自負する。
30周年の今季、「タイトルを獲るのは必須の条件」と考える。「これまでのフットボールをどのように進化させていくのか。その結果、勝利というところで、みなさまの期待に応えたい、そういう一年にしたい」と言葉に力をこめた。
構成●サッカーダイジェスト編集
鹿島小泉社長「新規事業を強化して危機乗り越える」
[2021年1月26日15時11分]
クラブ創設30周年となる鹿島アントラーズの新体制事業発表会見が26日、オンラインで行われ、クラブの小泉文明社長が今季のスローガンや、新規事業などを説明した。
今季のスローガンは「Football Dream-しんか」。フットボールとビジネス両面での「進化」と「深化」の意味を込めている。サッカー面では昨季就任したザーゴ監督が、主導権を握るアグレッシブなサッカーを展開しており、今季はさらにスタイルに磨きをかけタイトルを目指す。
事業面では「クラブ史上初のドキュメンタリー映像制作」「クラブの伝統の背番号をテーマにした企画」「記念グッズ&チケット」「ネイティブアプリの開発」「スタジアムの貴賓室・来賓室の改装と一般利用」「スタジアムシートの改修」「アントラーズビジネスコンサルティング」などが発表された。
スタジアムの貴賓室と来賓室は、試合開催日以外に会議室として一般利用できるよう、会議テーブルやスクリーンなどを導入し、スタジアムの稼働率、収益向上を目指す。また、客席はバックスタンドの一部を改修。若者やカップルがリゾート気分で試合観戦できるソファ席や、人工芝上のテーブル席を新設し、家族連れがピクニック気分になれる雰囲気を醸し出す。
また、下部組織でOBを積極的に登用し、下部組織を含め「強いアントラーズ」を目指す。柳沢敦氏が、鹿島ユースの監督に就任。昨季引退した佐藤昭大氏がジュニアユースのGKコーチに就任し、小笠原満男氏が引き続き、テクニカルアドバイザーとしてユースを中心に指導を行う。
20年は新型コロナウイルスの影響を受けスタジアムの観客動員数が減少し、クラブの減収は必至だ。小泉社長は「2ケタ億以上の収入の減収がある。かなり厳しい状況。今年もコロナの状況がどうなるか分からないが、以前の状況に戻るのは時間がかかると思っている」とし「(収益には)勝利が連動する部分がある。昨年のチームの強化をベースにしながらタイトルを取ることで事業の後押しが出来れば」と、タイトルへの強い思いを口にした。本年度の予算組は現在、進行中。小泉社長は「去年よりどう売り上げが挙げられるか。ドキュメンタリー、グッズ、コンサルティング事業をはじめ、収益性の高い事業をつくらないと利益につながっていかない。新規事業を強化して危機を乗り越えていきたい」と語った。
まず小泉社長は「2ケタ億以上の収入の減収がある」と厳しい状況を口にしながらも、この30周年に向けて記念事業を大々的に打ち上げることを明言する。
勝負の年と銘打っておることが伝わってくる。
そしてジーコの「これからも決して哲学を変えてはいけないということです」という言葉が胸に染みこんでくる。
「99.9999%不可能」を可能とさせた奇蹟のクラブを更に盛り上げていきたい。
今年は記念すべき年、重要である。

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鹿島が創設30周年の節目に大型事業実施へ! 昨夏から長編ドキュメンタリーも撮影中
鹿島アントラーズは26日、2021シーズンの新体制事業発表会見をオンラインで行った。創設30周年という節目の年。スローガンには「進化」「深化」の意味を込めた『Football Dream-しんか-』を掲げ、ドキュメンタリー映像の製作など大型事業にも乗り出した。
多くのチームが新加入選手のお披露目として行っている「新体制発表」(2月中旬実施予定)とは異なり、ピッチ外の事業に的を絞った「新体制事業発表」。鹿島ならではのオンライン会見には、小泉文明社長一人が登壇した。
冒頭では「Jリーグに加盟できる可能性は、ほとんどゼロ。99.9999%不可能だ」と称された30年前からの歴史をたどる記念ムービーが公開され、創設30周年の記念日である21年10月1日に向けて行うさまざまな記念事業が紹介された。
さらに長編のドキュメンタリー映像製作という目玉企画も発表。すでに昨年夏から映像チームによる撮影が始まっているといい、コンセプトなどは創立記念日に向けて発表される予定となっている。小泉社長は「クラブの歴史と、将来をつなげるようなドキュメンタリーにしたい」と意気込みを述べた。
そのほか、鹿の角をモチーフとした30周年記念ロゴ、クラブ史上初のネイティブアプリの開発、記念企画チケット、ブランドとのコラボを含めた限定グッズ発売、ホームゲームごとの背番号をテーマにした通年企画など、多くの事業が行われる予定。選手たちがピッチ内でタイトル奪還を目指す一方、ピッチ外でも勝負の一年となりそうだ。
クラブ創設時からピッチ内外でクラブを支えてきたテクニカルディレクターのジーコ氏も特設サイトでコメントを発表している。
「鹿島アントラーズの創設30周年に立ち合えるということは、創設に関わった一人として、非常に感謝していますし、誇りに思います。発足当時、私はアントラーズに合った必要なものを探し、選手として培った経験などを伝え、勝者の哲学を植え付けてきました。その哲学をクラブとして確立し、継続して取り組んできたからこそ、ここまでの実績を残せるクラブになったのだと思います。私が願うことは、これからも決して哲学を変えてはいけないということです。アントラーズに関わる全員が一つの目標に対して取り組み、選手、クラブ、サポーターが一致団結して戦うこと。皆さんとともにアニバーサリーを素晴らしいものとし、一体感をもって戦いましょう。鹿島アントラーズ、30歳おめでとう」
【鹿島】新体制事業発表会見を実施。創設30周年を迎える2021年は、ピッチ内外での“しんか”で期待に応える一年に
サッカーダイジェスト編集部
2021年01月26日
「この地域が先進的な街であるような取り組みをやっていきたい」(小泉社長)

30周年の今季、ピッチ内では「タイトルを獲るのは必須の条件」と小泉社長は意気込む。(C)KASHIMA ANTLERS
J1の鹿島アントラーズは1月26日、新シーズンに向けた新体制事業発表会見をオンラインで実施した。
冒頭で小泉文明代表取締役社長は、クラブスローガンを発表。創設30周年を迎える2021年は、「Football Dream-しんか-」を掲げ、フットボール、ビジネスの両面での“進化”と“深化”を目指す。
アニバーサリーイヤーとなる今季は様々な記念事業を展開し、クラブ史上初のドキュメンタリー映像の制作、伝統の背番号をテーマとした通年企画、記念グッズやチケットの販売ほか、未来に向けた新たなプロジェクトを随時発表していく予定だ。
事業方針としては、パートナーとの協業実績を広く発信するクラブ公式noteの運用開始、鹿嶋市内の小学校での実践的なプログラミング教室の実施、クラブ史上初となるネイティブアプリのローンチ、New Normal時代のデジタルサービスの提供、アントラーズビジネスカレッジやDX化のコンサル事業の推進などが明らかにされた。
アントラーズのこれまでの歴史を踏まえ、小泉社長は「地域のシンボルとして、生活の中に根差した30周年」と語る。そして次の30年を見据えて、「様々な地域の課題に対して、私たちが持っているアセットの中で応えられるものは、積極的に応えていきたい」と意気込む。
「サッカーチームが本当の意味で、Jリーグが掲げているように、地域のハブとして、より新しい未来のライフスタイルが提供できるようなことができてくるんじゃいか。クラブのパートナー企業の方々の知識やノウハウ、技術を使いながら、この地域が先進的な街であるような取り組みをやっていきたい」
ピッチ内に関しては、「監督がザーゴに代わり、フットボールもかなり新しい変化をした一年」と昨季を振り返る。タイトルを獲得できなかったことに悔しさを滲ませるが、「良いフットボールに進んできたのは間違いない」と自負する。
30周年の今季、「タイトルを獲るのは必須の条件」と考える。「これまでのフットボールをどのように進化させていくのか。その結果、勝利というところで、みなさまの期待に応えたい、そういう一年にしたい」と言葉に力をこめた。
構成●サッカーダイジェスト編集
鹿島小泉社長「新規事業を強化して危機乗り越える」
[2021年1月26日15時11分]
クラブ創設30周年となる鹿島アントラーズの新体制事業発表会見が26日、オンラインで行われ、クラブの小泉文明社長が今季のスローガンや、新規事業などを説明した。
今季のスローガンは「Football Dream-しんか」。フットボールとビジネス両面での「進化」と「深化」の意味を込めている。サッカー面では昨季就任したザーゴ監督が、主導権を握るアグレッシブなサッカーを展開しており、今季はさらにスタイルに磨きをかけタイトルを目指す。
事業面では「クラブ史上初のドキュメンタリー映像制作」「クラブの伝統の背番号をテーマにした企画」「記念グッズ&チケット」「ネイティブアプリの開発」「スタジアムの貴賓室・来賓室の改装と一般利用」「スタジアムシートの改修」「アントラーズビジネスコンサルティング」などが発表された。
スタジアムの貴賓室と来賓室は、試合開催日以外に会議室として一般利用できるよう、会議テーブルやスクリーンなどを導入し、スタジアムの稼働率、収益向上を目指す。また、客席はバックスタンドの一部を改修。若者やカップルがリゾート気分で試合観戦できるソファ席や、人工芝上のテーブル席を新設し、家族連れがピクニック気分になれる雰囲気を醸し出す。
また、下部組織でOBを積極的に登用し、下部組織を含め「強いアントラーズ」を目指す。柳沢敦氏が、鹿島ユースの監督に就任。昨季引退した佐藤昭大氏がジュニアユースのGKコーチに就任し、小笠原満男氏が引き続き、テクニカルアドバイザーとしてユースを中心に指導を行う。
20年は新型コロナウイルスの影響を受けスタジアムの観客動員数が減少し、クラブの減収は必至だ。小泉社長は「2ケタ億以上の収入の減収がある。かなり厳しい状況。今年もコロナの状況がどうなるか分からないが、以前の状況に戻るのは時間がかかると思っている」とし「(収益には)勝利が連動する部分がある。昨年のチームの強化をベースにしながらタイトルを取ることで事業の後押しが出来れば」と、タイトルへの強い思いを口にした。本年度の予算組は現在、進行中。小泉社長は「去年よりどう売り上げが挙げられるか。ドキュメンタリー、グッズ、コンサルティング事業をはじめ、収益性の高い事業をつくらないと利益につながっていかない。新規事業を強化して危機を乗り越えていきたい」と語った。
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No title
30周年コンセプトムービー、すばらしかったです。
「0.0001%の奇跡」から「献身、誠実、尊重」そして、さまざま映像の後に「すべては勝利のために」。
この文字が出てきた時には自然に涙が溢れてきました。
長編ドキュメンタリー映像や背番号をテーマの通年企画も楽しみです。
新事業や取り組みなど小泉社長体制になったことに感謝しつつも、やはりすべては「勝利」あってこそだと思います。
次の10年、30年と「夢を続ける」ためにも、シーズン終了時にはタイトルとともにこの30周年を祝えると信じています!!
「0.0001%の奇跡」から「献身、誠実、尊重」そして、さまざま映像の後に「すべては勝利のために」。
この文字が出てきた時には自然に涙が溢れてきました。
長編ドキュメンタリー映像や背番号をテーマの通年企画も楽しみです。
新事業や取り組みなど小泉社長体制になったことに感謝しつつも、やはりすべては「勝利」あってこそだと思います。
次の10年、30年と「夢を続ける」ためにも、シーズン終了時にはタイトルとともにこの30周年を祝えると信じています!!