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1週間余りでの再戦、新監督の采配は如何に

「大きな変化を加えることは難しく、これまでの積み重ねと選手たちの能力に頼ることになるだろう」と記すJリーグ公式の田中滋氏によるプレビューである。
監督交代後に過密日程に入り、チームに大きなメスを入れることはままならぬ。
ここは指揮官の手腕が問われるところ。
この中二日という期間にてどのような手を打ってくるのであろうか。
またルヴァン杯というこも大きな影響を及ぼすであろう。
GSにて2連勝しており、首位対決ということとなる。
引き分けも視野に入れても良いところ。
ただし、ここで勝利すればプレーオフ進出がほぼ決まるだけにそのあたりの試合運びに注目が集まる。
新監督はどのようなゲームプランを用意するのであろうか。
興味深い一戦である。

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1週間余りでの再戦。今度は相馬監督体制で

JリーグYBCルヴァンカップを2連勝、8得点と好調な滑り出しをした両チームの対戦だ。鹿島は14日にザーゴ監督の解任が発表され、相馬 直樹コーチが監督に昇格する形で明治安田J1第10節・徳島戦を戦った。準備期間がない中でコンパクトな守備を徹底。徳島につけ入るスキを与えず、リーグ戦では今季初となる無失点勝利で勝点3を手にした。初陣を飾った相馬監督は「短い時間で準備したことを選手たちが期待以上にやってくれた」と、選手たちの奮闘を称えた。

ただ、攻撃面については「取って速く攻めるということは今後も持っていきたいところですけど、そこくらいしか手をつけられませんでした」と、まだまだ整理できずに徳島戦を迎えていた。今回も徳島から戻り、中2日で準備するしかない。大きな変化を加えることは難しく、これまでの積み重ねと選手たちの能力に頼ることになるだろう。ただ、最近の試合では2試合連続でセットプレーの流れから得点を奪うことができている。徳島戦で見事なヘディングシュートを決めた町田 浩樹など、長身の選手も多いだけに手堅く戦うことができれば理想的だろう。

札幌は16日(金曜)にJ1第10節・横浜FM戦を戦い、アンデルソン ロペスのゴールで先制したものの、終盤に3失点を喫して逆転負けとなった。基本とするマンツーマンの守備は、局面で突破を許すと苦しい状況に追い込まれる。天野 純やエウベル、前田 大然の技術やスピードを90分間食い止めるのは難しかったのかもしれない。

両チームは4月11日に対戦したばかり。鹿島が永戸 勝也と上田 綺世のゴールで前半から2点のリードを奪ったが、FKから田中 駿汰がすぐさま1点を返すと、後半に得たPKをアンデルソン ロペスが決めて2-2の引き分けに終わっている。前半は鹿島が長いボールを前線に蹴り込む形でペースをつかんだが、後半は札幌の最終ラインに岡村 大八が入ったことで高さでの優位を維持できず、簡単に起点を作れず札幌ペースに変わっていった。

その試合から1週間余りで今回の対戦を迎える。鹿島は監督が代わった影響もあり、同じような戦いになるとは限らないだろう。相馬監督は次の試合を視野に入れず、「目の前のゲームを一試合一試合勝ちにいけるように、そこで出し切って、その上で勝った、負けた、引き分けたということになる」と選手たちにも呼びかけている。チーム状況を踏まえれば次の試合を考えて戦えるほど余裕がないとも言えるが、選手たちを一致団結させ、集中力を維持することにもつながるだろう。

両チームの公式戦での対戦は、過去5試合で見ると札幌が2勝2分1敗と良い成績を残している。リーグカップでの対戦は2012年以来となり、そのときは鹿島が2-1で勝利を収めた。互いに連戦の最中であり、札幌は中3日、鹿島は中2日で迎えるため、両監督のメンバー選考にも注目が集まる。

[ 文:田中 滋 ]

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