大迫一発
5番目評価に発奮!大迫逆襲の一発

紅白戦に途中出場し、レギュラー組でゴールを決めた大迫勇也(左)
Photo By スポニチ
鹿島の新人FW大迫勇也(18=鹿児島城西高)が意地のゴールを決めた。19日に行われた30分1本の紅白戦で、FWマルキーニョス(32)の負傷により急きょ途中出場。レギュラー組で日本代表FW興梠慎三(22)と初めて2トップを組み、24分に右足でゴールを決めた。2得点を記録した13日のホンダロック戦(宮崎)以降はFW陣5人のうち5番目の評価を受けていたが、逆襲をアピールする1発となった。
反撃ののろしだった。大迫は24分、MF野沢のグラウンダーの左クロスに鋭く反応。ゴール前に飛び込み、滑り込みながら右足を合わせた。「ゴール?いいボールが来たので。早くやりたかった?それはそう思っていた」。やっと巡ってきたチャンスで、きっちりと結果を出した。
出番は急に訪れた。右足首を打撲したFWマルキーニョスに代わって6分から途中出場。初めてレギュラー組に入り、興梠とコンビを組んだ。「最初は戸惑ったけど、時間がたつにつれて楽しかった。興梠さん?学ぶことばかりでした」。日本代表のストライカーともまずまずのコンビネーションを見せた。
チームは13日のホンダロック戦後に宮崎から鹿島に戻り、16日から4日連続で紅白戦を行った。だが、大迫は初日にサブ組でプレーしただけで、2日連続で出場機会を与えられなかった。22人に入れない選手は、紅白戦が行われているピッチの周りを走るだけ。この日もオリヴェイラ監督に呼ばれるまでは、紅白戦を見つめながら走っていた。FW5選手で5番目の評価。その悔しさをぶつけた一発だった。
課題となっているボールを受ける動きについて「ちょっとは良くなったけどまだまだです」と話した大迫。練習後、オリヴェイラ監督からも「攻守の切り替えをもっと速く」と指導を受けた。指揮官はじっくり育てる方針を固めているが、この日のゴールがそれを覆すきっかけになる可能性はある。
[ 2009年02月20日 ]
大迫弾!初主力組で結果、先発アピール…鹿島
◆鹿島紅白戦 主力組2―2控え組(19日・鹿島クラブハウスグラウンド、30分1本) 鹿島の超大物ルーキーFW大迫勇也(18)が19日、クラブハウスで行われた紅白戦(30分)で1得点を挙げた。試合開始6分、右足首打撲で退いたFWマルキーニョスに代わって、途中出場。24分に右足スライディングシュートを決めた。3日ぶりに巡ってきたチャンスで、結果を残した。
出番は急にやってきた。試合開始と同時にランニングを命じられたが、マルキーニョスが負傷退場したことで、オリヴェイラ監督から急きょ声が掛かった。初めての主力組で「最初は戸惑ったけど、時間がたつにつれて慣れてきた」との言葉通り、出場から18分後、MF野沢の左クロスをゴールに流し込んだ。
チームは16日から4日連続で紅白戦を行ったが、層の厚い鹿島では紅白戦出場を巡る競争も激しいため、大迫は17、18日は不出場。「そりゃもう、早く出たかった」という思いをゴールにつなげた。試合後には、同監督から「攻守の切り替えを速く」と指導を受けた。「ちょっと良くなってきたけど、まだまだ。学ぶことばっかり」と大迫。現時点ではFW陣5番手だが、目標にする今年中のデビューへ、今は結果を積み重ねる。
(2009年2月20日06時01分 スポーツ報知)
鹿島・紅白戦ゴール決める 大迫、存在感示す
2009/02/20(金) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
Jリーグ1部(J1)鹿島のFW大迫勇也が19日、紅白戦でゴールを決め、存在感を示した。
練習後の紅白戦に出場予定はなかったが、6分に主力組のFWマルキーニョスが右足を痛め、急きょ出番が回ってきた。主力組でのプレーは初めてで、「最初はとまどった」というが、時間がたつにつれ、ボールタッチの回数も増えた。見せ場は24分、野沢の左からの折り返しに、中央でスライディングシュート。結果を残した。
「レギュラー組はパスの質も高いし、やっていて楽しい」と笑顔。ただ、宮崎合宿のホンダロック戦と同様、起点となる動きは全くできず、「少しずつ良くなっているけどまだまだ」と課題は多い。FWの5番手であることは認識しており、少しずつはい上がるつもりだ。

【写真説明】
紅白戦でゴールを決める鹿島・大迫=クラブハウスグラウンド
まだまだと言いつつも結果を出す大迫である。
謙虚な姿勢を示しておるが、内面は燃えておろう。
スターの証である。
大事に育てたい。
大迫の活躍は喜ばしいが、その影でマルキーニョスが負傷しておる。
これは心配である。
大事を取っただけと思いたい。
今季もマルキーニョスの活躍抜きに躍進は想像出来ぬ。
それほど重要な位置に助っ人FWはおるのである。
とはいえ、絶好調の田代とよよも控えておる。
質の高いFWが切磋琢磨しておるのだ。
明日のPSM水戸戦では今季の出来を確認したい。

紅白戦に途中出場し、レギュラー組でゴールを決めた大迫勇也(左)
Photo By スポニチ
鹿島の新人FW大迫勇也(18=鹿児島城西高)が意地のゴールを決めた。19日に行われた30分1本の紅白戦で、FWマルキーニョス(32)の負傷により急きょ途中出場。レギュラー組で日本代表FW興梠慎三(22)と初めて2トップを組み、24分に右足でゴールを決めた。2得点を記録した13日のホンダロック戦(宮崎)以降はFW陣5人のうち5番目の評価を受けていたが、逆襲をアピールする1発となった。
反撃ののろしだった。大迫は24分、MF野沢のグラウンダーの左クロスに鋭く反応。ゴール前に飛び込み、滑り込みながら右足を合わせた。「ゴール?いいボールが来たので。早くやりたかった?それはそう思っていた」。やっと巡ってきたチャンスで、きっちりと結果を出した。
出番は急に訪れた。右足首を打撲したFWマルキーニョスに代わって6分から途中出場。初めてレギュラー組に入り、興梠とコンビを組んだ。「最初は戸惑ったけど、時間がたつにつれて楽しかった。興梠さん?学ぶことばかりでした」。日本代表のストライカーともまずまずのコンビネーションを見せた。
チームは13日のホンダロック戦後に宮崎から鹿島に戻り、16日から4日連続で紅白戦を行った。だが、大迫は初日にサブ組でプレーしただけで、2日連続で出場機会を与えられなかった。22人に入れない選手は、紅白戦が行われているピッチの周りを走るだけ。この日もオリヴェイラ監督に呼ばれるまでは、紅白戦を見つめながら走っていた。FW5選手で5番目の評価。その悔しさをぶつけた一発だった。
課題となっているボールを受ける動きについて「ちょっとは良くなったけどまだまだです」と話した大迫。練習後、オリヴェイラ監督からも「攻守の切り替えをもっと速く」と指導を受けた。指揮官はじっくり育てる方針を固めているが、この日のゴールがそれを覆すきっかけになる可能性はある。
[ 2009年02月20日 ]
大迫弾!初主力組で結果、先発アピール…鹿島
◆鹿島紅白戦 主力組2―2控え組(19日・鹿島クラブハウスグラウンド、30分1本) 鹿島の超大物ルーキーFW大迫勇也(18)が19日、クラブハウスで行われた紅白戦(30分)で1得点を挙げた。試合開始6分、右足首打撲で退いたFWマルキーニョスに代わって、途中出場。24分に右足スライディングシュートを決めた。3日ぶりに巡ってきたチャンスで、結果を残した。
出番は急にやってきた。試合開始と同時にランニングを命じられたが、マルキーニョスが負傷退場したことで、オリヴェイラ監督から急きょ声が掛かった。初めての主力組で「最初は戸惑ったけど、時間がたつにつれて慣れてきた」との言葉通り、出場から18分後、MF野沢の左クロスをゴールに流し込んだ。
チームは16日から4日連続で紅白戦を行ったが、層の厚い鹿島では紅白戦出場を巡る競争も激しいため、大迫は17、18日は不出場。「そりゃもう、早く出たかった」という思いをゴールにつなげた。試合後には、同監督から「攻守の切り替えを速く」と指導を受けた。「ちょっと良くなってきたけど、まだまだ。学ぶことばっかり」と大迫。現時点ではFW陣5番手だが、目標にする今年中のデビューへ、今は結果を積み重ねる。
(2009年2月20日06時01分 スポーツ報知)
鹿島・紅白戦ゴール決める 大迫、存在感示す
2009/02/20(金) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
Jリーグ1部(J1)鹿島のFW大迫勇也が19日、紅白戦でゴールを決め、存在感を示した。
練習後の紅白戦に出場予定はなかったが、6分に主力組のFWマルキーニョスが右足を痛め、急きょ出番が回ってきた。主力組でのプレーは初めてで、「最初はとまどった」というが、時間がたつにつれ、ボールタッチの回数も増えた。見せ場は24分、野沢の左からの折り返しに、中央でスライディングシュート。結果を残した。
「レギュラー組はパスの質も高いし、やっていて楽しい」と笑顔。ただ、宮崎合宿のホンダロック戦と同様、起点となる動きは全くできず、「少しずつ良くなっているけどまだまだ」と課題は多い。FWの5番手であることは認識しており、少しずつはい上がるつもりだ。

【写真説明】
紅白戦でゴールを決める鹿島・大迫=クラブハウスグラウンド
まだまだと言いつつも結果を出す大迫である。
謙虚な姿勢を示しておるが、内面は燃えておろう。
スターの証である。
大事に育てたい。
大迫の活躍は喜ばしいが、その影でマルキーニョスが負傷しておる。
これは心配である。
大事を取っただけと思いたい。
今季もマルキーニョスの活躍抜きに躍進は想像出来ぬ。
それほど重要な位置に助っ人FWはおるのである。
とはいえ、絶好調の田代とよよも控えておる。
質の高いFWが切磋琢磨しておるのだ。
明日のPSM水戸戦では今季の出来を確認したい。