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両者にとって“試合間隔”という言葉がキーワードになりそうな一戦だ

「長崎が2年前のリベンジを果たすのか」と記すJリーグ公式の杉山文宣氏によるプレビューである。
長崎番記者とすれば、2019年大会準決勝の記憶が強かろう。
確かにあの試合は鹿島アントラーズが勝利し勝ち上がった。
しかしながら、その代償は大きく、この長崎戦にて土居聖真が負傷交代する羽目となった。
その怪我が決勝戦も癒えきらずに敗戦を喫することとなった事が鹿島アントラーズ側として記憶に残る。
如何に土居聖真という選手の存在の大きさを痛感させられた。
聖真のコンディションが整っておれば、別の世界線があったであろう。
それはまた別の話である。
そして今回の対戦では、鹿島が中二日の過密日程であることに対して、長崎は1ヶ月以上の中断明けとのこと。
これはまた難しい試合となりそうである。
相馬監督はどのようなメンバーで挑むことになるのであろうか。
今夏に3人の移籍があり大幅な入れ替えは難しい、ましてやACL出場権のためにもはい田尾は許されぬ重要な試合となる。
徳島戦の起用法からは、荒木とレオ・シルバは休ませると予想出来るが、この二人抜きで攻撃の形を作れるか否かは注目となろう。
タイトルのため、ACL出場権のため、必勝の一戦である。

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ポイントは“試合間隔”。長崎指揮官のマネジメントはいかに

ベスト8進出を懸けた天皇杯ラウンド16。トランスコスモススタジアム長崎ではJ2の長崎がJ1の鹿島を迎える。

2回戦、3回戦に続き、地元での試合となる長崎だが、チームにはアクシデントが続いている。東京五輪による中断期間明け初戦となるはずだった明治安田J2第24節・金沢戦が暴風雨により、試合延期に。さらに続くJ2第25節・山形戦も大雨の影響で延期となり、思わぬ形で公式戦から1カ月以上も遠ざかっている。新型コロナウイルス感染症陽性判定者が3人出たこともあり、十分なメンバーがそろわない状況だったが、この間に復帰できた可能性も高い。2回戦と3回戦はリーグ戦で出場機会の少なかった選手がプレーしてきたが、今回も同様の形をとるのか。それとも、週末のリーグ戦に向けて主力が試合勘を養うことに活用するのか。どういう狙いを持って入るのか、松田 浩監督のマネジメントに注目が集まる。

一方の鹿島は2回戦でYS横浜、3回戦で栃木を相手に快勝を飾り、危なげなくラウンド16進出を決めている。天皇杯ではリーグ戦からメンバーを完全に入れ替える形ではなく、リーグ戦のメンバーも起用している。今季は公式戦15連戦を経験し、チームの総合力を示してきているだけに、どういったスタンスで臨むのか。3日前にリーグ戦を戦っており、3日後にもリーグ戦が控えている。中2日で長崎までの移動が入ることでコンディションへの影響は避けられない。フレッシュなメンバーで臨むのか、それとも2回戦、3回戦と同様の起用法となるのか。こちらも相馬 直樹監督の判断に注目したい。

両者の天皇杯での対戦と言えば、長崎サポーターにとって忘れることができないのは2年前の準決勝だろう。最後的に鹿島が勝ったものの、激闘が繰り広げられた。前半の早い段階で鹿島が2点を先行する形になったが、長崎も前半のうちに1点を返す。後半に入って鹿島が3点目を奪うが、長崎も1点差に追い上げて食らいついた。初めての元日決勝へ強い意欲を示していた長崎だったが、国内最多タイトル数を誇る強敵の前に夢を断たれてしまった。

前回は県立カシマサッカースタジアムでの対戦だったが、今回は本拠地で戦うことができる。ホームアドバンテージをうまく生かしたいところだ。今季途中での監督交代後、[4-4-2]をベースとしたソリッドなスタイルが浸透している長崎だが、鹿島も4バックをベースとしたソリッドさがある。相馬監督が今季途中に就任してからは伝統とも言えるセットプレーの強さも際立っているだけに、そこへの対応にも注意を払いたい。

長崎が2年前のリベンジを果たすのか。それとも、鹿島が前回対戦同様、長崎を退けるのか。両者にとって“試合間隔”という言葉がキーワードになりそうな一戦だ。

[ 文:杉山 文宣 ]

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天皇杯長崎戦は2年間の激闘の疲労がピークに達した試合でしたね。
(確か2018〜2019年で公式戦115試合目)
決勝はヘトヘトでしたがそれまでの道のりと残した数々の成績は誇れます。
ここまでエネルギーを吐き切ったクラブは日本で初です。
優勝より尊いものを見させてもらいました。

話変わって今回の長崎戦。
当時とメンバーは違いますが燃料は充分です。
申し訳ないけど長崎さんの期待感を砕く試合になると思います。
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狂おしいほどの愛。
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我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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