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Fマリノス戦コメント・報道

「前半のうちに素晴らしい形から2得点を奪うことができた。守備では、守ろうとして少しラインが下がってしまう場面もあったが、選手たちが互いに助け合いながら、粘り強く体を張って無失点で終えることができた」と試合を振り返る指揮官である。
早い時間に先制したこともあり、相手にボールを持たれる時間帯が長かった。
そこを耐えきったチーム全体の守備を賞賛するところである。
2度ほどあったピンチも運があったと言わざるを得ない。
それもまた相馬監督の持つ"実力"と言えよう。
そして殊勲の先制打を決めた荒木遼太郎は。「綺世くんがFWで出るようになって、綺世くんにつられる選手が多いので、自分も空いてくると思っていた」とセンターFWを立てる。
綺世の存在感がこの連勝をもたらせたように思う。
その綺世は、「はよりゴールに近い選択肢をタイミングよく選べたし、それを感じ取って良いパスを出してくれたので決められたと思います」と言う。
ピトゥカとのイメージのシンクロが伝わってくる。
こうした連携の妙こそがサッカーの醍醐味とも言える。
良いチームになっておる。
その綺世のバースデーゴールを大きく取り上げられておる。
Fマリノス戦では連発中であり、相性の良さが伝えられる。
綺世自身は相手がハイラインであることを挙げておる。
このあたり戦術的なかみ合わせがあろう。
この先、様々な相手と対峙していく。
綺世のゴールにて勝っていこう。
楽しみである。

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2021明治安田生命J1リーグ 第27節

鹿島アントラーズ:相馬 直樹
このような状況により、われわれのファン・サポーターの皆さんがスタジアムに来ることができなかった。その中でも、画面の前で一緒に戦ってくれていたと思う。選手たちと一体となって勝ち点3を手にすることができた。応援してくださった皆さんにありがとうございますと伝えたい。

試合は、横浜FMがボールを保持し、われわれが素早い攻撃を狙うという展開になった。ただ、もう少し攻撃の時間を増やしていきたかった。非常にアグレッシブな攻撃を仕掛けてくる横浜FMに対して、自分たちの時間が多く作れなかった。

一番の狙いは「素早く攻める」という部分だった。前半のうちに素晴らしい形から2得点を奪うことができた。守備では、守ろうとして少しラインが下がってしまう場面もあったが、選手たちが互いに助け合いながら、粘り強く体を張って無失点で終えることができた。勝ち点3をつかみ取った選手たちに感謝したい。

次はYBCルヴァンカップとなる。いい流れを作り、チームの勢いを大きなものにすることができた。名古屋戦へ向けてしっかりと準備していきたい。

Q.守備の部分ではどのような狙いを持っていた?

A.相手のセンターバック、ボランチの位置でプレスをかけていきたいという狙いはあった。上手くかわされてパスを繋がれた場面もあった。ただ、その時にどこまでボールを運ばせるかという整理はできていた。相手の攻撃を限定しながら、ボールを奪って素早く攻めるという部分を狙っていた。ズルズルラインを下げてしまう場面は少なかった。全体の距離感はしっかりと維持することができていた。選手たちがピンチの場面でカバーをするという意識がすごく高かく、チームを指揮していてその意識が見れたことが一番嬉しかった。

Q.失点が少なくなってきている。良くなってきていると感じる部分は?

A.ひとつは、チーム全体の距離感が良くなってきた。悪い時は失い方が悪かった。人数をかけて守るという部分は選手たちも自信を持ってプレーできている。夏場の連戦ではあるが、一人かわされてもしっかりとカバーに入るという場面が多く見えた。最後のゴール前のところでも体を張って戦ってくれた。




【荒木 遼太郎】
(先制点の場面は)聖真君にボールが入った時点で2対2の状況だった。最初は相手選手の前に入って行こうと思っていたが、状況を見てファーサイドへ逃げていく動きを選択した。聖真君が浮き球のボールを入れてくれたので、僕はヘディングで合わせるだけだった。

【上田 綺世】
僕が起点を作ろうと思い、サイドでパスを受けようとしたが、ピトゥカがドリブルで運んでくれて、相手DFと2対1の状況を作ることができた。僕はよりゴールに近づくための選択肢をタイミングよく選ぶことができた。ピトゥカも僕の動きを感じ取って良いパスを出してくれたので、ゴールを決めることができたと思う。みんなが勝利のために、それぞれのパフォーマンスを発揮することができた。たまたまゴールを決めた今日が誕生日だったが、チームにとって貴重な勝利となった。チームもこれから勢いに乗っていけると思う。素晴らしい誕生日になった。

明治安田生命J1リーグ 第27節
2021年8月28日(土)19:00KO
日産スタジアム


鹿島アントラーズ鹿島
[ 相馬 直樹監督 ]
今日はコロナ禍の状況の中で、いつも応援にきてくれるサポーターが一緒に戦うことができませんでした。ただ、モニターの前で一緒に応援して、そして戦ってくれたんじゃないかと思います。選手たちとともに一体となって勝点3を奪うことができた。その先に、応援してくれた方々がいらっしゃるだろう、というところも含めて、まずありがとうございましたと伝えたいと思います。

ゲームのほうは、まずマリノスさんがボールを持ち、われわれが速く攻めるのを狙うという形になったかと思います。もちろんもうちょっと、攻撃の時間を増やしたかったんですけれども、早く点を取れたのが1つ、やはり連戦という中で、運動量が多いマリノスさんの、前に人数をかけてくる攻撃に(対して)少しマイボールになっても、なかなか自分たちの時間を作れないことは多かったかなと思います。ただ、1番の狙いである速く攻めるというところで、前半のうちに素晴らしい形で2点を取ることができたと思います。

そのリードも含めて、多少守りたくなる、ズルズルラインが下がってしまう時間も多少あったんですけれども、本当に選手たちがお互いを助け合いながら(戦ってくれた)。二度ほど決定的に近い相手のチャンスはあったと思いますが、マリノスさんの高い攻撃力に対して最後まで粘り強く体を張りつつ、そして助け合いつつ、0失点で、そして勝点3を持って帰ってきてくれた選手たちに感謝したいと思います。

次はルヴァンになりますけども、大きな流れ、われわれにとって良い流れを作ること、またそれを大きくすることができましたので、名古屋との対戦に向けて準備していきたいと思います。

--守備の狙いは?
もっと前で、高いポイントで相手のCB、降りたボランチの選手に高い位置でプレスを掛けたいというのはありました。ただ、そういった中で追い切れない、少しうまく回されたときに、どこだったらボールを運ばせていいのかはチームとして整理できているところで、そこで相手の攻撃を限定しながら決定的に割らせないという形。プラス、取って速くというところにつなげたい。そういった狙いだったと思っています。

明治安田生命J1リーグ 第27節
2021年8月28日(土)19:00KO
日産スタジアム


上田 綺世 - Ayase UEDA
FW 18
上田 綺世
Ayase UEDA

--ゴールについて振り返ってください。
あのシーンは、ボールを奪ってから(ディエゴ)ピトゥカがそのボールを持って前を向いたシーンでした。僕は最初サイドに起点を作ろうと思って、1回開いたんですけど、(ディエゴ)ピトゥカがドリブルで運んできてくれて、CBの畠中(槙之輔)選手と2対1を作ることができたので、僕はよりゴールに近い選択肢をタイミングよく選べたし、それを感じ取って良いパスを出してくれたので決められたと思います。

--横浜FM相手には5試合で6得点。全試合で得点していますが得意な意識は?
得意なイメージは特にないですけど、やっぱりハイラインだと分かっていましたし、自分の動き出しという武器は生きやすいんじゃないかとは思います。

--暫定3位に浮上しました。上位争いを繰り広げていることに関しては?
順位はあくまで暫定なので気にせず、残りの一試合一試合、僕は僕のパフォーマンスを出して、チームを勝たせる準備だったり、練習だったり、トレーニングだったりを励んでいきたいと思っていますし、それをみんなができたら、またこうやって勝って、一つひとつステップアップできるんじゃないかと思います。

荒木 遼太郎 - Ryotaro ARAKI
MF 13
荒木 遼太郎
Ryotaro ARAKI

--先制ゴールについて。
(土居)聖真くんにボールが入った状況で2対2になったんですけど、そこで中に入って最初は相手の前でクロスに触ろうと思ったんですけど、「厳しいな」ということでファーサイドにちょっと逃げた。そしたら聖真くんが浮き球でパスを出してくれて、合わせるだけでした。

--ジーコテクニカルディレクターが見守る中で3位になった。どういった手ごたえを感じているか。
ジーコさんが戻ってきて、最初の試合でマリノスという相手に勝てて、順位も1つあげられて良かったかなと思っています。試合前に、ジーコさんがテレビで(以前ゴールした)試合を見ててくれたみたいで「ナイスゴール」と言ってくれたので、少し励みになりましたし、今日も決められたので良かったです。

--プロになって初めてのヘディングでのゴールだったが?
ボールの滞空時間が動画で見るより長く感じたんですけど、うまく決められて良かったです。

--あと1点で2ケタ得点を達成する。得点に対する成長をどう感じていますか?
FWが(上田)綺世くんになってから、綺世くんを警戒して釣られる選手が多くなっていた。そこで自分が空いてくるかな、というふうに今日は思っていて、ちょうどよく自分が空いて今日も点を取ることができました。綺世くんとの関係というのは非常に良い関係ができてると思っています。

鹿島が絶好調の横浜FMに「ダブル」達成! ホームに続きアウェーでも2点差で撃破◎J1第27節



【鹿島】自ら祝砲! 上田綺世が「動き出しの武器は生きやすいと」バースデーゴールで2戦連発

2021-08-28
サッカーマガジン編集部


8月28日の明治安田生命J1リーグ第27節、鹿島アントラーズは2位の横浜F・マリノスのホームに乗り込んだ。15分、30分と素早く奪った得点が効いて2-0の勝利を収めたが、その2点目は上田綺世のバースデーゴールだった。「たまたま誕生日だった」と言いながら、笑顔がこぼれた。


上写真=上田綺世が自身のゴールで23歳の誕生日を祝って、完封勝利も手にした(写真◎J.LEAGUE)

■2021年8月28日 明治安田生命J1リーグ第27節(@日産ス/観衆4,829人)
横浜FM 0-2 鹿島
得点者:(鹿)荒木遼太郎、上田綺世

「素晴らしい誕生日になりました」

 上田綺世が誕生日を自らのゴールでお祝いだ。

 鹿島アントラーズが絶好調の横浜F・マリノスを2-0でたたいた8月28日のJ1第27節。この日は上田の23歳の誕生日だった。15分に荒木遼太郎が先制ヘッドを決めて幸先のいいスタートを切ると、そのときは30分にやってきた。

 横浜FMの攻撃を防いでから、ディエゴ・ピトゥカが自陣ペナルティーエリア付近からドリブルを開始した。相手のアプローチが弱いのを見切るとスピードアップ、そのままぐいぐいと敵陣に進入していく。

「奪ってからピトゥカが前を向いたとき、サイドで起点を作ろうと開いたんです」

 上田はまず右サイドに流れた。タッチライン際まで開いたが、ドリブルは止まらない。

「そこからまた運んでくれて畠中選手と2対1になったので、よりゴールに近い選択をしました」

 外に開いてから今度は斜め前にゴール方向に走り出すと、ピトゥカがベストタイミングでスルーパスを滑り込ませてくれた。そのままゴールへ一直線、追いかける畠中を振り切り、コースを防ごうと飛び出してきたGKの高丘陽平の股下を右足のアウトサイドキックで射抜いた。

「ハイラインで来るのはわかっていて、動き出しの武器は生きやすいと思っていました」

 相手に捕まらないようなすり抜けは、横浜FMのように前に前にと寄せてくるやり方は格好の狙い目だったのだ。

 前節の清水エスパルス戦に続いて2試合連続ゴール。23歳は最高のスタートになった。

「たまたま誕生日でしたけど、貴重な勝利になったと思いますし、チームも勝って勢いがつけばいいと思いますし、乗れると思います。素晴らしい誕生日になりました」

取材◎平澤大輔 写真◎J.LEAGUE


【写真】上田綺世は最前線に立って、2列目の選手の動きを引き出しながら、裏抜けの武器も生かした(写真◎J.LEAGUE)

上田綺世が23歳バースデー弾! “お得意様”横浜FMから5戦6発「自分の武器は活きやすい」



[8.28 J1第27節 横浜FM 0-2 鹿島 日産ス]

 横浜F・マリノス相手にプロ入り以来5試合連続ゴールで通算6点目。鹿島アントラーズのFW上田綺世がまたしても“お得意様”を沈めた。この日は23歳の誕生日。上田はプロ入り後初のバースデーゴールに「たまたま誕生日でした」としながらも、「貴重な勝利になったと思うし、チームも勝って、これから勢いに乗って行けたらと思う。素晴らしい誕生日になった」と振り返った。

 1-0でリードして迎えた前半30分、上田は自陣から長い距離をドリブルしてきたMFディエゴ・ピトゥカからのスルーパスに絶妙なタイミングで抜け出した。

「ボールを奪ってからピトゥカが前を向いて、初めはサイドに起点を作ろうと思っていた」。まずは右サイドのスペースに開いた上田だったが、ピトゥカの判断を見てプレー選択を変更。「ゴールに近い選択肢をタイミングよく選べたし、それを感じ取っていいパスを出してくれた」と追いかけてきたDF畠中槙之輔の背中を取り、ゴール前に走り込みながらパスを受けた。

 そのまま自身の間合いでシュートモーションに入り、最後はアウトサイドキックでGK高丘陽平の股下を打ち抜いた。これで横浜FM戦では全5試合連続ゴールで通算6点目。相性の良い相手について「得意なイメージは特にないけど、ハイラインだというのは分かっていたし、動き出しという自分の武器は活きやすいと思う」と冷静に語った。

 上田の活躍もあり、鹿島は横浜FM相手にシーズンダブルを達成するとともに暫定3位に浮上。それでも「順位はあくまでも暫定なので気にせず、僕は僕のパフォーマンスをしてチームを勝たせる準備をして、トレーニングに励んでいきたい」と落ち着いた言葉。「それをチームみんなでできたら、今後も勝って一つずつステップアップできると思う」とすでに先を見据えていた。

(取材・文 竹内達也)

19歳MF荒木遼太郎の今季9点目はプロ初ヘッド弾「上手く決められて良かった」



[8.28 J1第27節 横浜FM 0-2 鹿島 日産ス]

 電光石火の先制ゴールが横浜F・マリノスの快進撃を止めた。鹿島アントラーズMF荒木遼太郎は前半15分、右サイドを駆け上がったMF土居聖真からのクロスに反応し、ヘディングシュートで先制点を奪取。19歳の今季初ゴールが決勝点となり、横浜FMの無敗は13試合でストップした。

 プロ入り後初のヘディングでのゴールは起点こそ相手DFのクリアミスだったが、フィニッシュはたえまない判断の賜物だった。

「聖真くんにボールが入って、相手と2対2になり、中に入って相手の前に入って先に触ろうと思ったけど、ボールの持ち方を見て厳しいと思ってファーサイドに逃げた」。その結果、相手のクリアミスを拾った土居のクロスはDF岩田智輝の頭上を超えて荒木の頭にピタリ。「ボールの滞空時間は動画で見るより長く感じたけど、上手く決められて良かった」と手応えの一撃となった。

 価値ある先制点は、横浜FMにとって痛恨の失点。相手選手から「鹿島に対して先制点を取られるとなかなか難しいものがある」(FW仲川輝人)、「イージーな形で失点してしまうと難しくなる」(MF天野純)といった言葉が聞かれたように、その後の相手の攻撃性を大いに削いだ。

 また荒木の今季の得点数はこれで9。19歳での二桁得点に王手をかけた。

「綺世くんがFWで出るようになって、綺世くんにつられる選手が多いので、自分も空いてくると思っていた。ちょうど空いて点が取れるようになった。いい関係ができていると思う」。そんなFW上田綺世との関係性は、守備のプレッシングにおいても上々。「全体的にコンパクトな守備ができている。コンパクトを意識しながらやれていて、守備が安定して失点も少なくなっている」と攻守に手応えを感じている。

(取材・文 竹内達也)

【J1】鹿島上田弾などで暫定3位浮上 横浜は14試合ぶりの敗戦

[2021年8月28日21時21分]


横浜対鹿島 前半、土居の右クロスに頭で合わせて先制ゴールを決める鹿島荒木(中央)(撮影・丹羽敏通)


横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島上田(右)。左は荒木(撮影・丹羽敏通)


<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス

鹿島アントラーズが横浜F・マリノスに勝利して、暫定3位に浮上した。2位の横浜は、14試合ぶりの敗戦となった。

前半15分、鹿島GK沖のフィードが右サイドのMF土居に渡ると、土居のクロスにMF荒木がヘディングで合わせて、鹿島が先制した。

続く30分には、鹿島がカウンターで追加点を奪った。MFディエゴ・ピトゥカが自陣から前線まで運び、スルーパスを受けた東京五輪日本代表FW上田が、右足アウトサイドでゴールを決めた。上田は横浜とのリーグ戦において、プロデビュー後全5試合で得点を決めている。

後半は両者中盤での攻防が続き、なかなかシュートを放てなかった。14分に途中出場の横浜MF水沼が決定機を迎えたが、鹿島GK沖がひざでセーブして得点を許さなかった。

「マリノスキラー」鹿島上田綺世が横浜戦5連連発 2得点絡み3位浮上
[2021年8月28日21時41分]


横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島上田(右)。左は荒木(撮影・丹羽敏通)


横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めてアシストしたディエゴ・ピトゥカと抱き合って喜ぶ鹿島上田(撮影・丹羽敏通)


<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス

23歳の誕生日を迎えた鹿島アントラーズFW上田綺世が2得点に絡む活躍でマリノスキラーぶりを発揮した。前半15分はGKからのロングボールの競り合いを起点にMF荒木の今季9得点目をお膳立て。前半30分には、MFピトゥカのスルーパスに抜け出し冷静に右足でネットを揺らした。上田は19年8月10日に横浜戦でプロ初得点を決めてから、横浜戦5戦連発。守ってもリーグ最多得点の横浜を無失点に抑え3位に浮上した。

19歳鹿島荒木「合わせるだけ」プロ初のヘディング弾、バリ五輪へ思い強く

[2021年8月28日22時41分]


横浜対鹿島 前半、土居の右クロスに頭で合わせて先制ゴールを決める鹿島荒木(中央)(撮影・丹羽敏通)


横浜対鹿島 前半、先制ゴールを決めて笑顔をみせる鹿島荒木(左から3人目)(撮影・丹羽敏通)


<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス

鹿島アントラーズがパリ五輪世代のMF荒木遼太郎(19)のプロ初のヘディング弾などで横浜F・マリノスを2-0で下し、3位に浮上した。

前半15分、MF土居が右サイドからの上げたクロスをゴール前に走り込み、頭で合わせ今季9得点目を決めた。

東福岡高から加入しプロ2年目。昨季は右足で2得点。今季は前節まで右足で7得点、左足で1得点だった。J1通算11点目での頭での得点に「ピンポイントで来て合わせるだけだった。(クロスの)ボールの滞空時間が長く感じたけど決められて良かった」と照れた。

昨季はサイドでの起用が多かったが、今季はトップ下が主戦場。「ゴールに近いし、ゴールを決めたり、アシストをするのが大事。プレーの幅、選択肢も広がって、試合を重ねていくうちに自信もどんどんついてきた」と話す。今季は9得点5アシストで、94年の城彰二以来の19歳シーズン2ケタ得点も見えてきた。パリ五輪への思いは強い。トップ下では東京五輪にも出場したMF久保建英もいるが「チームでどんどん結果を出し続けていきたい」と鹿島での活躍を誓っている。【岩田千代巳】

マリノスキラー鹿島上田23歳誕生日弾「武器生かしやすい」横浜戦5戦連発

[2021年8月28日23時39分]


横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めてアシストしたディエゴ・ピトゥカと抱き合って喜ぶ鹿島上田(撮影・丹羽敏通)


横浜対鹿島 前半、横浜畠中(左)のマークを振り切り2点目のゴールを決める鹿島上田(撮影・丹羽敏通)


横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めた鹿島上田(撮影・丹羽敏通)


横浜対鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決めて喜ぶ鹿島上田(右)。左は荒木(撮影・丹羽敏通)


<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産スタジアム

鹿島アントラーズは横浜F・マリノスを2-0で下し、3位に浮上した。この日、23歳の誕生日を迎えたFW上田綺世が、マリノスキラーぶりを発揮した。

前半15分はGK沖のゴールキックの競り合いでつぶれ、そこを起点にMF荒木遼太郎の今季9得点目をお膳立て。前半30分には、自陣ペナルティーエリア内でボールを奪うと、MFピトゥカからスルーパスを受ける。横浜DF畠中の背後から加速し相手GKと1対1になると、冷静に股抜きシュートを放った。「最初、サイドを起点でつくろうと開いたが、ピトゥカがドリブルで運んできてくれて。センターバックの畠中選手と2対1をつくることができたので、僕はよりゴールに近い選択肢をタイミング良く選べたし、それを感じ取って(ピトゥカが)いいパスを出してくれたので決められたと思います」と振り返った。

19年8月10日に横浜戦でプロ初得点を決めてから、横浜戦5戦連発。横浜に対して「得意なイメージは特にないですけど、ハイラインだと分かっていましたし、自分の動きだしという武器は生かしやすいと思います」と話す。チームも対横浜に5連勝となった。

東京オリンピック(五輪)代表として戦った後、22歳の最後の試合となった25日の前節清水エスパルス戦で得点。23歳の誕生日の日に、2位横浜との対戦で、動きだしとシュート力と持ち味を生かしたバースデー弾を決め、チームを勝利に導いた。「たまたま誕生日でしたけど。大事な場面で貴重な勝利になったと思いますし、チームも勝って勢いに乗れると思いますし、素晴らしい誕生日になったと思います」。東京五輪は無得点に終わり、悔しい思いをしたが、その悔しさを糧に飛躍する23歳になりそうだ。

鹿島MF荒木、94年城彰二以来の19歳2ケタ弾王手 初ヘッドで9点目

[2021年8月29日7時42分 ]


横浜対鹿島 前半、土居の右クロスに頭で合わせて先制ゴールを決める鹿島荒木(中央)(撮影・丹羽敏通)


横浜対鹿島 前半、先制ゴールを決めて笑顔をみせる鹿島荒木(左)(撮影・丹羽敏通)


<明治安田生命J1:横浜0-2鹿島>◇第27節◇28日◇日産ス

鹿島アントラーズがパリ五輪オリンピック(五輪)世代のMF荒木遼太郎(19)のプロ初のヘディング弾などで横浜F・マリノスを2-0で下し、3位に浮上した。前半15分、MF土居が右サイドから上げたクロスをゴール前に走り込み、頭で合わせ今季9得点目を決めた。

東福岡高から加入しプロ2年目。昨季は右足で2得点。今季は前節まで右足で7得点、左足で1得点だった。J1通算11点目での頭での得点に「ピンポイントで来て合わせるだけだった。(クロスの)ボールの滞空時間が長く感じたけど決められて良かった」とはにかんだ。

昨季はサイドでの起用が多かったが、今季はトップ下が主戦場。「ゴールに近いし、ゴールを決めたり、アシストをするのが大事。プレーの幅、選択肢も広がって、試合を重ねていくうちに自信もどんどんついてきた」と話す。今季は9得点5アシストで、94年の城彰二以来の19歳シーズン2ケタ得点も見えてきた。パリ五輪への思いは強い。トップ下では東京五輪にも出場したMF久保建英もいるが「チームでどんどん結果を出し続けていきたい」と鹿島での活躍を誓っている。【岩田千代巳】

23歳の上田が誕生日弾 鹿島、暫定3位に

2021/08/28 23:00


横浜M―鹿島 前半、チーム2点目のゴールを決める鹿島・上田(左)=日産スタジアム

明治安田J1第27節第1日(28日、横浜M0-2鹿島、日産ス)鹿島の上田は23歳の誕生日を自らのゴールで祝った。1―0の前半30分、ディエゴピトゥカのスルーパスに抜けだし、GKと1対1に。右足アウトサイドで股を通し、2試合連続でネットを揺らした。チームを暫定3位に導き「これで乗れる。素晴らしい誕生日になった」とうなずいた。

守る時間も長かったが前線から追い続けた。上位対決での引き締まった戦いぶりはさすが。「僕も必死にプレーしていたし、チームもいつも通りと言えばいつも通り。これが鹿島」と誇った。

鹿島、横浜下し暫定3位再浮上 荒木が先制弾、上田が追加点「一つでも上の順位へ勝ちに貢献したい」

[ 2021年8月28日 22:02 ]

明治安田生命J1リーグ 第27節 鹿島2―0横浜 ( 2021年8月28日 日産スタジアム )


<横浜・鹿島>前半15分、荒木がゴールを決め鹿島が先制(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ


 鹿島が伝統の一戦を制し、暫定3位に再浮上した。アウェーで横浜を2―0で下して2連勝。高卒2年目MF荒木遼太郎(19)が頭で先制ゴールを挙げれば、エースFW上田綺世(23)が右足で追加点を挙げた。5―3で制した5月の前回対戦に続き、“オリジナル10”対決を制した。
 “ハマキラー”ぶりを発揮した。まずは0―0の前半15分。右サイドを抜け出したMF土居のクロスに、MF荒木は「いいボールが来たので合わせるだけでした」と、頭で突き刺して先制のネットを揺らした。今季リーグ9得点目。元日本代表FW宇佐美貴史(29=G大阪)らに並ぶ、10代でのJ1通算11ゴールをマークした。

 さらに、1点リードの同30分。右サイドからスルーパスに抜け出したFW上田が、右足で2戦連続のゴールを挙げた。「一つでも上の順位へ行けるように、勝ちに貢献したい」と話していたように、今季8点目で自身23歳の誕生日を自ら祝福した。これで、横浜との直近の公式戦は6連勝。爆進中の相手にまたも土をつけ、上位に食らいついた。

鹿島 暫定3位浮上、上田がバースデー弾で自ら祝福「勝ちに貢献したい」

[ 2021年8月29日 05:30 ]

明治安田生命J1リーグ第27節 鹿島2ー0横浜 ( 2021年8月28日 日産ス )


<横浜・鹿島>前半30分、上田がゴールを決める
Photo By スポニチ


 鹿島が“ハマキラー”ぶりを発揮し、暫定3位に再浮上した。前節までリーグ13戦負けなしで、首位を猛追していた相手に2―0で完勝。5月の前回対戦に続き“オリジナル10”対決を制し、対横浜戦は公式戦6連勝となった。相馬監督は「マリノスに勝っても勝ち点3しかもらえないので」と、完勝にも表情を引き締めた。
 0―0の前半15分に高卒2年目MF荒木が頭で先制弾。同30分には、この日が23歳の誕生日だったFW上田が右足で2戦連続のゴールを挙げた。対横浜戦はこれで5戦連発となったエースは「得意なイメージはないが、相手がハイラインを敷いてくるのは分かっていた」とうなずき、上位戦線を見据えた。

鹿島、堅守速攻でしたたかに 名門対決、横浜Mに連勝―J1

2021年08月28日23時10分


前半、ゴールを決め、喜ぶ鹿島の上田(右奥)=28日、日産スタジアム


 5月のホーム戦は激しく打ち合って勝利。その一戦以来、13試合負けがなかった好調の横浜Mを、敵地で再び退けた。「(相手の)高い攻撃力に体を張り、助け合いつつ、(失点)ゼロで勝ち点3を持ってきた選手に感謝したい」。鹿島らしさが詰まった勝ち方に、相馬監督は誇らしげだった。
 Jリーグ開幕から唯一続く名門対決。お互いの異なる特長がぶつかる中で、際立ったのは鹿島の伝統の堅守速攻と、したたかな試合運びだった。前半15分と願ってもない早い時間帯に荒木が先制点を奪うと、同30分にも速攻から上田が23歳の誕生日を自ら祝う追加点。先行逃げ切りの態勢に持ち込んだ。
 横浜Mにボールを持たせながら、守備陣は中央を固めてスペースを消すブロックを形成。サイドに追いやりつつ、肝心な部分は割らせない。2戦連発となった上田は「これが鹿島。勝つためにそれぞれが、それぞれのパフォーマンスを発揮できた」と誇った。
 暫定3位に浮上。8月に入って4勝1敗、2失点と安定感が光る。「きょう勝って勢いが付いた。もっと勝ち点を積み上げていければいい」と荒木。「常勝軍団」と呼ばれたかつての姿に近づきつつある。

《明治安田J1》第27節 鹿島、好機逃さず 暫定3位浮上

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ピトゥカと三竿のボランチのバランスが良いですね。
当初はコミュニケーション?の問題もありレオシルバと組んでいましたが、
これでピトゥカと三竿、レオと永木のコンビで質を落とさず回せそうですね
CBは犬飼、町田、林、SBも常本、永戸、安西で回せますし、後ろが安定すれば大崩れはしないですね。
名古屋戦はターンオーバーするでしょうからブエノや松村にも期待です。
気になるのは染野はどーしてるのでしょうか?
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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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