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ルヴァン杯、準々決勝第1戦の行方は如何に

「リーグ戦では同じ勝点47で上位争いを繰り広げるチーム同士」と記すJリーグ公式の斎藤孝一氏によるプレビューである。
シーズン序盤は大きく離されておった勝ち点も今や同点、順位に至っては鹿島が上位という状況で迎えるルヴァン杯となる。
カップ戦ということでお互いに戦い方が変わってこよう。
直近のリーグ戦では名古屋がドロー、鹿島が2-0の快勝と結果に差があるが、それはコンペティションの異なるこの試合では無関係である。
鹿島としてはアウェイ5連戦の最終戦となる。
ここをどのようなイメージで戦うのかも重要なファクターとなる。
2試合で勝敗が決まるため、引き分けもありと割り切る戦いをするのか、勢いに乗って勝利を目指すのか。
選手選考も、守備的か攻撃的か、経験かフレッシュさかと選択肢が多様となる。
相馬監督が選ぶスタメンはどのようになるのか、ゲームプランがどうなのか。
非常に興味深い。
まずは負けぬ事を前提とした重要な一戦である。

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第一関門は好調・鹿島。豊田スタジアムで雪辱を果たせるか

JリーグYBCルヴァンカップもいよいよプライムステージに突入する。豊田スタジアムで行われる準々決勝・第1戦は名古屋と鹿島が激突。リーグ戦では同じ勝点47で上位争いを繰り広げるチーム同士、どちらが先にアドバンテージを得ることができるだろうか。

ホームの名古屋はAFCチャンピオンズリーグに出場していたため、グループステージ及びプレーオフステージが免除。この準々決勝から、今季のルヴァンカップがスタートする。昨季は新型コロナウイルス感染症の影響でレギュレーションの変更があり、準々決勝は一発勝負だった。アウェイの地でFC東京に0-3敗れ、2011年(当時の名称はJリーグヤマザキナビスコカップ)以来のベスト4を逃した。名古屋はこのタイトルをまだ手にしたことがないだけに、今大会で目指すのはもちろん優勝だ。

その前に立ちはだかる最初の関門が鹿島。今季はリーグ戦ですでに2戦しており、1勝1敗と互角の成績だが、チームの勢いが大きく違うのが少し気がかりなところだ。名古屋は日曜日に行われた直近の明治安田J1第27節・清水戦で1-1の引き分け。前半はしぶとく無失点で終え、後半立ち上がりからエンジンをかけると、57分に前田 直輝のミドルシュートが決まって先制。普段ならこのまま1点を守り抜いて勝ちにつなげるところだったが、74分に一瞬のスキを突かれて同点弾を浴びてしまった。

今季の名古屋は、リーグ戦で相手に得点を奪われても勝利できたのは、開幕の福岡戦だけ。しかも、その失点はオウンゴールだった。攻撃力、得点力に課題を抱えたままであり、この鹿島戦もいかに失点せずに試合を進められるかがポイントとなる。

対する鹿島はリーグ前節で、横浜FMを撃破。15分にGK沖 悠哉のロングキックに横浜FM守備陣が目測を誤ると、抜け出した土居 聖真がクロス。それを荒木 遼太郎が頭で合わせて先制に成功。さらに30分、自陣からのロングカウンターで攻め込むと、上田 綺世がシュートを決めて2-0。4連勝中と絶好調で、なおかつ4試合で16得点を挙げていた横浜FMを相手に無失点で勝利した。再開後のリーグ戦5試合は4勝1敗と、鹿島の好調ぶりがうかがえる。

そんな鹿島に対して、名古屋の前田は「横浜FM対鹿島戦を見ていたが、あのマリノスを相手にすごい試合をしていて、鹿島は間違いなく乗っていると思う」と警戒。この準々決勝はホーム&アウェイ方式だが、「一発勝負という意識で勝利にこだわりたい」(前田)と意気込む。

5月12日に行われたJ1第21節で、名古屋は鹿島にシュート0本という完全試合をやられてしまった。そのときの場所は豊田スタジアム。ホームで同じ相手に情けない姿を見せることはできない。あの雪辱を果たすために名古屋がどんな闘いを見せるのか。注目の戦いが始まる。

[ 文:斎藤 孝一 ]

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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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