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水戸戦、前線に届かなかった一か八かのロングボール

先日の水戸戦について解説するサッカーダイジェストの徳原隆元記者である。
「前線に位置する選手の一点を狙った守備ラインからの一気のロングキックが多用されていた」とこの試合での鹿島アントラーズの戦術を説明する。
一見バカ蹴りにも捉えられる単純な先方にも見えなくはない。
しかしながら、一晩経って冷静に顧みると、現代戦略の最先端である"ストーミング"を実践しようとしておるように思える。
一気にゴールになだれ込むこの攻撃的な戦術が花開けば、チームは一気に加速するであろう。
綺世、優磨、エヴェラウド、染野と豪華なFW陣を揃えておるからこそ可能な戦術にて攻撃的に戦っていきたい。
また徳原隆元記者はピトゥカと樋口に光明を見いだす。
特に新戦力の樋口は、ボランチとしては良い位置取りをしてボールを引き出してゲームを回していった。
PK奪取のドリブルに注目が集まりがちであったが、この"位置取り"は非常に興味深かった。
後半、右サイドに移ってからは、攻撃に専念する形となった。
どのポジションにて起用されていくのか吐天も興味深い。
結果ばかりが報じられたこの水戸戦であるが、視点を変えれば見どころ満載であった。
次はいよいよ公式戦である。
温存された綺世や聖真も組み込まれる。
どのような布陣で、どのように戦うのであろうか。
楽しみな週末はもうすぐである。

なぜ鹿島は水戸に負けた? 前線に届かなかった一か八かのロングボール。ピトゥカの奮闘は際立っていたが…

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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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