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ジュビロ戦コメント


FOOTBALL UNIVERSE


「素晴らしい前半だったのではないかと思います」と試合を振り返る指揮官である。
3バック(5バック)の攻略も含め、準備していたことが上手く嵌まった手応えを口にしておる。
そして、「変幻自在に予測ができない相手となることを目指してやっている」という言葉に表れるように、相手に読ませぬ攻撃を選手に仕込んでおることがわかる。
これは素晴らしい。
ここ最近、"再現性のある攻撃"が賞賛されておるが、それを上回るやり方が浸透しつつある。
またLIXIL賞の上田綺世は優磨とのコンビネーションについて問われ、「徐々に合ってきていると思います。優磨くんもパスを出すタイミング、探すタイミングはなんとなくつかめてきているんじゃないか」と語る。
優磨という最高の相棒を得て大きく成長しておることが伝わってくる。
本人は興味がないとは言っておるが、得点王を取って欲しいと強く願う。
そして先制点のカイキは、「自分の役割はゴールを決めること」と明かす。
このジュビロ戦でも序盤からカイキのシュートが脅威になったおった。
そしてゴールという結果を出しておることは、チームへの貢献度の高さと言えよう。
右の松村・常本で崩し、左のカイキ・優磨が仕留めるという部分も一つの形になっておる。
それは松村の「前半は常本選手といい関係性で攻撃を仕掛けることができて」というコメントに表れておる。
とはいえ、上記のように、この形に拘っているわけでもない。
このあたりが今季の強さの秘密であろう。
また安西は、「立ち上がりの10分間のプレーが良かったから、結果的に良いゲームへとつながった」と試合を総括する。
試合の入り方の重要性を説いておる。
序盤の良さは準備の成功を物語る。
レネ監督の試合前の仕込みが良いと考えられる。
リーグ序盤を振り返っても、それを感じさせられる。
勝ち点を落としたFマリノス戦、名古屋戦も、チームが崩壊した様子はなかった。
このサッカーを更に熟成させ、この順位を維持していきたい。
楽しみである。


FOOTBALL UNIVERSE


2022明治安田生命J1リーグ 第11節

[ レネ ヴァイラー監督 ]

明治安田生命J1リーグ 第11節
2022年5月3日(火)15:03KO
県立カシマサッカースタジアム

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No title

得点王に興味ないって職人ですね!得点王って第三者が評価するもので自分はFWとして得点という仕事をするだけ
見るべきことは賞ではなくどうすれば得点できるか。素晴らしい綾世!

監督がやっている高い強度の対人練習や声を掛け合いながらのポジション移動&ポジションを埋める練習が実を結んできているように思えますね。
ポジションは流動的なのですが、思いつきでやっているというより訓練されていることなので
相手にはまさに変幻自在で読みづらい動きとなっているんじゃないかと思います。
見てて面白いですね。
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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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