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上海申花戦報道

鹿島救った18歳、大迫初ゴール!/ACL
2009.3.19 05:03

後半35分、ゴールを決める大迫。大型ルーキーが1ゴール1アシストの活躍で、鹿島を勝利に導いた
 ACL1次リーグ第2節(鹿島2−0上海申花、18日、カシマスタジアム)“救世主”大迫様だ! 今冬の高校選手権で10得点を挙げて1大会得点記録を塗り替えた鹿島の大型ルーキー、FW大迫勇也(18)=鹿児島城西=が、プロ公式戦初先発した上海申花(中国)戦でプロ公式戦初ゴール。先制点もアシストとチームの全2得点にからむ大活躍で、公式戦2連敗中と危機に陥りかけていたチームを3試合ぶりの白星に導き、通算1勝1敗とした。
 プレーで十分、特別なパフォーマンスは無用。ただ照れ笑いするウブな18歳に、万雷の拍手が降り注いだ。初先発の大型新人FW大迫が、まだ高校在籍中の3月にして、早くもプロ初ゴールだ。

 「素直にうれしい。チャンスが来たら、やるしかないと思っていた」

 1−0の後半35分、FWマルキーニョスの左サイドからの低弾道パスへ、左足をダイレクトで振り抜いた。敵DFを避けるため、1度接近したゴールから再び離れてボールを受けてのシュートは決して簡単ではなかったが、豪快にネット上部をヒット。今冬、1大会10得点の高校選手権記録を更新した高い能力を、プロでも発揮した。

 前半終了間際には、中央で巧みなターンを駆使しての縦パスでMF野沢の先制点をアシスト。全2得点にからむ活躍で、泥沼に陥りかけていたチームを救った。鹿島は11日のアジアCL第1戦・水原戦(水原)に1−4、15日のJ1・新潟戦(東北電)に1−2と連敗中で、オリベイラ監督は日本代表FW興梠を外して大迫のプロ公式戦初スタメンを決断。「先発はきのう(17日)の夜聞いた。予想はしてなかったけど、気持ちの入れ替えはスムーズにできた」と背番号34。過度の緊張で睡眠不足に陥ることもなく、指揮官の“切り札”としての期待に応えた。

 試合後には野沢に促されて観客席へ向かい、拡声器を使ってあいさつ。「チャンスが来たら結果を出すように頑張るので、よろしくお願いします!」と初々しく頭を下げると、その後も「まだ始まったばかり。これで終わらないようにしたい」と殊勝な言葉を繰り返した。しかし、視察した日本代表・岡田監督は「まだまだ運動量とかプレーは少ないけど、“モノ”は持っている」と潜在能力の高さを高評価。これから何度も鹿島を救うはず。そしてジャパンを救う日も、近い将来やってくるに違いない。
(須田雅弘)


初得点を挙げた大迫は、小笠原(左)に抱きついて喜びを表した(撮影・財満朝則)

“完全復活”鹿島・小笠原フル出場/ACL
2009.3.19 05:02
 ACL1次リーグ第2節(鹿島2−0上海申花、18日、カシマスタジアム)鹿島・MF小笠原も今季初先発で奮闘。左ひざに全治6カ月の重傷を負った昨年9月20日の柏戦(柏)以来6カ月ぶりの先発でフル出場した。「やっと試合をしたという感じ」。選手生命の危機さえささやかれただけに、本格復帰に感慨深げ。オリベイラ監督は今季ここまで公式戦4試合すべて同じ先発11人を送り出してきたが、ついに3人を入れ替え。中でも大黒柱の復帰は大きく、結果に表れた。


大迫プロ初ゴール!公式戦初先発で決めた

<鹿島・上海申花>ゴールをきめた大迫勇也はガッツポーズ
Photo By スポニチ

 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は18日、1次リーグ第2戦を各地で行い、G組の鹿島はカシマで上海申花(中国)を2―0で破って初勝利を挙げた。公式戦初先発となった新人FW大迫勇也(18)は、後半35分にACL日本人最年少となるプロ初ゴールを決めるなど1ゴール1アシストの活躍。鹿島は公式戦の連敗を2で止めた。H組の川崎Fはアウェーで浦項(韓国)と1―1で引き分けた。

 衝撃の先発デビューだった。後半35分、左サイドを突破したマルキーニョスのクロスを、大迫が左足ダイレクトでゴールへ叩き込む。ACL本大会では、日本人最年少の18歳10カ月0日での公式戦初ゴールに、スタンドの「大迫コール」がなかなか鳴りやまなかった。

 「うれしかった。(相手DFの)前でもらおうと思ったら、DFとかぶったので後ろに動いた。7、8割の力でスムーズに打てた。入った感じがありました」

 公式戦5試合目、練習試合を含めても初の先発は、試合前夜に言い渡された。大迫自身も予想してなかったが、それでも「普通に寝ました」と緊張はなかった。それ以上に試合開始からプレーできる喜びの方が大きかった。試合前には小笠原や岩政から「思い切りプレーしろ。お前がミスしたらオレたちが取り返すから」と激励された。プレッシャーは消えていた。

 ゴール以外でも非凡な才能を発揮した。前半45分にポストプレーで野沢の先制ゴールをアシスト。「ちょっとパスが強くなったけど、イメージ通りです」。自ら動いてからくさびのボールを引き出し、絶妙なラストパスを送った。「もっと自分から呼び込んでボールを触りたい」。試合を通しての動きだしに関しては反省したが、課題は徐々にクリアしつつある。

 全得点に絡んだ大迫の1ゴール1アシストで、チームは公式戦の連敗を2でストップ。「素晴らしい能力を持っている。将来、日本を背負う選手になるかもしれない」とオリヴェイラ監督も持ち上げた。「まだ始まったばかり。これで終わらないようにしたい」。進化を続ける18歳が王者・鹿島の救世主になる。

[ 2009年03月19日 ]

大迫プロ初マイクパフォーマンスは…?
 【ACL 鹿島2―0上海申花】鹿島FW大迫がプロ初のマイクパフォーマンスを行った。終了後に先制点を決めたMF野沢とともに鹿島サポーターの陣取るゴール裏のスタンドに上がり、拡声器を手に「チャンスがあったらまた結果を出せるように頑張るので、応援よろしくお願いします」と叫んだ。「どうしていいのか分からなかった。拓さん(野沢)が行けと言ったので…」と振り返っていた。
[ 2009年03月19日 ]

帰ってきた!小笠原半年ぶり先発フル出場
 【ACL 鹿島2―0上海申花】鹿島MF小笠原が完全復活した。左ひざの前十字じん帯を損傷した08年9月20日の柏戦以来、179日ぶりに先発出場。すでに今季、途中出場で試合には復帰していたが、負傷後初となった先発をフル出場で飾り「疲労もそんなにない。まだできた」と余裕たっぷり。キャプテンマークを巻き、持ち前のパスワークと闘志あふれるプレーでチームを勝利に導き「これからどんどん勝っていけるように」と話した。
[ 2009年03月19日 ]


大迫、初スタメンで初ゴールに初アシスト!鹿島救った…ACL

後半35分、鹿島・大迫がプロ初ゴールを決める
 ◆アジア・チャンピオンズリーグ1次L第2戦 ▽G組 鹿島2―0上海申花(18日・カシマスタジアム) 鹿島が超大物ルーキーFW大迫勇也(18)の公式戦初ゴールとアシストの活躍で、2―0で上海申花(中国)を下した。プロ初先発の大迫は前半44分、MF野沢拓也(27)の先制点をアシストすると、後半35分には左足でだめ押しゴールをたたき込んだ。公式戦2連敗中、負ければ1次リーグ敗退の危機となるチームを救う、圧巻のアジアデビュー戦となった。

 試合後、FW大迫は右往左往していた。ゴール裏のサポーターへあいさつに向かうと、スタンドへ上がるように促される。鹿島では若手が戦力として認められた時に行われる恒例行事だが、ルーキーには「知らなかった」こと。何度も引き返そうとしたが、MF野沢に背中を押されてスタンドへ。拡声機で「結果を出すので応援お願いします」と叫んだ。初先発で初得点、初アシスト。期待の星は拍手に包まれ、照れ笑いを浮かべた。

 圧巻だった。1点をリードした後半35分、FWマルキーニョスのクロスに「相手DFと重なっていたので後ろに下がった」と反応し、左足シュート。ゴール中央に決めた。交代ボードが掲げられ、残された1プレーでの得点。「交代は知らなかったけど、決められてうれしかった。マルキに感謝したい」全力疾走で喜びを表現した。
連敗を止めた チームを救った。ACL水原戦(11日)、新潟戦(15日)と連敗。オリヴェイラ監督は低迷するチームの起爆剤として、大迫ら3人を新潟戦の先発から代えた。大迫は前半44分にも、MF野沢の先制点をアシスト。ACL日本人最年少記録で2位となる得点と合わせ、最高の結果でその期待に応えた。


試合後、スタンドに上がりサポーターにあいさつする鹿島・大迫(左から2人目)

 活躍の裏には、先輩の励ましがあった。エースだった鹿児島・育英館中学。大事な試合で決定機を決められず、敗れた。泣き崩れた大迫に救いの手を差し伸べたのは、現在のチームメート、元日本代表のFW田代だ。同中学サッカー部のコーチが、田代と福岡大でプレーした縁があり「どうしようもないから、励ましてやってくれ」と頼まれ「ミスは誰でもある。気にするなよ。これから取り返せばいいんだ」と電話した。その言葉に救われた大迫は、大きく成長を遂げ、高校選手権での10ゴールにつなげた。

 「きょうは満男(小笠原)さん、大樹(岩政)さんが、ミスしてもいいから思い切ってやれって言ってくれた。それで思い切りやれた」19日にバーレーン戦の日本代表メンバーの発表を控える岡田監督は「運動量も少ないけど、(能力は)持っている」と絶賛。原博実日本協会強化担当技術委員長は「良い選手というのはチャンスで必ず結果を残す。右でも左でも打てるし、楽しみな選手が出てきている」と喜んだ。大迫が王者・鹿島を再び上昇気流に乗せた。

 ◆大迫 勇也(おおさこ・ゆうや)1990年5月18日、鹿児島・加世田市(現南さつま市)生まれ。18歳。3歳でサッカーを始める。昨年、J1の6クラブからオファーを受けた逸材。鹿児島城西高3年時の08年度全国高校選手権で、史上最多の10得点で得点王。U―20日本代表候補。182センチ、70キロ。

(2009年3月19日06時03分 スポーツ報知)

179日ぶり小笠原が先発復帰…ACL
 ◆アジア・チャンピオンズリーグ1次L第2戦 ▽G組 鹿島2―0上海申花(18日・カシマスタジアム) MF小笠原が昨年9月20日の柏戦以来、179日ぶりに先発復帰。フル出場で勝利に貢献した。左ひざ前十字じん帯損傷の大けがを克服したが「相手が引いてきたので、疲れもまったくない」と感傷的な言葉は一切なし。激しいコンタクトでピンチの芽を摘み、攻撃では効果的な配球を見せての快勝を「勝ちが欲しかった」と喜んだ。
(2009年3月19日06時01分 スポーツ報知)

小笠原主将の先発復帰フル出場も吹き飛ぶ大迫の大活躍である。
1G1Aで全ての得点に絡み、勝利に大貢献であった。
このスターと共に王者の道を歩んで行きたい。

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