変革の道のりは平坦ではなさそうだ

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鹿島アントラーズFCの監督交代について記す産経新聞運動部の奥山次郎記者である。
ここまでの経緯・背景を伝えると共に、「2年連続となるシーズン途中での指揮官交代は、眼前の結果を求めるあまりの焦りとも映る。勝つことが当然となっているクラブの文化が、腰を据えた再建を阻んでいる印象は拭えない」と苦言を呈す。
確かに端から見ると"迷走"のようにも映るであろう。
しかしながら、取材などからの意図を読み解けば、ザーゴ監督解任、相馬監督退任、レネ・ヴァイラー監督契約解除は、それぞれ背景が異なる。
単に勝てないからといった短絡的なものではないことは明らかである。
今回のレネ・ヴァイラー監督"解任"に関しては、戦術的なものサッカーの方向性などではない。
そして奥山次郎記者は、岩政大樹新監督のコメントから「近年のJリーグを牽引してきたクラブの潮流を分析」と今後の方向性を読み解く。
「苦しい時期があった。それでも岩政監督の指摘通り、眼前の勝敗に惑わされることなく、クラブが信じるサッカーを貫いて頂点を極めた点で共通している」という見解から、今回は長期に渡って指導を任せるように思う。
いずれにせよ多少の"痛み"は伴うであろう。
それを乗り越え、再び黄金期を迎えたい。
期待しておる。

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コメントの投稿
No title
分かったような口聞くなよとこの記者には言いたいね
どれだけ鹿島のことをご存知で書いたのかわかりませんが、個人的にはカチンとくる記事でした。原理さん仰る通り、監督にしても毎度理由は異なるのに、表面だけ取って、あげく聖域に囚われてるなどと、よく言ってくれるなと。あなたより俺たちのほうが鹿島にかけている時間は長えかんなと言ってやりたい。