なんとしても負の流れを食い止めたい

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「なんとしても負の流れを食い止めたいと思っているはず」と記すJリーグ公式の森亮太氏によるプレビューである。
リーグ戦は未勝利が続き、心機一転を図った天皇杯ではJ2の甲府に不覚を取った。
攻めの姿勢は悪くなく、変なカウンターで失点したわけでもない。
このあたりが今の鹿島アントラーズの状況と言えよう。
それをジュビロ番記者としては"負の流れ"と表現した。
これを変えるきっかけとしてJ2降格が現実味を帯びるジュビロとの対戦にて掴みたいところ。
ただ、ジュビロが3週間ぶりの試合に対して鹿島アントラーズは中二日という過密日程となる。
肉体的な疲労はともかく、タイトルを失った喪失感からどのように回復させられるかが重要なカギとなる。
モチベーションをどこに持っていき、高い試合強度を維持出来るか。
それをもたらすのは指揮官の手腕以外にない。
選手を鼓舞し、アウェイながら勝利を掴む強い気持ちを高めるのだ。
この試合に意味と意義は結果にこそある。
来季に向けて重要な一戦である。

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