柏戦コメント
「よく勝ち切ってくれましたし、試合の大半はうまくコントロールできた試合ではあったと思います」と振り返る指揮官である。
知念慶が試合開始直前に負傷離脱という大きなアクシデントに見舞われ、プランが狂ったゲームであったが、旨く対処出来たことは監督としても誇らしいであろう。
とはいえ、前半はピンチが多かったように思う。
やはり本職ではないカイキのセンターFW起用には無理があったように思う。
2トップの相棒である荒木は2ndトップであり、前戦の迫力が足りなかった。
そこで後半からカイキを左に回して聖真をFW起用したことが大きく流れを変えた。
岩政大樹監督の采配力が光った。
それ以上に、センターFWのタスクをこなした器用な聖真が影のMVPではなかろうか。
聖真と組んだことで後半の荒木は前半とは打って変わって水を得た魚のように躍動した。
決勝点も荒木のシュートから得たCKからである。
荒木の復活のカギがどこにあるのかが見えてきたように思う。
その荒木は、「ゴールにつながる仕事はできたので、ここで結果を出したことによりも、もっと試合に絡んでいきたいと思っている」と語る。
ゴールに絡むことこそ荒木に求められるプレーである。
それをこの試合では体現した。
今後に繋がる試合であった。
また決勝点のアルトゥール・カイキは、「自分だけではなくチーム全体で勝ち取ったものだと思いますし、全員が誇らしく思っていい勝利だったと思っています」と謙虚な姿勢を貫く。
このあたりが鹿島で活躍する外国籍選手の特徴のように感じさせられる。
そしてクリーンシートの沖は、「みんなで声をかけて最後の最後まで守り切っての今日の勝ちは非常に大きかったと思います」と言う。
ビッグセーブを連発してこの勝ち点3を得た。
沖の活躍あってこそ。
沖地震が言うようにリーグ戦にも絡んできて欲しいところ。
チーム内の競争が更に激化した試合であった。
次の試合に誰を起用するのか迷うところであろう。
早くも次の試合が楽しみである。
2023JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第5節
[ 岩政 大樹監督 ]
JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第5節
2023年5月24日(水)19:10KO
県立カシマサッカースタジアム
知念慶が試合開始直前に負傷離脱という大きなアクシデントに見舞われ、プランが狂ったゲームであったが、旨く対処出来たことは監督としても誇らしいであろう。
とはいえ、前半はピンチが多かったように思う。
やはり本職ではないカイキのセンターFW起用には無理があったように思う。
2トップの相棒である荒木は2ndトップであり、前戦の迫力が足りなかった。
そこで後半からカイキを左に回して聖真をFW起用したことが大きく流れを変えた。
岩政大樹監督の采配力が光った。
それ以上に、センターFWのタスクをこなした器用な聖真が影のMVPではなかろうか。
聖真と組んだことで後半の荒木は前半とは打って変わって水を得た魚のように躍動した。
決勝点も荒木のシュートから得たCKからである。
荒木の復活のカギがどこにあるのかが見えてきたように思う。
その荒木は、「ゴールにつながる仕事はできたので、ここで結果を出したことによりも、もっと試合に絡んでいきたいと思っている」と語る。
ゴールに絡むことこそ荒木に求められるプレーである。
それをこの試合では体現した。
今後に繋がる試合であった。
また決勝点のアルトゥール・カイキは、「自分だけではなくチーム全体で勝ち取ったものだと思いますし、全員が誇らしく思っていい勝利だったと思っています」と謙虚な姿勢を貫く。
このあたりが鹿島で活躍する外国籍選手の特徴のように感じさせられる。
そしてクリーンシートの沖は、「みんなで声をかけて最後の最後まで守り切っての今日の勝ちは非常に大きかったと思います」と言う。
ビッグセーブを連発してこの勝ち点3を得た。
沖の活躍あってこそ。
沖地震が言うようにリーグ戦にも絡んできて欲しいところ。
チーム内の競争が更に激化した試合であった。
次の試合に誰を起用するのか迷うところであろう。
早くも次の試合が楽しみである。
2023JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第5節
[ 岩政 大樹監督 ]
JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ 第5節
2023年5月24日(水)19:10KO
県立カシマサッカースタジアム