鈴木優磨・関川郁万、5月のベストイレブンに選出
5月のベストイレブンを選んだSportivaの原山裕平氏である。
3-3-4といういささか意味不明なシステムに鈴木優磨と関川郁万の名が挙がる。
5月の鹿島アントラーズの好調さがここに表れた。
関川に関しては、「低迷していた鹿島アントラーズの復調は、この男が昌子源からポジションを奪い返した時期とピタリと重なる。力強い対応で相手の進入を防ぎ、パワフルなヘッドでクロスやロングボールを跳ね返す。12節のC大阪戦では決勝ゴールをマークし勝負強さも示すなど、鹿島のセンターバックの正統後継者として日増しに存在感を増している」と評されておる。
関川を秋田ー岩政に連なるCBの系譜と見た様子。
これには異論がある。確かに強さを十分に持っており強面なところからも鹿島の伝統的なCBと思われがちではある。
しかしながら、関川の特長はその攻撃力にある。
それはセットプレー時の得点力ではなく、常に狙う縦パスや持ち上がりからの連携に強く表れておる。
これだけのCBはJリーグにはそうはおらぬ。
そうした目で鹿島アントラーズの試合を見て欲しいと強く思うところ。
また鈴木優磨については、「迷走した鹿島を復調させた立役者である。11節の札幌戦では決勝ゴールをマークし、国立決戦となった13節の名古屋戦でも先制ゴールをマーク。15節の鳥栖戦では終了間際に同点弾を叩き込み、敗色濃厚のチームを救う活躍を見せた。
魂のプレーでチームを鼓舞し、大事な場面で結果を残す勝負強さも備わる。この男の存在がなければ、鹿島はさらなる窮地に追い込まれていたかもしれない」と綴る。
得点力をクローズアップした形である。
エースがゴールを重ねれば、それはチームの好調に直結する。
それが大きく表れた。
「この男の存在がなければ」というが、優磨がおるからこのシステムを採用しておることも考慮して欲しいところ。
いなければ、FWではなく別のフィニッシャーを置くであろう。
個人的には割を食っておるのは荒木遼太郎と考えておる。
優磨が不在であれば荒木中心のチームになっておるはず。
5月の時点ではそうではなかった。
折り返し後にはそのようになる可能性もある。
今後の鹿島アントラーズに注目である。
Jリーグ5月のベストイレブン「攻守両面で貢献」「圧巻の攻撃力」「別次元のパフォーマンス」を見せた選手たちを独自選考
3-3-4といういささか意味不明なシステムに鈴木優磨と関川郁万の名が挙がる。
5月の鹿島アントラーズの好調さがここに表れた。
関川に関しては、「低迷していた鹿島アントラーズの復調は、この男が昌子源からポジションを奪い返した時期とピタリと重なる。力強い対応で相手の進入を防ぎ、パワフルなヘッドでクロスやロングボールを跳ね返す。12節のC大阪戦では決勝ゴールをマークし勝負強さも示すなど、鹿島のセンターバックの正統後継者として日増しに存在感を増している」と評されておる。
関川を秋田ー岩政に連なるCBの系譜と見た様子。
これには異論がある。確かに強さを十分に持っており強面なところからも鹿島の伝統的なCBと思われがちではある。
しかしながら、関川の特長はその攻撃力にある。
それはセットプレー時の得点力ではなく、常に狙う縦パスや持ち上がりからの連携に強く表れておる。
これだけのCBはJリーグにはそうはおらぬ。
そうした目で鹿島アントラーズの試合を見て欲しいと強く思うところ。
また鈴木優磨については、「迷走した鹿島を復調させた立役者である。11節の札幌戦では決勝ゴールをマークし、国立決戦となった13節の名古屋戦でも先制ゴールをマーク。15節の鳥栖戦では終了間際に同点弾を叩き込み、敗色濃厚のチームを救う活躍を見せた。
魂のプレーでチームを鼓舞し、大事な場面で結果を残す勝負強さも備わる。この男の存在がなければ、鹿島はさらなる窮地に追い込まれていたかもしれない」と綴る。
得点力をクローズアップした形である。
エースがゴールを重ねれば、それはチームの好調に直結する。
それが大きく表れた。
「この男の存在がなければ」というが、優磨がおるからこのシステムを採用しておることも考慮して欲しいところ。
いなければ、FWではなく別のフィニッシャーを置くであろう。
個人的には割を食っておるのは荒木遼太郎と考えておる。
優磨が不在であれば荒木中心のチームになっておるはず。
5月の時点ではそうではなかった。
折り返し後にはそのようになる可能性もある。
今後の鹿島アントラーズに注目である。
Jリーグ5月のベストイレブン「攻守両面で貢献」「圧巻の攻撃力」「別次元のパフォーマンス」を見せた選手たちを独自選考
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優磨もタロウも組み立てからフィニッシュまでこなしますからね。
ただ二人が上手くハマったら手の付けられない破壊力になりそう。
かつての兄弟分、夢生と優磨のように。
ただ二人が上手くハマったら手の付けられない破壊力になりそう。
かつての兄弟分、夢生と優磨のように。
関川の縦パスは例え得点に結びつかなくても、相手からすれば、関川がボールを保持してビルドアップしようとしているだけで、効果的なプレッシャーをかけているはず。
後は、そのパスの精度とタイミング。およそ1試合に1〜2回はインターセプトされ、それが致命的カウンターとなってしまっている。
一発で敵ゴールに直結する速い縦パスを狙っているのでギリギリの微妙なパス狙いだから仕方ないが、鹿島のボランチやMFのミスパスと違い、カウンターを食らうと一気に鹿島GKと1対1にされてしまう危険性の高い縦パス。
これは更なる練習しかないだろう。 あと相方の植田のカバーリングを期待したいが、関川の強い縦パスを相手がワンタッチで引っ掛けてカウンターになると、植田も後追いになってしまう。そこを狙われる可能性もある。
後は、そのパスの精度とタイミング。およそ1試合に1〜2回はインターセプトされ、それが致命的カウンターとなってしまっている。
一発で敵ゴールに直結する速い縦パスを狙っているのでギリギリの微妙なパス狙いだから仕方ないが、鹿島のボランチやMFのミスパスと違い、カウンターを食らうと一気に鹿島GKと1対1にされてしまう危険性の高い縦パス。
これは更なる練習しかないだろう。 あと相方の植田のカバーリングを期待したいが、関川の強い縦パスを相手がワンタッチで引っ掛けてカウンターになると、植田も後追いになってしまう。そこを狙われる可能性もある。
個人選手では、家長、大迫、武藤あたりは、虎視眈々と関川の縦パスを引っ掛けるプランを持っており、今でも狙っているだろう。また事前準備として、パスミスを誘う為の守備的圧力も勢力的に掛けてくるだろう。
対戦チームで言えば広島とマリノスはチーム全体で関川の怖い縦パスを出させない為に、過剰に守備的圧力をかけてくるはず。
結局、それら厳しい圧をいかに逃がす、または、いなして、関川自身が理想とする効果的な速いパスを今後、供給できるかどうか。
ミスが無くなればその稀有な武器を引っさげて、代表CBだって夢じゃない。
海外移籍も可能性あり。
ボランチ、アンカーにコンバートもあり。
武器を持っていて、それが更に磨けそうだからこそ、夢も大きくふくらむ。恵まれている。
対戦チームで言えば広島とマリノスはチーム全体で関川の怖い縦パスを出させない為に、過剰に守備的圧力をかけてくるはず。
結局、それら厳しい圧をいかに逃がす、または、いなして、関川自身が理想とする効果的な速いパスを今後、供給できるかどうか。
ミスが無くなればその稀有な武器を引っさげて、代表CBだって夢じゃない。
海外移籍も可能性あり。
ボランチ、アンカーにコンバートもあり。
武器を持っていて、それが更に磨けそうだからこそ、夢も大きくふくらむ。恵まれている。