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テコンドー仕込みのディフェンス

[オーレ!オレ、オレ、俺]鹿島・DF パク・チュホ(22)

ボールを追う鹿島・パク・チュホ
 ◆J1第11節 鹿島2―1清水(10日・カシマスタジアム) その体には闘気が宿っている。清水戦。パク・チュホは悪質なファウルを受けるたび、相手の選手と胸と胸をつき合わせ、抗議に出る。「何事も負けるのは嫌だから」。そう言ってボールを巡る体のぶつかり合いでも、大柄な選手を押し返す。176センチと決して恵まれた体ではないが、対等に渡り合う。

 子供の頃から、韓国の伝統格闘技であるテコンドーに打ち込んだ。「物心ついたときには、テコンドー教室にいた。父が始めさせたみたい」。左足の前蹴りを得意技とし、ソウル市では名の知れた存在だった。小学生の大会でも好成績を収め、ロンドン五輪代表候補という声も上がったほど、嘱望された。

 「でも、嫌で嫌で仕方なかった。友達はみんなサッカーをやっていたし、楽しそうだなと思っていた」。厳格な父親に隠れて、サッカーボールを蹴る日々。中学進学を機に思い切って、サッカーへの転身を願い出て、承諾されたときには「やっとサッカーができる」と心底、喜んだ。

 昨年、崇実大在学中に「朴智星(京都―マンチェスターU)を目指す」と決意し、J2水戸へ入団。年俸240万円(推定)ながら通用するところを見せ、今季は鹿島初の韓国人選手としてプレーしている。テコンドーは「サッカーに役立つ部分はない」というが「守備には自信ある」という通り、格闘技仕込みの闘争心と、体の強さで主力に定着した。

 インテルのFWイブラヒモビッチもテコンドーから転身して、成功を収めている。「欧州でもプレーできるような選手になりたいな」。滑らかな日本語も、来日前に自主学習で身につけたという努力家。サッカー歴はまだ10年。“第二のイブラヒモビッチ”を目指し、まずは鹿島で奮闘を続ける。

 ◆パク・チュホ 1987年1月16日、韓国ソウル市生まれ。22歳。昨年、崇実大を休学し、J2水戸に入団。ボランチとして結果を残し、今季から鹿島初の韓国人選手として、主力に定着。07年のU―20カナダW杯では、同韓国代表主将として出場。左足の精度の高いボールと対人に強い守備が特長。J1通算8試合0得点。176センチ、71キロ。左利き。

(2009年5月11日06時01分 スポーツ報知)

ACL上海戦でスタメンに抜擢されてからフル出場が続くパク・チュホである。
そして、チュホが定着して以降無敗である。
この事実は曲げられぬ。
全ての点で新井場に優っておるというわけではあるまい。
この好調は、新井場を右に回せる采配が可能になった点が大きいと思われる。
そのパク・チュホは欧州志向が強いとのこと。
永く我等と共にある選手ではないということである。
旅立つ時が来た日には快く送り出したい。
その為にも鹿島の歴史に名を刻み込んで欲しい。
多くのタイトルに貢献して。

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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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