油断をするな
鹿島オリベイラ監督3連覇へ「深イイ話」
リーグ戦首位の鹿島が、オリベイラ監督(58)の「深イイ話」で3連覇へ加速した。22日、茨城県鹿嶋市内での練習前に1時間のミーティングを実施。「07年にウチが起こしたことを知っているだろう。(現状を)保つのも崩すのも自分たちの気持ち次第。スキを見せると(逆転の)可能性を相手に与えてしまう」と、残り5節で勝ち点10差を逆転して優勝した07年を例に挙げ、げきを飛ばした。
18日の清水戦では2−0のリードを守れず、追いつかれた。11日の大宮戦と清水戦で、ミスからピンチを招いた部分をビデオで流し「自分たち次第で黄色信号が赤信号になることがあるんだ」と注意した。
MF青木は「本当に大事なミーティングだった。節目節目で大事なミーティングはあったけど、今回は一番かもしれない。監督はやはりついていきたくなる人だった」。25日のホーム柏戦には、J1史上1位の17戦不敗記録がかかっている。
[2009年7月23日7時15分 紙面から]
首位・鹿島に油断なし…怒りのミーティング
鹿島のオリヴェイラ監督が“怒りのミーティング”でチームの油断を取り除いた。練習前に行った約1時間のミーティングで、指揮官の怒声にも似た激しい声が響き渡った。「07年に起こったことを考えろ。われわれが逆転しただろう。自分たちがよく知っている分、しっかりやっていかないと悪い方向にいってしまう」。07年は残り5試合で首位の浦和に勝ち点10差つけられていた鹿島だったが、逆転優勝。自分たちの経験を踏まえた上で、手綱を締め直した。
現在2位の浦和に勝ち点9差をつけて首位を独走しているが、18日の清水戦では2点リードを追いつかれて引き分け。「黄色信号が赤信号に変わった」指揮官は危機感をあらわにし、その清水戦と11日の大宮戦でボールを失ったシーンなどを編集した反省ビデオを見せた。MF青木は「今までの中でも記憶に残るミーティングだった。一人一人がいろいろ感じることができた」と気持ちを新たにしていた。
[ 2009年07月23日 ]
勝ち点差9は3試合で逆転される計算である。
まだまだ、折り返し点、不安は尽きぬ。
しかも、前節では2点差を詰め寄られての引き分けである。
ここで気を引き締めねばズルズル行く可能性は低くはない。
我等は2007年に奇跡の逆転優勝を成し遂げたように、2005年には悲劇的に優勝を逃しておる。
いつ不調に陥り、得点出来ぬようになるのか、アディショナルタイムに追いつかれる羽目になるのか、不安で仕方が無い。
次節の柏戦は聖地でもあり、引き分けも許されぬ。
勝って、少しでも安心させて欲しい。
その為にも聖地に集い、声を上げようではないか。
我等も気持ちを一新し、勝ち点差を更に広げるべく努力すべきである。
リーグ戦首位の鹿島が、オリベイラ監督(58)の「深イイ話」で3連覇へ加速した。22日、茨城県鹿嶋市内での練習前に1時間のミーティングを実施。「07年にウチが起こしたことを知っているだろう。(現状を)保つのも崩すのも自分たちの気持ち次第。スキを見せると(逆転の)可能性を相手に与えてしまう」と、残り5節で勝ち点10差を逆転して優勝した07年を例に挙げ、げきを飛ばした。
18日の清水戦では2−0のリードを守れず、追いつかれた。11日の大宮戦と清水戦で、ミスからピンチを招いた部分をビデオで流し「自分たち次第で黄色信号が赤信号になることがあるんだ」と注意した。
MF青木は「本当に大事なミーティングだった。節目節目で大事なミーティングはあったけど、今回は一番かもしれない。監督はやはりついていきたくなる人だった」。25日のホーム柏戦には、J1史上1位の17戦不敗記録がかかっている。
[2009年7月23日7時15分 紙面から]
首位・鹿島に油断なし…怒りのミーティング
鹿島のオリヴェイラ監督が“怒りのミーティング”でチームの油断を取り除いた。練習前に行った約1時間のミーティングで、指揮官の怒声にも似た激しい声が響き渡った。「07年に起こったことを考えろ。われわれが逆転しただろう。自分たちがよく知っている分、しっかりやっていかないと悪い方向にいってしまう」。07年は残り5試合で首位の浦和に勝ち点10差つけられていた鹿島だったが、逆転優勝。自分たちの経験を踏まえた上で、手綱を締め直した。
現在2位の浦和に勝ち点9差をつけて首位を独走しているが、18日の清水戦では2点リードを追いつかれて引き分け。「黄色信号が赤信号に変わった」指揮官は危機感をあらわにし、その清水戦と11日の大宮戦でボールを失ったシーンなどを編集した反省ビデオを見せた。MF青木は「今までの中でも記憶に残るミーティングだった。一人一人がいろいろ感じることができた」と気持ちを新たにしていた。
[ 2009年07月23日 ]
勝ち点差9は3試合で逆転される計算である。
まだまだ、折り返し点、不安は尽きぬ。
しかも、前節では2点差を詰め寄られての引き分けである。
ここで気を引き締めねばズルズル行く可能性は低くはない。
我等は2007年に奇跡の逆転優勝を成し遂げたように、2005年には悲劇的に優勝を逃しておる。
いつ不調に陥り、得点出来ぬようになるのか、アディショナルタイムに追いつかれる羽目になるのか、不安で仕方が無い。
次節の柏戦は聖地でもあり、引き分けも許されぬ。
勝って、少しでも安心させて欲しい。
その為にも聖地に集い、声を上げようではないか。
我等も気持ちを一新し、勝ち点差を更に広げるべく努力すべきである。