非公開練習
鹿島、報道陣に「相手を挑発しないで」

髪を振り乱しヘディングする鹿島FW興梠(撮影・小沢裕)
史上初のリーグ3連覇を狙う鹿島は2日、報道陣に対して異例の「挑発自粛要請」を出した。勝てば自力で3連覇となる最終節浦和戦(5日、埼玉ス)に向けて、選手をできるだけ試合に集中させたいというオリベイラ監督(58)の意向をくんだものだ。クラブ関係者を通じて「報道のみなさんには相手を挑発したり、あおったりしないでほしい。相手への敬意を持った報道をお願いしたいと思う」と要請。無駄な騒音を極力避け、選手を試合に集中させることに加え、あおられた相手のやる気が向上することを回避する意味もある。3日の練習が今季6日目の非公開となることも決定。決戦へ向け、日増しに緊張感が高まってきた。
[2009年12月3日9時21分 紙面から]
練習非公開…鹿島、V3へ“ダンマリ作戦”
2009.12.3 05:00
前日から箝口(かんこう)令を指示した鹿島・オリベイラ監督は、3日のカシマスタジアムでの練習を非公開にすることを発表。これで3週連続の厳戒態勢だ。ピリピリムードを象徴するように、左太もも裏の違和感でこの日のチーム合流を見送ったFWマルキーニョスは、「ノーコメント」とだけ。同じく右ひざ半月板負傷で合流しなかった日本代表DF内田も「あすはやるよ」と言葉少なにクラブハウスを後にした。(鹿嶋市)
オリヴェイラ監督、報道陣に挑発質問禁止令…鹿島
鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督(58)が2日、報道陣に川崎と浦和を「挑発する」または「あおる」ような質問の自粛を依頼した。勝てば3連覇が決まる5日の浦和戦(埼玉)へ向け、選手をピッチ内に集中させたい考えから行動に移した。
緊張感はミーティングの回数にも表れる。1週間で1試合の場合、通例で3度のミーティングを行うが、浦和戦へ向けては試合当日も合わせて、連日、5度を予定しているという。相手の分析や、自チームの反省点を洗い出し、全精力を注ぎ込む考え。この日、選手は「何もしゃべれないので」と足早に引き揚げた。集中力を高め、史上初の3連覇を目指す。
(2009年12月3日06時01分 スポーツ報知)
鹿島 3連覇へピリピリモード突入
2009年12月3日 紙面から
リーグ史上初の3連覇に王手をかけている鹿島が2日、ピリピリモードに突入した。すでに前日にオリベイラ監督(58)から「マスコミに注意しろ」と指令が出ていることもあり、選手たちも徐々に浦和戦(5日・埼スタ)へ向け、緊張感を高めつつある。
最終決戦を目前に控え選手たちの口は重く、帰路への足取りは軽くなってきた。DF内田が「監督に怒られるよ」と冗談めかしながら引き揚げれば、FW興梠も「大丈夫です」とだけ話してクラブハウスを後に。創設以来、取材に対してオープンな姿勢を貫いてきたクラブだけに、事の重大さがうかがえる。
オリベイラ監督が過敏になっているのは、報道を通じた扇動。宿敵の浦和と対戦する大一番を前に、余計な遺恨で足並みが乱れるのを懸念していると思われる。かつてジーコは「相手は褒めろ」と挑発をしないよう戒めていたというが、それを上回る警戒ぶりだ。
3日にはG大阪戦に続いて、選手への取材も禁じた非公開練習を行うことも決定。王者は黙って戴冠の時を待つ。 (川村庸介)
「非公開練習」「選手への箝口令」そして「マスコミへの挑発質問遠慮願い」が報じられておる。
確かに、この大事な試合の前に変な煽りを入れられてはたまらぬ。
選手も余計なことは言わず、マスコミも変な記事を報じないで欲しいというのは大切であろう。
他クラブの報道を調べてみると、特に浦和関連は煽りや挑発記事がとても多い。
言い方を変えると「プロレス」ノリである。
我等から見ると、これは少々下品だと思わざるを得ない。
出来ることなれば同じ土俵に引きずり込まれたくないものである。
とはいえ、今週末の対戦相手故、同様の手口で狙ってくるのは必然である。
我等としては、凛として紳士の振るまいが必要であろう。
礼儀正しく決戦に備えたいと思う。

髪を振り乱しヘディングする鹿島FW興梠(撮影・小沢裕)
史上初のリーグ3連覇を狙う鹿島は2日、報道陣に対して異例の「挑発自粛要請」を出した。勝てば自力で3連覇となる最終節浦和戦(5日、埼玉ス)に向けて、選手をできるだけ試合に集中させたいというオリベイラ監督(58)の意向をくんだものだ。クラブ関係者を通じて「報道のみなさんには相手を挑発したり、あおったりしないでほしい。相手への敬意を持った報道をお願いしたいと思う」と要請。無駄な騒音を極力避け、選手を試合に集中させることに加え、あおられた相手のやる気が向上することを回避する意味もある。3日の練習が今季6日目の非公開となることも決定。決戦へ向け、日増しに緊張感が高まってきた。
[2009年12月3日9時21分 紙面から]
練習非公開…鹿島、V3へ“ダンマリ作戦”
2009.12.3 05:00
前日から箝口(かんこう)令を指示した鹿島・オリベイラ監督は、3日のカシマスタジアムでの練習を非公開にすることを発表。これで3週連続の厳戒態勢だ。ピリピリムードを象徴するように、左太もも裏の違和感でこの日のチーム合流を見送ったFWマルキーニョスは、「ノーコメント」とだけ。同じく右ひざ半月板負傷で合流しなかった日本代表DF内田も「あすはやるよ」と言葉少なにクラブハウスを後にした。(鹿嶋市)
オリヴェイラ監督、報道陣に挑発質問禁止令…鹿島
鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督(58)が2日、報道陣に川崎と浦和を「挑発する」または「あおる」ような質問の自粛を依頼した。勝てば3連覇が決まる5日の浦和戦(埼玉)へ向け、選手をピッチ内に集中させたい考えから行動に移した。
緊張感はミーティングの回数にも表れる。1週間で1試合の場合、通例で3度のミーティングを行うが、浦和戦へ向けては試合当日も合わせて、連日、5度を予定しているという。相手の分析や、自チームの反省点を洗い出し、全精力を注ぎ込む考え。この日、選手は「何もしゃべれないので」と足早に引き揚げた。集中力を高め、史上初の3連覇を目指す。
(2009年12月3日06時01分 スポーツ報知)
鹿島 3連覇へピリピリモード突入
2009年12月3日 紙面から
リーグ史上初の3連覇に王手をかけている鹿島が2日、ピリピリモードに突入した。すでに前日にオリベイラ監督(58)から「マスコミに注意しろ」と指令が出ていることもあり、選手たちも徐々に浦和戦(5日・埼スタ)へ向け、緊張感を高めつつある。
最終決戦を目前に控え選手たちの口は重く、帰路への足取りは軽くなってきた。DF内田が「監督に怒られるよ」と冗談めかしながら引き揚げれば、FW興梠も「大丈夫です」とだけ話してクラブハウスを後に。創設以来、取材に対してオープンな姿勢を貫いてきたクラブだけに、事の重大さがうかがえる。
オリベイラ監督が過敏になっているのは、報道を通じた扇動。宿敵の浦和と対戦する大一番を前に、余計な遺恨で足並みが乱れるのを懸念していると思われる。かつてジーコは「相手は褒めろ」と挑発をしないよう戒めていたというが、それを上回る警戒ぶりだ。
3日にはG大阪戦に続いて、選手への取材も禁じた非公開練習を行うことも決定。王者は黙って戴冠の時を待つ。 (川村庸介)
「非公開練習」「選手への箝口令」そして「マスコミへの挑発質問遠慮願い」が報じられておる。
確かに、この大事な試合の前に変な煽りを入れられてはたまらぬ。
選手も余計なことは言わず、マスコミも変な記事を報じないで欲しいというのは大切であろう。
他クラブの報道を調べてみると、特に浦和関連は煽りや挑発記事がとても多い。
言い方を変えると「プロレス」ノリである。
我等から見ると、これは少々下品だと思わざるを得ない。
出来ることなれば同じ土俵に引きずり込まれたくないものである。
とはいえ、今週末の対戦相手故、同様の手口で狙ってくるのは必然である。
我等としては、凛として紳士の振るまいが必要であろう。
礼儀正しく決戦に備えたいと思う。