ブラジル敗戦の余波。
スポニチ
ブラジル次期監督候補に現鹿島監督
ブラジル代表次期監督候補に鹿島のパウロ・アウトゥオリ監督(49)が挙がっていると2日付のエスタード・デ・サンパウロ紙が報じた。
パレイラ監督は自らの去就について「それは帰国してからになるだろう。今は終わったばかりで何も言えない」としたが、連覇を逃し退任は決定的。地元各紙も「パレイラ時代の終えん」などの見出しを掲げて、采配を痛烈に批判していた。
ブラジル協会は10年南アフリカ大会に向けて若手指導者起用を検討しており、サンパウロを率いて昨年12月の世界クラブ選手権(現クラブW杯)を制したアウトゥオリ監督の手腕を高く評価している。ただ、鹿島側に放出の意思はない。
同紙はアウトゥオリ監督以外にレアル・マドリード元監督で現在サントスを指揮しているルシェンブルゴ氏、02年日韓大会優勝監督で現ポルトガル監督のフェリペ氏を候補に挙げている。
[ 2006年07月03日付 紙面記事 ]
とんだ余波である。
パレイラ監督としても無念であろう。
彼は攻撃的なタレントに隠れながらも堅固な守備を作っていたし、失点も日本代表に崩された以外はジダン→アンリのセットプレイ1点のみである。
どちらかというと、攻撃陣が不甲斐なかったとしか言いようがない。
彼はロナウジーニョともロナウドともカカーとも心中できずに、彼等の責任を取ることになってしまった。
大会前の評判通りならロナウジーニョと心中すべきだし、ロナウジーニョ以外の選手には守備を強いる必要があったと思う。
だが、パレイラ監督の選択は守備は中央の4人に任せるというモノだった。
実際、それで2点に抑えたのだから、賞賛されるべきであろう。
しかし、結果は敗戦。
ロナウジーニョのFKが全て。
観る者にはそう思えた。
働き者のフランス22番のリベリーが好選手に見えてしまう、それはブラジルが我等に訴える演出なのであろうか。
そのおかげで、余波が来ている。
アウトゥオリ監督とは1年契約であり、今季の天皇杯以降の契約は11月頃に見直されるのであろう。
彼は世界的に成功を収めた人物である。
セレソンの監督に抜擢されたら引き留めることは不可能であろう。
むしろ、我等は誇りに思うべきなのである。
噂であたふたするほど我等の心は幼くない。
しっかと勝利へ向け準備を怠らなければ、監督であろうと、コーチであろうと、選手であろうと、何が起こっても問題はない。
一つ一つ勝っていくだけである。
ブラジル次期監督候補に現鹿島監督
ブラジル代表次期監督候補に鹿島のパウロ・アウトゥオリ監督(49)が挙がっていると2日付のエスタード・デ・サンパウロ紙が報じた。
パレイラ監督は自らの去就について「それは帰国してからになるだろう。今は終わったばかりで何も言えない」としたが、連覇を逃し退任は決定的。地元各紙も「パレイラ時代の終えん」などの見出しを掲げて、采配を痛烈に批判していた。
ブラジル協会は10年南アフリカ大会に向けて若手指導者起用を検討しており、サンパウロを率いて昨年12月の世界クラブ選手権(現クラブW杯)を制したアウトゥオリ監督の手腕を高く評価している。ただ、鹿島側に放出の意思はない。
同紙はアウトゥオリ監督以外にレアル・マドリード元監督で現在サントスを指揮しているルシェンブルゴ氏、02年日韓大会優勝監督で現ポルトガル監督のフェリペ氏を候補に挙げている。
[ 2006年07月03日付 紙面記事 ]
とんだ余波である。
パレイラ監督としても無念であろう。
彼は攻撃的なタレントに隠れながらも堅固な守備を作っていたし、失点も日本代表に崩された以外はジダン→アンリのセットプレイ1点のみである。
どちらかというと、攻撃陣が不甲斐なかったとしか言いようがない。
彼はロナウジーニョともロナウドともカカーとも心中できずに、彼等の責任を取ることになってしまった。
大会前の評判通りならロナウジーニョと心中すべきだし、ロナウジーニョ以外の選手には守備を強いる必要があったと思う。
だが、パレイラ監督の選択は守備は中央の4人に任せるというモノだった。
実際、それで2点に抑えたのだから、賞賛されるべきであろう。
しかし、結果は敗戦。
ロナウジーニョのFKが全て。
観る者にはそう思えた。
働き者のフランス22番のリベリーが好選手に見えてしまう、それはブラジルが我等に訴える演出なのであろうか。
そのおかげで、余波が来ている。
アウトゥオリ監督とは1年契約であり、今季の天皇杯以降の契約は11月頃に見直されるのであろう。
彼は世界的に成功を収めた人物である。
セレソンの監督に抜擢されたら引き留めることは不可能であろう。
むしろ、我等は誇りに思うべきなのである。
噂であたふたするほど我等の心は幼くない。
しっかと勝利へ向け準備を怠らなければ、監督であろうと、コーチであろうと、選手であろうと、何が起こっても問題はない。
一つ一つ勝っていくだけである。