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不正の犠牲にたった過去

ユベントスが2部降格、優勝もはく奪

 イタリア・サッカー協会の規律委員会は14日、同国1部リーグ(セリエA)での不正疑惑に関し、4クラブに対する処分を発表、昨季リーグで2連覇を果たしたユベントスを2部(セリエB)に降格し、2004−05年と昨季の2度の優勝をはく奪する処分を決めた。ラツィオ、フィオレンティナも2部へ降格される。ACミランは降格を免れたが、欧州チャンピオンズリーグへの出場権を失った。4チームは勝ち点を減点された状態から来季をスタートする。

 同協会の調査スタッフが請求した求刑に当たる処分内容は、ユベントスが3部(セリエC1)降格と2度の優勝はく奪、他の3クラブは2部降格だったが、一部で軽減された決定となった。各クラブは処分に不服の場合、一定期間内にサッカー協会裁判所に上訴できる。

[2006年7月15日9時47分]



イタリアのセリエA不正問題は、疑惑ではなく事実であったとの判決。

カルチョの国では、優位なクラブへの配慮があったことが暴かれ、制裁が加えられた。

ここは我が国も不正と偏りを無くすべく動きを行うべきでは無かろうか?

93年当時の人気クラブへの偏ったレフェリング、サッカーの質とは無関係なMVP・新人王選出、サッカー協会会長の「関西のクラブに優勝を」発言後のガンバ大阪優勝とセレッソ大阪不敗、など…

数え上げたらきりがない。

今季、監督を取り上げたJEFユナイテッド市原千葉が優勝をしたとしたら、それがもしナビスコ杯だったとしても、色が付けられたと考えざるを得ない。

既にナビスコ杯準決勝第二戦の日程が10/4→9/20と変更された。

理由は代表戦があるためとのこと。

代表戦が組まれていたのはもっと以前からであったし、そもそもナビスコ杯は決勝戦以外代表不在で行ってきた伝統がある。

代表が抜けたチーム事情から若手が台頭する大会なのである。

であるからニューヒーロー賞というものも設定されているわけである。

それを今後代表を多く輩出するであろう「特定」クラブのために日程を動かしてしまう。

イタリアよりも酷い不正である。

スポーツの前提である健全さを欠く行為。

許すべきではない。

少なくとも、93年年間チャンピオン、93年度天皇杯、99年ナビスコ杯、05年年間チャンピオンは剥奪であろう。

素晴らしいサッカー界を築くために。

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