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U-21日本代表 中国戦

スポニチ
北京へ2発!反町ジャパン快勝発進
 08年北京五輪を目指す反町ジャパンが白星発進した。U―21日本代表は7日、中国の秦皇島五輪スタジアムでU―21中国代表と親善試合を行い、2―0で勝った。後半7分にMF本田圭佑(20=名古屋)が先制弾を決めると、17分にはMF増田誓志(21=鹿島)が追加点。相手の運動量の落ちた後半に主導権を握り、オシムジャパンが目指す「走り勝つサッカー」をひと足先に実践した。チームは8日に帰国する。
 強烈なブーイングを浴びながら反町監督はベンチにいたスタッフ、選手と歓喜の握手を繰り返した。完全アウエーとなった初陣での初白星に「そりゃ負けるより勝つ方がうれしいよ。前半は相手がペースを上げてくるのが分かっていた。押し込まれたけど最後でよく踏ん張ってくれたね。勝負だと思っていた後半に走り勝つことができた」と声をうわずらせた。
 前半は敵地の雰囲気と相手の勢いに押されシュートなし。嫌な流れを断ち切ったのは本田圭だった。後半7分、梶山のスルーパスで抜け出した枝村の右サイドからのクロスを、ヘディングで合わせ豪快にネットを揺らした。反町ジャパンの記念すべき1号ゴール。頭での得点はプロ初。「いいボールが来た。1号ゴールは意識していたのでうれしい」。無回転FKを蹴ることができる技巧派レフティーが泥臭い一撃でチームに勢いを引き寄せた。10分後には増田が追加点。相手の運動量が落ちた後半立ち上がりの2得点で試合を決めた。
 チーム初練習からわずか7日目。反町監督は「立ち上げて1週間で必要なことだけをやって、成果が出たことはうれしい」と振り返った。国内合宿(7月31日〜8月3日)でメンバー4人を振り落とすなど、まずはチーム内の競争意識を高めることに着手。フルコートを使った5人対5人のゲームを行うなど、運動量が要求される過酷な練習メニューを課し、選手に走る意識を植えつけた。
 後半のシュートは9本。前半耐えて後半主導権を握る、狙い通りの展開だった。A代表のオシム監督が3日のJ2湘南戦を視察。反町監督はA代表のコーチを兼任するなど「縦」の連携も確立されている。オシム監督は「考えて走るサッカー」を掲げているが、ヤングジャパンも同じ方向性で強化を進めていることを証明する試合でもあった。
 五輪を目指すチームの最初の国際試合での白星は00年シドニー五輪で指揮したトルシエ氏以来となった。反町監督は「このチームの目標は2つある。1つは五輪の本大会に出場すること、もう1つはA代表につながる選手を発掘すること」と明確な方針を打ち出している。8日で北京五輪開幕まで、ちょうど2年。オシムジャパンとの一貫性が見えた白星は1勝以上の価値があった。
 ≪増田 個人技で追加点≫勝負を決めたのは増田の一撃だった。後半17分に右サイドでボールを受けると、鋭い切り返しでDFをかわして左足で決めた。所属する鹿島では今季はボランチを務めているが、この日は昨季まで慣れ親しんだ1・5列目でプレー。「1対1で仕掛けることを心掛けた。守備面ではボランチを経験したことが生きていると思う」と満足そうに話した。1次リーグで敗退したW杯ドイツ大会では、1対1で勝負できない選手が目立っただけに、個人技で挙げたゴールは際立った。
[ 2006年08月08日付 紙面記事 ]

スポーツナビ
「チャンレジしながらできた」増田誓志=U−21サッカー日本代表
 2008年の北京オリンピックを目指すU−21サッカー日本代表は7日、中国の秦皇島オリンピックスタジアムでU−21中国代表と親善試合を行い、2−0の勝利を収めた。日本は押され気味の前半を無失点で切り抜けると、後半に本田圭、増田が得点を挙げ、反町監督新体制の初陣を飾った。
以下は試合後の増田誓志(鹿島)のコメント。
「スタメンは昨日の全体でのミーティングで言われていた。(2シャドーについては)コケ(苔口)とカジ(梶山)の動きを見ながらやった。監督からは、攻撃では裏に抜けていくことにチャレンジしようと言われていたし、裏を取ることもできた。
 前半の最初の20分間は、主導権が中国にあった。流れをつかみ切れなかったが、(後半は)修正できた。小さくつないで取られていたから、裏を突こうということを言った。
(鹿島ではボランチだが)前目でやれるのは久々で、新鮮さがあった。新しかったので、チャンレジしながらできた。前にいると守備の大事さが分からないから、(鹿島で)ボランチをやって、前からの守備をやることをまず大前提としてプレーした」

[ スポーツナビ 2006年8月7日 22:49 ]

久しぶりの五輪代表候補排出。
増田誓志、21歳である。
179?75?は昨季より一回り大きくなっている。
鹿島においては今季よりボランチ起用となり、出場機会を増やしている。
昨季は、深井と共にサイドアタッカーとしてゴール前に顔を出す役目を担っていた。
幻となったジュビロ磐田戦でのヘディングは彼の真骨頂であった。
(誤審で無効とされた)
元来のポジションは攻撃的MFで、日本代表選手不在時には攻撃の要となっていた。
大熊U-19時代にはCBを任されたこともある。
そして、今回はFW登録。
最前線での仕事人である。
その責務を十分に果たす働きであったことは言うまでもない。
前半唯一のシュートは増田誓志であるし、後半の初シュートも彼。
そして、先制点もゴール前中央からニアに走った増田誓志の後方スペース、つまりファーに詰めた選手のヘディングである。
クロスを上げさせる前のボールを持っていない状態での動きも得点シーンへ繋がった。
言うなれば先制点は増田誓志のモノである。
そして、スペースへ飛び出し冷静に切り返した2点目は、個人技。
能力の高さを伺える得点シーンである。
確かに鹿島アントラーズにおいては出場機会が少々物足りないことは事実である。
そこでも汗かき屋・黒子に徹することが出来る素晴らしい選手であることは枚挙に暇がない。
増田誓志は小笠原満男のファンであることを公言しており、彼の黒子であることを暇無い。
近い将来、主役と黒子の位置が逆転する日もあるであろう。
この試合で背番号8を背負っての得点はその前哨であると予感してならないのである。

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狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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