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ペルシプラ・ジャヤプラ戦プレビュー

【AFCチャンピオンズリーグ2010 ペルシプラ vs 鹿島】プレビュー:気温30度を超えるインドネシア。試合時間にはスコールも予想されるが鹿島はベストメンバーで勝点3を狙いに行く。(10.03.29)
試合前日の公式会見が終わり、ホテルに戻る道すがら突然雨が降り出した。一気に土砂降りへと変わりタクシーのフロントガラスから前方を確認するのが難しいほどの激しさ。明日の試合時間とほぼ同じだっただけに、そうした突然の雨も十分にあり得る。対戦相手のペルシプラ・ジャヤプラとの力量差は確実に存在するが、そればかりを考えるのではなく、むしろ何も考えずにすべてを受け入れる覚悟さえ必要なようだ。とにかく簡単な試合ではないだろう。

ただ、選手たちの表情は非常に明るいものだった。いつも通り2人1組のパス交換からスタートした練習は、左右両サイドからのセンタリングのシュート、そして2タッチ限定のミニゲームに至るまで、常に声が絶えることなく、移動時間の疲れなどは感じさせなかった。キャプテンの小笠原満男は 「いい加減、この日程にもみんな慣れたでしょ」と、暑さに動じることなく、普段通りの姿を見せていた。また、野沢拓也や青木剛など、「暑さは思ったより大丈夫だった」「僕の中では思ったより暑くないと思っています」という頼もしいコメントを遺す選手たちもいた。2年前にベトナムとタイ、昨年はシンガポールと東南アジアならではの湿度と暑さは十分に経験してきた。「驚くほどの暑さではないけどね」と新井場徹も同調。とはいえ、「でも、暑い(笑)」と、こぼしていたのもまた事実だが。

また、鹿島はFWのマルキーニョスに親族の不幸があった関係で、急遽遠征メンバーから外れることとなった。代わりに出場するのは大迫勇也だろう。興梠慎三とともに、エースがいない穴を埋めることに期待がかかる。その興梠は、先日の山形戦でゴールこそなかったものの果敢にゴールへ向かう場面が増えてきた。本人も「最後のところだけで調子は良い。マルキがいない分はオレが頑張ります」と、遠征に来られなかった18番の代わりを務める決意を口にした。

この試合、鹿島が勝った場合、他会場の結果次第という条件付きながらも予選リーグ突破が確定する可能性もある。そうした意味合いでも非常な試合となった。しかし、選手たちの目標は予選リーグ突破にはない。青木は、まずは予選リーグ1位を確保することが第一の目標であるという。
「まずは、最低限、1位でベスト16を戦うことを大きな目標。明日ですべてが決まるわけじゃないし、そのために勝点3をとるのが大事」

ここ2年、予選リーグは首位通過しながらもそのあとの決勝リーグやラウンド16に阻まれてきた鹿島。悲願のACL制覇のため、まずは予選1位を確保し、有利な条件でラウンド16に臨みたい。格下の相手と侮ることなく、現時点のベストメンバーで勝点3を取りに行く。


以上
2010.03.29 Reported by 田中滋


敵は日程と暑さにあり。
しかしながら、アジアチャレンジも三年連続となり手慣れたものである。
日程にも暑さにも順応しておる模様。
特に大きな問題とはならぬであろう。
そして、不幸のあったマルキーニョスの代役となる大迫にも不安はない。
ホームでのペルシプラ・ジャヤプラ戦でもPK奪取にゴールと結果を残しておる。
相棒となる興梠もゴールこそしておらぬが動き出しやチャンスメイクは天下一品であり、問題は無かろう。
よよや小谷野の出場にも期待が掛かる。
注目の一戦である。

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我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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