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興梠の決意

再出発・決意の後半戦へ FW 興梠慎三
2010/06/23 (水) 本紙朝刊 スポーツ A版 5頁

■チーム浮沈の鍵 「4年後、本当の勝負」
「鹿島から誰が選ばれるかな? 2人は入ると思う」。5月10日、南アフリカ・ワールドカップの日本代表メンバー発表当日。興梠慎三は報道陣と雑談していた。当落線上だった自分自身には「おれは入らない」。残念ながら、予想は的中した。
天命を待つ程に人事を尽くせなかった。代表戦はいまだ無得点。メンバー発表前、最後のセルビア戦でも先発しながら、前半だけで退いた。FWの切り札として期待値も大きかったが、強いインパクトがなかった。「結果を残せなかったので、しょうがない。外れたから特別ショックということもなかった」
今季、鹿島での責任は、例年以上に大きい。絶対的な存在の相棒、マルキーニョスは34歳。少しずつ得点力に陰りも見え始め、興梠の成長は浮沈の鍵を握っている。ここまでリーグ戦11試合4得点は、「全然物足りない」。連係の中で能力を発揮するが、局面ではより個人での状況打開が求められる段階にきている。「チームの調子が悪くて点が取れなかったら意味がない。波の少ないFW、安定して点が取れるFWになりたい」。志とどう向き合うか、飛躍へのテーマとなる。
アジアタイトルを逃し、国内3冠へ進む後半戦。夏場に向け、地道な筋力トレーニングも始めた。練習後の腹筋を30回5セット。「ロナルド(ポルトガル)は腹筋を3千回やってるらしいから」。冗談半分で言いつつ、すぐ真剣な表情に切り替わった。「W杯の選考対象になったのは、サッカー選手としてプラスになる。今年は残る大会で全力を尽くしたい。4年後は28歳。一番いい年齢。その時が本当の勝負」

W杯ムード一色の中、後半戦へ向け再出発をはかる鹿島。後半戦へ決意を込める4選手を紹介する。



【写真説明】
W杯メンバー落選から気持ちを新たにする興梠=福島・Jヴィレッジ


W杯メンバー落選を糧に成長する興梠である。
興梠にとって南アフリカは過去である。
2014ブラジルW杯へ向けて走り出すのだ。
まずは国内三冠を目指せ。
我等も心から応援しようではないか。
楽しみにしておる。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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