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大迫、ニューヒーロー賞候補

【ヤマザキナビスコカップ・準々決勝迫る! 注目のニューヒーロー賞候補たち】FW4人体制は期待の証。さらなる成長を見せ始めた大迫勇也が牙をむく:大迫勇也(鹿島)(10.08.23)
■大迫勇也(鹿島) 1990年5月18日生まれ・20歳
鹿島アントラーズの選手のうち、FWとして登録されているのはわずかに4人。そのうちのひとりであるエースのマルキーニョスが、8月7日の清水戦で負傷。右大腿二頭筋肉離れの全治3週間でチームを離れることとなった。残されたFWはたったの3人。鹿島は2トップを採用しているため、ベンチに置いておけるFWは1人きりになった。
他のチームであれば非常事態と言えるだろう。ただ、FW4人体制は08年にも採用されている。つまり、鹿島では、わざと選手の層を薄くし、将来性の高い選手に自覚と成長を促す手法をとることがある。08年では、興梠慎三だった。シーズン終盤に確固たる地位を確立し大きく羽ばたいていったのである。

今季のFW4人体制も、ある選手への試練と言えるだろう。昨季、センセーショナルなデビューを飾った大迫勇也だ。2年目の今季から背番号も9に代わり、クラブの期待の大きさがうかがわれた。しかし、前半戦は興梠、マルキーニョスの存在が大きな壁となり試合出場数も少なくなっていた。
だが、試合出場もままならない間、大迫が歩(あゆみ)を止めていたのかと言えばそんなことはない。第13節の川崎F戦から結膜炎を煩った興梠に代わり先発出場をすると、いままでに無いプレーを見せた。前線から献身的な守備を行い、昨年とは違うプレーを見せたのである。
「それをやらないと試合に出られませんからね」
さも当然という表情で、大迫は自身の変化を口にした。

まわりの選手たちも大迫の成長をひしひしと感じている。中盤の核として活躍する中田浩二は次のように話す。
「サコはよくなったよね。マルキとも慎三(興梠)とも違うタイプだし、ポストはたぶん一番うまいと思う。ボールを当てても簡単に取られないし、サコに当ててから展開するという形が出来てきた」
ただ、ストライカーとしては、きっと物足りないであろう。「あとは得点だけだよね」(中田)というように、今季リーグ戦ではいまだに2得点。だからこそ、リーグ戦とは違うヤマザキナビスコカップという舞台は大きな意味を持ってくるのだ。ここ最近、鹿島の練習では、オリヴェイラ監督が大迫と1対1で話をする光景がよく見られるようになった。身振り、手振りを加え、体の使い方の指導など、かなり具体的な内容から、選手としての心構えまで、オリヴェイラ流の英才教育が施されている。

これまでヤマザキナビスコカップを3度獲得してきた鹿島は、MVPを3人の選手が獲得しただけでなく、ニューヒーロー賞も2000年に鈴木隆行、2001年に曽ヶ端準が受賞している。マルキーニョス不在で迎える可能性もあるこの大会を制するには、こうした若い世代の活躍が不可欠であろう。左右両足を同じように使え、鋭くコンパクトな振りから強烈なシュートを放つ大迫。その両足からゴールが量産されるようになったとき、また1つタイトルに手が届いているはずだ。


以上

ナビスコ杯のニューヒーロー賞候補に挙げられる大迫である。
記事にあるように、昨季とはプレイの質が異なっておる。
ポストプレイが巧くなり、チームプレイに徹しておるように感じて取れる。
昨季までの初々しさとゴールさえ決めればよいというプレイではない。
まさに「新化」しておると言えよう。
将来の軸としての成長を喜ぶ者も多かろう。
とはいえ、ゴールの数は物足りぬ事は事実である。
どん欲にシュートを狙う姿は見て取れるのではあるが、今季はツキがないように思える。
一つ歯車がかみ合えば、得点を量産する資質を持っておるだけに、我等としては歯痒い。
ナビスコ杯でゴールを決め、量産体制に入って欲しい。
そして、鈴木隆行も獲得したニューヒーロー賞を受賞するのだ。
大迫と共に歓喜の声を上げたい。
楽しみにしておる。

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鹿島愛。
狂おしいほどの愛。
深い愛。
我が鹿島アントラーズが正義の名のもとに勝利を重ねますように。

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